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お遍路さん(その22)卯之町~大洲十夜ヶ橋

卯之町~大洲十夜ヶ橋

区切り遍路伊予の国 第1回 6日目

12月26日(木)
今日は朝から雨だ・・・
ガラス窓を雨が叩く。
0600
さて出かけるかね。
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雨が降っていると地図を出して見るチャンスが少ない。
地形を頭にしっかりと入れておいたはず・・・だが
国道と遍路道の分かれ道では間違いやすい。
今日は国道をまっすぐに行くつもりです。

雨が降っていると写真もなかなか撮れないよ。
寒いと汗もかかないのでおしっこが近くなる。
そんなときに有難いのが遍路休息所です。
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0909
鳥坂(とっさか)峠は避けて鳥坂トンネルを通ることにする。
どうも雨の日はテンションが低くなって困りものですなあ。
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このトンネル、1220mもある。
しかし入り口に反射板を入れた箱が設置してあり、ここを通るお遍路さんの
安全を確保してくれています。ありがたやあああああ。

峠を降りたところに、
札掛大師堂がある。ここは是非尋ねてみたかったのです。
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標識を見落とさないように注意深く歩き、見つけました。
ここは無住で荒れ果てていたのを、お遍路さんが再建して新しい住職を迎え
再建したんですが、数年前にその住職も亡くなり、
また荒れ果ててしまった。門に懸かっていた鐘もない・・・
he-9f-05.jpg
再建の様子を勝手ながら引用させていただきました。
http://www.geocities.jp/shaktiyh/masaos/index2.html
he-9f-06.jpg
しかし、人が住んでいないとあっという間に荒れ果ててしまうものだ。
諸行無常です。

そんな感傷に浸りながら大洲の郊外までたどり着いたら
「臥龍の湯」という温泉があった。
「お遍路さん、足湯で休んでいってください」と看板がありました。
he-9f-07.jpg
おお、足湯!
冷えた体と疲れた足を癒すため、早速お世話になりますよ!
「おお~~~~」
足湯を楽しんでいると地元のご老人が来て、しばらくお話をした。
四国は3回くらい廻っているそうです。
それに、西国三十三観音霊場も廻ったらしい。
わしの地元の松尾寺とか天橋立の知恩院もよく知っているので
ちょっと嬉しい。
ついでにここで昼食のパンを食べました。なぜかお遍路中の昼食の定番は
メロンパンとアンパンです。無意識に買ってしまうのは
歩きに糖分を必要としているからなのかなあ?

1240
大洲の駅に到着
ここは今回の帰りのバスに乗る場所なんで、バス乗り場と発車時間を確認する。
he-9f-08.jpg
ひなびた駅前は、わしの地元を連想させられて、少しむなしい。
もう少し商店街が賑やかだと気持ちも上向きになるんだがなあ・・・

このあたりから手袋に雨が浸みてきた。
登山用の防水なんですが、完全防水というわけにはいかないなあ。
しかしこのために手が凍えるようなことはない。

大洲駅から今日のゴールの十夜ヶ橋のある永徳寺まで3kmくらい。
1時間なんですが雨が降っていると長い・・・長く感じる。
幸いに郊外型店舗が国道沿いに並んで賑やかなので退屈はしない。

いいかげん疲れてきた頃、
1342
番外霊場永徳寺着 スタートから25km
he-9f-09.jpg
ここはお遍路さんの聖地とも言われている。
修行中のお大師さまが、この地で一夜の宿を請うたところ
すべて断られ、しかたなくこの橋の下で夜を明かした。
寒くて寒くて、それに橋を行き交う人の杖の音が気になり眠れず、
一夜が十夜にも感じたそうで、十夜ヶ橋と名づけられたということです。
それでお遍路さんは橋を渡る時杖をつかない決まりができました。
「お大師さんが寝ておられるから」
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橋の下にはお大師さまが寝ておられる。
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ふとんをかぶって爆睡しておられる。
橋の欄干にも寝ておられる。
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しかし千年前からここ大洲の人たちは「大洲の人は情がない」と言われつづけたのでしょうか。
ちょっと気の毒な気がしますがな。
どれほどの人達がその悪評?をなくそうとお遍路さんたちに親切にしつづけたことでしょう。
お大師さん、許してやってよ。

永徳寺の道路を挟んで向かい側にある「十夜ヶ橋食堂」でうどんをいただく。
寒い身体に熱いうどんは美味しいね。

本日のお宿のオオズプラザホテルは、永徳寺から500mくらいのところにある。
大きなホテルですが、採算とれているんかなあ?
1450に着いたのですが、入れてくれました。
今日濡れたものを乾かし、隣のコンビニに行って明日の朝食と昼食を買い込んできました。
ここのお風呂はユニットバスなんですが、寝そべって入れるくらいの長さなんで
ゆっくりと休めました。
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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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