FC2ブログ

西国巡礼 20番善峯寺、25番播州清水寺

西国巡礼
20番善峯寺、25番播州清水寺

ちょっと順番は変則的なんですが、
今回は山奥で交通の便が悪い札所に行きました。


6月25日(木)
今日は休日なので朝から気合を入れて起き
0534の南海電車に乗り、天下茶屋駅で地下鉄(阪急電鉄)に乗り換え、
一路向日町まで行く。

阪急「東向日駅」に着いたのは0730
駅前バス停の神姫バス「善峯寺」行きの時刻表を見たら・・・
0845だそうです。ありゃりゃ。
気合を入れて来たのですが、事前の調査不足でしたな。
まあいいや。

駅のコンビニで朝食のサンドイッチを買い、
本でも読んで時間をつぶそうかね。
近くの公園のベンチで本を読んでいると
向かいのベンチにはカップルが座っていて、
やたらイチャイチャベタベタしていて
遠目ながら視界に入ってくるので気になる。
そのうち男が立って座っている女の顔の前に・・・
おいおい、何やってんの??

そろそろバスの時間が近づいたので駅に行くと、
先ほどのカップルが改札前で抱き合っているじゃありませんの。
なるほど、熱く別れを惜しんでいるんですね。

わしはバスに乗り込み、一路山奥へ。
バスにはわしのほか数人の男女が乗っていました。
結構西国巡礼者がいるなあ、と思ったのですが
三脚やカメラバッグを持っている。

sa-12-01.jpg
山あいの道を進むこと30分
善峯寺駐車場に着く。
ここから更につづら折りの参道を登らねばならん。

登ること10分、蒸し暑くて汗が出て来たよ。
大きな山門が見えてきました。

sa-12-02.jpg
20番札所 西山善峯寺着
500円払って綺麗に整備された境内に入る。
これだけ綺麗に整備するのは多くの人手が必要ですねえええ。
拝観料徴収もやむなしか。

sa-12-03.jpg
手水場で目を引くのは、青竹で作られた柄杓です。
いったい、何日に一度作り直さなければいけないのでしょうか?

本堂である観音堂でお勤めをする。
本尊の千手観音の前で、天台宗勤行次第を拙く行う。
ご真言も少し違う
「おん ばざら だるま きりく」

お勤めを終えたら、後から来た若い夫婦連れの奥さんが
柏手を打っていた。
そこで、そっと「お寺では柏手を打たないんですよ」
と教えてあげたら、初めて聞いたように驚いていました。
そのあと旦那も柏手を打っていた。
(今まで俺はずっと柏手を打ってきたから!)
と横顔が語っていました。

sa-12-04.jpg
ああ、これは彼らの親の責任、ひいては祖父母の責任です。
正しい日本の文化は継承しなくてはならん。
ならぬものは、ならぬ。
理屈抜きなのが文化ではないでしょうか。
着物の袷がわが国では左前なのはなぜ?なんて言っても仕方ない。

sa-12-05.jpg
色々な想いが渦巻いてしまいます。
こんな気持ちを癒してくれたのは、美しい境内の風景

sa-12-06.jpg
この見事な松は樹齢600年以上、
全長37m、国の天然記念物に指定されているそうです。
地を這うように伸びているので「遊龍」と名づけられて、
日本一の松と人口に膾炙されています。

sa-12-08.jpg
中国人の女性二人が姦しく喋りながら写真を撮っている。
ふと見ると「アジサイ園」の表示がある。
ああ、ここは紫陽花が有名なお寺なんやね。
不勉強でした。
そういえばあちこちで三脚立てて写真を撮っている人達がいる。
先ほどの柏手夫婦も写真を撮っている。

鎌倉の長谷寺や箱根のアジサイ列車に乗った時には
大混雑で閉口したんですが
ここはのどかですね。
何も超・有名な観光地に行かなくても穴場はたくさんあると思います。

次のバスは1024発、まだ45分くらいあるよ。
山道を2kmほど下ったところに「小塩バス停」があり、
そこに「十輪寺」がある。
西国三十三か所観音巡礼中興の祖花山法皇は、
巡礼の最後にここ十輪寺を訪れ、
背負った観音像を奉納したという、ゆかりの場所であります。

時間もあるし、歩いていってみよう。
下りなので早く行けるでしょう。

山道なので涼しいが、やはり湿気が多いので汗が出てくる。
汗かきながらも20分くらいで着いてしまいました。
自分は歩くの遅いはずやったがなあ・・・

sa-12-09.jpg
小塩山十輪寺着
ちょっと寂れているかな?と思うような
ひっそりとたたずんでいるお寺です。


sa-12-10.jpg
受付の呼び鈴を鳴らし、住職さんが出てきたので
納経の事を聞いてみたら、あらかじめ書いてあるものがあるというので
先にそれを頂くことにする。
sa-12-11.jpg

庭は雑草が伸びているなあ・・・
手水鉢の水は・・・濁っているので、やめ。
本堂に靴を脱いであがることができるので、御本尊の前に座って
天台宗の勤行次第を行う。
最近、正座がきつくなくなってきたよ。
壊れた膝が治ってきているのか!

sa-12-13.jpg
平安時代の歌人在原業平がこの地に住んだと言われ、
裏山には墓もありました。
sa-12-12.jpg
これは塩を焼いたといわれる「塩釜」跡

十輪寺参拝に満足してバス停に移動し、バスを待つ。
まだ10分くらい余裕がある。
1029バスがきて乗り込み、JR「向日町駅」に1058着
ここから1102発の大阪行き普通に乗り、
大阪駅で丹波篠山行に乗り換え、JR「相野駅」で降りる。

さてここから
25番札所播州清水寺へのバスは1030と1250の1日2便しかない。
でも、今は1240なので、1250発に乗れます。
なんと好都合

バスに乗って約40分、
sa-12-14.jpg
25番札所御嶽山 播州清水寺着
入山料はバスの中であらかじめ払うシステムになっています。
「帰りのバスは1450に発車なので、それまでにお帰りください」
運転手さんに言われ、バスを降りる。
同乗者は30歳くらいの女性と、60歳くらいのおじさん。

sa-12-15.jpg
ここも山の上ながら広大な寺域で、観音堂まで長い石段を登る。
天台宗勤行次第にも馴染んできて、朗々とお経をあげていたら
女性が後から来て手を合わせただけで、
脇の納経所にさっさと行った。
まあ、別に手を合わせるだけでもいいんですが
般若心経くらいは唱えても口は減らないと思う。

sa-12-16.jpg
更に上の根本中堂まで石段を登っていき、
そこは中に入れるので靴を脱いで一人、
十一面観音様の前で勤行する。
後からおじさんが入ってきて、手を合わせていたようですが、
先に出て行きました。

帰りのバスまでまだまだ時間があったので
大門わきの茶店でぜんざいを食べました。
おじさんもそこで休んでいて、
「さっき、お経をあげていたねえ。すごいねえ」
と話しかけてきた。
(え?お経をあげるのって当たり前でないの?)
四国はともかく、西国巡礼はスタンプラリー化しているんでしょうか。
いい歳したおじさんが、勤行次第を知らないのはどうかと思う。
西国巡礼をしていると、時々こうした人たちに出会う。

時間の10分前にバスがきて、冷房をかけて待ってくれている。
蒸し暑いのでありがたいっすねえ。
でも汗が引くと、今度は汗に濡れた服が冷たくなる。
これは仕方ないか。

「相野駅」からJRに乗って帰るが、この駅の近くに高校があるようで
高校生の団体がドッと乗ってきて賑やかこの上もないね。
昔はそういった賑やかさが嫌だったけど、
この頃は彼らの若さを好ましく感じるようになってきました。
ジジイになっちまったなあ・・・・

今回は交通の便の悪い札所2箇所を廻り
兵庫県はあと2箇所を残すのみ。

土日は仕事なのでその代休は30日の火曜日
その日に姫路駅を起点として二箇所を廻ることができそうです。

西国三十三箇所巡礼もあと5箇所を残すのみ。
7月の連休には結願できそうです。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

西国三十三箇所結願もみえてきましたね、
自分で巡拝できないものですから
おやっさんのブログでお参りさせてもらっています。

No title

約1年かかりました。次は新西国・・・?
小僧様も廻られてください。四国とはまた違った趣がありますよ。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード