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お遍路さん(その24)突合~44番大宝寺

突合~44番大宝寺

区切り遍路伊予の国 第2回 1日目

今年初めの区切り遍路に出かける前に、民宿「桃李庵」のマスターから電話があった。
「こっち(久万高原の三坂峠付近)は、雪が10cm積もっているよ!」
「はあ、そうですか(こっちはいま20cm積もっているけどね…)」
「突合から左の鴇田(ひわた)峠遍路道へのルートは遍路道やから、
雪が積もっていると道がわかりにくいよ。農祖(のうそ)峠方面の右側に行って、
国道沿いに来たほうが標高も低くて雪も少ないよ」
「ありがとうございます。安全な方を行きます」
なんて規切な民宿なんだろう。お遍路さんには有り難い存在です。
では登山靴を履いていこうかね。それにスパッツは長い方を用意して…。

26年1月11日(土)
0514JR大洲駅に高速バスが着く。思ったほど寒くない。
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この先の内子行の便もあるんですが、生憎バスのチケットは売り切れていたので、
大洲からJRに乗って内子駅まで移動する。
まだ朝早いのに、高校生がちらほら乗っています。
土曜日の朝早くから、大変ですねえええ。

0613内子駅に到着する。ここからタクシーで突合まで行く予定なんですが、
駅前にタクシーの姿がない。あああああああ・・・しまったなあ。
ここがローカル駅だったのを忘れていたよ。
遍路地図に載っているタクシー会杜に電話する。まず内子タクシー。
出ないよ。
あとは大瀬タクシー。遠いが大丈夫かなあ?
これが駄目だと町営バスを0730まで寒い中待たなくてはいけない。頼むぞ!
コール1回で出た!ちょうどこちらに向かっているとのこと。ラッキー!
ややあってタクシーが着く。
思わず手を合わせたくなったよ。お大師タクシーと呼ばせていただこう。
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内子から突合まで20kmちょっと。
移動のための料金は高めだったが、まあいいか。

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雪景色ですが、雪国から来たわしの目には、それほどではない。
ここから左に行くと鴇田へんろ道
山歩きは好きなんですが、積雪の事を考えるとここはリスクを避けた方がいいでしょう。
では右の農祖へんろコースを行く。
といってもへんろ道ではなく、更に安全な国道沿いに行くのですが。

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行く手の山は雪を抱いている。寒そうやなあああああああ。
道の上の雪は除雪がしてあるが、日当たりの悪い道や、橋の上は凍りついていて危険だ。
通る車も徐行運転をしている。ちゃんとスタッドレスを履いているかな?
道は久万高原を目指して緩やかに登り勾配になっている。
わしとしてはこういった緩い登り道の方が好きです。
平地よりも負荷がかかって身体が温まり、汗ばむほどです。
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標高が寓<なるに従って積雪の量も増えてくる。
久万高原に引っかけてクマを書いた看板を時々見かけるが、
本当にクマがでるのかなあ?冬眠しているでしょう。

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時々遍路道に出くわすが、積雪の状況を見ながら行けるところは行ってみる。
登山靴とスパッツのおかげで問題はない。

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しかし、ここは無理という案内板が立っていると、いさぎよく諦める。
無理は禁物ですがな。

一旦標高600mくらいまで上がってから500mの久万高原まで降り道になる。
このあたりから、右膝が痛み出してきた天気も悪く、気圧がさがっているせいだろう。
それに標高も高いし、ダブルショックがわしの右膝を苦しめ始めた。
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峠のトンネル前の休憩所で痛み止めを飲む。こんなんで今回歩けるんかいなあ・・・
トンネルを抜けて久万高原に入ったら、雪が徐々になくなってきた。
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この湧水は雪が溶けた水なんかなあ。あまり冷たくない。外気のほうが冷たいくらいです。

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久万高原町に入ったら雪は全くなくなってしまった。それに山々にも雪がない。
なんだいったいこりゃ?
盆地を囲む山によって雪が遮断されているんでしょうか。
疲れてきた。膝の痛みと雪道のせいか。
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石柱がもう少しだよ、と教えてくれる。

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すると、山門が見えてきた。仁王様がいないので山門ではないかな?
ここから更に1kmくらい登ったところに本日の目的地がある。
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1508 
44番札所大宝寺到着スタートから21.1km
ああ~、最後の坂道が膝にくるなあ。
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大きな山門が「ようきたな」と迎えてくれるような気がしました。
夕方近い寺内を訪れる人はわし一人

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山頭火の句碑がある。
「朝まゐりは わたくし一人の 銀杏ちりしく」
わし山頭火好きなんですよねえええ。
できそでできない自由律句の世界

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お経をあげていると身体が冷えて手が震えきますが、お経を端折ってはいけない。
納経を終えて門前にお土産さんがあったので覗いていこうかな、
と思ったら電気を消して店じまいを始めていました。

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河原ではどんど焼きの準備でしょうか。大きな松の束が立っていました。
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町中にある於久万大師堂に本日の無事(?)のお礼をしました。

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今日のお宿は「やすらぎの里でんこ」です。でんことは、どてらの事です。
ここは、レストラン兼民宿のようで、夕食はレストラン側で食べます。
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お米は久万高原産でしようか、とてもモチモチでおいしく、
おひつごとお替りしてしまいましたがな。

大きなお風呂があるのが嬉しいです湯船で寝そべりながら頑張ってくれた膝を
労わりました。
今日は距離もそう長くなかったんですが、気疲れもしたんでしょうか。
8時前に爆睡してしまいました。
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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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