FC2ブログ

お遍路さん(その23)大洲十夜ヶ橋~突合

大洲十夜ヶ橋~突合

区切り遍路伊予の国 第1回 7日目

12月27日(金)
0600
今日のお天気は曇りの予報です。
朝食のパンを食べてオオズプラザホテルを出発する。
he-9g-01.jpg
永徳寺境内には通夜堂もあるようです。ちょっと覗いてみたら寝ているお遍路さんがいた。
寝心地よさそう。わしもこんなところで寝てみたいなあ。
この先の十夜ヶ橋の上では杖をつかない。
ここから内子の町に向かい、大瀬の町を経て久万高原へと至る道を昇っていきます。
今回の旅も最終日です。膝よ頑張ってくれたなあ。
he-9g-02.jpg
内子へと向かう山道は昨日の雨でぬかるんでいて歩きにくいよ。
なんか雰囲気の暗い道という印象があります。

he-9g-03.jpg
内子運動公園を抜けたところに地蔵堂がある。
なにか番号を振ったお地蔵さんがあるので、よく見てみたら「内子八十人カ所」だった。
he-9g-04.jpg
内子の町中に四国八十八カ所の写しがあり、ウオーキングコースになっているみたいです。
こういう「写し」は目本全国にあり、四国を廻れない人たちの信仰の対象になっています。
わしの町にも山に八十八カ所があり、時々巡礼に行っています。
ちょっとわかりにくい遍路案内に従い内子駅を横切り、市街地へと入る。
この町も昔の雰囲気を残した町並みが保存されている。

ここ内子町は、「どぶろく特区」だそうで、
酒屋さんの「試飲できます」の案内に、
ふらふらと店内に迷い込んでしまう。
he-9g-05.jpg
今回の旅の初日に三原村どぶろく特区を通らなかったことを後梅していたので、
内子ではもう後悔している暇はない!
甘口を一杯。「うまい!」「もう一杯!」
家に辛口と甘口を送ってもらうことにしました。うん、満足です。
ちょっと火照った身体で更に道をゆく。

店先に人形が見えてびっくり。「商いと暮らしの博物館」
通り過ぎるだけでは勿体無い町です。
he-9g-06.jpg
こういった楽しい街歩きは距離を感じさせてくれない。
やがて市街地を過ぎ、道の駅があるのでそこのトイレを使わせてもらう。
農産物の産直販売をやっている。かなり繁盛していますよ。
そこを過ぎると小田川沿いに山間の道を進んでいく。このままずっといくと久万高原に着く。
he-9g-07.jpg
この一見通夜堂に見えるのは町営バスの停留所です。寝ることもできるんやろうねえ。
停留所ごとにこの建物が建っている。
he-9g-08.jpg
なにやら気になる名前の店ですね。喫茶店なのだろうか?
よくわからん。そもそもお客さんがいるのでしょうかね?

トンネルを抜けると「お遍路無料宿泊所」がある。
中から人の声がしている。戸が閉まっているので中がどうなっているのか解らないので、
he-9g-09.jpg
ベンチに座ってリュックを降ろして休んでいたら、中から「どうぞ!」と
声がしたので失礼して戸を開けてみる。
中には布団が積まれていて、70代くらいの遍路さんらしいオヤジが二人
布団にくるまって声局にお喋りしていた。
「通夜堂ですか?」
「そんなもんじやないな」
「では善根宿?」
「それとも違うな」
(じゃあ何だっていうんだい?)
あまり目つき顔つきがよさそうに見えなかったので、早々に退散する。
戸を閉めた後も、公務員の共済年金が多すぎるとかなんとか怒っている声が聞こえてくる。
わしも将来共済年金を貰うんですがね。まあいいか。

he-9g-11.jpg
大瀬の町も古い街並を保存している。道沿いの家の佇まいも統一されている。
バス停のある広場にあるイルミネーションが面白い。
he-9g-10.jpg
夜になったらどんな明かりが灯るのだろうか。
ここは作家の大江健三郎の生家がある町だそうです。

he-9g-12.jpg
「仏岩」というのがある。川の浸食で岩が仏様の横顔に刻まれたそうです。ふ~~~ん。
このあたりでは川下り祭りが有名だそうです。今は冬なのでそれは見られません。
he-9g-13.jpg
大宝寺まで六里と刻んである。こういったものを見てしまうと、
もう一日程を延ばして歩きたくなってしまうよ。

he-9g-14.jpg
お遍路さん相手か、乾燥椎茸が一袋100円で売っている。これは迷わず買いだ!
家内にメールで報告したら、「あるだけ買ってきて!」と返事が返ってきましたがな。

he-9g-15.jpg
柿も売ってある。わしは柿が大好きなのでこれも買いです。食べながら歩く。
食べ過ぎるとお腹が冷えるが、1km歩く間に全部舎食べてしまった。

he-9g-16.jpg
「千人宿大師堂」ここはお宿なんだろうか。遍路案内にもお宿のマークがついている。
善根宿なんだそうで、千人宿泊させたことを記念して大師堂が作られたと某ブログに書いてあった。

he-9g-17.jpg
「楽大師」地蔵堂かと間違えそうになった。十夜ヶ橋で野宿したお大師様が、
ここの湧き出る水を飲んで楽になった、という由来だそうです。

1445
突合(つくあわせ)に到着 スタートから24km
he-9g-18.jpg
ここは街道が交わるところで、昔は栄えていたところだそうです。
ここにちょうど民宿が一軒あり、善根宿を利用しないお遍路さんは
ここに泊まって久万高原を目指すんでしょうね。
he-9g-19.jpg
1515に内子行の町営バスが出るのでしばらく待つ。
歩いているとそれほど寒くないのですが、ボーツと立っていると風が吹いてきて寒いよ~。

時間通りにバスが来たので乗り込む。
マイクロバスの乗客はわし一人
he-9g-20.jpg
1時間に1本運行しているんですが、採算は取れないだろうなあ。
1537に内子の駅に到着する。
帰りの夜行バスは2115に大洲を出る。
まだまだ時間があるので、内子にある龍王温泉に行くことにする。
小高い山の上にあり、歩いて行く気がしないのでタクシーを使う。
ここでゆっくり湯に浸かって一週間の疲れを癒す。
膝君よ、よく頑張ってくれました。
無事に歩き通せたのはお大師様のご利益でしょうか。
お遍路をしていると身体の調子がよくなるということはよく聞きますが、
わしもご利益にあずかることができました。
あまりの気持ちよさにボーツと湯に浸かっていると、
腰まである長い黒髪のおじさんが入っていた。
修験者か?ヒッピーか?よくわからんが、どうでもいいか。
風呂に入るときは眼鏡をかけていないので周りの風景はかすんでいる。
2時間くらいサウナに入ったり露天風呂に入ったりして時間をつぶしたのち、さてあがるか。
脱衣所で服を着ていたらさっきのおじさんもあがってきた。
彼の背中を見ると・・・ブラジャーの日焼跡があったよ。
眼鏡をかけていたんでくっきりと見えた。なるほど。長い髪ね。

内子駅から伊予大洲駅までJRで移動して、
2115発のバスを駅の待合室で待つ。暖房がないので寒いこと寒いこと。
本を読んでいても寒くて頭に入らない。ああ、やっぱり12月なんやねえ。
雪がちらついているよ。ありったけの服を着てもじっとしているので寒い。
冬のお遍路は止まっているときの対策が大事なんですね。


12月28日(土)
he-9h-01.jpg
翌日の午前中に裏京都市に帰り着いたんですが、雪が積もっている。
やっぱり日本海側やねええ。
その分寒いとはいっても四国は雪がない分、冬は過ごしやすいんじゃないだろうか。
26年1月は久万高原です。雪積もっているやろうかなあ。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード