柳水庵遍路休息所スズメバチトラップ設置

柳水庵遍路休息所スズメバチトラップ設置
13番奥之院建治寺


龍門窟

歩き遍路さんが焼山寺へんろころがしを半分終わって
柳水庵近くの休息所でひとやすみ、あるいはそこで宿泊する人にとって
スズメバチの存在は厄介なものです。
一昨年にスズメバチの巣ができて危険!という貼紙がありました。

お節介なわしは、歩き遍路さんが無事に休むことが出来るように、
去年からスズメバチトラップを仕掛けています。

「鯖街道キャンプウオーク」に関わってから
山小屋に巣食うスズメバチの駆除作業をしていたので、
その知識と経験が役に立ちました。
http://okirakudojyo.blog93.fc2.com/blog-entry-141.html
一度お節介をしたからには、
途中で日和ってはいけません。毎年やります。

このトラップを設置するタイミングは、
一匹だけ越冬した女王蜂が巣作りを始める初春です。
なぜこの季節にトラップを仕掛けるか、
スズメバチの生態を楽しく学習できる小説に
百田 尚樹の「風の中のマリア」を読むとよくわかります。
興味のある方、是非読んみてください。面白いですよ!

さて、徳島へは前日の夜に「南海なんば高速バスターミナル」
1820発のバスに乗り、徳島入りをしておきます。
車中、旅の期待感でワクワクですね。
2100に「徳島駅前バス停」に着いて、
定宿の「サンルート徳島」で温泉に浸る。


平成29年3月15日
今朝はゆっくりできるので、ホテルの朝食バイキングを楽しみます。
昼食分も食べたのかもしれません。お腹一杯!

駅前のバスチケットセンターで帰りのバスチケットを確保し
0900に駅レンタカーに行き、予約しておいた車を受け取ります。
ここで注意しなくてはいけないことは、
飛び込みで行くと、車がないことがあります。
事実わしのあとに来店した人は、車がないと言われていました。

今日の車は「スズキワゴンR」
小回りの効く、このくらいが丁度いいのです。
カーナビに柳水庵の住所をブチ込んで、出発!
ラジオを聴きながら鮎喰川に沿って走っていると、
右手に13番大日寺が見えます。
「帰りに寄らせていただきます~!」
と叫びながら通り過ぎます。

どんどんどんどん道は山道になってきます。
菅笠をかぶったお遍路さんの姿がちらほら見えてきました。
焼山寺越えをしてきた歩き遍路さんなんですね。
(おつかれさま)と目礼をします。
suzume2017-01.jpg

神山町の阿川梅の里は、梅の花が綺麗に咲いていますね。
ついつい脇見運転をしてしまいますが
狭い山道、いきなり現れる対向車にも注意しなくてはなりません。

どんどんどんどん標高があがり
急な坂道もあり、ワゴンRも大変そうです。

走ること1時間と少し
1015
柳水庵下の遍路休息所に到着!
赤錫杖をついた歩き遍路さんも来ました。
「こんにちは」
「こんにちは」

さてさて、去年仕掛けたスズメバチトラップの様子は・・・
女王蜂は捕れていませんねえええええ。
誘引口あたりに小さな巣が引っ付いていました。
これはドロバチの巣かな?
空になっている巣を取り除き、誘引液を出してボトルを洗い、
持ってきた新しい誘引液を入れました。
suzume2017-02.jpg

その様子を見ていた先達さんから
「それはなんですか?」
と声がかかりました。
「ああ、これはスズメバチ駆除用のトラップです」
「えっ、ここにスズメバチの巣があるのですか?」
いきなり彼の腰が引けました。
「ああ、今の季節にはないですよ。女王蜂を今のうちに捕えておけば巣はできません」
「ああ、そうなんですか(ホッ)」
スズメバチの生態を説明して
このトラップの設置理由を説明しました。
suzume2017-03.jpg

彼は広島県の方で、銀の納め札をいただきました。
いままで車遍路だけだったのですが、60歳になったので
歩き遍路を始めたそうです。
ああ、羨ましい。わしも早く定年になって思う様遍路したいなあ。

こう喋っている間も、歩き遍路さんたちが柳水庵から降りてきます。
春ですねえええええ。お遍路さんの季節ですねええええええ。
ああ、わしも歩きたい!
うずうずしてきましたがな。

「では、この先お気をつけて!」

もと来た道を下ります。

今回、時間があれば寄ってみたかった札所があります。
13番奥之院建治寺です。
ちょうど帰り道の途中にあるのです。
奥之院参拝を、ぼちぼちやっていますので今回はここに行こうかね。

道路脇に大きな看板が建っているのでわかりやすい。
細い山道をくねくね登り、
1109
13番奥之院建治寺着
駐車場には誰もいません。貸切ですがな。
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役行者開基で、金剛蔵王権現さまがご本尊で、
四国三十六不動霊場の札所にもなっています。
本堂は、中に自由に入れるので靴を脱いであがらせていただき、
ご真言の「おんばざらくしゃあらんじゃうん」を
つっかえつっかえ唱えます。
拙いお勤めを、
最後の大金剛輪陀羅尼でお許し願いました。
suzume2017-05.jpg

大師堂の脇に龍門窟への歩道が続いています。
ロープを掴んでおっかなびっくり登ってみると
岩窟の入り口があります。
懐中電灯を納経所で貸していただけるとのことで、
引き返して納経所へ。
「あの~、懐中電灯をお貸し願えませんでしょうか?」
「はい。ですがその白衣が汚れますがいいですか?」
「はい!」
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岩窟の入り口まで戻り、懐中電灯を片手におっかなびっくり入る。
ここは行者が3年近くかけて独りで彫った修行場だそうです。
入り口近くは天井が低い。
しゃがんだ姿勢でそろそろ進む。
向こう側が明るいですね。
中ごろから天井が少し高くなってきますが、
暗くて狭い空間は不安です。
自分にとって洞窟探検は苦手なんだなあと感じ始めてきました。
この分だと慈眼寺の穴禅定は無理かなあ・・・
30mくらい進むと、そこに祭壇があり、
しかし何様が祀られているのか
迂闊にもわかりませんでした・・・
suzume2017-07.jpg

案に相違して白衣は汚れていませんでした。
もし汚れても、
汚れたまま、ずっと着ていようと思っていたんですが。

鎖場のある滝行場へは、歩き遍路道を下っていかねばならないので、
今回はやめておいて、またいつか来ることにします。

建治寺を後にして、国道に出ます。
しばらく走ったら13番大日寺の駐車場が見えてきました。
車を停めて、すごい風が強く吹く中を歩いて大日寺へ。
納経所を覗いて見たら金住職はいないなあ。
suzume2017-08.jpg
まあいいやと本堂に行ったら、
大きな覆いがかけられていて屋根の修理中でした。
そういえば去年末に住職から屋根の修理の話を聞いていたなあ。

大師堂でのお勤めを終えて納経所に行ったら
丁度金住職が交代の時間で出てこられました。
おおっ!大ラッキー!
わしも金住職も大喜び。
後から納経所に来られた方に写真を撮っていただけました!
suzume2017-09.jpg

大満足な日程を終えて徳島駅まで戻り、
レンタカーを返して1500発のバスでなんばに戻りました。

徳島駅前で、ちょっと残念な事がありました。
それは去年からアジア系の女性が駅前で
「アジアの子供たちのための募金」
をしています。結構しつこい。
警察からの許可証を見せてくれたのですが、
警察ってそんなことへの許可証を出したっけ?
募金の様子を写真に撮らせてもらってもいいですか?と聞いたら
とたんに「NO!」と顔を隠して怒りはじめました。
え?いいことしているのに何故?

変ですね。

ググッて調べてみたら、どうも怪しい人達でした。
間違いだったらいいんですが・・・

わし思うんですが、募金活動全体に言える事。
一日中街頭に立って声をからしているよりも
同じ時間を使って一生懸命働き、
そのお金をチャリティーすればいいんでないの?
募金活動をすることに自己陶酔していない?
そう思っていました。

閑話休題

予定通り高速バスに乗り、
なんばの駅前に着たら道路が渋滞しています。
窓の外からは太鼓の音が聞こえてきました。
「?」
たくさんの華やかな幟が林立しています。
ああ、大相撲かあ。
suzume2017-10.jpg
南海難波駅前の大阪府立体育館では大相撲三月場所が開催されているんですね。
18時過ぎなんで、丁度終わった頃ですね。
稀勢の里フィーバーですごい人出です。
ま、これも春の大阪の風物詩でしょうか。

今日は色々とあって充実した一日でした。
自分としては休日はボ~ッとするよりも
忙しい方がいいですね。

さて今週末は土日と土佐遍路を楽しんできます!



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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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