FC2ブログ

区切り歩き遍路2周目 第2回 2日目 12番~17番

区切り歩き遍路2周目
第2回 2日目 12番~17番
he2-hichhaiku.jpg

この頃連休になると台風が来るような気がする。
折しも19号が沖縄近海に近づいてきている。
明日は四国も暴風雨に見舞われるとか・・・・
仕方ないので今回の後半の予定は一部中止にする。
鶴林寺、太龍寺は山道なのでリスクは回避したいよね。
ですから今日は平地、列車を利用して廻ろうと思います。

とはいっても列車の連絡がうまくいくはずもない。



思ったら

札所と近くの駅、それにダイヤが奇跡的につながったよ!
う~~む。お大師さまの導きか・・・・。
(なんでもお大師さまのおかげ)
he2-2b-01.jpg


今のところ風は多少強いが秋の青空が広がっています。
ニュースでは台風情報ばかり流していて、前途の不安をかきたててくれる。
そのなかで、ちょっとだけ面白かったニュースがひとつ。
高知駅前に鎮座している坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎像が
強風による倒壊を避けるために一時撤去されるとか。
ん?あんな大きい物が飛ぶんかい?
実はあれ、発泡スチロール製なんだってね。
うっわ~、お手軽!
知らなければよかった、という事ってあると思いません??

he2-2b-02.jpg
今朝はちょっと早めに行こう!
徳島駅を0547の始発で南小松島駅まで行く。
0604、まだ駅には誰もいない。最近朝の空気が冷たくなってきて
気持ちがいいね。

he2-2b-03.jpg
ここから18番恩山寺までは3km、わしの足では1時間かかる。
納経所が開く7時前後には札所に着いているってえ訳です。
途中「弘法大師お杖の水」に行きたくて、少し寄り道をする。
前回、見落としてしまった所です。
お大師さまが杖で突いて湧き出した泉なんでしょうね。
ここには昔お接待所があったと看板に示されています。

he2-2b-04.jpg
「恩山寺まで八町」の道標、前にもこの写真を撮った覚えがある。
確か、稲が青々と茂った田圃を背景にしていた。
気になる風景はいつも気になる、ということやろうか。

he2-2b-05.jpg
0652 18番札所 恩山寺着
この山門は、もう廃されているんでしょうか?仁王様もいない。
屋根に生えた雑草を見ていると廃寺に来たような感じがします。

he2-2b-06.jpg
この山門を通ると、歩き遍路道に自然と導かれる。
何も舗装された車道を通らなくても趣のある遍路道を登って行くことができる。
すると、お大師さまの背中が見えた。
お大師さまは車道の方を向いている、と思う。
これも時代の流れか・・・。

19番立江寺までは4km
ここは真面目に歩きます。
まだ台風の影響もない。強いて言えば少し風があるくらいかな。
なんとか今日中に薬王寺まで行きたい。
he2-2b-07.jpg
「お今日塚」って、こんな感じだっけ??
奥には新しい遍路小屋が出来ている。25年10月竣工とあるので
わしが通り過ぎた後にできたんやね。

0819 19番札所 立江寺着
山門には自転車遍路の親父さんがいる。
自転車でも廻って見たいと思うが、坂道や山道の事を考えると
う~~~ん、躊躇してしまう。でもやってみたい。
本堂の方からは団体さんの先達さんが拍子を取る
拍子木(なのかな)の音だけが高く聞こえてくる。
みんなまだお経に慣れていないのかな?

he2-2b-08.jpg
大師堂でお経をあげていてふと気づくと
ガラス戸にわしと背景が鮮やかに写っている。
おもしろいアングルなので上手く撮りたいと思うのですが
なかなかうまくいかん・・・・

he2-2b-09.jpg
そして今回は、見逃していた「黒髪堂」を見に行った。
なるほど、確かに髪の毛が巻き付いているなあ。
写真じゃ上手く写っていない。

わし、ここの札所の境内って好きなんです。
札所の所々で、(あ、ここの雰囲気好きやな)と思う
所があります。阿波の関所寺のここは、
いつまでもここに居たいなあ、という雰囲気があります。
立江駅から0951の列車に乗ればいいので、しばらく時間がある。
鐘楼の横のベンチでボ~ッと空を見上げていました。

隣のベンチにはリュックが置いてありました。
戻ってきたのは60代の婦人
「こんにちは、歩きですか?」
彼女は神戸西宮から週末を利用して一人で区切って歩き、
6巡目だそうです。
彼女が言うには
「私らは、『四国病』に罹っているんやよ。そんで、今四国に入院しに来ている」
なるほど、確かに四国病やねえ。
なぜ四国に来たくなるのか訳わからんもんね。
色んな話をしました。
歩き旅は独りのほうが気が楽とか、次の旅が待ち遠しいとか・・・
「先達にはならないのですか?」
「いや、あんなの私には無理!人に合わせなきゃならんし」
彼女は台風が来るのでこのあとバスで鶴林寺麓まで行き、
そこ登ってから徳島駅に移動し帰るそうです。

he2-2b-10.jpg
わしはそろそろ立江駅まで行こうかね。
その前に、門前のお菓子屋さんによって・・・・・
名物「たつえ餅」を買う。
古代米を使って撞いた餅は赤っぽい。
「粒餡ですか?」「こし餡です」
あああ、わし、粒餡が好きなんですよね。
駅のベンチに座って食べてみたら、餡がおいしいよ!
しっとりした食感の餡が舌の上で上品に溶ける。

he2-2b-11.jpg
列車の旅は順調です。
阿南で特急に乗り換えて日和佐まで行く。
he2-2b-12.jpg
1045日和佐駅に到着しました。
駅前には日和佐城がデンと座っています。いつかこのお城にも行きたいなあ。
帰りの列車は1208なんで、十分に時間はある。

he2-2b-13.jpg
昼食を食べて行こう。
23番薬王寺門前のうどん屋に入る。
「やくよけうどん」
焼き餅、エビ天、ワカメが入っています。
お腹いっぱいになるね。

1120 23番札所 薬王寺着
厄除け坂には一円玉が置かれている。
中年の夫婦連れが
「お金がたくさん落ちているなあ」
「これは厄除けのおまじないなんやよ」
「なら、踏んだらいかんな。あ、踏んでもうた」

he2-2b-14.jpg
本堂奥の瑜祇塔へ続く男女還暦厄坂61段があるのですが、
まだこの階段を登るのは早いな。

he2-2b-15.jpg
大師堂の近くに「随求の鐘」があって書かれてある「大随求真言」を唱えながら、
歳の数だけたたいてならせば厄が鳴り落ちると言われます。
カンカンと(数えで)55回叩いてきました。厄が落ちたかな?

帰り道は
日和佐駅から新野(あらたの)駅まで列車で行き、そこから約2km歩いて22番平等寺
来た道を戻り、新野駅から徳島駅まで行きます。
he2-2b-16.jpg

he2-2b-17.jpg
1208に新野駅着、次は1440発なので、かなり余裕を持って行動できます。
心にゆとりができると景色を楽しみながら旅ができますよね。
22番までの道のりも、鼻歌歌いながら・・・・・
he2-2b-18.jpg

1305 22番札所 平等寺着
本当は太龍寺を降りてから大根峠超えをしたかった。
四国は逃げはしない。また次の機会に行こう。

he2-2b-19.jpg
手水を使おうと思ったら何か沈んでいる。
よく見たら紅葉の葉です。趣のあることをしていますねええ~。

本堂に行ったら、若い歩き遍路さんが柏手を打ってお参りしている。
周囲の年寄りは何も言わない。あとでそっと教えてあげよう。

ここで今回の区切り遍路も終わり。
大師堂で今回の順調な旅のお礼をする。

新野駅では40分くらいの時間ができた。
待合室でボ~ッとしていると
婦人の二人組遍路さんがやってきた。
彼女らは北海道から来ているそうです。
なんでも先日大窪寺に結願したんですが
なぜか18~22番の本尊の御姿を貰うのを忘れたそうで
またここまで戻って来た、ということだそうだ。
遠い北海道から大変ですねえ。
それも何回かに分けて来ているので、
彼女らも四国病におかされているのでしょうね。
次回は高野山に行く予定だそうです。
彼女らも歩くところは歩き、列車を利用できるところは利用して
四国を廻ってきているようです。
焼山寺や立江寺で会った人といい、今回はバス列車歩き遍路の人たちと
ご縁ができました。
歩きオンリーの人たちとはまた違った雰囲気です。
極端に求道的ではなく、自分の歩みを自慢することもなく
こうでなければならない!という訳でなく
心が自由な旅人という感じがしました。

he2-2b-20.jpg
徳島駅には1603に着きました。
高速バスは1800発車なので、それまで温泉に入って疲れを癒し
骨付き鶏とビールを楽しんできました。
それでもバス停で30分くらい時間ができたので
停留所でボ~ッとしていたら、
立江寺で出会った西宮の婦人とバッタリ会いました。
山頂の鶴林寺は風が強かったらしいです。
この時点では西の空がやや雲が多い状態で、今日帰る分には問題ありませんでした。
翌日、台風は四国に接近し、バス列車飛行機は皆運休になってしまいました・・・
he2-2b-21.jpg

次回は、鶴林寺と太龍寺を一日で廻りたい。


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

トップのイラストに
今回の遍路旅への思いが凝縮されていますね~
「思い」を「絵」に描けるおやっさんが羨ましいです。

No title

あれを実写でやったらどんな風になるでしょうね?
誰かに写してもらわなくてはいかん。

写真では伝えきれない思いを表現するのには確かに便利です。

ヒッチハイク遍路

黄色いハンカチをちゃんとザックに立ててもらって
提案者喜んでいます!
「心は楽にニュートラル」が素晴らしい!
コレなんとか普及させねばなりません。

近くなら実写係に名乗り出るところです。

No title

うはははは、坂本屋では是非お願いします・・・・
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード