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突撃高速レンタカー遍路(通算11巡目結願)66番雲辺寺~88番大窪寺

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レンタカー遍路も大詰めになりました。
それにしても車で廻ると早いなあ。



5月10日(金)
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仕事を終えて列車に飛び乗り、「三島川之江駅」に夕方着く。
日が長くなってきているので、まだ明るいよ。
今夜のお宿は「ホテルリブマックス伊予三島」
お遍路さんプラン4500円朝食付きです。
チェックインの時に納経帳のコピーを撮られました。

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近くに大きなショッピングセンターがあり、
そこで飲み物などを買い、そして道の向こうにホカ弁屋を見つけたので
スペシャル弁当とカレールウを買いました。
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景気づけに一杯やって、さっさと寝ます。


5月11日(土)
オリックスレンタカーは8時開店なので
ホテルの朝食を食べる事ができます。
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ビュッフェ形式なので並べられているおかずをついつい
取り過ぎてしまうが、全部食べられる。

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今回は伊予三島でレンタカーを借りて徳島で返す計画ですがな。
車種は小型車の他は特に選んでいない。
今日は本田の車内が広い軽自動車です。
これならば車中泊ができるなあああああああ。

車は66番雲辺寺を目指して進む。
佐野の民宿岡田屋さんの先の県道から山に入って曼陀峠まで登り
雲辺寺山の稜線を走る。
大きな荷物の歩き遍路さん達がちらほら見えます。
山登りご苦労様です、とお接待をしたかったが
何も用意してきていなかったああああああ。

駐車場から1kmくらいは歩きです。
森閑とした空気は心がジャブジャブと洗われる気がします。

山門から入ると、大師堂が先に見える・・・ので
先にお参りする。
ここは高野山と同じ構造なので回廊を廻って奥まで行けます。
板敷きに座ると膝小僧が痛い。

納経所では弘法大師号記念バッチがあるので早速買う。
「おたのみなす」御朱印を白衣に貰おうと、脱いだら
あっしまった。これはお大師様を背負っている
「恵峰ブランド」の白衣だった。

参道を駐車場に降りていくと、
向こうから見慣れた作務衣のお遍路さんが歩いてきますよ。
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彼にはあちこちでよく会うのですよ。
お大師様のお引き合わせでしょうか。

次の札所に向かい車を走らせる。
「大興寺」と道順を示す看板が山中の道に建っています。
こんな山道でええんかいな?と思うが
カーナビよりも道標の方が信じられる事が多い。
迷わず進んだら、人里に出て大興寺に着きました。
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本堂脇の納経所に大きな荷物を持った兄ちゃんが急ぎ足でやってきました。
不吉な兆しが・・・
荷物の中から白衣、掛け軸、納経帳がザクザク出てくる。
やがて境内にはチリンチリンと賑やかな一団がやってきました。

ああっ

納経所は混みあうやろうなあ。
しかしお勤めを端折るわけにはいいません。
でも気が散ってしかたない。
修行が足らんなあああああああ
納経所は人員を増やして対応してくれたので事もなし!

次の札所に急ぐ。
何故急ぐかは知る由もない。
何故知る由もないかは、知る由もない。
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神恵院、観音寺には観光客かお遍路さんか、どっちだろうか。
家族連れが数組います。
ここは観光地なので、観光客も多い札所ですね。
椅子を置いて座り、観音経をあげている老遍路さんもいます。
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納経所では何事もなく、よかった。次に行こう。
今日の昼食用に買っておいたパンをホテルのお宿の冷蔵庫に
忘れてきた事に気づいたがな。
仕方がありませんなあ。
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弥谷寺寺の大師堂では、ダンタイサンが鐘や錫杖の音も賑やかに
お勤めをしています。
わしは奥のほうに行って座ってお勤めをします。
最後の五体投地礼をしていたら、
先ほどのダンタイサンの御刀自様たちがやってきて見ている。
「あれは何をしているのかしら」
「五体投地というのよ」
「こうやってね、仏さまの足をおしいだくように・・・」

彼女らの輪袈裟を見たら「三和会」
あれ?また三和会の人たちに会いました。
よくこの人たちに会いますねえ。
H大先達にお声をかけさせていただきました。
大先達の紹介で、御刀自様たちと納札の交換をする。
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出釈迦寺門前の「すずめ庵」

おや?


前回のときにあったうどんの建物がないよ・・・
店内は何やら慌しい雰囲気で、いまは留守のよう・・・
おかみさんが帰ってきました。
聞いてみたら、移転するそうです。
何処へ?何故?
聞くのは野暮な雰囲気が漂っています。

とりもあえず、
ワラビ餅とお接待のコロッケが昼食代わりになりにけり。

甲山寺に行ったら、何故か三和会の一団が来ました?
???
同じルートを辿れば曼陀羅寺、出釈迦寺のいずれかで出会っているんですが
ルートが違うのかな?

H大先達がわしを呼んでいます。
行ってみると、
「あなたの納札を欲しいと言う人がいるので交換してもらえん?」
「あ、はははい。喜んで」
先ほど交換しなかった人たちが欲しいと言っていたそうな。
どんどんどんどん納札がなくなっていく・・・・

ちょっと余分に持ってきてはいるものの
こおりゃ、88番まで持つかな?

75・76・77は先達昇補と正月の参拝で既に来ているので
78番まで飛ばします。

丸亀市内を通り、宇多津の町に入り、郷照寺まで・・・
ここで問題発生
カーナビのナビ子ちゃんの案内どおり走ったら
狭い狭い間道を指し示す。
それでもナビ子ちゃんの言うとおり走ったら、

あっ

ここは78番郷照寺の裏口だ!
駐車場もなく、狭い路を転回して表通りに戻り、
知った道を見つけて記憶どおり山門のある場所に着きました。

ナビ子ちゃんどおり走るとこんな目にあいます。
確か32番禅師峰寺では、
トンネルの真ん中が目的地だと言われたなあ。
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次は天皇寺へ向かう。
だんだん時間が押してきて、五色台の82番根香寺まで行けるかなあ??
まあいいや。
間に合わなかったら、そのとき考えましょう。
スカイラインを登っていくと、お遍路さんらしき車が
ゆっくりゆっくり走っています。
こちらも安全運転を心がけてその後をついていきますが、
後ろにつけてくるわしが気になるようで、路側帯に寄って
「さきにいけ」です。

はいはい、お先に行かせていただきます。
札所で一緒になるんですけどもね。

団塊の世代らしきクルマヘンロさんたちは、大概勤行が早く終わる。
10秒で終わる人もいれば1分で終わる人もいる。
「真言宗在家勤行次第」か、
1番でもらうパンフレットどおりやったらどうかな~、と考えてしまいます。

さてここで問題発生
納札と蝋燭、線香が足りなくなってきました。
納札は思いもかけず交換のため消耗したのはいいとして、
用意する蝋燭線香の数を誤ったのは汗顔の至りであります。

短時間にこれだけの札所を廻るのは家内の母親を連れて車で廻った以来です。
なので、準備に甘さがあった!
反省!

お気に入りの伽羅香、明日の分がないなあ。
どこかで買わねば。

千々に乱れる心と共に、五色台山上を走り
根香寺駐車場に着いたのは1645
間に合ったあああああああ
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納経所で
「す、すいません。先にいただけますか・・・」
「はい、いいですよ」

根香寺からは、鬼無の方面に向けて山を下る。
30分くらいかなあ、1735に本日のお宿
「えびすや」に到着!

「こんばんは、お世話になります!」
「まあまあ、お久しぶり!」
「魚の煮つけを楽しみにしていました!」
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今晩の同宿は、定年後の通し遍路さんたちばかり5人
話は弾む弾む
ここまで来れば、初心者などとは言えないんですが
やはり一周目なんで、彼らには分らないことや知らない事も多い。

でも年齢を重ねた親爺さんなので、
素直に人のいう事を聞かない人もいる。


特に気になるのは、ここの民宿の評価
どうもよくない噂もある。
歩き遍路の行程に口出ししすぎるとか・・・

なぜか?

それはね、70番国分寺の門の開閉時間にある。
国分寺は朝7時に開門、夕方5時にビッタリ閉まり、
先にお勤めができないのです。

69番から歩いてくるお遍路さんには
5時の閉門前に納経を済ませてほしい。
でないと、翌朝せっかく6時に朝食食べて早立ちして
71~72番を打とうとしても時間のロスが出る。

そういう親切心から電話予約を入れた際に
「国分寺には5時前に必ず着いてね!」
という言葉が入る。
初めてのお遍路さんにはその言葉の意味がわからず
「いちいちうるさいなあ!」
と感じるのです。


ギリギリに着きそうな人には宿のオヤジさんが車で迎えに来てくれる。

ありがたいじゃあないですか。

でも地形的、時間的な事は自分で実感してみなくちゃ分らない。
「通しで歩きたいのに余計な事しやがって!」
な~んて言う人もいる。

ここまで歩いてお遍路をしてきた人たちだから、
四国の人たちの親切を受け入れることができるんですけどもね。

もしかして悪い噂を流しているのは歩き遍路ではないのかもしれん。

わしは悪口を吹き込まれている可能性のある人たちに
「みなさん、ここの悪口を聞くこともあるかもしれませんが、自分の目で見て
歩いて体験して、女将さんのアドバイスがどうだったか考えてみてください!」

これも先達の仕事だと考えます。



5月19日(日)
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朝5時前に目が覚めたので、国分寺門前に行き立禅をする。
清浄な空気の中で行うのは気持ちがいい。
背中で早朝散歩の人たちの気配がする。
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宿に戻り、朝食を終えて0630にお宿を出て、
門が開くまでしばらく佇む。
するとお遍路さんや地元の散歩の人たちがやってきて
結構賑やかで楽しいのです。

アシナガバチが飛んでいて、おじさんが叩き殺してしまいます。
「あ、あ・・・門前で殺生をしないで・・・」
「あぁ? う、うん。そうやなあ」
「でも害虫やからな」
ハチは害虫じゃあないよ。

閑話休題

一宮寺へ行く。
ナビ子ちゃんは、いままで通った事のない道を案内してくれる。
確かにクルマヘンロをしていないので、知らない道なのは当たり前

一宮寺では大師堂の中で写経をさせてもらおうと楽しみにしていましたが
朝早いので開いていません。残念!

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屋島寺へと向かうスカイラインは麓の料金所が廃止されていて、
山上の駐車場で払うようになっています。

八栗寺へは、ケーブルカーを使ってみよう。
わし、ケーブルカーって好きなんですよ。
いままでは「さる」理由でこれには乗りたくなかったんですが
いまは大丈夫です。

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新緑の美しい八栗寺境内を進むと、正面に聖天堂が見えてきます。
買っておいたお神酒を持って聖天堂内陣に上がらせてもらう。
五体投地ができる所では必ずさせていただいております。
さて、なにを祈願したのでしょうか・・・

ここまで来たら結願までカウントダウン
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志度寺で手持ちの蝋燭・線香が切れたので納経所で買う。
クルマヘンロの際には、思いがけず沢山の札所を廻ることが出来るので
多いと思うくらい用意しなくてはならないなあ。

それに納札も多めに持ってくると出番がなく
必要な分だけ持ってくると多くの人達と交換の機会がある。
うまくいかんなあ。

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長尾寺の納経所には、名物甘納豆入りおはぎが置いてある。
2個入りで丁度いい。早速買って食べます。
もっと食べたいが、大窪寺で打ち込みうどんが食べられなくなるので、
我慢我慢

今日はお遍路交流館に寄るのは遠慮しておきます。
旧遍路道沿いに行こうか、県道沿いに行こうか迷いましたが
車の走りやすさを考えて県道を進みました。


11巡目の結願です。
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打ち込みうどん食べて帰るとします。
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徳島駅前のオリックスレンタカーに車を返して
梅田行きの高速バスに乗って帰りました・・・・

さて
11巡目は計画によりレンタカーを使いました。
レンタカー営業所の拠点を確保できたし、
車での遍路道も順調に進む事ができました。

でも

札所と札所の間での物語がない。
出会いが極端に少ない。

やはり歩けるうちは歩いた方がいいなあああああ
と感じました。
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Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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