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おきらくレンタカー遍路 通算11巡目

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わしは「遍路修行者」である。
お遍路をすることによって神仏の息吹に触れ
そのお陰にあずかり、いささか心を養う事ができました。
先達になったのは、たまたまその過程でのことです。

ですから自己紹介に
「自分は四国八十八箇所霊場会公認先達!」
と書くのは遠慮させていただいています。

閑話休題


今年の元旦に娘が実家で孫を産んでくれたので
しばらくは毎週帰省して、おさんどんに精を出していました。
授乳中の食事は何がいいか?
一生懸命勉強すると、根菜類がいいというので
季節の根菜を使った料理作りに精を出していました。
娘以外にも家内とか娘のダンナもモリモリ食べてくれて
鍋一杯作った煮物は、あっという間に完食・・・


赤ちゃんも3ヶ月を迎えると、母子ともに落ち着いてきました。
なので、爺ちゃんのお遍路も解禁ですね。

お遍路は、1年で2周するペースを守りたいので、
正月からの3か月分のブランクを取り戻すには、車を使おうか・・・
以前別格記念散華を頂くためにレンタカーを使ったことがあります。
車中泊もやった。

よし、レンタカー遍路をやろう。
そうと決まったら計画をガンガン立てる。

グーグルマップで札所から札所までの距離と時間が分るのが
便利ですね。

今回の目的は、
23番薬王寺の桜と瑜祇塔を観たかった。
ずっとネットで日和佐の桜の開花状況を調べていたら
おお、
もうすぐ咲くよ。
五部咲きですが、仕事の休みにあわせると今が一番です。

時間に追われ、人との出会いも少ないクルマヘンロなので
勤行に集中しましょう。



3月30日(土)

0900徳島駅前レンタカーを出発
空模様は午後から雨
西に進むにつれて雲が厚くたれこめています。

1000
23番薬王寺の桜は五部咲きです。
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門前に屋台が出ていますが、人出はまだない。
ここで一週間粘れば、いい写真が撮れたでしょうね。
まあ、そういう行動は定年後の楽しみに取っておきましょう。

22番平等寺の境内では賑やかな子供たちの声がします。
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お勤めを終えて御朱印を貰ったら雨が降ってきました。
お接待テントの可愛い子供たちからお接待をいただきました。
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21太龍寺へは、雨の中ロープウエィを使いました。
バスが2台、ダンタイサンたちがどっと乗ってきて
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それはそれは賑やかであります。

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勤行中は、雨があがりました。
帰りは、やはり雨の中

20番鶴林寺への山道は雨の中
危ないのでヘッドライトはつけたまま。
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雨に煙る境内は幽玄な雰囲気を醸しだしています。

道路を歩き遍路さん達が雨着を着て歩んでいるよ。
彼らに水しぶきをかけないように気をつけて・・・

19番立江寺の手水舎の脇には見事な山桜が咲いています。
と、思いきや利休梅だそうです。
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ふ~~~ん。初めて見ました。
お勤めを終えて駐車場に向かうと、雨が降ってくる。

18番恩山寺境内には白人の歩き遍路女性が
大師堂に佇んでいる。
今夜はどこに泊まるのかな?
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徳島方面に向かう国道55号線が渋滞していました。
脇道を知らないので、仕方がない。
計画に遅れが生じますが、焦っても仕方がないね。
四国ラジオの放送を聞きながら進みましょう。

14番常楽寺に着いたのは予定より1時間遅れ。
でも空は明るくなってきました。
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境内にはネコちゃんはいませんね。雨が降っているからか?

15番国分寺の写真を撮り忘れてしまったよ。
大師堂の香炉は雨のため蓋がしてあります。
でも相変わらず勤行中は雨はあがっています。

16番観音寺では、雨雲は去って青空さえ出ています。
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さあ、今1640
予定の17番までいけるかな?

心配しても仕方がないね。
そんな気持ちで運転していたら
1650に
17番井戸寺に到着しました。
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先に御朱印を頂いておきましょう。すみません。
本堂も1700に戸を閉めるそうなので、ギリギリ間に合いました。
お陰を込めて、腹のそこから声を出して勤行させていただきました。

ああ、おかげさまで本日の予定は完了!
神仏、お大師様に本日の無事と天候のお礼をしました。

徳島駅前に車を返しに行き、1815のバスに乗って帰りました。
すべからず、事もなし。
ありがたや、ありがたや。

今回の旅でつくづく感謝したのは
移動中は雨に降られても、境内に入って勤行の最中には
雨がやんでいたこと。
勤行が終わり、納経所に行くときから降り始めたことがあったが
おおむね濡れずに済みました。
これがすべての札所で起きた。

いくら鈍感なわしでもこれは只事ではないと気づく。

このときの雨は清めの雨と言われるそうな。
眷属様たちがされると聞きました。

お遍路を始めた頃は、修行が足りなくて
神仏からのサインに気づかなかったり、
そもそもサインそのものが存在しませんでした。

2周3周と修行を重ねていくうちに、「?」と思う事象に気づく。
更に気づきを教えてくれる人と出会ったり、
確実に修行の成果が現れてきました。
これが冒頭で述べた、自分は「遍路修行者」なのだ、
と感じるゆえんであります。

風、音、空気感、動物や昆虫、更には雨などなど、
世の中に満ち溢れている神仏からのメッセージを
僅かながらでも感じられるようになってきたのは、
完歩ではないながら、歩き遍路修行を続けてきた賜物であると考えます。

誤解なきように、
歩いても、ツアーでも、車でも修行者として向き合う心がけ次第で
手段は関係ないのです。
歩いても修行は進まない人もいるし、車でも徳の高い人もいる。
でも、歩いた方が確実に修行はできます。

自分はこの先も
「遍路修行者」でありつづけたいと考えています。
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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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