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区切り遍路の総括

区切り遍路の総括

1年を通して歩きの区切り遍路をしました。
思いつくままの事を
お気に入りの写真と共に記してみました。
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「一番霊山寺までの道程が一番長い」と言われている。
確かにそうです。
「行きたい、けど○○だから行けない」
「いつか行きたい」
こう言い訳しているうちにあっという間に時は流れ
歳をとって身体が動かなくなる。
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四国には、お大師様に呼ばれて行くのだと思いました。
来るのを許された人なのでしょう。
どんな状況でも行くときは行くんだ。
これはわしの結論です。
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いつも登る地元の山道の落ち葉掃除をしている時、
路沿いに居る八十八人のお大師様はじっと見ておられた。
そしてある日
「お前はそろそろ四国に来い」
とお誘いを受けたのではないかと考えます。
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長年関わってきた「鯖街道キャンプウオーク」が終わり、
鯖親父さんから「次は四国ウオークをしよう」と
誘われたのがきっかけで、四国に来た。
しかし鯖親父さんが途中からこの企画を投げ出してしまい、
取り残されたわしが、独りで四国を歩き始めたのも
お大師様が「おまえは一人で歩け」
というメッセージだったのでしょうね。
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山道を登っている時には、ひたすら登ることのみに神経が集中しある意味禅定の気分になってくる。
しかし、長い道を歩いていると、実にくだらないことばかり頭に浮かんでくる。
煩悩の塊である自分に気づき、唖然とする。
一体何週四国を廻ったらこの煩悩から解き放たれるのか。
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★お大師さまを感じた(と、勝手に思った)こと。he-all-05.jpg

☆困ったとき、路を外れそうになったとき、お大師さまが地元の人達の身体を借りて
 助けてくれます。
 それも絶妙なタイミングです。
 昔、人が自分に忠告するとき、
 自分の指導霊が人の口を借りて教えてくれているんだよ、
 と言われたことがありました。
 まさにこのことはお大師様のお導きですがな。
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☆お接待を受けると、荷物が軽く感じることがよくあった。
 不思議なんですが、肩に担っている負担がなくなるんです。
 しかし数キロ歩いていくと、また重くなるんですけどもね。
 お接待の功徳のおこぼれを頂戴しているのだろうか。
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★考えが足りなかったこと。ああ、いかん。
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☆靴の調整に苦しんだ。
 ワンサイズ大きいものを選んだが、自分の足の特性に合った特注のものを
 買う、または作るべきだと思う。
 自分用の登山靴を作ってきた通し遍路がいた。
 多少高くとも自分用のを作るべきだと思うな。
 わしは足の人差し指と中指が若干長いため、爪が圧迫されがちで、
 山越えの後、何度も爪が内出血した挙句はがれた。
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☆春から夏に向けては通気性のよいジョギングシューズを使い、
 秋から冬はトレッキングシューズを使ったが、初期は足が慣れず
 靴擦れに悩みました。特に雨が降る日は靴下が濡れて悲惨になりました。
 そしてそして重要なのは靴の中敷きということに気づいた。
 これだけは値段をケチるといけない。
 靴の中敷にもお金をかけるべきでしょうね。
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☆雨着は最初、15年前にスキーのときに買ったポンチョを使用しましたが
 防水機能は既になく、防水スプレーも効果なくリュックの中身までもずぶ濡れになりました。
 そこでビニールポンチョを買ったのですが強度に問題ありで、
 脱ぎ着するときに引っかかって敗れてしまいました。
 最後にたどり着いたのはモンベルの登山用ポンチョです。
 値段はそれなりにしたのですが、やはり値段の分だけ信頼できる性能です。
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☆お接待を期待してしまいました。
 某お接待所が夏季に閉鎖されていた。
 勝手に期待していたわしは、閉鎖されていることに腹を立ててしまった。
 毒づいてしまった。
 ああ、なんと浅ましい自分だろうか・・・。
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★お四国はわしを包んでくれる
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☆雲辺寺から観音寺まで一緒に歩いたご婦人が
 「歩きながら物を食べるなんて、地元にいたら絶対にできないね」
 と言っていました。
 確かに地元では見苦しいと言われるような事ができる。
 でも旅の恥はかき捨てとも違う。
 心が縛られない。開放される。
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☆素のままの自分になれるのかもしれない。
 それって楽しいよね。
 社会での肩書きなんて一切通用しない。
 親としての務めも必要ない。
 ただ自分と向き合うことのみ。
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☆三島川之江IC付近で、お婆さんから冷たいドクダミ茶のお接待を受けました。
 「なんでお遍路をはじめたの?あ、聞いちゃいけないんだっけ」
 「いや、ただ・・・お大師様に呼ばれたから?」
 「えらい!」
 いや、別に偉いと言われるような自分ではありません。
 凡俗です。煩悩まみれの自分があなたのお接待をうけていいものか。
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☆出会った人とのお付き合いは、一瞬です。
 一緒に峠を昇り降りしたり、お酒を飲みながら語り合ったり
 もうこの先この人とは出会わないと思うと、
 寂しい気持ちや名残しい気持ちもあるが
 別れの潔さを楽しむ術も覚えました。
 却ってそのほうが思い出が鮮明になって残ります。
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一年を通して歩いたことにより
四国の四季を楽しむことができました。
春・初夏の阿波路、風が気持ちよかった。梅雨明けは蒸し暑くて参った。
盛夏・初秋の土佐路、台風に二度も見舞われたり、40℃の中脱水状態になりながら歩いた。
晩秋・冬の伊予路、紅葉を楽しんだのかどうか覚えがない。
冬・初春の讃岐路、雪の峠越えを断念したり、冷たい海風を受けながら歩いた。
いずれの季節もわしを黙って受け止めてくれた。
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「お遍路さん いまやスマホの 道しるべ」
ラジオで聞いた俳句です。
なるほど。わしもスマホのナビに助けられましたがな。
へんろ地図に自分の現在地を入れることができ、
正確な位置と道程を知ることが出来ました。
しかし、磁石を持っていなかったので方位違いをしたこともありました。
太陽が見えるときには天測ができたので大体の方位がわかったんですが
曇りの日に東西が逆になってしまいました・・・

え?スマホに磁石機能があったの?
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1年の区切り遍路を歩いて結願したが
自分が劇的に変わったなあ、と思うことはない。
まだ修行が足りないのやろうか。
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今後の展望
真念石の拓本を取ってみたい。
水彩画で札所のスケッチ旅行をしてみたい。
バスや電車なんかを楽しみながら歩いてみたい。
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まとめ

素敵な「お四国参りダイジェスト版(総括)」ですね。

再度お大師さんに呼ばれて
バスや電車も楽しみながら、
拓本・スケッチお遍路にお越しになる日を待っています。

PS)
TOPの4枚組写真が、
おやっさんの「お遍路」のすべてを語ってます!

No title

わしのお気に入りの4枚の写真は、
自分の写真は人に撮ってもらうほうが
より自分の姿を顕すもんだなあと感じたショットでした。

お遍路を終えて、思いついたことを脈絡のない文章で繋げた
総括とはいえない文章でした・・・・すいませんです。

また今度お大師様の召喚があるのはいつの日でしょうか。
その日を楽しみにしたいと思います。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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