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おきらく遍路旅(通算12周目) 13番大日寺~23番薬王寺 令和元年6月15・16日

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前回、お接待で12番焼山寺まで行くことができたので
予定を組み替えて
初日は18~19~23~22
翌日は17~13
の計画で列車移動も入れた行動にしました。

しかしですな、活発な前線の移動により大雨の予報が出ています。
台風のときも雪のときも歩いてきたんで
このくらいの雨は大丈夫です。
靴に防水スプレーをしこたま吹きかけて、準備はよし。

金曜の晩に徳島に移動し
お宿は「はやし別館」
ここは少し古いが手入れが行き届いていて
気持ちよく泊まることができる宿です。


6月15日(土)
0544の海部行き始発列車に乗る。
その前に駅前の外食チェーンで腹ごしらえ。
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夏至が近いので夜は明けている。
まだ雨は降っていないが、空気が少し重いかな?

「徳島駅」を出て、
「地蔵橋駅」で降りて弁天山に行こうかなと
考えたのですが、雨も降り始めて
あまり乗り気にならなくてやめました。

いつもの「南小松島駅」で降りて歩き始める。
田園地帯を歩いて行くと、田植えの済んだ田の中に
ピンクの物体がある。
ああ、これが今問題になっているジャンボタニシの卵かあ。
稲の苗を食べてしまうのが問題になっていますが、
もともと食用のために台湾から持ち込んだのが大繁殖したそうで
人間の勝手な都合で悪者にされたりする。


この季節、目を楽しませてくれるのはアジサイの花です。
わし、個人的にはガクアジサイが好きですね。
雨露に濡れたアジサイの花の写真を撮りたいのですが
ポンチョを着た状態ではスマホを引っ張り出して撮るのは
結構面倒だし、濡れてしまうのでなかなか撮れない。
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小雨になったときにいいアングルに出会えたとき
なんとか写真を撮ることができます。
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18番恩山寺から牛舎を抜けて弦巻坂の竹林は絶好の
撮影ポイントなんですが、雨で撮影する気力なし・・・。

道の脇に生えているビワの木には実がたわわになっています。
栽培されたものではないので実は小さく果肉も少ないのですが
味はまさしくビワです。
もいでは食べ、もいでは食べ
口の中はビワの甘い味で一杯になり、心も満たされる。

前回、マーチの歩調で歩いたらグングン進む事ができたので
今日もマーチで進む。
しかしレパートリーが少ないので
「抜刀隊」と「軍艦マーチ」の
ヘビーローテーションになってしまう。

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白鷺橋の手前で小糠雨になってきました。
おお、竜神様ありがとうございます。

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立江寺門前で
「雨の中大変ですねえ」
「いえいえ、参詣の時には雨があがるのです。竜神様のお陰で!」
「まあ、どこにおられるのですか?」
「う~~ん、このあたりかな?」
「すばらしいですねえ!」

合掌

「立江駅」に着いて切符を買おうかな・・・
あれ?券売機がない。
踏み切り警報機の音が聞こえてきて阿南行きの列車が来たので慌てて乗り込む。
車掌が車内にいたので「日和佐駅」までの切符を買いました。
「阿南で待ち合わせが1時間以上ありますよ」
「大丈夫です」
ダイヤ改正で、列車の本数が少なくなっているようです・・・
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何もない駅のホームで時間を潰すのも旅の醍醐味です。
文庫本を読んだりスマホをいじったり、ボ~ッとしたりして過ごす。

やってきた海部行きに乗り、
「日和佐駅」に着いたら、雨があがって青空さえ見えています。

おおっ


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それに今日はお大師様の誕生日
薬王寺では誕生日の法要も行われています。
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この晴れ間は
お大師様と竜神様のご利益か!

南無大師遍照金剛

南無八大竜王


次の列車まで1時間くらいあるので
いつもの門前のセルフうどん屋さんに行く。
ここでは自分で麺をゆがくのです。
うどんの大とかき揚げ、アジフライ、卵の天麩羅を食べて540円
安いですね~。

駅前の道の駅には足湯もあるのですが
靴も靴下も雨で濡れているので、脱ぐのが面倒なのでやめにしました。

「日和佐駅」で切符を買おうとしたら、券売機がなくなっているよ・・・
小銭を確認して列車に乗り
「日和佐駅」から「新野駅」に移動
雨脚が強くなってきました。

ああ、竜神様

一緒に降りたお遍路らしいお爺さんが、あさっての方向に行くので
「そっちじゃないですよ!」
「ニホンゴワカリマセン」
あり?日本人じゃないのね。
「Where are you from?」
「タイワン」
ああ、そうなんですね。

先導して歩く。
かなり雨脚が激しくなってきて、靴の中にも浸透してくる。
ああ、防水スプレーが全然効いていないよ。
台湾のおじいさんは傘をさしている。濡れるやろうなああああ。

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靴をグジュグジュ鳴らしながら山門をくぐって
本堂への石段をあがると、
やはりここでも法要がおこなわれている。

南無大師遍照金剛一万遍読誦会

だそうです。
本当は上がって混ぜていただきたいのですが
上から下までずぶ濡れのわしは、本堂の軒下で
南無大師遍照金剛の唱和に混ぜていただく。

濡れたまま御朱印をいただき、
「新野駅」まで戻る。
途中ゴロゴロと雷鳴が聞こえてくるねええええええ
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「新野駅」構内で気づいてのですが、
トイレが閉鎖されています。管理が大変だったからかな?
それから・・・ここも券売機がなくなっています。
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今日は17番井戸寺門前の民宿に泊まる予定なので
「新野駅」~「徳島駅」~「府中駅」と移動するのですが
「徳島駅」で乗換えがある。
整理券での乗換え、面倒くさいなあ。

「徳島駅」で一旦降りよう。
精算所の前には長蛇の列です。
ローカル駅で券売機を廃止した影響なんでしょうね。

改めて「徳島駅」~「府中駅」の切符を買って
阿波池田行きに乗り「府中駅」で降りる。

雨があがっていますよ。
いい気分で歩き、17番井戸寺に到着
いま17時過ぎなので納経所は閉まっています。

閉まっている本堂大師堂に到着の挨拶のみして
門前のお宿「おんやど松本屋」に行く。
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今夜はわし独りなので夕食がないそうな。
濡れた靴を脱ぐのが面倒くさいので、荷物を預かってもらい
近くの食堂に行く。

先達同期のK村さんから教えてもらったとんかつ屋か、焼肉屋か・・・
そういえば焼肉ってここ数年食べていないなあ。
では焼肉を食べよう!
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90分食べ放題なんですが、やっぱり若いときほど食べられないなあ。
それにご飯を食べ過ぎた。
結局40分くらいでギブアップしました。
ああ、お腹が苦しい。

ヨロヨロとお宿に戻り、靴下を脱いだら足がふやけて白くなっていました。
小指の爪が剥がれそうになっていますが、痛くもないよ。

洗濯はお接待でしてくださるので
お風呂にゆっくりと浸かり、
延べてある布団に横たわったら疲れで眠りこけてしまいました。



6月16日(日)
窓の外が白々と明けてきて目が覚めました。
ああ~よく眠れました。
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窓の外は青空が見えています。
いい気分で日課の立禅をする。
朝食は6時、独りで食堂に座ると、目の前の景色は素晴らしい。
宿坊に泊まっているようやね。
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ゆっくりと食事を楽しみ、お宿を出てもまだ7時前なので
境内でのんびり時間を過ごす。
早朝の境内は空気が澄んでいていい気分です。
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本堂の扉はまだ閉じられていますが、お勤めをしましょう。

7時に御朱印をいただき、阿波五箇所巡りを始めましょうかね。
途中コンビニでお供えのお酒とお菓子を買う。
これは、観音寺手前の江之島神社正面の千輻寺にある聖天堂と、
大日寺先にある持正院の聖天様へのお供えです。
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日曜の朝、観音寺にはクルマヘンロさんが数組来ています。
歩き遍路さんもやってきました。
お互い挨拶を交わし、それぞれの方向に進んでいく。

観音寺から国分寺の道は見通しのよい田園地帯で
それに天気もいいし、気持ちのいい風も吹いている。
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歩くには気持ちのいい日です。
空を見ても今日は竜神様は見えないなあ。

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阿波国分寺に着いたら、仮本堂前の納札入れの上に
錦札が置かれていました。
後から来た夫婦連れが、
慣れないながらもきちんとお勤めされていたので
錦札の事を教えました。

彼らは錦札の意味を知らなかったようで
「もしよろしければ、お持ちになられては・・・」
「いいんですか?」

阿波国分寺は曹洞宗、道の向かいにある興禅寺は臨済宗です。
それも妙心寺派ですよ。
妙心寺開山の無相大師関山慧玄さまは、
わしの故郷の近くの美濃伊深に大悟後、隠棲されていたのです。
エゲンさファンのわしなので、素通りするのは失礼です。
ご挨拶させていただきました。

すぐに常楽寺に着きます。
境内からは何やら賑やかな声が聞こえてきますよ。
老人会のウオーキングのようですね。
リュックを背負ったお年寄りがたくさんいます。

納経所に入ったら、子猫が一緒について入ってきました。
わしの足にまとわりついてきて可愛らしい。
「どうします?このネコちゃん」
「あ、あとで出しておきます」
「いいっすよ、一緒に出ますよ」
ネコちゃんを抱いてベンチに行き、しばらく遊んでもらう。
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14番常楽寺から13番大日寺へ向かう道は、
新緑のいい香りが漂っています。
それにいつも見ている石版の置かれている家のご主人に
挨拶をさせてもらいました。
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この言葉にいつも元気付けられています。

この道は訳分らんが雰囲気がいい。
どう説明したらいいのか判らんが、空気自体が気持ちがいい。
住んでいる人たちの気持ちが現れているのか。
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13番大日寺境内は、参詣者で賑わっています。
小さい子供連れの家族が2組いて、賑やかです。

ベンチにリュックを置いて、駐車場向こうの持正院に行く。
ここは真言宗醍醐派のお寺で御本尊は歓喜天様なのです。

御神酒をお供えして
鐘を2回撞き3拍手、歓喜天真言、願文、3拍手・・・
だったっけな?

お供えのお下がりを頂戴して大日寺へ戻る。

法事でもあるのかな?喪服の人たちが集まっています。
金住職は今日は不在なので、副住職がされているのでしょう。
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御朱印を頂いたら、ちょうど徳島駅行きのバスが来る時間です。
「一宮札所前バス停」で乗り込み、
「徳島駅前バス停」で降りる。410円です。

梅田行き1200発のバスに乗り、
お下がりのお酒を飲みながら居眠りしていたら
1400に梅田に着きました。なんだか早いなあ?
渋滞がなかったせいかな?

まあいいや。

今回は雨には降られましたが
弘法大師生誕法要の場に居られてご利益の御裾分けを頂きました。

次回は6月26日(水)、27日(木)と変則な休日なんですが
G20が大坂で行われる影響でバスが使えないので
列車で香川県の札所へ行きましょう。
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Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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