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お遍路さん(その36) 79高照院~82根香寺

79高照院~82根香寺

歩き遍路讃岐の国 結願への道程 5日目 79高照院~82根香寺


4月30日(水)
相変わらず0400頃眼が覚めてしまう。
素泊まりは朝食の時間に拘らずに出発できます。
この頃は日の出が5時頃なので、早出が出来る。

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0500ビジネスホテルうたづ発
坂出の商店街は朝早いのでシャッター街になっている。あたりまえか。
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アートなシャッターが続く。
そのせいで飽きないよ。これは町興しになるか?

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八十場の清水が見えてきた。
本来ここにはところてん屋さんがあり、人気なのだそうですが
朝早すぎた・・・。清水を一口頂く。冷たくて美味しい。
崇徳上皇の遺骸をこの水に浸しておいたら、痛まなかったらしい。
防腐作用があるのだろうか。
それに、毒消しの伝説もある。
これも調べてみたい。

0636
79番札所 高照院着
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ここは保元の乱で破れて讃岐に配流され、43で崩御された崇徳上皇を
安置したことから、寺号を天皇寺と言うそうです。
大河ドラマの「平清盛」を一生懸命観ていたので
悲運の崇徳上皇には思い入れが深い。
高照院か天皇寺、どっちだ?
どっちでもええですやん。
地元の人たちは「てんのうさん」と呼び、親しんでいる。
同じ敷地にある白峯宮とは塀で仕切られているのみです。

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誰もいないかなと思ったら、歩きオヤジ遍路1人、車遍路の老夫婦がいました。
さるガイドブックには、上皇の怨念がこもり、暗い雰囲気の寺と言うが
わしにはそういった雰囲気には感じないよ。
ただ、本堂と大師堂がこじんまりと、むしろ狭く感じました。

次の札所に向かう途中に、「うどんの山下」がある。
ここは超・有名な手打ちうどんの店で、マスコミにもよく紹介されています。
しかし、朝8時ですよ。まだ開いていないでしょう。
と、思ったら次々と車が入ってきて家族連れが店に吸い込まれていく。
ふ~~~~ん。もうやっているのか。朝うどんやね。
でも、まだお腹はすいていない。
心を残しつつ、歩く。
少し後悔

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80番札所 国分寺着
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もう80番かあああ、あと残り8ヶ寺だなあ。なんか寂しい気持ちもする。
国分寺は広い境内で、最盛期には沢山の堂宇が立ち並んでいたんでしょうね。

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礎石が沢山並んでいるのが往時を偲ばせてくれます。

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さてここから五色台に登る。
この上に白峯寺と根香寺がある。
400mくらいのそんなに高くない山なんですが、
この山だけデンとあるので高く感じる。
ふもとから見上げるとため息が出ます。

登る前にふもとの墓地の石に座ってお握りを食べておく。
新緑の緑が眼を楽しませてくれるのですが
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なにしろ階段が急で・・・・いきなり高度をかせぐ。
その分息も切れる。汗もドウドウ出る。
どうも今朝は湿気があるようで、蒸し暑くなってくるよ。
汗が乾燥しないのでベタついて気持ち悪い。
何だかリュックの負い紐が臭ってきました。汗のせいか?
宿に着いたら外して洗おう!

艱難辛苦の上、一本松の尾根に着く。
ここから白峯寺までは陸上自衛隊の演習場の中を通っていく。
遍路道は鉄条網で遮られず、そのまま保存されている。
善通寺師団の業務隊長、ありがとうございます。

敬礼! 直れ!

車道からやがて山道へ。すべりそうな地面に気をつけつつ
緩やかな降り路を進むと、
曼尼輪塔と下乗の石碑がある。
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この先に崇徳天皇陵墓があるのでここで下乗なのかしらん?
それとも別の理由があるのかな?

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82番札所 白峯寺着
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境内の奥には崇徳上皇を祀った頓証寺殿がある。
ここは、宮内庁の管轄なんでしょうね。
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こことは関係ないけども、一休さん(宗純王)のお墓のある場所も
宮内庁管轄です。菊の御紋章が扉にありました。 

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さてここから稜線を戻って反対側にある根香寺に山道を辿って行く。
ときどきこんな石碑が建っている。
陸軍の昔からここは演習地だったんですね。
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車道に出たところに茶店がありました。
「うどん」の看板に引かれ、店に入る。
迷わずうどんを頼んだが・・・ちょっとがっかりでした。
でもおでんは美味しかったよ。
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山道を行くと、ジャージの中学生達に出会った。
中1の郊外研修だそうです。
近くの宿泊施設に泊まり、このあたりの史跡を班単位で
ウオークラリーしながら勉強して廻るそうです。
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すれ違った子供たちから
「こんにちは!」「がんばってください!」
と声をかけられたり
「何番まで廻っているんですか?」
と聞かれたりもして、彼らの元気を分けてもらいました。

1422
82番札所 根香寺着
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仁王門をくぐり、急な階段を上がって本堂へ。
山門近くに牛鬼の像があったらしいんですが、見落としてしまいました。

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この欅は樹齢1600年だそうです。
圧倒されるような気を放っている。
白猴欅(はくこうけやき)と呼ばれているそうです。

本堂のご本尊に至る回廊には千躰観音があり、
深閑とした雰囲気です。

いったん車道まで引き返し、あとは鬼無(きなし)まで道をくねくね
曲がりながら降りていく。
はるか向こうに屋島を望む。
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1600
本日のお宿「百百(もも)屋」着
ここは焼肉屋さんをやっているので夕食に焼肉がついたよ。
お遍路に出てから民宿では初めての肉食です。
別に願をかけているわけではないので、美味しくいただきました。
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本日の同宿は、78歳のお母さんと息子の車遍路です。
4年越しで、こんかい結願です。
わしも家内の母親(78歳)を連れて車遍路始めたので
その話題で盛り上がりました。






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No title

歩きも早いですが、編集・投稿も早い!

「八十場のところてん」は開店前、
「山下うどん」は腹時計と合わず、残念でしたね(笑)。

No title

いやいや、歩きは1時間に3kmのカメペースですがな。
どんどん追い越されていきます。
記事の下書きは民宿で思い出しながら書いていました。

山下うどん屋さん、今思い返せば残念でした。
次こそは!?
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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