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おきらく遍路旅 12巡目 先達大会 令和元年9月11日(水)

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昨年平成30年の先達大会は、台風の直撃で直前に中止となり
予定していた薩摩琵琶奏者の黒田月水さんの公演もなくなりました。
CD販売ブースでのお手伝いをする予定だったのですが、残念

今年こそは、と期待していましたが
去年の会場キャンセル代金支払いにより赤字になり、今年は呼べないとか・・・・
ああ、楽しみが半減してしまった。

先達大会は9月11日の平日に開催されるため、半年前から職場に休みを申請していました。
そのおかげで当日と翌日の2日間休みをいただきました。
では次の日はお遍路できるなあ。嬉しいなあ。

10日(火)に仕事を終えて夕方に高松入りしました。
琴電「高松築港駅」正面の高松ステーションホテルにチェックイン
ここで連泊するのです。
荷物を置いて出かけられるので身軽ですがな。

夕食は、高松なのに徳島ラーメン!
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9月11日(水)
早起きしてしまいました。
今日は8時半に会場に出かける予定なので、間が持たないなあ。
コンビニにコーヒーを買いに行き、そのついでに今夜の宴会場の場所の確認に行く。
22番平等寺の谷口住職主催の反省会に参加させていただくのです。

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8時40分に会場の「高松レグザムホール」に着くと、
既に会場付近には白衣の集団がたくさん集まっています。
受付は9時からと案内に書いてあったのですが、もう始まっております。
知った顔もちらほら、開催時間までお喋りしながら待ちます。

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1000人以上が集まっているようです。
この中に先達業務をされている人は何割くらいいるやろうか・・・
更にその中で歩き遍路は何人いるか・・・と考えていました。

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厳かに先達大会が始まり、緞帳があがる。
まずは物故者の法要から。
多くの物故者の名前が読み上げられます。たぶん2年分のやろうね。
壇上の僧侶たちによる理趣経を聴いていましたが、
いまいち音が揃っていないような気がする。
マイクの位置が原因か?

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そのあと表彰式
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これも平成30年度と令和元年度の分を行う。

それが終わったら、いきなり第一部終了のアナウンスがある。
まだ11時ちょっとです。
これから昼食ですか・・・・
食券持って混雑する受付でお弁当を受け取り、自分の席で食べ始める。
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SNSで先達友達が後日指摘していたんですが、
輪袈裟をかけたまま食事をしている先達さんの多いことか!
トイレに行くときにも輪袈裟をかけたまま!
赤いネーム(大先達)をつけた人もいるよ・・・・

先達さんとは、お遍路さんたちの模範とならなければいかん。
いったい何のために先達になっているのでしょうか?
新米先達のわしとしては遺憾に思います。

さて、偉そうなことを言ったわしですが、
黒田月水さんの公演もないことだし、
午後の部は出る気がしなくなったので、近くの札所に行こうかね。

琴電「高松築港駅」から「一宮駅」へ。
暑いねえ、暑いねえ。汗で衣装がぐっしょりです。


本堂、大師堂ではやはり先達大会から抜け出してきた先達さんたちが
お勤めしています。
お作法も、色々ですね。

「読経」といっても経本も持たず般若心経をあげる一団もいれば
妙にお勤めが早く終わる人もいる・・・
お寺で無作法な人に、いちいち目くじらを立てるのは野暮と
真言宗の阿闍梨さまから教わったので、黙っていました。

一宮寺では、大師堂で写経をするのが楽しみとなっています。
ここの雰囲気好きなんですよ。
写経中、気持ちの良い風が吹き込んできて、汗も引きます。
あれこれ心乱れていたのですが、落ち着くことができました。

さて、時間もあるし、屋島寺まで行くかな?
「一宮駅」から「瓦町駅」を経て「琴電屋島駅」へ行く。
道中、やはり抜け出してきたお刀自様二人組と一緒になりました。
70歳と80歳のバス遍路さんです。

「バス遍路さんというと、バスツアーの先達をされているんですか?」
「いやいや、そんなことは全然できない」

ふ~~~ん。

「琴電屋島駅」に着いたら、屋島山上シャトルバスの時間まで20分ある。
「あの~、よかったらタクシー使います?」
「あ、それいいね。3人で割り勘できる」
「じゃ、呼びますか!」

わし1人ではこんな発想でないが、道連れがいるとこういうことができる。
タクシーに駐車場で待っていてもらい、屋島寺へ。

「屋島寺では時間がないから、納経所へ先に行って、灯明と線香だけあげよう!」
「え?そんなんありですか?」
「それでもええんやよ」
「うっそーん!そんなんあかんよ。お大師様が見てるよ!」
「あははははははは」

・・・・・・

またここでもお作法の乱れを実感してしまいました。
彼女らはどういう気持ちでお遍路しているんやろうかね。
ほんと、
「お大師さまが見てるよ」です。
「至誠にもとるなかりしか(五省)」です。

