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おきらく遍路旅 十巡目 五色台日帰り 平成30年11月13日(火)

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さて、今日も平日に1日だけ休み。土日勤務の代休です。
じっとしているわけにはいかん。
身体の動くうちは、動く事のできる環境にいるうちは、歩く!
言い訳を探して安易な方向に逃げることを戒める。

11月13日
朝、阪急の始発に乗って新大阪に行く。
0600新幹線の始発に乗り、岡山を目指す。
朝食は構内で買ったお結び弁当ですが、
蓋を開けると沢庵の香りが立ち昇り、あわててあたりを見渡すがそこは始発
誰もいないので安心して朝食をいただく。

岡山に着くあたりで夜が明けてきました。
高松行き快速マリンライナーの席もガラガラで、快適な旅を楽しむ事ができます。
旅とは日常から非日常への気分転換で
いままでどれだけこの旅に助けられたことでしょう。
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旅情を味わいつつ、「坂出駅」で降りる。
ここから玉越方面行き路線バスに乗り、五色台麓まで行く。
おや?今年に入って時刻表が変わっているようですね。
最近四国に限らずローカルバスは運営上の影響で、廃線・変更が多いね。
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ここで降りる。
「高野(たかや)」という地名は近くに松浦寺遍照院があり、
高野山にちなんだ縁があるんでしょうかね。

高屋神社が目の前に現れました。
すると道の向かいのお爺さんがわしを呼んでいます。
「おはようございます」
「モゴモゴ、モゴモゴ」
「?」
こっちに来い、と言っているんでしょうか。
ついて行ったら、納屋からみかんを持って出てきました。
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南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

「ありがとうございます」
「モゴモゴ、モゴモゴ!」

ここから緩やかなスカイラインを歩く。
道の脇には落ち葉が集まり、
風に吹かれてあっちにいったり、こっちにいったり。
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今日は平日なので誰にも出会わないかな?
山々の紅葉は・・・針葉樹林が多いせいか、ポツポツと赤や黄色が見えるのみです。

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崇徳御陵への参道脇に愛媛ナンバーの軽自動車が停まっています。
お遍路シールが貼られているのでお遍路さんかな?
ここに停めて白峯寺まで行っているのでしょうか。

鳥居をくぐり、赤や黄色の草木を眺めながら長い長い石段を登る。
長いとは言え、この参道はちっとも辛くない。
なぜかな?
ここの参道に流れる、満ちる「気」のせいか。

向こうから御刀自様が降りてきました。
「おはようございます!」
「おはようございます」
「歩きですか?お疲れさま」
「あ、はあ。休日遍路です。麓の車はあなたのですか?」
「そうですよ。もう、お遍路が楽しくって。75歳ですのよ」
「そうですか!ではわしも75歳までは元気で歩けますね」
「いつまでも楽しんでください」
「はい、お互いに」

遍路道、特に山道で出会うベテランのお遍路さんたちは
多少の例外はあれど、皆気持ちのいい人たちばかりです。
何周廻ったとか、何日で廻ったとか自分の自慢なんてしない。
ただ、お遍路が楽しいという話題だけ。

石段を登っていると自然と頬が緩んでいるようだ。
崇徳御陵に出たら楽しさはピークに達して、
エヘエヘとにやついてしまいました。
この場は、ニヤつく場ではないのですが、自然とそうなってしまう。
崇徳上皇もお赦しになってくださっていると勝手に思う。
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カラスや鳥の鳴き声、空気感でそう思う。なぜかは分らない。

足取り軽く、81番白峯寺門前に来たら、
おお、お大師様が見事な紅葉を背に出迎えてくださった。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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境内に入ると、そこかしこが見事な紅葉です。
お遍路さんだけでなく、老人会の人たちも紅葉見物に来ています。
きっと休日は大層混雑しているでしょうね。

綺麗な紅葉を目で楽しみ、
お気に入りの伽羅香の香りに包まれてお勤めをするのは
いい気持ちですね~。
五感が喜んでいます。来てよかった。

山門を出たら、先ほどの老人会の人たちがお大師様をバックに記念撮影をしている。
「あ、ほら、あの白い服の人に撮ってもらったら」
(わしのこと?)
「すいません、シャッター押してもらえませんか」
「いいっすよ」
「○○さんの入るところを決めなきゃ!」

「ハイ、撮りますよ~。『コウボウダイシ~』と言ってください」
「????」「コウボウダイシ」
「はい、撮れました」

「ありがとうございました~」
「弘法大師って何?」
「最後の『シ』で笑顔になるでしょ?」
「あっそうかあ」

紅葉に包まれて山道に入る。
昨日の雨もあるが、この道はいつもじめじめしていて滑りやすいね。
何度も歩いている道なので、それほどきついとは思わず
景色を楽しみながら歩くことができます。
しかし季節柄、立ち止まると汗が冷えてきて寒い。
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にぎやかな声が聞こえてきました。
若い人たちの声のようです。ジャージを来た団体です。
地元の中学生の校外学習ですかね。
「こんにちは」
「コンニチハ!」
「こんにちは」
「がんばってください!」
「こんにちは」
「・・・・・・」
みんな、若いね~。若さが羨ましい・・・
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ちょっとした降り道で濡れた石と落ち葉に滑って派手に転んだ。
しかし、頭は菅笠に、背はリュックに救われて
手のひらが汚れただけで何ともないよ。
白いズボンにも汚れはない。
菅笠はヘルメットのように衝撃を吸収してくれるんやね。
リュックはプロテクターの代わりになってくれた。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

気を取り直して起き上がったら、また賑やかな声がする。
さっきの別の班かな?
今度は女子ばっかりの集団です。あ、さっきは男子ばかりやったなあ。
「こんにちは」
「こんにちは!」
「こんにちは」
「(こんにちは・・・)」
「こんにちは」
「・・・・・」
男子に比べて少し元気ないね。お年頃?

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平日なので誰にも出会わないと思いきや、結構出会うね。
平日ならではの人達でしょうか。
それにリタイヤしたような年齢の人にも出会う。

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根香寺も見事な紅葉です。
ここも紅葉狩りの人達が沢山来るのでしょうね。
境内の看板には、「お遍路さんの邪魔にならないように」
と書かれていました。
いったい休日にはどのくらいの観光客が押し寄せるのでしょうかね。

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いま、五色台の札所の絵をまだ描けていません。
綺麗な季節に来なかったからかもしれません。
まさに今がその綺麗な季節です。
絵のネタを、スマホで一生懸命に撮るのですが、カメラの性能の差は否めません。
自分の目に写る光景は切り取ることができません。
あとは、自分のイマジネーションで絵にするしかない。

今日のお遍路は、ここまで。
予定していた時間よりも結構早く終わった・・・が
余分に廻るには時間が足りない。
麓の国分寺はすでに打っているので、今回は行かない。

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鬼無に向かう道路を降りる。
この道路も落ち葉が降り積もっていて秋の風情満点やねえ。
道の両脇に広がる盆栽畠を楽しみつつ、「鬼無駅」に着く。

さて、帰るか・・・
高松から快速マリンライナーに乗り、高松まで。
この間山歩きの疲れで眠りこけていたようです。
あっという間に岡山でした。

7時前に帰ってくることができましたがな。

さて今週末は71番から85番歩きです。
毎週毎週お遍路三昧で、充実しているなああああああ。
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Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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