FC2ブログ

おきらく遍路旅 通算12巡目 太龍寺お掃除隊

he12-4a-01.jpg
事の発端は
「先達同期会やろう!」
わしと民宿「碧」の女将さんは先達の同期です。
そのほか仲間もたくさんいます。
去年は、新米先達のための勉強会やろうってんで、ワークショップを開催しました。
最初は新米先達だけのつもりが、いろいろな人が集まってくれて盛会でした。

そのうち同期会やろうよ!という意見が出て
7月の遍路閑散期に開催!
翌日は太龍寺参道の清掃作業やろう!とブチあげたんですが、
連絡を入れると不思議と皆都合が悪い。
「この次は是非!」の返事が空しくSNS上を飛び交う。
結局参加者は言いだしっぺのSさん、わし、碧の女将との3名
この先同期会の発願はどうしようか、気弱になりますがな。
でも清掃作業は10人が集まってくれました。

まあ、なにはともあれ


7月6日(土)
朝早起きして大坂から徳島までバスで来て
そこから路線バスで「生名バス停」で降りて
雨があがり曇り空の中、流れ落ちる汗をお供に
鶴林寺へ向けて登る。
he12-4a-04.jpg
蒸し暑い道中を楽しませてくれるのは路傍の花
he12-4a-03.jpg

he12-4a-05.jpg
鶴林寺本堂脇に立つお地蔵様の光る白毫(びゃくごう)と視線に
しばし立ち尽くす。
この空気間、いいなあ。
あとで知ったんですが鶴林寺境内に聖天堂があるとか。
知らなかったとはいえ歓喜天様、すまんこってす。
今度はお供えを持ってきます。

he12-4a-06.jpg
今日は1時間ばかり予定より早く歩くことが出来ました。
大井集落まで降りてきたんですが、お迎えの車を遠慮して
今日のお宿「碧」まで歩いて行くことにします。
約5km
川を見ながらひたすら歩く。
歩くことによって見落としがちな風景が鮮やかに目に入る。
he12-4a-07.jpg

汗かいてお宿にたどり着きました。
「すすすいません、ビールを飲ませてもらえんかのう?」
着くや否やこんな言葉が出てきました。
五臓六腑にプチプチと染み渡るなああああああ
he12-4a-08.jpg

もともと酒に弱いわし
一本飲んだらポンコツになってしまった。
部屋でダウンしている間に今夜の参加者Sさんが到着していたようです。

he12-4a-09.jpg
6時に3人のプチ同期会が始まりました。
いままで見なかったような珍しい料理が並んでいます。
新作料理なんだろうか。

あとでテレビを見て知ったのですが
地元のオクラを使った創作料理だそうな。
どれもおいしかったよ。
夕食の際にもお酒が出て、それも焼酎がドン!とでました。

四方山のお話をしていましたが
だんだん意識がなくなる。
21時にお開きにさせていただきました。。。。


7月7日(日)
今日は七夕なんですねえええええ

窓の外が明るくなってきたので庭に出てみると、
今日は青空が見えています。
梅雨晴れでしょうか。ありがたや。

太龍寺方面の空に目を向けると、竜神様の鱗が雲になっている。
龍神の祝詞をあげさせていただきました。
he12-4b-00.jpg

掃除用具を碧の車に積んで、
おきらくお掃除隊出発!
民宿坂口屋があったところから山道に入る。
この車道は歩きには縁のない道なので、まったく知らなかった。
離合の危険そうな狭い、急峻な山道を車は進む。
なんでも、ロープウエイの料金がもったいない人がここを進むそうな。

あとで調べてみたら、最初の歩きのときにここを歩いて下っていました。
すっかり忘れていたんですね。わしの記憶力はあてにならない。
最近は、「かも道」を登って「いわや道」を下りているんです。
he12-4b-01.jpg
駐車場には数台の車がいます。
お掃除隊の人や、参拝の人たちの車ですね。

8時半におきらく清掃隊集合
ここから獲物を担いで約1km山道を登って山門まで行きます。
けっこうきついよねええええええ。
早速汗をかいてしまいました。

he12-4b-02.jpg
今日の参加者10名が納経所前に集合して
挨拶と作業予定の説明をしていたら
太龍寺副住職が来られて、
護摩堂で朝のお勤めがあるので、中に入ってください、
とのこと。

おおっ南無大師遍照金剛!
ありがたいことです。

he12-4b-03.jpg
納経所からあがって、龍天井のある廊下を通って護摩堂へ。
龍天井を中から見られるとは、来てよかった。

住職が護摩壇の前に座られ、おごそかな雰囲気の中、
護摩を焚きながらお勤めが始まりました。
配られた塗香を手に塗りたくったのですが、
汗にまみれて練り香になっちまった。