わしは高速ながらきちんとお勤めをしてご朱印をいただき、
タクシーに戻る。

ちょっと気になったこと。
70歳の御刀自様、源平古戦場に行くと気分がすぐれなくなるそうです。
なぜか?
彼女は源氏の家柄と言っていました。それも頼朝の・・・
あれ?頼朝の直系は北条氏によって絶えてしまったんじゃなかったっけ?
それとも傍流が細々と・・・
まあ、彼女が平氏と関わりたくないと言っているので、
それはそれとして聞いておきました。

「琴電屋島駅」まで戻り、お刀自様たちは志度寺まで行くそうです。
わしはホテルに戻って濡れた衣装の洗濯をしたいので高松駅方面に行く。
さよ~なら~。

ホテルに戻り、汗を流してさて洗濯・・・と思ったら
ズボンは今はいている一着しかない。
うう~む、
宴会から帰ったら洗濯するか・・・二次会は遠慮すべきやね。
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今夜は5時から高松駅BTの近くの海鮮居酒屋です。
平等寺谷口住職の呼びかけで主にFBの仲間が集まりました。
2時間飲み放題
他の札所の副住職も二人来ていました。
それにベテランの大先達たち。
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ビギナーのわしは隅っこで大人しくしていました。
13人の参加者の挨拶、自己紹介、本日の感想などなど。
結構ひとりひとりが時間を食うので、
飲み放題の制限時間近くなってしまいました。
みなさん熱い気持ちを持っているんですねええええ。
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参加者の中の方から、
わしの絵を発表する機会を与えていただきました。
わし、自分の絵を積極的に人に見せるつもりはなく、
見せるにしても流れのままに・・・というスタンスを保ち続けてきました。

今回このような話が湧いてきたということは
お大師様から「そろそろみんなに見せろ」
というお告げなのでありましょうか。

宴会は早く始まったので早く終わった。
二次会のお誘いも受けたんですが、今日の汚れ物を洗濯しなくてはいけない。
後ろ髪ひかれる思いを振り切って、ホテルへ帰る。

洗濯機が回っている間は寝られません。
今日は普段の3倍は飲んでしまいました。
自分としては調子に乗って飲みすぎたか?かなり飲んだ。
わし、限界が来ると吐くんですよ。
でも今夜は吐くこともない。
きっと、心と身体の調子が良かったんでしょうね・・・・

部屋中に洗濯物を掛けて安らかに眠る・・・


9月12日(木)
さて、今日は86番志度寺~85番八栗寺、78番郷照寺に行く。
JR「高松駅」から始発に乗って「志度駅」で降りる。
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早朝の志度寺境内は誰もいない。
手水舎は修理中なので使えない。塗香を使おうかね。
お正月に金倉寺で買った柘榴香で身を清める。

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本堂、大師堂には提灯に火がともされていて、昼間とはまた違った幽玄な雰囲気です。
気分はいいんですが、藪蚊の群れが集まってくるのには閉口します。
なるべく線香の煙が流れてくる方に立ってお勤めします。

7時の納経所が開くまで、蚊に刺されないように体を小刻みに揺らしながら待っていると、
僧侶の方が7時前なのに開けてくださいました。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

今度は琴電に乗って「琴電志度駅」から「八栗駅」まで移動する。
カードを「ピッ」とタッチして構内に入る。便利です。
今わしの持っている鉄道系のカードは関東系の「PASUMO」なんですが、
横須賀勤務中に作っていまだに使っています。

関西でも使えて、バスでも使えることが多くなっているんですが、
JR四国では、改札にカード読み取り機がない駅が多い。
たとえばJR「高松駅」でカードを通しても、
「志度駅」では読み取り機がないので出られないんです。

「新幹線を四国に!」
と言うよりもカード読み取り機を各駅に設置してもらいたいもんです。
22番平等寺には電子お賽銭決済機が設置してありますよ。


閑話休題

今日は平日なので、通勤通学の人々で列車内は賑わっています。
その中にお遍路装束のわしが紛れ込んでいても
誰も気にしていません。さすが四国ですね。
いちど大阪から四国まで遍路装束で旅をしてみようかと考えていますが
修行の足りない自分にそんな真似ができるのでしょうか・・・・

「八栗駅」で降りて改札を「ピッ」と通る。

暑くなってきました。湿気が高いのかな??
このあたりの通りは石材屋さんが多くて、
通りの家には素敵にデザインされた灯篭が飾ってあって楽しいですね。
「むれ源平石あかりロード 」というそうです。
あ、写真は撮っていなかったなあ。今度撮ろう。
夜に撮影できたら最高やろうね。

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汗かいて「八栗ケーブル登山口駅」まで来て、
片道切符を買い、車内へと進む。今日乗るのは青の車両やね。
乗客はわしひとり。貸切りやね。

「八栗山上駅」から鳥居をくぐって進み、大師堂から先にお勤めしましょう。
住職かな?僧衣を着た方が、各堂を廻っておられます。
お詣りする場所がたくさんあるので毎日大変ですねえ・・・と思うのは在家の考えか。

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リュックを下ろしたベンチの上には菩提樹が青々と葉を繁らせていて
よく見ると丸い小さな実がついています。
先週、菩提樹の実でできた念珠を見たんですが、大きさが違う。
種類が違うんやろか。

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本堂の後、聖天堂の内陣にあがらせていただき、
持参のお酒を供えてお勤めしました。
今日は膝が痛くないぞ。五体投地礼が無理なくできる!

山門と鳥居をくぐって、門前の店を覗く・・・アイスクリンはあるか?
「いらっしゃい」
「あ、あの~、アイスクリンはありますか?」
「ありますよ」
「おおっ」
覆いをかけてある容器から出してくれました。
やっぱり暑い日にはアイスクリンやねええええええ。

女将さんとしばらく世間話をしました。
特に聖天様の御利益について。
いろいろと助けていただいていることを話し合いました。
女将さんによると、お遍路さんで聖天様を信仰している人と話したのは初めてだそうな。
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お聖天様のお導きでしょうかね。
このあと、トコロテンと麦茶のお接待をいただきました。

南無大聖歓喜天!

下りは歩いて下界まで降りました。

「八栗駅」~「高松築港駅」・・・「JR高松駅」~「宇多津駅」と移動し
目的地の郷照寺まで歩くこと30分
いま、12時前
いつものうどん屋さんに入ろうと思ったんですが
長蛇の列です。さすが有名店ですね。

うどんやはあきらめて、まずは参拝しましょう。

ご朱印を頂き、今回の予定はこれで終了
あとは帰るだけです。
門前の名物「地蔵饅頭」のお店を覗いてみる。
おお、あったぞ!
「いらっしゃいませ」
「あの~、何個から買えるんでしょうか?」
「ひとつからでもかまいませんよ」
「おおっ!・・・すいません。細かいのがなくって・・・」
「いいですよ」
「2個ください。黄粉のついたやつ・・・」
五千円札を出しておつりを頂く。

帰りの列車の中で食べました。
・・ああ、やっぱりおいしいなあ。

今回は先達大会がメインの行事でしたが
色々な人との御縁をたくさん頂いた意義深い旅でした。

色々なところに行って、色々な人と出会う旅はやめられませんなあああああ。
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おきらく遍路旅12巡目 35番清滝寺、36番青龍寺、奥之院などなど 令和元年9月6・7日

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9月6日(金)
暑い夏の土佐遍路も大詰めであります。
高岡にある35番清滝寺と36番青龍寺は、
鉄道の路線からは離れているので
おきらく遍路旅をする上では結構不便です。

で、バスを利用して近くまで行くことはできないだろうか?
「バス停NAVI」という便利な検索サイトがあるので
色々検討したところ、
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0640に「高知駅前BT」から宇佐行に乗り、
「宮前スカイライン入口バス停」まで行く。
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そこからドラゴンバスに乗り換え
「竜(りゅう)バス停」で降りて
36番青龍寺まで歩く。
  ↓
1126「竜バス停」~「高岡営業所バス停」で降りて
35番清滝寺まで歩く。
  ↓
山道を歩いて戻り、
1441「鳴川通バス停」~「南はりまや橋バス停」で降りて
路面電車に乗り換えて「高知駅」まで戻る。

この予定で一日が終了となります。
机上では、まずまずといったところか。

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青龍寺では石段の途中にある弁天堂に寄り、
清浄な湧水が流れているので、お金を洗わせていただいていると
弁天堂の奥にイタチがいて、じっとこちらを見ています。
彼は弁天様の眷属なのでしょうか??
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門前にいる仏師
最近ここに店を開いたそうです。5月にクルマヘンロしたとき、
円空仏の話をしたことを覚えていてくれた。
「ま、中に入って話でも・・・」
というのでノコノコ奥に入らせていただきました。
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得度をされた真言宗の僧侶だそうです。
加行もされているので正式な位も持っておられる。
そういえば、仏師は得度をされていることが多いそうです。
確かに仏像三十二相八十種好のなかには印契を結ぶ表現もある。
仏様を刻む際に、きちんと修行をした僧侶の仏師の方がより表現がしやすいでしょうね。

印契といえば、
お遍路さんの中に時々読経の際に印を結んでいる人がいるが
真言密教では印契は師僧から一子相伝で秘密に伝えられるものなのであって
ネットなどで流布しているものなどを真似っこして行うものではない。

この考えは当然のことで、仏師の方もわしも同じで、
色々なお作法は、信者の先輩から教わるものではない。
きちんと加行をおこなって師僧から教わるべきです。

印契でも、法界定印などの在家がしていいものはある。
しかし僧侶の勤行の際の印契は、袖で覆って隠しています。

真言宗でも流派によって微妙にお作法が異なること・・・・
これが悩ましい。
しかし、きちんと伝えられたことであれば、
あれが間違っていて、これが正しいんだ!と言い切ることはないと思う。

こんな話をしました。
彼は円空仏を彫り、美濃の国関市の弥勒寺に納めたということです。
実はこの弥勒寺の住職、わしの小学校の同級生なのです。
天台宗なのですが、信徒さんを連れてお遍路ツアーもしているとか・・・
どこかで御縁が繋がったら会えるかも・・・。


1時間ほど話した後
「竜バス停」まで行き、1126発の便が出るまで1時間弱ある。
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駐車場には「酔竜」という店があり、中にはお接待所があります。
ノコノコ入り、トイレを使わせていただきました。
どうもここはレストランだったようですが、
いまは珊瑚加工がメインで、数珠をはじめとした遍路用品が置いてある。

店の方に数珠について教えていただきました。
素材によって功徳が
水晶は千倍、菩提樹は万倍なのだそうな・・・・・
へえぇ~。

真言宗の数珠の持ち方について、読経の際には親玉を上にして手首に垂らす・・・
これはどの派も同じ。
しかし持つときは、親玉を手の中に隠し持つのは一緒でも
5指で握るとか、人差し指をかわして握るとか・・・色々ある。

さて、どうすっか。
先達であれば、推薦をいただいた親寺のお作法に従うべきでしょうね。
わしは13番大日寺で推薦を頂いたので、大覚寺派のお作法を順守すべきでしょう・・・
しかし、息子さんの光昴さんは高野山専修学院で加行を行ったバリバリの
高野山派なので、多少の祖語は自分自身で解決していかねばならんなあ。。。

ここでもいろいろ教えていただきました。
ありがたや。

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今日の天気は雨の確立が高かったのですが、
青空に太陽がギラギラと照りつけています。見事な晴天であります。
龍神様に感謝感激であります。

さて、バスが来たので乗り、
「高岡営業所バス停」まで行きます。
ひとつ前の停留所の「鳴川通バス停」は、帰りの際に乗る高知市内行が出るバス停なので、
しっかりと場所を目に焼き付ける。目の前はショッピングセンターです。

バスを降りて、北に向かって歩く。
ここは遍路道ではないので遍路標識もない。
スマホのナビが頼りです。

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目の前に「高知リハビリテーション学院」がドーンと見えてきました。
おおおおお、
今を去る40年前に、受験でここまで来たことがあるのですよ。
まだあの頃は大阪南港から高知港までのフェリーがあって
世間知らずの高3のわしにとっての大冒険でしたがな。

結局「来なくてもいい」と学校から言われ(?)
高知での生活は出来んかったなあ。

ああ、なつかしい。
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そんな気持ちを抱えながら山道に入る。
山の斜面の集落の生活道路のようです。
いつもの清滝寺へ向かう超・危険な参道とどこかで合流するのか?
と考えながら静かな車道を黙々と歩む。
吹く風は心地よいが、なにぶん蒸し暑い日なので
汗が次から次へとふき出してきます。

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白衣の袖口から汗がしたたり落ちてきます。
う~~ん、夏用に笈摺を新調すべきか?
それともお大師様がバックプリントされているTシャツにすべきか?
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いろいろ考えながら登ったら、
いきなり35番清滝寺に着いた!
通夜堂の裏に出てきました・・・・こんな参道があったんやね。
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手水鉢を見たら、
水面を細かい水滴が走っている。
おお、ここにも液滴現象があるよ!
上流となる本堂右奥の子安地蔵さまの泉も液滴現象が見られるので
当然といえば当然
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掌でひとくちすくって喉を潤す。
ああ~、甘露甘露

先に来ていた夫婦連れが納経所の場所が分らずウロウロしていたので
案内して差し上げる。

自分のお勤めは、他の人の邪魔にならないよう
そっと唱える。

お遍路はじめて、最初のうちは恥ずかしいので小さい声で読経し、
お経を覚えてくると大きな声であげ、
更には得意になって経本を読まずに読経する人もいる。
そのうち、他の人の邪魔にならないように小さな声で経本を見ながら読経する。

自分にもこういう時期があったか。。。
今の自分の境地はいかに?

そのうちおじさん遍路がやって来て話しかけてきました。
「お経をあげるコツとかあるんですか?」
「抑揚をつけず、流れるように・・・」
「なるほど」

「本道の裏に、霊験あらたかなような泉があるんですけど・・・」
「え、本当ですか?」
もう一組やって来た夫婦連れも誘って泉の場所に行く。
「ほら、落ちてきた水が水面で細かな玉になって水面を走っている」
「おお、有り難そうな水ですね」
「あ、ほら、水が落ちてくるところに仏さまがおられる」
「え?本当ですか?どこどこ?」
「ほら、あそこあそこ・・・」
「ああ、本当や!」

わしも指摘されるまでこの小さい仏さまには気がつかなかった!
なるほどここの泉はありがたし。
こういうものは自分独りだけで満足していてはいかんなあ。

ペットボトルに水を頂きました。

さきほどのおじさん、大坂の今宮戎さんの関係の方でした。
大坂七福神詣でで今宮戎さんに行っているので
また正月に行ってみよう。
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もと来た山道を下り、「鳴川通バス停」まで戻る。
バスの時間まで30分の余裕があるので
ショッピングセンターに行って昼食を買い、
店の前のベンチで食べる。
カツオのタタキを巻いた「土佐巻き」を食べたかったのですが、
ここには置いてなかった。もしかして売り切れか?

1441「県庁行き」に乗って「南はりまや橋」で路面電車に乗換え、
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「高知駅」で降りる。
今日のおきらく乗り継ぎ遍路はこれで終了!

すこぶるうまくいきました。
それに人との出会いに恵まれて、楽しく過ごすことができました。

ホテルに帰って濡れた衣装を洗濯して・・・
高知での第2ラウンド開始!

商店街まで路面電車で移動して、
レストラン「コックドール」に行く!
ここ、わしのお気に入りの洋食屋なんですよおおおおおおお。
品のある洋食屋さんで色々美味しいが、
わしが好きなのはチキンカツレツです!
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どうしたらこんなにチキンが美味しく調理できるのか?
遠慮がちに聞いてみたら、揚げる油の温度と、肉に切り身を入れること
と教えてくれました。
多分鶏肉の下処理もあるんでしょうが、それだけは秘密?かな???
クックパッドに載っていないやろうか?
それからドミグラスソースは素人では無理やなああああ。

ビール一1本をいただき、すっかりご機嫌でホテルに帰る。
少し千鳥足になっているかな?

いや、満足満足



9月7日(土)

八十八ヶ所の行程上、今日は余裕のある日程にしました。
何をするかというと、奥之院巡りです。
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高知周辺の札所には奥之院が多くあり、
札所に隣接しているので、
24番最御崎寺の一夜建立の岩屋、
28番大日寺の爪彫り薬師、
31番竹林寺の船岡堂、
37番岩本寺の矢負いの地蔵
これらは札所を廻るついでに参拝できました。

また30番善楽寺奥之院の安楽寺は駅から近く、
比較的容易に廻ることができました。
36番青龍寺の奥之院は少し頑張りましたが・・・

しかし
29番国分寺の毘沙門堂、
32番善師峯寺の岩屋奥之院、
33番雪蹊寺の中谷観音堂、
34番種間寺の本尾山奥之院、
これらは結構離れているので気合を入れて廻らねばなりません。

高松の川東氏の編纂された奥之院納経帳に載っている場所を
いま廻っているのですが、余裕ができたら記載されていない場所も
参詣したいと考えております。

0800
予約しておいた駅前の「日産レンタカー」で小型車を借り
カーナビに住所を入力して・・・いざ。

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最初は種間寺の奥之院に・・・・
河口沿いの狭い道を進む・・・あれ?どこかな?
神社はあるがその先に「奥之院」の標識はない。
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それらしき建物に行ってみて、石段を進むと
脇にひっそり建つ石柱に「奥之院」の文字があるよ。
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おお、ここか。
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難易度が高いなあ。
でもこうして探すのも奥の院の醍醐味です。
民俗学者の五来重氏によると、
最初に行者が修行をしたような辺鄙な、霊験のある場所に
行者を慕って信者が集まりお堂を建てたのですが、不便なので
時代が下がって便利のよい所にお寺が建てられた。

こういった解釈は、実際に奥之院に行ってみると納得します。

納経は種間寺なので、ついでといっては何ですが
本堂、大師堂でお勤めして、先達納経帳にも御朱印をいただきました。


さて次は雪蹊寺の奥之院
ここも場所がわかりにくい。
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宅地の中の小高い山の上にあるんですが、
登り道に至るまでの車道の狭さが大変でした。
車を置くのにも、近くの家の方にお願いして置かせてもらう。

山登りの際には、気温と湿度が高いので汗が滝のように流れては落ちる。
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しかしお堂にたどり着いたときの満足感は変えがたいね。

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雪蹊寺で納経を済ませ、さて次は
禅師峰寺の奥之院
ここは納経が麓の薬師寺です。あらかじめ電話連絡をしておきました。

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麓の駐車場に車を停め、階段登って薬師寺へ。
もうこれだけで汗が吹きだしてきます。
こじんまりした本堂の入り口で住職様がにこやかに出迎えてくれました。
「観音堂は、この上ですよね」
「はい。納経帳をお預かりします」
「はい、では行ってきます!」
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軽い気持ちで登りはじめたら・・・・
行けども行けども山道は続く。
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ああ、もう少しと思ったら、まだまだ山道は続く。
汗が滝のように流れ落ち始めた。

30分くらい登っただろうか。

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目指すお堂が見えてきました。
おお~、ありがたやあああああ。
お勤めの最中に、背中から気持ちのいい風が吹いて来ました。

薬師寺まで戻り、御朱印を頂き、
ずぶ濡れの白衣のまま車に乗り込み、
さて・・・場所も近いので禅師峰寺も行っておこうかね。

禅師峰寺で御朱印を頂き、次は国分寺奥之院毘沙門堂へ。
このへんでお昼になりました。
道すがらのコンビニでお握りでも買おう。

と、

考えながら運転していたら
土佐一宮神社が目の前に見えた。
こここれは善楽寺にも寄らねば!

