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おきらく遍路修行旅 13巡目 38番金剛福寺~43番明石寺 令和2年1月26・27日

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1月は年末年始の連勤の代わりの休みが多い。
なので、今月2回目のお四国行きです。来週末にも予定しています。
ちょっと飛ばしすぎかなあ~?

どこかで休みを取らないと、気持ちも予算も足りなくなる・・・
その分お四国以外のところに行くか?
いや、孫の相手をしにいくか・・・?

閑話休題


1月25日(土)
この日は午後に仕事明けなのでダッシュで新大阪駅に走る!
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新幹線~特急南風号~特急あしずり号を乗り継いで中村までなだれ込む。
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駅弁食べながら6時間の列車の旅を楽しみましたがな。

日の暮れた小雨降る中村駅前のホテルに転がり込む。
今夜の夕食はコンビニ弁当をモソモソ食べてさっさと寝ます。


1月26日(日)
今日は8時20分の足摺岬行きの路線バスに乗るので
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朝食はホテルで食べる事ができます。
ご飯をお替りして・・・

さて今日のお天気は、曇り
中村駅前で龍神の祝詞をあげてご挨拶をします。
「どうか雨にあいませんように」

路線バスには日曜日なので地元の人達はあまり乗ってきませんね。
なぜか?
それは病院がお休みだから!

車内には若いお遍路姿の若者がいます。
あまり人と関わりになりたくない雰囲気の人のようで、声はかけない。
彼、どこで降りたらいいのかキョロキョロしていますが、余計なお節介はしない。
この先延光寺まで一緒でしたが、彼から接触を避けてきたので
お節介はやめておきました。
バスの揺れが心地よく、眠気が襲ってきてしばしまどろむ。

38番金剛福寺には参詣者はまばらで、
観光客らしき親子連れが二組

今日の気温は春先の暖かさですね~。
本当に節分前の気候やろうかと疑ってしまいます。

ここのご本尊さまはとても力が強いと聞いていますが、
修行の足りないわしにはご本尊さまからのサインが届かない。
わずかに本堂前に立つと軽い耳鳴りがする程度ですがな。
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門前でいつもの鯖漁師漬け定食をいただき、宿毛行きのバスに乗り込む。
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バスに揺られる事2時間と少し、
「寺山口バス停」で降りる。
そこから歩いて39番延光寺に到着
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ほんと、この季節はお遍路閑期ですね。
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ここから宿毛まで2時間かけて歩いて行けばいいんですが、
わしは土佐くろしお鉄道の「平田駅」まで戻り、
1時間時間を潰し、やってきた列車で「宿毛駅」に着く。

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宿毛の駅で何が悲しいかって、
駅舎にあった地場産品のお店がなくなっていたこと。
ここはね、三原のドブロクを各種置いていたんですよおおおおお。
ここで数本かって家に送って飲んでいたんですよ。
家内は「私はドブロクっていまいち!」
とは言いながら、家に帰ったときには空の酒瓶が数本転がっていました・・・

宇和島行きのバスに乗り、「城辺営業所バス停」で降りる。
地元の友達が家に泊めてくれるのです。
温泉に連れて行ってもらい、そのあと居酒屋で一杯飲む。
彼とは同い年なので共通の話題があって話が弾む。
お遍路長いことやっていると、友達が増えてきて旅の楽しさも増すね。


1月27日(月)
今日の予報は何処を見ても降水確率は終日90%
久々の雨遍路です。ポンチョのお世話になるかな?

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朝まだ早い40番観自在寺の境内に咲く梅の香りを楽しむ。
そういえばここの通夜堂は閉鎖になったそうです。
どうしても、という人には宿坊の一角を2000円で提供するんですって。
通夜堂をあてにしていた野宿ガイジン遍路さんたちは困惑するでしょう。

札所前の「平城札所前バス停」から宇和島行きバスに乗る。
今日は平日なので通学の高校生の姿が見えるが朝早いので満席ではない。

テスト期間なのかな?
膝の上にノートを開いているが、いつの間にか眠りこけている。

今日は平日なので仏木寺方面行きのバス便が沢山あります。
「務田バス停」まで行って、そこから歩くんですが・・・
すごい風です。
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幸い雨は霧雨くらいで雨具を着るまでもない。
しかし半端ではない風です。
41番龍光寺までの道は、遮るもののない田園地帯なのでもろに風を受ける。
菅笠は風の影響を受けやすい。
手で押さえていてもミシミシたわんでいて、五徳が剥がれそう!

あたり一面風の音が響き渡る。
何だこの感覚は??
そう、春の嵐やなあああ。
まだ節分前なのに。今年の雪はもう見られないかな?

龍光寺の納経所には久々に奥様がおられました。
「お身体のお加減はいかがですか?」
「脚はいいんですが、あちこちにガタがきて」
「わしも今年還暦なんで、あちこち痛いです」

駐車場のトイレを使って出たら、
いつもは気にしていなかった遍路道案内板が気になった。
墓地の方に上がっていく道です。
いつもは正面の参道を通って鳥居の方まで行くのですが
今日はこっちに行ってみよう!
どんどん山の上に上がっていきます。
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おお、遍路道やねえ。
でも雨で濡れていて足元がすこぶる悪い。
なんどか足をとられて転びそうになります。靴が泥だらけ!
遍路道に浮かれて気分よく歩くと、国道に出ました。

ここから仏木寺までの道は追い風です。
菅笠を風に煽られることもなく、快調快調
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42番仏木寺ではゆっくりゆっくりお勤めをしました。

さてここから歯長峠を越えようか・・・
でも交通案内で「歯長峠は崩落の恐れあるので注意」が見えた。

ああ~、心が折れた。

ちょうどバス便があるので
「仏木寺バス停」~「森ヶ鼻バス停」で降りて800m歩き
JR「務田駅」から「宇和島駅」まで行く!

よく考えたら仏木寺から「務田駅」まで直接歩いてもよかったんですがね。
まあいいや、今後の参考になる。

「務田駅」に着いて、列車を待つ。
・・・・列車到着時間になっても来ない・・・?
う~ん、
おそらくこの強風のなか、倒木の可能性もある。
実際に、駅の先の線路上に竹の木が倒れている。これもいかんなあ。

20分待ったが列車が来ないので諦めて500m先の「務田バス停」に行き、
バスで宇和島まで行くことにします。
ちょうど霧雨になり、バス停には屋根もないので近くの民家の軒下で
雨宿りしながら待つこと15分、バスは予定どおり来ました。
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「宇和島駅」に来たら、風は更に強く吹き荒れていて
いろんなものが飛んできますがな。
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駅舎の自動ドアは手動になっていて、すこぶる不便です。
どうやったら開くのか悪戦苦闘している人がいますよ。

予土線は、倒木の影響で30分の遅延だそうです。
これから行く卯之町までの路線は今のところ大丈夫です。
駅舎のパン屋さんで・・・ありゃ?閉店しているよ。
コンビニでパンを買い、待合室で昼食を食べる。

待合の時間も、ホームには轟音が響き渡り、風が吹きぬける。
その都度色んなものが飛んで来てヘルメットを被った駅職員さんが回収して廻る。
列車の遅延も仕方ないなあ、とすこぶる平常心で嵐を見ていました。

特急宇和海に乗って「卯之町駅」に着きました。
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このころから細かい雨が降り始め、ふれあいの森方向から明石寺を目指す山道
から雨脚が激しくなってきましたが、木が雨を遮ってくれるので
ポンチョを着るほどでもなし、

43番明石寺本堂に着いてお勤めを始めたら雨が切れ、
雲の隙間から日が差してきました。
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ありがたや、ありがたや。

納経後、龍神の祝詞をあげてお礼言上しました。
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今日のお宿は駅前の「まつちや」さん
ここのお宿の廊下には、宿泊のお遍路さん達から寄せられた
書や絵画、彫刻などが飾られています。
前回泊まったときに、わしも「明石寺の絵を持ってきます」
と約束したので、リュックの底に濡れないように包んで持ってきていました。
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女将さんに喜んで頂き、わしも嬉しい。
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今夜は3人の宿泊者
九州からの旅行者の女の子と、連泊の仕事の人と、わし。

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今夜の夕食はボリューム満点で
鍋焼きうどんだけでも充分な量です。
女の子は全部食べきれなかったようです。
見てみると、そっとお握りを作っておかずにかけられていたラップで包んでいました。
明日の食事にするのかな??

彼女は20代でしょうか?
「お遍路って、なんですか?」
うう~む、お遍路宿ながら、お遍路を知らない人がいても仕方ないかな?
わしも20代の頃はお遍路さんのことを知らなかったもんなあ。
ここで「お遍路さん」というワードに触れたことが何かのきっかけになればいいなあ。

部屋に帰る前に踊り場においてあった本をとると
昭和62年講談社発行のお遍路ガイド本です。
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各札所の写真と説明書きが興味深い。
そおおおかああああ、30年以上前の八十八ヶ所の風景はこんなんだったのかあ。
62番宝寿寺の本堂って初めて見た。
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この本、欲しいなあ。
帰ったら古本サイトで検索してみよう。


1月28日(火)
今日は帰るだけの日です。
卯之町バスセンターから、大坂梅田(ハービス大坂)まで
およそ6時間のバスの旅でした。


今回は余裕を持って行動できたので、心にも余裕が出来て
あまり焦らずにお遍路を楽しむ事が出来ました。

さて、今週末は鶴林寺・太龍寺山越え、
その翌週は平日3連休で大山祇神社参拝、今治~西条遍路です。
毎週毎週お遍路なので、この先は少し休もうかなあ。。。。
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おきらく遍路修行の旅 13巡目 24番最御崎寺~36番青龍寺 令和弐年1月18日~20日

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お遍路を始めた頃と今を見つめなおすと、
いささか心境や認識の変化が見られ、
それが主観、客観で確認できる事は幸せなことであります。

今感じられるのは、龍神さまの存在と、御霊水の存在
「そこになにかがおられる」
と感じることが、たまにある。
今の修行の程度からすればこれくらいですが、心地よい。

遍路修行の回数を進めていくうちに、
自分を導いてくれる人との出会いは、必然とも言っていい。


昨年末に、わしの大切な身内の一人の具合が悪くなり、
土佐にいる導師様にお祓いをしてもらう事になりました。
お祓いというと否定的な意見を持つ人が多いが、
わしの家内の家系にお祓いを行う人がいて、
案外すんなりと受け入れてもらいました。

土佐遍路の際に導師と呼べる方とご縁を結ばせていただき、
水行などの修行をさせていただいております。

今回はお祓いをしていただくための土佐入りです。
土日月と休みをいただけたので
金曜の晩に高知駅前のホテル入りし万全の準備で備えます。


1月18日(土)
朝は冷水で身体を清め、0700に出発!
ちょっと遠くて時間はかかるが、23番薬王寺まで行き
厄年のわしは薬師如来様にお祈りしてきました。
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朝の太平洋は少し暗くて白波が立っているのが見えます。
最御崎寺では打ち寄せる波の音が聞こえません。
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ここの大師堂のお大師さまとは、
いつも結縁の綱を通してご縁を頂いております。
ご縁をいただけるお大師様は、今のところここだけ。

津照寺、金剛頂寺を廻って、
いよいよ導師さまのお宅でお祓いを受けます。

海のものと山のもの、清めの塩をお供えし、
灯明の炎を見ていると、神様仏様が降りてこられる瞬間がわかる。

神様と仏様の両方の勤行をするのでかなり長い。
正座をしていたので、途中から脚の感覚がなくなってきたよ・・・
えい、これしきのこと、大切な身内のためを思えばなんともない。

一緒に自宅の厄払いもして頂きました。
わしの家は龍脈の上に建っているので大吉なんですが、
それでもお祓いはうけたほうがいいと思った。

無事終わり、よい結果になったとのお言葉をいただきました。
ありがたや、ありがたや。
お供えのお下がりもいただき、
いい気分で高知駅前のホテルに帰り、お酒をいただいて眠ります。


1月19日(日)
今日は単独で35・36番を歩く予定でしたが、
導師の眷属さんが27番神峯寺の上にある神峯神社に御神水を汲みに行くので
札所巡りも一緒に、ということでお接待して頂きます。

高知駅前のホテルから
35番清滝寺から36番青龍寺へと廻ってから反転、奈半利へと向かう。
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神峯寺へ行く人は多いが、その上にある神峯神社に行く人は少ない。
ここの神様は力の強い神様で、めったな事でお願いはできないそうな。
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たしかにここの鳥居をくぐると鼻の奥がツンとするような感覚になる。
今日は耳の奥が痛い。
気圧の関係かと思い、耳抜きをするがそんなことでは治まらなかった。
この感じ、どこかで・・・ああそうだ。
沖縄の戦跡を訪れた際に感じたものと同じだ。
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御神水をポリタンクに沢山汲み、山を降りる。
修行の足りないわしには辛い場所ですねえ。
神様と仏様の「気」の違いを感じる。
神様はクールで、仏様は、ほわっと温かい。

沢山汲んだ水を導師様の家や信者さんの家々に配って廻り
ホテルに帰る前に28番大日寺に寄る。
ここの本堂の中にあがらせてもらい、大日如来様と向き合うと
何かしらサインをいただけるのです。
それもわし独りだけでは無理で、媒体となる人が必要なのです。
今回は灯明の炎のサインをいただけました。
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ああ、ありがたい。

わしは感じる力が備わっていない、とこぼすと
導師の眷属さんが、
「気づいている事に気づかないだけだよ」と言われた。
人によって気づき方、感じ方が違う。
気づいている自分に気づく事が今後の課題と見つけたりか。


今回の予定は無事終了!
明日は帰るだけの日程になりました。
いつもは予定にせかされるように慌しく廻るのですが
こんな時間的に余裕のある旅は初めてです。
余裕があるのであたりの景色を楽しむことが出来ました。
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昨年の夏に、高知の奥之院巡りの際に29~35まで廻っていたので
次は足摺岬から始められます。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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