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おきらく遍路旅通算12巡目 79番天皇寺~83番根香寺 令和元年6月26日(水)

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6月29日、30日の土日は仕事なので
26日(水)、27日(木)が休みになった。
お遍路に行くしかない!平日お遍路はゆっくりと旅ができる。

しかし

G20が大坂で開催される影響で、
大阪市内発着のバスが軒並み運行しないそうな。
ああ、バスではいけないなあ。
では列車でいける一番近いところ・・・
そう、多度津近辺ですね。

五色台山登りは日帰りコースで何度か行っている。
82白峯寺~83根香寺~81国分寺~79天皇寺と廻って
三豊のKさんの善根宿にお世話になろう。
翌日は三豊から71番~78番をやろうか。



6月26日(水)
早起きして阪急の始発に乗り、梅田から新大阪に行く。
まだこの時点では警備体制は厳重ではないような気がする。
岡山から高松への「快速マリンライナー」は通学通勤時間帯で混むので
自由席ではなく指定席を買い、快適な列車旅を楽しむ。
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瀬戸内海を渡り、いざ四国に。

「坂出駅」で降り、駅前バス停で、ことさんバスの王越線に乗り、
「高屋(たかや)バス停」まで行く。
運賃は・・・去年は250円だったはずが350円になってますよ。
バスもひと回り小型になっている。
ローカルバスは栄枯盛衰が激しいね。
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「高屋バス停」から五色台へのスカイランを登り、
途中から崇徳御陵への参拝道を登る。この道好きなんですよねええええ。
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入り口の鳥居をくぐると紫陽花が咲き誇っています。
一株だけ真っ赤に色づいていますよ。
なぜかな?

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ゆるく続く階段道は脚への負担も少ないし
なによりも御陵へと続く道だけあって清浄な空気に満ちているような気がする。
足元に生えてる三つ葉の若葉をつまんで口に含みながら
いい気分で登る。

白峯寺に着いたら住職が境内の木の手入れをされていて、

「歩きですか。お疲れさまです」
「ありがとうございます。ところで今年は紫陽花の花はいまいちですね」
「わかりますか」
「はい。雨が少ないせいでしょうか・・・」
「そうなんですよ。色も大きさもよくないですね」
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「この先山道では猪に気をつけてください」
「あ、はははい。錫杖の音で逃げていかないでしょうか」
「ウリボウには通用しないかもしれません」
「あ、はははい。気をつけていきます」


山門を出たところに「韋駄天」の新しい看板がある。
看板の先にあったのは・・・
おお、これか。
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前から気になっていました。
門の右側におられた小さな像は韋駄天様やったんやね。

白峯寺から五色台の尾根を進むこの道
いつも湿っていて足元が悪いのですが、今日はそうでもない。
木立は下界よりは気温も低く、湿った風も気持ちがいい。

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ゆるやかなアップダウンの山道を歩くのは気持ちがいい。
いい気分のまま車道に出ると
その先にある茶店
お昼前なのでここでいつもの食事を、と思い

「ごめんください」
「ごめんくださぁ~い!!」
「ごめんくださ~い・・・」

返事がないよ。

仕方がない。このまま前に進もう。

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根香寺の紫陽花も、やはりいつものような鮮やかさはないなあ。
人の居ない境内で独りお勤めをする。

この時点で当初の計画よりも1時間早い。
おお、これならば余裕を持って行動できるなあ。

もと来た道を引き返し、さきほどの茶店を覗いたら
おばさんが店先にいたので、食事はやめておいて
アイスキャンデーを買うに留めました。
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余裕を持って・・・と先ほど考えたのですが、
少しでも先に進みたいという気持ちが優先されてしまいました。
これはわしの性格なんでしょうね。

五色台を降りる道は、車道を「一本松」まで進み
急な階段道を下って讃岐国分寺まで行く。
ああ、膝が笑う。
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標高が下がるに従い、気温も高くなってきました。
それに正午を廻っています。暑いのも仕方がないかね。
汗が滝のように流れ、喉が渇いてくるので自販機が目に付くと
飲み物を求めてしまいます。

このあたりは食べ物を売っている店が少ないなあ。
昼食はどうしようか・・・
お腹がすいてしかたない、ということはないので
このまま進もう。
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「国分駅」から「八十場駅」まで列車で移動して
天皇寺まで行く。
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そういえば八十場のトコロテンを食べたのは過去1回しかない。
食べたいなあ、と思うが無理しても食べたくはない。
なぜって、次の列車の時間が気になるから・・・

今日のお宿は、三豊市で善根宿をしているKさんの「紫雲庵」
「詫間駅」まで迎えに来てくれるので
列車には遅れたくないのです。

「八十場駅」~「詫間駅」に行く。
ホームの椅子で待つことしばし、あと1分で観音寺行きが来るとき
向かい側のホームのベンチに忘れ物を発見!
あれは天皇寺で一緒だった若者が持っていた「善楽寺」の文字が入った袋
あっと思っても、どうしようかと考えていたら列車が来た。
もはやどうしようもない。
あの袋の中には納経帳は入っていないだろうなあ、と念じつつ列車に乗る。

列車内は通学の高校生でいっぱいです。
若い連中は賑やかだろうなあと思いましたが
皆眠りこけていて、いたって静かですがな。

空模様があやしくなってきて
「詫間駅」に降りたときは雨が降り始めてきました。
改札をくぐるとKさんが迎えに来てくれていて
スマホを向けられ、ポーズ。
迎えの車に荷物を載せて、もうひとりの宿泊者を迎えに
弥谷寺ふもとの温泉駐車場に行きます。

彼は無銭歩き遍路のハンドパン奏者で、
乞われて演奏をしながら善根宿などを巡っているそうです。
修行僧のような雰囲気を持っていますね。

Kさんは善根宿「紫雲庵」をしている有名人で
外国人の歩き遍路さんを多数お世話しています。
年金生活者ながら、悠々と人生を送っておられます。


いま、老後の資金が2000万足りない・・・と世間では
騒がしく、果たして善根宿が成り立つのか?
と心配症のわしは気を揉んでしまいますが、
Kさんは実に楽しそうにお遍路さんのお世話をしています。
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食事のあとにはハンドパンの演奏を聴かせていただきました。
アジア風の旋律は癒しの音階ですね。心に気持ちよく響く。

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それからはお酒を頂きながら
様々な話で盛り上がり、気がつくと21時前になりました。
お遍路は早寝早起きが基本なので
話は尽きないがお開きとしました。

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寝る前にスマホで明日の天気予報を調べたら
なんと熱帯低気圧が台風に変化するらしい。
そして四国地方は大雨・・・
この時点で明日は引き上げよう!と決心しました。

少しあけた窓の外からは雨の音がする。


6月27日(木)
雨が断続的に降っています。
やはり今日は帰ろう。
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朝食をいただき、7時にお宿を出て「詫間駅」まで送ってもらう。
Kさんはこれから近くの「妙見宮」に行くそうです。
弘法大師が求聞持法をされたところだそうで、洞窟「胎内めぐり」もあるそうで
誘われて心がグラグラッと動きましたが
帰ると決めたら帰るしかない!
それに台風の影響で列車が運休になったら帰れないしね。

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「詫間駅」~「多度津駅」~「岡山駅」
新幹線で「新大阪駅」まで帰ってきました。

さて

G20の厳戒態勢
怪しげな荷物を抱えたお遍路さん、職務質問はあるか?
ボディーチェックはあるか?
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もしもそれを受けたらブログのネタになるなあ?
と期待半分で新大阪駅や梅田駅構内を動いたが
何もなし・・・
確かに警官の姿は多く見られましたが、
警備の警官にオバサンが道を尋ねていましたよ・・・。

無事帰りつきました。
当初の予定はこなせなかったんですが、まあいいか。
お四国は逃げません。

翌月の7月6日はプチ先達同期会、
よく7日は太龍寺参道お掃除イベントです。
興味のある方はご連絡ください。
2太龍寺清掃


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Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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