奥之院だけでなく、札所寺院も廻っているので
線香、灯明、納め札が心もとなくなってきましたがな。
灯明台に線香が有料であるところでは買いながら持たせる。

善楽寺を後にしてコンビニで買ったお握りをほおばりながら

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高知市の北に位置する毘沙門堂に到着!
龍王院宗圓寺という寺院もあるが、奥之院とは関係はなさそうです。
滝が流れ、修行の場という雰囲気がビンビン伝わってきます。
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国分寺まで取って返し、御朱印を頂き
いま1500
帰りのバスは高知駅前1630です。
ここで考えたのは、28番大日寺まで行けるかな?
ここの奥之院はすでに御朱印をもらっていますが、
大日寺を今日やっておくと
次回13巡目の28番大日寺~34番種間寺という高知市内遍路が楽になる・・・

どうしようか・・・どうしようか。

えい!「迷ったら進め!」だ!
いくぞ!

目的地まで18km、なんとかなるでしょう。

行きはよいよい、無駄なく大日寺に着いた。
本堂の中にあがらせていただき、正座してお勤めしていると
女性の親子連れが入ってきました。
わしが中にあがっていたので、入ってきたのでしょう。
母親らしき老婆がお賽銭を投げ銭して賽銭箱から盛大に外れていたので
「もし、お賽銭は、そっと差し入れるのですよ・・・」
「ああ、そうなんですか。すいませんでした」
わしに謝ってもらうのは筋違いなのですが、
ご本尊さまにも通じたでしょう。

御朱印を貰い、ダッシュで駐車場に戻り
汗みずくの衣装をすべて着替えて
高知駅方面に出発!
高知駅前でレンタカーに給油し、営業所に返却しなくてはならん。
その手間と、高知駅方面に向かう道路の混雑状況を考えると

余裕のない自分の心は、ついつい逸りがちになってくる。
いかん、いかん。
心に余裕を持たねば・・・
般若心経を唱えてみても、焦ってくる。
いかんいかん。

焦る気持ちと共に給油を済ませて営業所へ。
いま1610
努めて平静を装い、手続きを済ませて車を返納する。

あと15分あるぞ!
早足で「高知駅BT」8番乗り場に行く。
ついでにコンビニで夕食とビールも仕入れることが出来ました。
トイレに行くこともできました。
いやぁ~、心配をよそに時間の余裕ができたことに感謝

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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車中の人となり、ビールをくらって大坂まで気分よく帰る事が出来ました。

ありがたや、ありがたや。
来週の水曜日は高松で先達大会です。
翌日も休みをいただけたので、高松市内遍路もできるなあ。

9月は充実しています、はい。
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おきらく遍路旅 通算12巡目 30番善楽寺~34番種間寺、37番岩本寺 令和元年8月30・31日

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土佐夏遍路第2回であります。

西日本を中心に秋雨前線の線状降水帯が居座り、
九州四国に大雨をもたらしていますがな。
天気予報を何度見ても、前日に見ても高知は大雨の予報が非情に表示されている。

雨の日も風の日も、槍が降っても(槍は降らない)雪が降っても
一年を通して歩き続けているので、動揺することはない。
腹をくくって濡れて歩くだけです。
靴に吹き付ける防水スプレーが大して効果ないのは承知のうえ。


8月29日(木)
仕事をダッシュで終えて阪急~新幹線~土讃線を乗り継いで土佐へ。
アンパンマン列車、孫娘に見せてやりたいなあ。
次の駅が土佐山田になったとき、列車が停止した。
「?」
「・・・ただいま、列車が動物と接触しました」
?( ̄◇ ̄;)?
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車内を車掌が慌しく走り回る。
このまま現場検証などで永遠に停止するのか?

そんな杞憂をよそに、10分くらいで再び走り始めました。
やれ、よかった。
なんの動物なんかな??
「高知駅」に着いたとき、「鹿と接触のため・・・」
のアナウンスがありました。

ふ~~~~ん。

そういえば娘が京都府亀岡市山奥の大学に通っていたとき
鹿が列車と接触して急停止したと言っていた。
いうまでもないが、ここも田舎なんやねええええええ。

無事に着いてよかった、よかった。
小雨の降る駅前を足早に、駅前のビジネスホテルに転がり込んで、寝る。



8月30日(金)さて、起きたら窓の外を見る。
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地面は濡れているが雨音はしない。
0540「高知駅」発の各駅列車に乗って「土佐一宮駅」で降りる。
小雨が降っているが、菅笠でしのげる程度です。
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1.5km歩いて0600に善楽寺に着く。
雨降りの早朝のお寺には誰もいない。

ゆっくりゆっくりお勤めさせていただきました。
他に誰もいないので少し大きな声で読経する。

それでも納経所が開くまでまだ時間がある。
で、隣の土佐一宮神社に行く。
寺院とは違ったキリッとした空気感が漂う中
祝詞をあげてお参りしました。

0700に御朱印をいただき、来た道を戻り
「土佐一宮駅」~「高知駅」の列車に乗り戻って路面電車に乗り換え
「高知駅」~「はりまや橋駅」~「文殊通り駅」
ここから2.0km歩いて五台山に向かう。
路面電車を降りたら雨が激しく降ってきたのでポンチョを着込んで
歩き始めたら、次第に雨が弱くなり、しまいに霧雨になってきました。

このまま着て歩くと蒸し暑いので躊躇なくポンチョを脱いで
錫杖に結び付けて歩く。
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次第に五台山が近づいてきて、やがて石畳の山道になる。
しかし苔むした石が濡れて滑りやすいですね。
下り道もこんな感じかなあ。

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軽く汗をかいたのちに、竹林寺に着く。
休憩所に入ったら、冷房が効いていて心地よいねえ。
荷物を降ろして本堂~大師堂~聖天堂にお参りしました。
荷物を取りに戻ったら、冷えたお茶が置いてあり、早速2杯頂いていると
「お接待の巾着袋、地元の小学生が作ったやつです」
ひとついただきました。
中には梅干が入っています。

納経所が新しくなっていましたよ。

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さて、下りの遍路路の石畳
やはり濡れて滑りやすい。
慎重にゆっくりと歩いていると・・・・
腕に蚊がたくさん寄ってきました。
追っ払う間がないので潰す、潰す・・・潰す。

ああっ不殺生戒を破ってしまいました。
肌がむき出しになっている腕や首をブンブン回しながら歩くと
今度は足元が疎かになって滑りそうになる。
ああ、うまくいかんなあ。

しばらく石畳でもがいたのちに道路に出る。
やれやれ。

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河川敷に沿って歩き、橋を渡って
武智半平太の家を横目で眺めつつ峠を越える。

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禅師峰寺の山に来るが、ここでも遍路道で蚊の大群の歓待を受けた。
マムシよりも蚊がやっかいでした。

帰り道は蚊を避けて車道を通りました。ここには蚊はいないね。
竹林寺で貰った巾着に入っている梅干を含んだら
これがおいしい!
あっという間に3つ食べてしまいました。
そおおおかあ、今身体はクエン酸を求めているんですね。

ここから種崎渡船乗り場まで6km、わしの足で2時間というところか。
ビニールシートが並ぶ畑地域を西に進む。
雨は綺麗にあがっていて、青空と雲は半々
「雲量4」といったところでしょうか。
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港を左で見ながら歩くと、
今回お目当ての食事処が見えてきました。
「ドライブインかつお船」敷地内の「土佐タタキ道場」です!
ツアー遍路の口コミや、宣伝で有名で、一度行ってみたかったんっすよ。
売切れ次第終了という不気味な触れ込みなんですが・・・
「いらっしゃいませ!」
「あ、あの~タタキいいですか?」
「定食ですか?」
「は、はい」
「はい!いいですよ。奥の席に荷物を置いてこちらへ」
「はははい」
生カツオの切り身を串に刺したものを手渡され、
「ここにかざして・・・もう少し串の端を持って」
「はははい」
オヤジさんが一抱えの藁を持ってきて、点火すると勢いよく燃え出した。
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皮が焼けてきて油がプチプチとはじける。
おお~、うまそうだ
写真を撮らねば!スマホを取り出して片手であたふたと操作する。

撮影は店の人に頼めばよかったんやなああああ。
「はい、裏返して」
「あ、はい」
皮のない面はそんなに焼かないような感じです。
焼きあがったタタキを切って皿に盛り付けてもらい
「最初は塩とわさびで食べてください」
「はははははい!」
いそいそと席に戻る。

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香ばしい香りに包まれたタタキに塩とわさびをのせ、パクリ。

おお、おいしい、やっぱりおいしいぞ!

こぉれはビールが欲しいなああああああ。
でもお宿に着くまでがまん、がまん。

ご飯はお替りできるんですって。
それに特産の「土佐ジローの卵」(1個100円)があって、
それかけて食べるとまたおいしい。

すっかり堪能して
家にLINEで写真を送り、家内に
「こんど行こう!」と送ったら
「う~~ん・・・」

家内は暑い高知(四国)が苦手なのです。
家内の母親を車遍路に連れて来た時、
家内にも介助をお願いしてついて来てもらったんですが、
その暑さに辟易したそうです。
ですから「四国=暑い」というイメージが固定していて行きたくないんですって!


閑話休題


タタキに満足して種崎渡船乗り場まで歩く。
青空の範囲が更に広がっています。
出航時刻まで50分くらいあります。
荷物を待合室に置いて外に出る。日差しは強いが気持ちいい風が吹いてきます。

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ふと空を見上げたら、
今日の空を青空にしてくださった竜神様がいます。
おお、今日はかなりはっきりしたお姿!
龍神の祝詞をあげる前に御姿を記録しておこう。
「ありがとうございました」
独りきり防波堤の前に立ち尽くして祝詞をあげる。

乗客がだんだん集まってきて
カブに乗ったおやじさんが話しかけてきた。
彼も一度車で88箇所廻ったそうな。
喋っていると渡船が来た。
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僅か5分ですが、船に乗るのは久しぶりやねえ。
潮風がいい気持ちです。

長浜側の乗り場で降りて雪蹊寺向けて歩くと・・・
「お接待所」の看板が目に入る。
中の女性と目が合い、
「休んで行きませんか?」
「はははい」
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(写真掲載はご本人の許可済みです)
今年の5月に開業したそうです。
もとは呉服屋だったそうで、重厚な造りの店先がお接待所になっています。
今日の歩き遍路は、まだわしひとりだそうで
つい長居していろいろ楽しくお喋りができました。

今日の予定で歩くとゴールの雪蹊寺に早く着きすぎるので
ちょうどいい具合になりました。


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暑い夏の平日、雪蹊寺境内には誰もいません。
ゆっくりゆっくりとお勤めをさせていただきました。

今日のお宿は雪蹊寺門前の「高知屋」さんです。
有名なので遍路シーズン中には、なかなか予約がとれないのです。
宿泊は、わしひとり。あとで素泊まりの若者が来ました。
ですから夕食はわしひとりです。

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ここの名物、甘めのタレでいただくカツオのタタキが美味しい。
いやぁ~、今日はタタキ尽くしですねぇ~。
土佐遍路の醍醐味はタタキと見つけたりか。

部屋に戻るときに窓から西の空を見たら、夕焼けで真っ赤に燃えています。
明日の天気はいいんでしょうねええええ。
ありがたや。



8月31日(土)
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夜が明けてきたので、そっと玄関から出て
雪蹊寺に朝のご挨拶に行ってきました。
朝の境内は空気が澄んでいて、まことに気持ちがいい。

前回ここに泊まった時、
種間寺への乗り合い便が出ることを知ったので
使ってみよう。

高知屋さんに頼んで、前日の晩に予約しておくそうな。
0708にやってきたのは「はるちゃん号」と書かれたタクシーです。
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もともとこの地域を走っていたバスが運休したために
自治体の補助を受けて運行しているそうです。
ですので種間寺まで300円で乗れます。
ただし、春野町地域だけです。

早朝の種間寺境内には、誰もいない。
本堂では内陣に上がらせていただき、
ゆっくりゆったりお勤めをさせていただきました。
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種間寺から仁淀大橋まで歩いて4km、約80分歩いてバス停まで来る。
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「朝倉駅」行きに乗るのですが、
事前に調べた時刻表では1時間あまり待たねばならん。
それ覚悟していたのですが、なんと別ルートのが5分後に来ます。
おおっ
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

少し雨が降ってきたが、それほど気にならない。
やってきたバスに喜び勇んで乗り込む。
450円だったかな?
「朝倉駅前バス停」から2分歩いて「朝倉駅」に。
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駅には学生らしき若い女性がたくさんいて姦しい。高知大学かな?

早く着いたお陰で予定より1本前の「窪川駅」行きの
特急あしずり号に乗る事が出来ましたがな。

「窪川駅」から500m歩いて今日のゴールの岩本寺に着きましたがな。
山門からは大きな荷物を抱えたテンジョウインサンが駆け下りてくる。
おお、ダンタイサンが来ているのやね。
暑いのにご苦労様です。

本堂には白人の4人連れがいます。
軽装なので観光客か?
外人クルマヘンロか?
興味深そうに本堂の中とか周りを見ていました。
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さて今ちょうど昼です。
「窪川駅」まで戻り、駅弁でもと思いきや、売店はない。食堂があるのみ。
落ち着いて座って注文して食べる時間はぎりぎり。
わしの性格からは、気持ちが急いて擦り切れてしまうので
そんなことはできん。

まあいいか。
上り特急あしずりに乗って「高知駅」へ。
大坂への帰りは、1630発の高速バスなんですが、いま1300
バスチケットセンターに行って、1400発の便に変更してもらいました。

いつもならば駅裏の温泉へ行って汗を流すのですが
今日はさほど汗もかいていません。
まあいいでしょう。
昼食を食べに行き、ニシン焼き定食を食べて
1400バスに乗って1600頃に大坂梅田に帰り着きました。

今回はどの天気予報も雨、それも激しい雨だったので
濡れて歩くのを覚悟していました。
それがそれが
竜神様の御加護を賜り、ほとんど雨着のお世話になることなく
無事に旅を終えることが出来ました。
竜神様に感謝です。

お遍路を始めて神仏への感謝への気持ちを持ち続ける事により
当たり前とか、たまたまとかいう事象に対して
感謝の意を持つことが出来るようになりました。
この先修行を続ける事により、
更なる境地に至ることができるのでしょうか。
精進します。

次回はこの週末に
土佐遍路3回目、清滝寺、青龍寺と奥之院参拝の旅です。
いやぁ~、夏もお遍路三昧であります。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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