太龍寺からはペットボトルの飲み物をお接待していただき、
リュックは納経所の方が気持ちよく預かってくださいました。
納経所の方がfacebookのわしの記事をいつも読んでくださっているそうで、
またありがたや。

実は今日のお勤め、わしが経頭を務める覚悟で
参拝用具一式を持ってきたので、いつもより少し荷物が多い。
荷物を預けて身軽になって、ロープウエイ駅まで移動します。
he12-4b-05.jpg

he12-4b-04.jpg
さてここからから南舎心ヶ嶽までの坂道を掃除していきます。
わしは側溝に溜まった土砂の除去
大雨などが降るとあっという間に土砂が溝を埋めてしまいます。
he12-4b-07.jpg
屈んだ姿勢は腰に負担がかからないか?
なんていう心配をよそに、作業は円滑に進んでいきます。
he12-4b-06.jpg
竹ぼうき隊は縦一列になって要領よく小石や枝が散らばった道を清めていきます。

道路を横切る側溝のふたをあげたら・・・・
he12-4b-08.jpg

お遍路を始める前のわしであったら
飛びのいて逃げるのですが、いささか修行ができたのでしょうか、
寺域で出会う蛇には合掌して挨拶ができるようになりました。

やはり及び腰です。

参加者の皆さん、楽しそうにお喋りしながら作業しています。
わしも、土砂除去隊員の竜山荘の管理人さんと
長期滞在のお遍路さんと色々色々話をさせていただきました。
「行」とはなにか?
かなりストイックな話もできました。

先月三豊の「紫雲庵」で出会ったハンドパン奏者といい、
ストイックな雰囲気を纏っている人と続けて出会、話が出来たのは
お大師様のお導きでしょうか。

he12-4b-10.jpg
ずんずん行程は進み、ついに南舎心ヶ嶽に到達しました。
岩場までの危なっかしい道にも落ち葉は積り、滑りやすい。
独りでは怖くて来られなかったという参加者も
おっかなびっくり岩場に登り、修行大師像に掴まっています。
he12-4b-11.jpg

ここで記念撮影
実に気持ちのいいお天気です。
お掃除隊のために雨雲を除けてくださったのでしょうか。

眼下は眺望絶佳
ふと空を見上げると龍神様がおられますよ。
「ほら、龍神様が空に・・・」
「え?どこどこ?」
「・・・・・あっ本当だ!」
かなりはっきりしたお姿です。
それに一柱が去ると、また一柱が顕われる。
he12-4b-12.jpg

なんとも不思議な日です。
he12-4b-13.jpg
he12-4b-14.jpg

ちょうどお昼時なのでロープウエイ駅近くの広場で持参の巨大お握りを頂く。
山の空気の中でいただく食事は、また格別ですねえええええ。
he12-4b-15.jpg

午後の予定は、山門から駐車場まで下りながら道を清掃していきます。
he12-4b-16.jpg
土砂除去隊員が先行してずんずん進んで行ってしまい、
竹ぼうき隊が脇道の「北舎心ヶ嶽」に行ったのに気付かず作業をしていました。
he12-4b-18.jpg
he12-4b-17.jpg
he12-4b-19.jpg

1400、時間ピッタリに駐車場までの作業が終わりました。
皆、疲れた様子もなく楽しそうでした。
お遍路さんやっていて、こういった掃除をする気分はまた格別です。
休日の1日、この時間があれば何箇所かの札所を廻れるのに
わざわざ参加してくださった清掃隊員のみなさん、
ありがとうございました。

最後に駐車場でメンバーで記念撮影を、と
スマホのタイマーをセットして、
「はい、たいりゅうじ~!」
とそのとき、スマホの前を白いものが横切ったので、もういちどセットして
「たいりゅうじ~~!」
あ、また白いものが横切りました。

わしは最初、何か光の加減かな?と思ったのですが
どうもそれとは違う現象のように感じました。

あとで碧の女将さんも同じ事を言っていました。
あれなんだったんだろうか?
白龍がお見送りにきてくれたのでしょうかね?
なんにせよ、この日は一日龍神様に見守られていたような気がしました。


今回、このイベントの様子を「へんろ新聞」に
載せていただこうと編集部に電話連絡したのですが、
どうにも編集長とのご縁を得られずに残念ながら投稿は諦めることにしました。

そもそもこういった行為は人に知らせるため、
人に認められるためにすることではないので、
ご縁を得られなかったという事は、何か大きな意思が
働いていたのではないかと考えます。


こういった清掃隊作業、これ一回で終わらせてはいけないと考え、
少なくとも年2回は企画したいものです。
s-received_466759117485761.jpg
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード