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続・お遍路本

続・お遍路本

前回のお遍路本紹介から、
http://okirakudojyo.blog93.fc2.com/blog-entry-79.html
またまた良いお遍路本に巡り会えました。
良い書物と出会えるのは邂逅と言えるでしょう。
堺に来てから、なんばのJUNK堂書店によく行くようになりました。
そこの国内紀行コーナーには興味深いお遍路本が沢山あり、
つい買ってしまいます。

四国遍路道指南
☆☆☆「四國遍禮道指南-読み下し文と解説-」
真念が江戸時代に記された四國遍禮道指南の解説書です。

この書は、お遍路仲間の方から思いがけず頂きました。
200部限定配布と聞いてびっくり。
わしなんかが持っていてもいいものか?と思いましたが、
お大師様とのご縁に従ってわしの手元にあるのなら
大切にさせていただきます。

この本を持って江戸時代のお遍路さんが巡礼されたと思うと感無量です。
古文書というのは現代人にとっては判りにくい表現で示されていて、
それなりの素養がなくては読めません。
しかしこの書は、原書を上に、訳文を下に対比されているので読みやすい。
どういう気持ちで昔のお遍路さんがこの地を歩いていたのか思いを馳せながら
歩くことができて、歩き遍路の気分が倍増します。


はじめてのお遍路さん
☆☆☆「はじめてのお遍路さん」
3巡目は、ガチガチの歩き遍路にこだわらず、自由に歩こうと思い、
家田荘子さんの「電車・バス『コラボ歩き遍路』」を見つけて参考に
させていただいていました。
四国各地のローカルバスの運行表や停留所を調べたんですが、不明瞭な部分もあり
うまく行程表がつながらない部分もあったんですが、
最近JUNK堂書店でこの本を見つけて疑問が全部解消しました。

これ、分かり易いですねええええ。
電車・バスの乗り継ぎの時間と場所が明確に示されています。
歩くべき場所は歩くと示されていますし、

自分が「ここは歩きたい」と思ったら歩くことも選択できます。
いまはこの本がわしの「遍路道指南」書です。


ママチャリお遍路1200km
☆☆「ママチャリお遍路1200km―サラリーマン転覆隊」
アウトドア雑誌『BE-PAL』の人気連載企画「サラリーマン転覆隊」のメンバーが
ママチャリで5回かけて春夏秋冬のお四国を廻った抱腹絶倒の記録です。
いや、これ面白いですよ。働きながらでもお遍路ができる!
男っていうのは幾つになっても冒険心を持つべきですね。そう思いました。
軽妙な文体で飽きさせてくれません。

わしもこれ読んだ後、真剣に自転車遍路を考えたくらいです。
その影響で折りたたみ自転車を買ったくらいです。
そのうち自転車遍路もやるかも?


四国「弘法大師の霊跡」巡り
☆「四国弘法大師の霊跡巡り」
四国には弘法大師にまつわる霊跡が、あまたある。
その代表的なものや、興味深いエピソードが
文献に示されてあるものを中心に紹介されている。
澄禅「四國遍路日記」
真念「四國遍路指南」
寂本「四國禮路霊場記」など。

四国以外の日本中にも弘法大師ゆかりと言われる霊跡があるが
そんなに広範囲にお大師さまは巡錫できるわけないよ。
おそらく大師信仰と土地の伝承が結びついたり、
高野聖の足跡がお大師さま伝説といった形で残ったものでしょう。


巡拝記にみる四国遍路
☆「巡拝記にみる四国遍路」
江戸時代から現代までの遍路記を紹介している。
わしが読んだ古今東西の書も解説されているので興味深く読みました。
「歩き遍路」という言葉は1990年に作られた言葉らしい。
バス遍路が普及し、それと対比させて本来の遍路回帰の思いを込めて
創作されたのでしょうね。確かにそうだ。


平成娘巡礼記
☆「平成娘巡礼記」
瞽(ごぜ)三味線の継承者の女性が24歳の時に瞽女唄を奉納しながら
歩いた物語です。
伝統芸能の継承と遍路が不思議と融和しています。
時々遍路を書いた本で彼女の事が出てきています。

本書を読んだあと
彼女の瞽女唄を聴いてみた。心に染み入る旋律です。
多分瞽女と「一休さんの道」に出てくる「平曲語りの森女」の事と
だぶって感じていたのかもしれませんね。

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おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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