新西国巡礼 30番金剛城寺、31番花岳寺、32番斑鳩寺

金剛城寺00

平成28年6月14日(火)
今日は梅雨の晴れ間でいい天気ですが、気温が高く湿度も高い。
汗対策と着替えを万全にして出かけます。

30番金剛城寺だけ行ければいいなあ。
今日は姫路の向こうまで行くので、新大阪から新幹線を使います。
ちょっと高めですが、新幹線の旅を楽しみましょう。
朝食の駅弁を買い込み、早速車内で食べます。
旅情満点ですね~。
真っ白な姫路城を横目で見ながら「姫路駅」到着

「姫路駅」から播但線に乗換え「福崎駅」で降ります。
ここからバス等の便はありません。
駅からまっすぐに平坦な道を4km歩きます。
まだ朝なのでそれほど暑くないよ。風も吹いてきます。
山に囲まれたのどかな農村地帯を歩くこと50分
金剛城寺への看板が見えてきました。あと少し!

金剛城寺01
山裾にお寺の大屋根が見えてくるとホッとしますね。
山奥育ちの、わしの原風景か。

金剛城寺02
駐車場に一台車が停められてあり、
婦人が山門をくぐっていました。
そのほかには訪れる人もなし。
右に「七種山金剛城寺」と彫られた石碑があります。


30番 金剛城寺着
金剛城寺03
立派な山門をアジサイの花が彩っています。
山門の足元には紙が敷かれています。
ツバメの巣でもあるのかな?
紙には「御用の方は本坊まで」と書かれていました。

本堂は残念ながら閉められていて、そっと戸をあけて中を覗いてみたら
誰もいませんでしたが、黙って上がるのは憚られるので
外に立ってお勤めをしました。

お勤めを終わり、本堂の左手に行ってみたら
立派な四国八十八箇所がありましたよ!
そうか、ここは高野山真言宗のお寺だったんでした。
金剛城寺04

納経所は本堂の右奥に行った本坊にあり、
先ほどの婦人が住職と法要の打ち合わせをしていました。
話好きの人らしく、わしにも色々話しかけてきます。

わしが四国、西国、新西国の巡礼をしている事も
聞き出されてしまいました。
「若いのに、偉いわぁ~!」
ま、まあそんなに若くないが、彼女からしたら若いんでしょうね。
わしと同じくらいの歳の息子さんがいるようですし・・・
「どうしてそれだけ廻っているの?誰かの供養?」


山門を出て、ここからまた駅まで歩きましょう。
道をテクテク歩いていたら
先ほどの婦人の乗った車が停まりました。
「駅まで行くんでしょ?乗りませんか?」
おおっ
南無大師遍照金剛
これはありがたい。
車中、彼女のマシンガントークも苦にならない。
あっという間に「福崎駅」に着く。
「お大師さまのご縁をいただきまして、ありがとうございました」
1時間早く駅に着くことができました。

ホームに入ったら、ちょうど姫路行きの列車が入ってきました。
南無大師遍照金剛

「姫路駅」で降りて赤穂線に乗換え「播州赤穂駅」に行きますが、
乗り継ぎ時間が30分ちょっとあるので
腹ごしらえしましょう。
駅構内にある吉野家には、「麦とろ御膳」があります。
美味しそうだったので、迷わず注文して
つるつるっとあっという間に食べられました。

吉野家の横には「御座候」があるよ!
あんこを2つ買って食べながらホームに上がります。

やってきた列車に乗って30分
お腹もくちくなり、列車の揺れに身を任せていると
眠くなってきます・・・
終点が赤穂なので問題なし。寝てしまいました。
目が覚めたら終点で、寝ぼけ眼で列車を降ります。
「播州赤穂駅」に着きました。

31番花岳寺は赤穂にあり、そこは浅野家の菩提寺です。
と、いうことは・・・
「忠臣蔵」ワールド。
花岳寺05
駅の階段には四十七士が出迎えてくれます。
街のいたるところに忠臣蔵があり、気分を盛り上げてくれます。

実はわし、忠臣蔵はあまり興味がなかったのです。
大河ドラマでは視聴率をあげるために
定期的に忠臣蔵を題材に取り上げたり
12月になると必ず忠臣蔵が放映されたり・・・
物語については知っていますが
興味がないので小説も読んでいませんでした。

こんなわしでも、大通りを歩いて行くうちに忠臣蔵ワールドに
引き込まれ、花岳寺境内に入るころには
どっぷりと浸っていました。
おそるべし、播州赤穂

31番 花岳寺着
花岳寺01
ここの山門は、赤穂城の塩屋総門を明治の初年に
ここに移したものだそうです。

花岳寺04
曹洞宗の寺院で、なんとなく禅寺の匂いがしますねえええ。
本堂の天井には虎の絵が描かれています。
これは撮影しても差し支えないでしょう。
花岳寺02

本堂横の納経所で御朱印を貰い、
更に拝観料400円払って宝物館のエリアに入りましょう。
忠臣蔵に興味のないわしがグングン引き込まれています。
大石家の守り本尊である小さな千手観音様が奥に安置され
その周りを四十七士の木造が取り囲んでいます。

展示品には吉良上野介を刺した刀などもありました。
おおおおお。つい見とれてしまいます。

花岳寺03
義士墓があり、ここは撮影可なのですが、外から撮る・・・
浅野内匠頭長矩公を囲み、義士の墓が並びます。
東京の泉岳寺が彼らの墓所ですが、ここには遺髪が納められています。
横須賀に住んでいたころ、京浜急行の終点に「泉岳寺駅」があり
ここに赤穂浪士の墓がある、とは知っていましたが
行かなかった・・・今は後悔

思わぬ観光ができて
心が満足しました。

「播州赤穂駅」から赤穂線登りで「網干駅」に移動します。
車内では、
お四国でラジオ聞きながら歩いている時に、
「その日の吉良上野介」という新解釈の短編小説を聞きながら歩き、
ちょっとだけ興味を覚えた事もあったなあ、と思い返していました。
帰ったら忠臣蔵の小説探して読んでみましょうかね。
その日の吉良上野介


「網干駅」界隈には「太子」という地名や会社名が目に付きます。
駅前からバスの便がありますが、生憎1時間以上待たないと、ない。
歩こうかどうしようか・・・えい、タクシーを奮発しよう。
明日は給料日だし・・・。
乗るのは太子タクシーです。

5分ほど走ったら斑鳩寺の看板が見えてきました。
大きな山門ですね。


32番斑鳩寺着

斑鳩寺01
おじさんが2人山門前の石碑で延々記念写真を繰り返していたので
石碑の撮影は、やめにして境内に入ります。

斑鳩寺02
その昔、聖徳太子は播磨国揖保郡の土地360町歩を受領し、
この地に来て斑鳩莊と名付け、
伽藍を建設したと伝えられ、これが斑鳩寺の創始とされています。
なるほど、「斑鳩」とか「太子」の名が多いはずです。

最初は奈良法隆寺の支院でしたが火災消失後再建された際に
天台宗になったそうです。
当時殷賑を極めた様子が境内の雰囲気からわかります。
本堂でお勤めするのは、わしひとり。
記念撮影をしていたおじさん2人も境内に入ってきましたが
お勤めする様子もなし。

斑鳩寺03
納経所は奥の本坊です。
平日は御朱印を貰いに来る人も少ないのでしょうか。
インターホンを押し、出てくるのをしばし待ちました。

さてここから駅まで戻るのです・・・が
やはりバス便がない。
歩くか!
真昼の炎天下、汗をかきながら歩きました。
四国遍路の時には汗をかいて歩くのが大前提の装束で歩くのですが
西国・新西国は普段着で来ているので
汗だくになるのが気になります。
シャツの着替えを持ってきてはいるんですけどもね。

ああ~、暑かった。
「網干駅」から「姫路駅」まで移動し、そこから新幹線に乗り
「新大阪」まで帰ってきました。


今日は姫路を起点にして3箇所廻る事ができました。
結願まで残り1箇所!
さて次はどこの札所巡りしようか・・・
楽しみでもあります。

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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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