西国薬師四十九霊場巡礼 1番薬師寺、15番家原寺

1薬師寺15家原寺
平成29年3月28日(火)
今日は土日勤務の振り替え休みなので、病院に定期受診に行ってきました。
この歳になると病気の一つや二つ引き連れて、
一病息災でやっていきたいと考えています。

昨年冬から痛んでいた古傷の左足付け根の関節痛
春が来たと同時にピタリとおさまりました。
「先生、足の痛みがなくなりました」
「そうですか、季節・気圧の影響でしょうね」
「四国遍路しているときは不思議と痛まないのです」
「それはお大師様のおかげでしょう」
「私もそう思います!」

受診が早く終わったし、お天気もいい。
どこか行こうか。
抜け目なくリュックには参拝用具一式が入っています。

南海電車に飛び乗り、まずは「南海なんば駅」まで行きます。
そこから近鉄に乗り換えて急行で「大和西大寺駅」まで行き、そこから
ローカル線に乗り換えて「西ノ京駅」で降ります。
01薬師寺01
おお、ホームに「薬師寺」の石柱が建っていますよ。
石柱のあった所に駅ができたのでしょうか。

01薬師寺02
改札をくぐると参道が始まります。
すでに梅の花は散ってしまっていますが、
それでもほのかに梅の香りがしますよ。

1番 薬師寺
01薬師寺03
薬師寺は広大な寺域を持ち、地図を見ておかなくては何処に行ったらいいか
分らなくなりますよ。

薬師寺はわしにとって特別な思い入れがあるお寺です。
「中1コース」を読んでいた頃に、
当時の薬師寺館長の高田好胤師が、
般若心経について連載をしていて毎月楽しみに読んでいたもんです。
思えば仏教に親しんだ初めての機会であったともいえます。
ですから常々薬師寺に一度行ってみたいなあ、と思っていました。

足の痛みもあり、
四国遍路以外にあちこち歩き廻ることは控えていたのですが、
お大師様のおかげで調子もよくなり、
遠出も億劫ではなくなってきて、最初の場所が薬師寺です。

01薬師寺04
「おお、あれが西塔か」
朱も鮮やかな裳階をつけた三重塔、凍れる音楽とも呼ばれるのも
納得できる造形美です。
01薬師寺05
残念ながら国宝東塔は解体修理中です。
後々の世まで伝えるためには必要な作業でしょうね。

本堂の薬師如来様にご挨拶し、大講堂でご朱印を頂戴します。
売店で吉野葛のお菓子を試食して、血糖値を少し上げておきましょうかね。

玄奘三蔵院伽藍のほうで、シルクロードの絵画展をやっているんで、観ておきたい。
絵画展見学込みの拝観料を払っていたので、中に入ると、
藍銅鉱絵の具を用いた碧の色がすごい。
引き込まれるような空の色です。

眼の保養をして外に出ると、ニャンコが芝生に横たわっていて
ニャイ~ンと愛想をふりまいています。
この猫はお寺のネコのようで
仏さま、眷属におつかえしているネコなんでしょうね。

薬師寺の空気を十二分に身体に染み渡らせて
「西ノ京駅」から「大和西大寺駅」まで戻ります。
朝から何も食べていなかったなあ。どこかで何か食べようか。
血液検査のため、昨夜から何も食べていなかったのです。
吉野葛のお菓子のかけらだけでは持ちません。

大和西大寺駅構内には、ちょっとした食料品街があり、
乗換えのための人の流れの多さがわかります。
何を食べようか、散々迷った挙句
お握り屋さんで握りたてお握りをいただきました。

さて、帰ろうかね。
「大和西大寺駅」から急行、地下鉄を乗り継いで南海「天下茶屋駅」まで来て
そこから住んでいるところに帰ってきても、まだ日は高い。
まだまだどこかに行きたいなあ。
それでは、近所にある札所に行きましょう。

自転車で3kmくらいのところに
15番家原寺(えばらじ)があります。
あまりに近所なので、そのうちそのうち、と思っていると
結局行かないことになってしまう。それではいけんので、
行くことにします。

15家原寺01
ここ家原寺は、西国薬師霊場巡礼を知る前に
何度か参拝に来ていた真言宗寺院です。
写真は最初にここに来た頃に撮ったもので、
ご本尊が文書菩薩様なので、学業成就のお寺として有名な所です。
受験生は願いを書いたハンカチをピンで留めるのです。

ここは704年(慶雲元年)に行基菩薩が生まれた場所で
生家を寺に改めたのに始まるとされます。

15家原寺02
本堂の横に薬師堂があり、薬師巡礼はここで参拝します。
ご朱印を頂き、バインダーに留めてこれで終了!


最近仏旗について色々ご縁があり、
いささか勉強させていただきました。
これは薬師寺境内に掲げられている旧仏旗です。
仏旗01

去年四国88番大窪寺で、
五色幕の色について先達さんが説明していたのを聴き
それをブログに乗せたら
「それは違う!」
といった意見を貰いました。
調べてみたら仏旗には2種類あり、
それぞれ色の持つ意味も違っていたのです。
仏旗03

指摘した人の不勉強と、わしの不勉強の両方だったのです。
世の中のことには何にでも意味があり、
何も考えることをせずに受け入れていることのなんと多いことか。

仏旗02
お遍路をしていく中でいつも見かける五色幕や仏旗
その色に込められた意味を知ることが、
今後の修行の役に立ってくれることと考えます。
仏旗04

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード