西国札所巡礼記 第30番宝厳寺

西国札所巡礼記
第30番宝厳寺

宝厳寺は、琵琶湖の竹生島にある真言宗豊山派の寺院
本尊は弁才天で、開基は行基とされる。
観音堂には千手観音がおられる。

さて、ここは琵琶湖の中に浮かぶ島の中にあるため
琵琶湖汽船に乗って行かねばならない。
これって、観光を兼ねることができるので
カーチャンを連れて行こうかね。

5月8日(土)
2ヶ月ぶりに裏京都市の実家に帰っていたので
朝7時に家内をたたき起こして出発!
2時間弱のドライブです。
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今津の琵琶湖汽船乗り場に着いたのは0918
今日の始発は0940
前もって調べたところによると、定員一杯になると乗れないらしい。
予約は団体以外できない・・・
もしそうならどうしよう?

杞憂でした。

すいていました。GW中だったらもう少し混んでいたかな?

往復切符を買って出航を待っていたら何やら賑々しいダンタイさんがやってきた。
お揃いの作務衣を着た御刀自様達だ。
やはりパーマネント率が高く、それに姦しい。
いつ見ても元気ですね。
船に乗ってからもキャビンは賑やかです。

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今日の琵琶湖は波もなく静かです。
観光案内のビデオを見ながら25分で竹生島に着く。
次の便まで75分ある。
島内観光はその間にするのです。

ダンタイさんのテンジョウインさんが荷物を抱えて風のように
走り去って行った。
何故か?何故でしょうね( ̄ー ̄)

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桟橋に上がればそこは既に門前町
三軒のお土産屋さんからは盛んに声がかかる。
案内には「急な階段を上がって本道に至る・・・」
そのとおり、勾配のきつい165段の階段が天まで続いているよ。
運動不足の家内の手を引いてえっちらおっちら登る。
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ダンタイさんの御刀自様達はというと、
黙々と登っている。ほほ~、すごいね。
農家のおかみさんたちかもしらん。
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ここの階段ね、本当に急なんですよ。
「たるんどる!」
と思われる方、一度登ってみてください。

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汗ばみつつ息を切らせつつ弁財天様が祀られている本堂に至る。
まず、本堂で弁財天様にお参りしてから
観音堂の千手観音様のところに行くのが順序です。

ここは国宝重要文化財が多くあり、
周囲わずか2kmながら見所満載の島ですな。
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観音堂へ至る回廊は、豊臣秀吉の御座船「日本丸」の
用材を使って作られたものだそうです。

観音堂は屋根の吹き替え工事中で、工事用の覆いがかけられている。
不思議と、先ほどのダンタイさんの姿も形もない。
お線香も蝋燭も立てられていない。

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順路に従い進むと、都久夫須磨(つくぶすま)神社が現れる。
湖に張り出している舞台から願い事をかわらけに書いて投げ、
鳥居の間に入れば願いが叶うとか。
「どう、やる?」
「やらない。昔やったやんか」
「ああ、レインボーライン(小浜市)で結婚する前にな・・・」
「何箇所でもやったら有り難みが薄れるやんか」
「なるほど。そのとおりやな。そのときの願いはかなったんかな?」
「かなったやんか」
「そうやな」
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周囲2kmの島なので、参拝順路を歩いていたら
あっという間に船着場に戻ってしまった。
不思議と先ほどのダンタイさんがいない。
たぶん、長浜か彦根行きの船に乗って行ったのでしょう。
なぜって、次の札所31番、32番が安土にあるから・・・
本当にせわしいね、ダンタイさんって。
お経をあげている暇もない。これって巡礼なのかなあ?

1120に今津からの船がやってきた。
チリンチリンと次のダンタイさんたちが降りてきた。
今度の人たちは白衣と杖を持っている。
相変わらずテンジョウインさんは忙しそうにしている。
記念写真撮ったり納経所目指して急勾配の階段を駆け上がっていったり。
体力勝負やね。

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今津の港に帰りついて、
近くにある「琵琶湖就航の歌記念館」に寄ってみる。
ここ今津でこの歌が生まれたそうな。
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わしは加藤登紀子の歌うのしか聞いていなかったが
色々な人が歌っていたのですね。
のどかな時代の郷愁をかきたてる歌です。

今日の西国札所巡りは、ここまで。
安土方面に行こうと思えば行けるが、また次の機会にとっておこう。
それよりも播磨の国方面にもまだ札所が残っている。
そちらをさきにお参りせねば・・・
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琵琶湖 宝厳寺

おやっさん、
 見どころ満載の竹生島宝厳寺の紹介ありがとうござあいました。
 75分で165段~(参拝)~165段、なかなか厳しそうですね~・・・

 >「そのときの願いはかなったんかな?」
   「かなったやんか」
   「そうやな」
 胸にジ~ンときた素晴らしい会話でした。

 PS)四国だけではなくて琵琶湖でも添乗員さんは走るんですね?

No title

かの願いはですね・・・現世利益そのものの願いだったのですよ。
「現世利益を求めるな!」
と怒られるかな??

テンジョウインさんはいつでもどこでも大変そうですね。
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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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