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体験遍路&歩き遍路3巡目 1番霊山寺~5番地蔵寺 別格1番大山寺、2番童学寺

体験遍路&歩き遍路3巡目
1番霊山寺~5番地蔵寺
別格1番大山寺、2番童学寺

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友人に「四国遍路に行ってみたい?」と言ったら
「いく」と言った。
全部通しで歩くのを勧めるつもりはないし、全部歩くことも強いて勧めない。
「四国遍路はいいところだ」
と感じてもらいたいので、ビギナーに最適な
春の1番~5番歩きに連れて行くことにした。
ここだったらアップダウンも少ないし、札所間の距離も近い。
遍路路も部分的にある。
10kmなのでゆっくり歩いても4時間
これだ!

歩きやすい服装、履き慣れた靴、リュック、帽子
おやつは500円まで(果物は含まれない)
白衣、笠、杖は欲しかったら買えばよろしい。
昼食は現地で!

4月4日(土)
0800、借りておいたレンタカーで堺を出発
高速道路をカッとんで
1030
1番霊山寺に到着しましたがな。
ここの駐車場に車を置かせてもらい、5番地蔵寺まで歩き、そこから
タクシーで戻る。

今日は雨の予報だったのが曇り、晴れ間も見えている。運がいいねえ。
「こういうのを、『お大師様のおかげ』と言うのですよ」
したり顔で教えます。
駐車場には大型バスが停まり、ダンタイさんが巡拝用品売り場に吸い込まれていく。
それと入れ違いに、まっさらの白衣、笠、杖に身を固めたダンタイさんが
先達さんに率いられて門をくぐる。

四国は桜の盛りを過ぎてしまったと思いきや、
まだ花はついています。ありがたやあああああ
お大師様のおかげ・・・・

手水の使い方、蝋燭、線香の立て方、色々色々
自分の知っていることを教えますが
いっぺんに沢山言っても覚えきれないので
細かいことは、ぬき!

仏前勤行次第についても
「私の唱えているのを後ろで聞いていてください」
特に小難しいことは言わない。
南無大師遍照金剛だけ唱えて・・・
本堂の奥ではダンタイさんが、
尼様から勤行次第のレクチャーを受けています。

今回の目的は、四国っていいところだなあ、と思ってもらうこと。

大師堂では、たまたま参拝者がいなかったので
大きな声でお勤めさせてもらいました。
気合が入っていたのか、終わったら二人組みの人が近づいてきました。
「チョッと、イイですカ?」
おや、アクセントが変?
「聞かせてモラッてもいいですカ?」
韓国のKBSのレポーターとカメラマンでした。
インタビューに答えるわしをカメラマンがあらゆる角度でなめていく。
ああっ、見苦しくてごめんなさい。
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ごごごごめんなさい。
果たして彼らの素朴な質問に答えることができたでしょうか?
韓国の皆さん、ごめんなさい。

直前に作っておいた天女様の絵の名刺を渡すことができましたがな。


思わぬところで時間をくってしまいました。
納経所に行って、御朱印をもらい、
(そおおうかあ、これが4巡目かあああ)
という気持ちがこみ上げてきました。
3巡目のファイナルがまだなんですが、同時に4巡目が始まりました。

帽子を忘れてきた友人にはわしが用意してきたスペアの負摺と笠を貸してあげました。

今日は曇りなんですが気温が高く、少し蒸し暑いかな?
途中水を買いにコンビニに入った友人は、
レジで「がんばってください」と言われてまんざらでもないようでした。

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2番までは1.5kmと近く、30分で2番極楽寺に着く。
そのあっけなさに(こりゃ遍路もイケるぞ!)と思ったのかもしれません。
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極楽寺の桜もまだ健在です。
長命杉の幹をさすってもらう。

さてここから幹線道路を離れて遍路路に入る。
田んぼの中の路は、コンクリの飛び石で整備されていました。
草が生えなくていいんですが、やっぱり土の上を歩きたいなあ。
贅沢言っちゃいかんかな?

3番金泉寺には、山門からでなく、横から入ることになる。
多宝塔と新緑の対比が見事ですね。
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ここからは、また田舎の道路を歩く。
だんだんと気温も上がってきて汗が流れ始める。
でも気持ちがいいなあ。
鶯の声も聞こえてくる。

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遍路標識がはがされているのをよく見る。
そのかわりに新しい大きなシールが貼られている。
大きいのもいいが、小さい矢印のシールのほうも好きだなあ。

またここから山道っぽい遍路路を歩む。
昨日の雨で少しぬかるんでいます。
わしは登山靴で平気なんですが、
運動靴ではちょっと汚れるかな?

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3番奥の院、愛染院到着
ここの住職さんは今、高野山へお手伝いに行っていて留守です。
「ご住職さん、高野山ですよね?」
「よく知ってますね。ネットですか?」
「はははい」
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有名な刷毛納経は、書置きのやつを頂きました。
これもまたレアで価値あるのでは?

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境内の外では桜が見事に咲いています。風に乗って花びらもちらほら。
春の札所はいいやね~。

この先にある歩きお遍路さん御用達のうどんやさん。
「うどん食べる?」
「たべる!」
手打ちのうどん屋さんで、うどん玉が無くなり次第閉店です。
ぶっかけうどんを二人前!
「おいしい?」
「おいしい!」

おなかも出来上がって元気も出ました。
二人で喋りながら歩いていると退屈しませんし、早く着く気がする。

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4番大日寺までの道のりは、わしの好きな景色が続きます。
山は新緑、鶯も聞こえます。
わしらを追い越す二人。定年後のおじさんと外人さんのおじさん。

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大日寺の境内には外人さんのおじさんおばさんが集まってきた。
彼らはツアーのようです。
歩きたい人は歩き、バスに乗りたい人は乗っているみたいです。
でもこのやりかたは、一日目くらしかできないやろうね。
彼らも体験ツアーなんかな?

少し雲行きが怪しくなってきたが、
今回の最終目的地までは、あと少しです。
下り路なので足は速い。

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五百羅漢まですぐに着いた。
桜の花びらの絨毯が豪華ですねえ。
羅漢堂にも入ってみる。一人200円!
「どれか似た人がいるはずですよ」
「いるかなあ・・」
ここから下ると、あっという間に
5番地蔵寺に到着
本堂にはダンタイさんがいるので、最初に大師堂にご挨拶しておく。
やがてダンタイさんが大師堂に移ってきたので本堂に行き
お勤めしていると大粒の雨が落ちてきた。
この旅の終わりに雨が降ってくるとは、ラッキー!
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

「羅漢タクシー」を呼んで1番まで戻る。
禁煙タクシーのはずなのに、煙が漂っている。
友人の曰く、運ちゃんが吸っていたんだろうって・・・

今日半日近くかけて歩いてきた道のりを、車はあっという間に過ぎ去る。
車遍路のあっけなさを友人は身に沁みてわかってくれたようだ。
「お遍路は歩いてこそやね!」
・・・でもね、遍路ころがしを体験していない故の台詞でしょう。
この先興味が出てきたらまた歩きましょう。

今夜のお宿は徳島駅前の「東横イン」
ここは「お遍路応援プラン」があり、朝食付き4500円です。
いかにもお遍路の格好をフロントで見せなくてはなりません。

部屋で汗を流した後、街へ繰り出す。
駅前のわしのお気に入りの飲み屋に入り、
「骨付き鶏」をビ~~~ルでいただく。
汗かいて歩いた後の一杯は、五臓六腑に染み渡るねえええええええ。
鰆のたたきも絶品!
すっかり満足してもらえました。
チョーシにのって帰りの途中、「徳島ラーメン」も堪能しました。
千鳥足でホテルに帰り、あとは爆睡

4月5日(日)
今日は朝から雨
大阪に帰る前に、ちょっと寄り道をしたい。
別格1番大山寺と、2番童学寺です。
ここ、5月までに廻っておきたい。記念スタンプとカラーのご本尊御影を
頂ける期限が近いから・・・
歩いていきたいのは山々なれど、お許しあれ。
17番井戸寺、16番観音寺の道路標識を見ながら進む。
雨具を着た歩き遍路さんたちが多く歩いている。
まだ彼らの杖、笠は新しい。

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まずは徳島駅から近い2番童学寺へ。
ここ、なんか雰囲気が違うような気がする。
雨のせいか?
気のせいか?
不思議な雰囲気を持つお寺です。

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キリシタン灯篭もある。なぜこれが?
凡俗にはよくわからん。
ここには素敵な記念バッチがあり、ついつい買ってしまいますがな。

次!
1番大山寺は山の中腹にある。
山道は
広いところもあるが急に狭くなるところもある。
対向車よ、来ないで・・・とお大師様にお願いするが
無常にも車は来る。

偏見かもしれんが女性ドライバー、老人ドライバーは
狭い路ではどうしたらいいのか判らなくなり、動かない。
わしは走りながら離合ポイントを確認しつつ走るので
もっぱらわしがバックして路をあけてやる。

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仁王門の門前に車を停めて、
長い長い濡れた階段を登る。
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すると桜に彩られた中門が現れる。山深いお寺の雰囲気満点です。
境内のスピーカーからは御詠歌が聞こえてくる。

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境内の桜は散ってしまっているが、なにかの行事があるのでしょうか。
団信徒会館からは賑やかな声が聞こえてきました。

さて、今回はここで終了!
「今回の旅はどうでしたか?」
「よかった!久しぶりに運動して汗かいたので、昨夜はよく眠れました」
そうですか。
これを機会に四国お遍路に興味をもっていただければ幸いです。

わしの仕事としては、
ビギナーをお四国に連れて来て楽しんでもらうこと。
これからもこの仕事を続けます。


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お四国参り水先案内人様

>これを機会に四国お遍路に興味をもっていただければ幸いです。

  このひと言に尽きます、
  四国の人間喜んでおります。
 
 
 

No title

私もあまり気負いがなくなってきました。
ただ「お四国を好きになってほしい」
それだけになりました。

好きになっていただければ私も草葉の陰で喜んでいます。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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