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お遍路さん(その34) 70番本山寺~75番善通寺

70番本山寺~75番善通寺

歩き遍路讃岐の国 結願への道程 3日目 70番本山寺~75番善通寺


4月28日(月)
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今朝の朝食は、めずらしい納豆目玉焼きです。
これ意外においしい。今度やってみよう。
今日は30km歩く予定なんで、早めに出発するようにしました。

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旅館発
写真を撮るのを忘れた!遠景で許してください。
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ラジオを聴きながら材田川沿いに堤防の道をどんどん進んでいくと、
やがて五重塔が見えてきた。
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70番札所 本山寺着
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札所の中、五重塔があるのは、竹林寺、善通寺、志度寺とここの4箇所だけだそうです。
他に比べる大きな建物がないのでひときわ大きく見えます。

ここから次の札所まで12km歩く。
すっかりラジオを聴きながら歩くパターンが定着してしまった。
普段聞かないのでわからなかったんですが、
NHKラジオ、なかなか面白いじゃん。
山田まりあの「午後のまりあ~じゅ」が面白いな。

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謎の自販機がある。
「?」を押してみる。何が出るかな?
はちみつゆずジュースが出てきましたがな。

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塀の隙間から犬が顔と手を出して道行く人を見つめている。'
「おはよう。何してるの?」
「・・・」
吠えないよ。
道向かいにも犬がいて、散歩中の犬に激しく吠え始めた。
すると先の塀犬は、道向かいの犬に向かって
「ク~ン」と鳴きはじめました。きっと好きなんでしょうね。
この恋はかなうのか?

道沿いの景色に癒されつつ、

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71番札所 弥谷寺着
ここは階段のキツい所だそうです。
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まず階段の前にある「俳句茶屋」を訪ねる。
ここはブログ仲間の「門前の小僧」さんに教えてもらった、
俳句を詠める茶屋だそうです。
前日雲辺寺の降りの際に、山つつじをお題にと句をひねっていました。
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おそまつっ!

草餅がおいしかったです。

腹ごしらえも出来たことだし、さて階段を上がるとしますかね。
この階段は心が折れるくらい急ですねえええええ。
ある意味遍路ころがしかも?
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煩悩の108段を登り終えて終点かと思いきや、
ここは大師堂でした。
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本堂は更に上、
なんか階段の勾配が更に急になったんと違いますかい??

汗で傘の紐もぐっしょり濡れてきますがな。

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最後の階段の途中で磨崖仏が見えてきました。おお、あれが有名な阿弥陀三尊磨崖仏か!
思ったより小さいなあ。
長年の風雪により、輪郭のみをとどめているが、
かえってその方が厳かな雰囲気がある。
ほかにも磨崖仏があるそうなんですが、よくわからないよ。
息を整えてからお勤めをします。

階段を下って大師堂に降りる。
納経所も同じ場所にあり、ここは靴を脱いで入る。
お大師様の前には茣蓙がひいてあり、
(さあ、正座してお勤めをしなさい!)の雰囲気満々です。
正座しようと頑張ったんですが、膝が痛くて痛くて正座でけへん。
すいません、隅で立ったままさせていただきました。

膝をいたわりつつ急な階段を降りて茶店まで降りてくると、
若い野宿遍路男性が年配車遍路と話していた。
漏れ聞こえてくる話では、教育学部の大学生のようです。

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次の曼茶羅寺までは山道を通る。
急勾配の降り道を杖を頼りに降りていると、先程の大学生が追い付いてきた。
彼の足に合わせようと、ついわしの定も速くなってくる。
山道も終わり、平地で道幅も広くなってきた時、並んで歩いた。
お互いに挨拶を交わし、少し喋った。
やはり先生を志望しているそうです。
彼からは、「鯖街道キャンプウオーク」の
リーダー大学生たちと同じ匂いがする、
わし、こういった前向きな若者が大好きなんです。
野宿で廻っているため、ゆうべは瞼を虫に刺されたといっていました。
なるほど、少し腫れていました。
元気な彼には先に行ってもらうことにしました。
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今日の天気は午後から雨の予報で、
いつ降ってくるか心配なんですが、なんとか持っています。
今日は出釈迦寺奥の院である捨身ヶ岳に行きたいんで、
それまで降らないといいなあ。

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72番札所 曼茶羅寺着
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この門前には徳光さんの番組で出たうどんやがある。
食べようか、どうしようか。でも雨が降ってくる前にお参りしなくては。
ここから次の札所まで400m坂を登るだけです。
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坂をさらに登った山の途中に捨身ヶ岳が見える。
ああっ、あんな高いところにあるんやなあ。

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山門の前で、さっきの大学生とすれ違う。
「捨身ヶ岳は行った?」
「やめです!先急ぎます!」
そおおおかあああ、元気な彼も行かないのかああ。
よし、わしもやめておこう!

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73番札所 出釈迦寺着
ここには「三鈷の松」があります。
普通松の枝は二本なんですが、この松は三本あり、
子宝のご利益があるとか。
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下に落ちている葉っぱは自由に拾って持って行っていいそうで、
早速拾わせてもらう。
参詣の車遍路のお爺さんに教えてあげたら喜んでいました。
息子さんのお嫁さんにあげるのかな?
わしは・・・誰に使おう?

田圃の中を進んでいくと、川沿いに次の札所が突然現れた。
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74番札所 甲山寺着
へんろ道通りに歩いていると、必ずしも山門から入る道にはならない。
これは通用門?
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お大師さまが、満濃池を見事完成させ、朝廷から貰った報奨金で建てたのがこのお寺だそうな。
満濃池へ行ってみたいなあ。
ここから遍路標識沿いに町中を歩いて行くと、かたパン屋が見えてきた。
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これがあの有名な「かたパン」ですか。
福井県敦賀市にもかたパンの有名な店があるが
ここと関係があるんでしょうか。
食べてみたいが、やめておこう。
山門が現れた。これは本当に山門なんだろうか。

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75番木研善通寺着
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今入った門は仁王門なんで、
とりあえず仁王様にお大師様への取り次ぎをお願いする。
そこから入った所は西の御影堂のエリアで、大師堂がある。
順番は逆ですが、まずお大師様にご挨拶申し上げてから、
反対の東のエリアにある本堂に向かう。

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本当に善通寺の寺域は広大です。地図がなければ迷ってしまいますね。
建物や仏像、羅漢様たちに目移りします。もちろん売店にも。
大師堂の戒壇めぐりにも行ってみたいが、
まず宿坊をさがして落ち着くことが先決です。
まるでおのぼりさんやね。

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今日のお宿の善通寺宿坊「いろは会館」着 
ここはホテルと見まがうほどの大きさ、設備です。
早速お風呂をいただく。
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大浴場は貸し切り状態で、ありがたい大師様の温泉を堪能しました。
ただひとつ賛沢を言えぱ、部屋にテレビがないこと。
宿坊なんだから賛沢言っちゃだめですよね。

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夕食は精進料理です。
同じテーブルでは今回初日の椿堂で会った
名古屋からの区切りうちのおじさんと、
雲辺寺ふもとの岡田屋さんで一緒だった、やはり区切りうちの
30歳の男性が一緒でした。
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会話に名古屋弁のイントネーションが出てくると、
つい釣られてわしも岐阜弁が出てきてしまいます。
岐阜弁と名古屋弁は近いんですよ。

テレビもなく手持ち無沙汰なので早めに寝ました。
今日は27.4km歩いたんですが、大師の湯で癒されましたがな。
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No title

お疲れさまでした。
自分も2巡目を歩いている気分で読ませてもらっています。
「新緑の路を彩る山つつじ」、秀逸句でござりまする!

私も108段の煩悩階段ではヒザが笑いました、
そうそう、区切り打ちで(2度目の)弥谷寺を参拝したとき、
大師堂へお杖を忘れたことを俳句茶屋まで降りて気がつき、もう一度昇ったときにはヒザは泣いていました・・・

No title

親子三代で参拝に来ている家族がいて、
お婆ちゃんは本堂まで行くのを諦めていました。
それだけ参拝者泣かせの階段ですね。

俳句茶屋から大師堂二往復ですか・・・それはキツいですね。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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