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娘の結婚式201808吉日

金襴緞子の帯締めながら
花嫁御料はなぜ泣くのだろう


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平成元年産まれの長女が、平成のうちに嫁ぎました。

娘の結婚式では絶対泣くと思っていましたがな。
一昨年の息子の結婚式では、ずっと笑顔でいたのに、最後の花束贈呈で
涙を一生懸命こらえた思い出があるからです。
周囲もわしの涙を期待しています。
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式場は京都市内の八坂神社の近く。
なぜ京都市内?と思ったんですが
婿殿の恩師と友達の居住地の関係だそうです。
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わしの役割は裏京都市からマイクロバスで出席する娘の友人達を
京都市内まで送る添乗員ですがな。
娘の友達、同僚は皆若い女性で、オヤジは浮き浮き。
娘と家内は着物の着付けがあるので朝早く出かけていきました。

今日も暑いので、控えておけばいいのについつい飲み物を飲んでしまいます。
それに式場ではビールやお茶もグイグイ飲める。
したがっておしっこも近くなる。
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着替えから式のリハーサル、記念撮影などなど、式場の係員にせかされて急がされて
本番前から迷宮のような式場をあっちへ行ったりこっちへ連れていかれ、
ミノタウロスになったような気分です。
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この式場は、画家の邸宅を改装したレストラン&結婚式場で
建物の外に出てからまた建物の中に入ったり、木の生い茂る中庭を歩いたり。
え?いまどこ?わしのジャイロも狂ってきました。
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披露宴の始まりですがな。

おしっこにいきたい。
わしの席は披露宴会場の一番奥の卓で、そのまた奥の席です。
満タン膀胱をかかえ、おしっこに行こうとテーブルかき分け出入り口はどこだ?
おお、あの扉か。

ビッタリ閉まった扉の前には門番が控えていて
モーニング着た新婦の父親に向かって
「あと10分しかないので、トイレには行かないでください」
「ええっ!で、でもいきたい」
「後にしてください」

股間を押さえて席に戻れば、新婦の父親の番人(スタッフ)が
「あと10分もあるので、各テーブルを廻ってきてください」
(え?え?え?)
受け持ちによって時間の観念が違う・・・・
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行って来いとビールを差し出され、テーブルの海に向かって進む。
「今日はありがとうございます・・・(おしっこしたい)
脂汗が出てくる。

ああああうううう
わしの陰部神経叢が下腹神経を通して
「はやく排尿させよ」
と命じてきます。

「今日はありがとうございます。新郎のご学友ですか?(おしっこしたい)

「先生、本日はお忙しいなか、ありがとうございます(おしっこしたい)

「○○ちゃん、いつも娘と一緒にいてくれてありがとう(おしっこしたい)

お色直しを終えた新郎新婦が入場してきたので慌てて席に戻る。

おしっこしたい。
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華やかなセレモニー終わり、待ちに待ったご歓談の時間になる。
「今度は頼むからおしっこに行かせて・・・」
「どうぞ・・・」

出入り口をバ~ンと開けて、門番に
「トイレはどこ?」
「こちらです・・・・」
小さなトイレの前には長蛇の列・・・
わし、後ろに並ばれると出ないのです(泣)
断腸の思いでおしっこを諦めて、自分の席に。

ああ、膀胱炎になるか、おもらしをするか。
モーニング姿の新婦の父親は、式次第上、
常にスタッフ(番人)に見張られていて辛いね。
隣の席の孫娘が退屈してチョロチョロし始めるので手を引いて遊ばせる。
これはこれで楽しい。じじいカンゲキー
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おしっこしたい

そのあと、どのタイミングでおしっこに行ったのか記憶が定かでない。
新郎新婦に悪いが、おしっこの思い出だけが強烈に残った。
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それから、

今日の結婚式のため、お遍路に行った際に、神様のおられる神社に参拝し、
ありがたいお神酒のお下がりを頂戴してきていました。
150mlくらいの小さい瓶。

基本、式場への持込みはダメなんでしょうが、華燭の典なので
これくらいなら見逃してくれるかな?
と思って来賓の先生方にさりげなく注いでいたら、
番人達に見つかっていました。

わしの席にやってきて
「すいません、持ち込みは禁止なんです」
「あ・・・はあ。そうですか」
テーブルの下に引込めました。
ま、これはわしのほうが悪い。おとなしく引っこめました。

すると別の番人がやってきて、
「この袋に入れて壁の隅に置いてください」
「あ、はあ」

さらにまた別の番人が来て
「会場を後にするともう戻ってこられませんので、この袋は誰かに託してください」
「あ、はあ(託せっていっても、誰に?家内とは別行動やし)」
ああ~、誰にしようか、グルグル考える。

番人たちは
(新婦の親父が勝手なことをしているのでなんとかしろ!)
と話し合っているんでしょうね。

とどめに最初の番人が来て
「どなたかにプレゼント、という形でならいいです」
「・・・いいです。飲みます」
番人の前で日本酒の瓶を一気飲みしました。

娘の華燭の典に水を差すつもりはさらさらないので
つとめて穏便に、穏便に。

若い彼らはマニュアル通り個々に動いているのでしょうね。
しかし連携はよくない、と思う。


おしっことお酒に気をとられていたのか、
それとも一昨年息子のを経験しているからか、娘からの手紙にも、花束贈呈にも
涙というものは出ませんでした。
隣に立つ家内をチラッと見てみたら、ニコニコしていました。


息子も娘も、結婚式の費用では、おもいっきり親の脛を齧ってくれました。
自分の結婚式のときは親の脛を齧らなかったのですが、
齧らせてあげる脛を持っているだけ幸せと考えることにしましょう。
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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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