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サチのお寺ごはん

最近お気に入りのTVドラマ、「サチのお寺ごはん」

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昨年からローカル局で「西国三十三箇所」をやっていて、
録画予約して毎回観ていたんですがそれも終わり、
後番組がこれ。
そのまま録画予約していました。

幸の薄い女性がご縁のあった寺院で精進料理で自分も周りも癒す物語

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青江覚峰のレシピ集「お寺ごはん」が、

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かねもりあやみによりグルメ漫画化され、
更にテレビドラマ化されました。
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実は前から別のローカル局で放映されていて、題名は知っていたが
特に気にしていませんでした。

さてさて

録画されていた番組を観てみたら、なかなか面白い。
もともと精進料理には興味があったんですが、
物語のエッセンスとして紹介されているので
いやがうえにも興味深く、自分でも作ってみようかなと思ってしまう。
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特に、「巻き稲荷」
往年の稲荷寿司研究家のわしとしては、作ってみたいなあ。
今度作ってみよう。

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まだ物語は半分しか進んでいないが
主人公の女の子とイケメン若住職との展開は・・・
などと楽しみです。

ここで遍路修行者の血が騒ぎ
ここのお寺の宗旨は?
な~んて考えてしまいます。
阿弥陀経を読経しているので、浄土系らしいです。

モデルになっているお寺を調べてみたら・・・
浄土真宗大谷派(東本願寺)日夜山正德寺です。

なるほど。住職の髪が長いのも納得です。


お寺の由縁を調べてみました。(ウィキペディア)
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正德寺は、正式には「日夜山正德寺」といい、
永仁六年(1298年)善永坊春應が今の品川八ッ山に
真言宗のお寺として開基しました。
この時には香華院大日山善永寺と号していたそうです。
春應は平家の落ち武者であったと伝わっています。
元亀二年(1571年)に現在の品川宿北馬場の地に移り、
延宝三年(1675年)浄土真宗本願寺派改宗し
「日夜山正德寺」と名を変えました。
正徳二年(1712年)に大谷派に転派し現在に至る。
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おきらく遍路旅 通算九巡目 20番鶴林寺~21番太龍寺

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今回は阿波の国、鶴林寺と太龍寺の山登りです。
また、「民宿碧」で実施される阿字観体験のワークショップに参加します。


2月16日(金)
いつものように夕方「阪急梅田高速バス停」から高速バスに乗り
「徳島駅前バス停」で降り、
「徳島ステーションホテル」に荷物を置きます。
素泊まりなので、いつものお気に入り洋食屋でハンバーグを食べましょう。


2月17日(土)
今日は鶴林寺と太龍寺をやります。

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朝食は駅前松屋の朝食セットを食べ、
駅前のバスターミナル5番「黄檗行き」0710発に乗る。
1時間ほどバスに揺られて「生名バス停」で降ります。740円

0813
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さあここからスタートです。
今日は錫杖とストックのダブルで登るとしましょうかね。
今日は風もそれほど吹いていないし、
沁みいるほどの寒さでもない。山登りには最適の日ではなかろうか。

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山茶花の花と、民宿山茶花の看板が並んでいますよ。
看板は、このコントラストを狙って立てられたのでしょうかね。

鶴林寺の登り道は自分の足の幅に合った階段や
比較的緩い傾斜の山道なので登りやすくて好きですね。

やがて「水呑大師」が見えてきました。
今日はここの水を頂いて登るつもりなのです。
まず、グビグビ呑んで・・・
ペットボトルになみなみと汲んで、リュックのポケットに突っ込みます。

息は切れてきますが心地よい。
山道は無心になれるので好きなんです。
徒歩禅といったところでしょうか。

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休憩所から見る下界は美しい。
遥か向こうには「かも道」の稜線が見え、蛇行する川面が光っています。
ああ、この光景を写すにはいいカメラが必要なんでしょうね。

0930
20番 鶴林寺着
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山の上だけあって下界よりも寒い。
手水鉢が空ですね。凍っていて水が出ていないのでしょう。
塗香を取り出して塗ろうとしていたら
若い車遍路の夫婦が来て「水がない・・・」
とつぶやいていたので
「塗香を使います?」
「???」
「身体を清めるためのものです」
「へぇぇ~!」
「わしのお気に入りのバニラの香りの塗香です」
「へぇぇ~、いい香り!」

前回、本堂横に立つお地蔵さまの視線に捕まってしまったのですが、
今回は特に何も起きませんでした・・・

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大師堂前の水受けが凍っていますよ。
それに軒下に雪も残っています。
寒いはずです。汗がにじんだシャツが冷えて寒くなってきましたがな。
納経所で
「お疲れさまです。車ですか?」
「いえ、歩きです」
「寒いのにご苦労様です・・・」
飴を2ついただきました。

ここから急な下り道を一気に下ります。
登りに比べて下りは急なので注意が必要ですね。
雪がないので安全ですが、堆積した落ち葉も要注意です。

大井の集落まであっという間に降りてきて
水井橋を渡り、今回は真っすぐに太龍寺道を登ります。
最近はかも道ばっかりだったなあ。
なんか久しぶりといった感じで、道の景色を忘れていますよ。

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この道も最初はなだらかな山道で歩きやすい。
鼻歌も飛び出してきます。
それに誰にも出会わないのもいいよね。
ケダモノにも出会いません。

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ふと道の脇を見るとお大師様がおられる。
日の光と影の具合が何とも言えぬいい雰囲気を出しています。
こうやって太龍寺道をたどる旅人を見つめてくれているんですね。

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階段の道が始まると、ちょっと苦しくなってきます。
なぜって、自分の歩幅に合っていないからなんです。
で、
苦しくなってくると階段脇を歩くようにしています。
身体がほてってきて、手袋をはめていると暑い。

丁石のお地蔵さまがおられるのですが、数が減らないので、
あとどのくらいで札所につくのか?
よくわからなくなってきます。

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しかし、二十五丁のお地蔵さまが
ガッツポーズで励ましてくれているような気がして
元気が出ました。
あとひと息!

1214
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車道・かも道・太龍寺道の合流点に出ました。
おお、結構早く着きましたよ。
やっぱり夏よりも早く登る事ができるみたいです。

ここから800m歩いて

1230
21番 太龍寺着
やれやれ。
本堂に行く前に、納経所前のベンチでひとやすみ。
日差しが温かくって春が来たようですよ。
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自販機で現代の御加持水を買って一気飲みすると
気力が蘇ってきました。

境内には誰もいない。



思ったら
車遍路さんがフウフウ言いながら登ってきました。
ここは駐車場から遠いもんねえ。

本堂でお勤めをしていたら、ロープウエイ駅から賑やかな声が聞こえてきます。
(ダンタイサンか・・・)

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大師堂は、工事用足場で覆われていました。
いつぞやの台風で倒木が屋根を直撃したらしい。
修理するにも寺社は普通の住宅と違ってお金がかかるんやろうなあ・・・

大師堂の奥に廻ってお勤めさせていただきました。

さて、ここからどうやって下界に降りようか?
今夜泊まる民宿碧の女将さんが迎えに来てくれるので、
どのコースでどこに下りても大丈夫なんですが、昼食がまだだなあ。

ロープウエイで降りるか。

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切符を買い、発車までの時間、しばし椅子に座り眠りこける。
待合室は暖房が効いていて温かい。

やってきたロープウエイの乗客は
わしと、おじさんの2人のみ。
それでもガイドさんはきちんと説明をしてくれます。
おじさんは盛んに眼下の景色を撮影していました。

山麓のロープウエイ駅で簡単な昼食を食べ、
碧に連絡をしたら、まもなく迎えの車が来ました。

まだ2時過ぎ・・・
民宿碧に着いてから、まず洗濯と入浴
それからひと眠り

4時に、他の参加者の迎えに行く車に便乗して立江駅まで行きます。
ここで2名の人をピックアップして
近くのスーパーマーケットで今夜の夕食のネタを仕入れます。
今夜は民宿は夕食なしなのです。
なぜって、6時から講習会があるのです。

民宿碧に戻り、みんなと囲炉裏のある広間で買ってきたお弁当を食べます。
般若湯も買ってきたんですが、今はまだ呑めません。
講習会が終わってから・・・
我慢我慢

平等寺谷口真梁副住職も到着され、講習会の準備が進む。

午後6時
「お泊まりワークショップ」の始まり。
平等寺副住職による「ヤギでもわかる仏教概論」
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ヤギとは・・・
碧で飼われているヤギのスモモちゃんのことですね。


うう~む。
ヤギでも解るというが・・・ヒトのわしにはわかるかなあ。
仏教概論の内容は、
釈迦の説いた仏教、龍樹以後の大乗仏教、そして現代に至る仏教の流れについて。
知らなかった事ばかりです。
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それに、お釈迦さまが自分で悟った事を、
万人に説く言葉を持たなかったというのは興味深い。
あまりに教えは深遠であるから、言葉では表現できない。
これって禅宗の不立文字、教外別伝に通じることやろうか。

仏教の根幹をヤギにもヒトにもわかりやすく教えてもらいました。
語り口も軽妙で退屈しません。
善智識谷口真梁様々であります。

9時
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あっという間に2時間が過ぎ、お茶など飲みながらフリートークタイムです。
ここで気になっていたお遍路の事について気になっていた
色々なことを聞いてみました。
すると今まで悩んでいた事が嘘のようなお答えをいただき、目から鱗です。

その内容については賛否両論あり、
ここで述べる事は憚られるので、割愛させていただきます。

10時
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更にその後は般若湯が出てきて、話は更にくだけた内容になってきた。
いいぞ、いいぞぉ~。
時間がたつのも忘れるほど楽しいフリートークでした。

11時
これ以上夜更かしをすると、明朝の阿字観に差し障ってきます。
このへんでお開き・・・

わしの部屋には、轟々とした鼾が響き渡っていた事でしょう。
みなさん、ごめんなさい。


2月18日(日)
今朝は6時から阿字観体験です。
昨夜の宴会場(?)を片付け、平等寺から運び込んだ機材を並べます。
阿字観とは、真言宗で行われる瞑想法で、座禅と通じるかな?

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まず大日如来様に五体投地で礼をします。
正しいお作法を教えてもらい、板の間でするのですが
膝が痛くて仕方ない。
これを108回もようできんよ・・・・。

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正しい姿勢と、正しい呼吸、心を落ち着けて目の前の月と一体化する。
しかしてこの月は天空に浮かぶ月ではなく、池の水面に映る月
心の揺らめきが月の揺らめきにもなる。

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数珠を繰りながら大日如来の真言を千回唱える・・・
半分くらいで時間になりました。

おお、瞑想ができた!

わけではなく、その入り口を覗かせてもらったにすぎません。
実生活において阿字観はできます。
これを繰り返すことによってリラックスできたり、集中力が増すと言われますが
わしにそれできるかなあ??

今度は座禅体験をやってくれないかなあ。


参加者は、それぞれの気持ちで阿字観を体験したでしょう。


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朝食はヘルシーな料理が出てきました。
メインは「蕎麦汁」蕎麦の実を使った雑炊ですね。
これがなかなか美味しい。何杯でも食べられそう。
それに味噌お握りも美味しいねえ。柚子がアクセントになっています。
今日これからお遍路される人の昼食に配られます。
いいなあ~、わしも欲しいなあ・・・・。

食後は、またまたトークタイムになってしまいましたが
今日の予定がある人もあり、あまり長居もできない。
心を残しつつお開きに。
次回はどんな企画があるんでしょう。楽しみ楽しみ。

参加者の方の車に乗せてもらい、徳島駅まで送っていただきました。

1000発の梅田行きのバスに乗って帰りました。

お遍路色は多少入ったんですが、今回は仏教関連の勉強会といったところでしょうか。
なかなかためになりました。
今度は平等寺の民泊を経験してみたいなあ。
なにか楽しいことがありそうです。
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おきらく遍路旅九巡目 13番大日寺~23番薬王寺

おきらく遍路旅九巡目 13番大日寺~23番薬王寺
平成30年2月2~3日

日本列島には例年になく寒波が居座り、終日寒い。
四国も寒い。
しかしお遍路修行には暑さ寒さは関係ありません。

2月2日(金)
今日は朝も早よから「阪急梅田高速バスターミナル」に行き
0700発の徳島行きに乗ります。
徳島は前日に乗り込む必要がないのでいいですね。
座席に座り、さて本でも読もうかと取り出し
2~3頁めくったら眠りに落ちてしまいにけり。

0930「徳島駅前バス停」着
徳島の朝の雑踏をかきわけ、列車の切符を買います。
0951「徳島駅」~1001「南小松島駅」
今日はここから歩きます。
待合室でゴソゴソ装束を改めていたら観光案内の人から
「恩山寺まで行くのですか?近道をお教えします」
「ありがとうございます」
手書きの地図をいただきました。
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駅前の名水「のぞみの泉」で今日の水分を補給しておきましょうか。
地元の人達が汲みに来ていますよ。

鉄道を横切り、恩山寺方面に向かって出発
やはり寒い。それに風が吹いています。
素手では手がかじかんでくるので、手袋を取り出しましょう。

1046
18番 恩山寺着
糜爛樹が出迎えてくれます。
樹の後ろの遍路道を歩こうと思ったのですが、トイレが近くて困ります。
車道を登り、駐車場のトイレに駆け込んで一息つきました。

本当に何気なく見ているのですが、札所にトイレがあるのは有難い。
毎日お掃除をしてくださっているのに感謝の気持ちを持ちます。
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お大師様に到着のご挨拶をして、本堂大師堂でお勤めして
ベンチに座っていたら
歩きのお父さんが語りかけてきました。
定年後から歩いて2巡目だそうです。
いいなあ、わしも早く自由な時間を持ちたいよ。
でも、いざ365日休日になったら持て余してしまうかもしれん。

次に行こう。
牛小屋の間を通り抜け、竹林の山道を通ります。
聞こえるのは風で竹の擦れ合う音と自分の錫杖の音のみ。
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弓張り坂にはお地蔵さまと、誰かが置いていった菅笠があり、
お遍路雑誌に載っていそうないい風景ですね。
ここは低いアングルで写真を撮ると雰囲気満点・・・のような気がします。
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山を降りて道路沿いに進むと
以前あったお接待小屋がなくなっていました。
もともとここは工事のためのプレハブ小屋が建っていて
工事が完了したのでしょうね。少し寂しい気がします。
最初の遍路のとき、ここで水道をひねったら熱湯が出てきた思い出があります。
暑い日だったもんなあ。

お京塚にあるへんろ小屋でひとやすみ
ふと見るとこんな張り紙がありました。
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そうだよなあ。
初心に帰らなければいけないなあ。
修行が足りないと、自分のやった事を自慢したいものです。
人のやっている事を批判したいものです。
わしの遍路記も、ともすれば上から目線の記載もあるかもしれません。

しかし、ネット社会では批判をする人は匿名で批判ができます。
自分自身の発言の覚悟も責任も感じることなく
無責任この上ありません。
どうか、批判をする人は正々堂々とメルアド、名前を晒して批判してください。
あなたの行為は、天知る地知る人ぞ知る。お大師様が見ていますよ。
それに、投稿のソースを見ると、IP抜きは簡単にできて解析できますよ。
誰が書いているのか解ります。
多分「ソース」「IP抜き」の意味をわかっていない人が書いているのでしょうが・・・


おお、いかん。ついつい愚痴を書いてしまいました。
卑怯な人間が嫌いなもので。
南無大師遍照金剛

黙々と遍路道を歩み
やがて白鷺橋の赤い欄干が見えてきました。
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1215
19番 立江寺着
寒い冬の金曜日、境内には人影もなく
ゆっくりと大きな声で勤行ができましたがな。

もうお昼かあ。なにか食べるかな?
門前の食料品店を覗くと、店頭にみかんと干し芋があるよ。
それに安い。
さっそくみかんと干し芋を買い、
「立江駅」のホームで汲んできた水で食べましょうかね。
時折吹いてくる風が冷たいが、
日が照っているので日に当たっていればそれほど寒くない。
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1313の列車で「新野駅」まで行く予定です。
すると、1245に列車がやって来ました。
「阿南行き」と書いてあります。
とりあえずそれに乗ろうか。
乗ったはいいが、すぐに「阿南駅」に着いて、そこが終点
30分近く吹きっさらしの駅のホームで待ちます。
なんかこっちの駅のほうが寒い気がします。

1335「阿南駅」~1350「新野駅」
ここから2km歩いて平等寺に行きます。
普段のわしのノソノソした歩みでは40分以上かかるのですが、
今日は寒いので汗もかかないし、時間も気になるのでさっさと歩くことにします。

1420
22番 平等寺着
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おお、30分で着いたぞ。
境内には車遍路さんが2組ほど。
時間に余裕があれば奥の新四国霊場巡りも行ってみたいですねえ。

本当は平等寺の民泊のお世話になろうと考えていたのですが
今は都合があって受け入れはできないそうな。残念です。

もと来た道を引き返して「新野駅」までさっさと歩く。
さっさと歩いて早く着いても列車の時間は決まっています。

1525「新野駅」~1544「日和佐駅」
なので、しばらく無人の駅舎で佇む。
自販機の温かい飲み物が身に沁みるなあ~。

やってきた列車に乗って
「日和佐駅」に着きます。
駅裏の道の駅で、今夜のおやつを買っておきましょうかね。


1558
23番 薬王寺着
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ここは厄除けのお寺なのだなあ。
わしの前を進む女性が、一円玉を撒きながら階段を登っていきます。
女性の厄年は、19歳、33歳、37歳、61歳
うう~む、服装、雰囲気から19歳か・・・
いやいやそれとも33歳・・・

本堂ではお父さんらしき人と、お姉さんらしい人が待っていたので
やはり19歳か。

人の年齢の事はどうでもいい!

兄貴が戌の厄なので、彼のことを祈願しましたがな。
気がついたらいつも彼の事を祈願しているよ。
それに嫌いだった父親の供養もしている。
ご先祖さまが「しろ」と言っているのでしょうかね。

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今夜のお宿は
薬王寺宿坊です。温泉を併設している所で
話のネタに泊まることにしました。
しばらく閉館していたのですが、最近復活したそうです。

素泊まりで、食事は温泉併設の食堂で摂ることができます。
広い和室の部屋で、今夜のお泊り客はわしひとりのようです。
洗濯物を抱えてランドリーに行き、その先の温泉にゆっくり浸かります。
地元の人達も利用しているようですね。

風呂上りに食堂に行き、麦泡般若湯を一気に喉に流し込む。
ああ~、法楽
味噌カツを美味しくいただき、満足です。
ご飯のお替りができたらもっとよかったかも・・・
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一気に酔いが廻り、洗濯物を抱えてヨロヨロと部屋に帰り干したら
もう気を失ってしまいました。


2月3日(土)
朝食を頼んでいないので、早立ちをします。
朝の勤行は、本堂まで登っていかねばならないので
今回はやめておきましょう。申し訳ないっす。

今日は徳島まで戻り、17番~13番まで歩く予定です。
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ふと振り返ると暗い空にライトアップされた瑜祇塔が浮かんでいて
幻想的な景色です。
0608「日和佐駅」~0729「徳島駅」
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車窓からは刻々と夜が開けてくる。
徳島に着く頃にはすっかり明るくなっているが、寒い。

0810「徳島駅」~0826「府中駅」
線路を横切り、黙々と北に向かって歩きます。

0851
17番 井戸寺着
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土曜日なので、昨日よりは境内には人が多い。
中国語を話すリュックを背負った遍路さんたちがるよ。台湾かな?

もと来た道を南下して次の札所へ。
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いつも気になるのは大御和神社です。祭神は大国主命だそうな。

1000
16番 観音寺着
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手水を使う手が冷たい。
自分の灯した線香の煙が自分の所に流れてきて、いい気分です。
お線香にはこだわりがあって、多少値が張っても自分のお気に入りのものを
使っているのです。ちなみに、伽羅がベースのお香です。

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ここから国分寺までは、国分寺の遠景を見ながら好きな道程を辿るのが
お気に入りです。
高い建物のなかった昔は、お寺の屋根を目指して歩くことができたのでしょうね。

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畑には菜の花が満開です。
こんなに寒い日なのに菜の花、春はもうすぐといった気分になるのです。

1105
15番 阿波国分寺着
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本堂は修理中で、御本尊は烏瑟沙摩明王堂に移動されています。
その昔兵火で焼かれた際にもここに移動されていましたねえ。

ここで問題発生!
ライターが点かないよ!
寒いからかなあ・・・でも前の札所では点いた。ガス切れか!
あああああ、塗香で誤魔化すか・・・?
幸い灯明台の引き出しにはマッチがあるよ。
ありがたく使わせていただきます。
南無大師遍照金剛

以前飛行機遍路の際に、ライターは1個まで!と言われてから
予備のライターを持っていなかったのです。

それから気温が低すぎるとライターのガス圧が低下して
点火しなくなります。
マッチも用意しておくべきでしょうね。そうしよう。

反省の気持ちを持ちながら遍路道を歩み

1119
14番 常楽寺着
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冬の花といえば水仙で、山門で咲き誇っています。
ここでもマッチのお世話になります。
本堂で大師堂分も点けておいて、火が消えないようにそろそろと
大師堂まで灯明を運ぶ。

寒いのか、境内にいつもいる猫ちゃんたちはいないよ。

さてここで今回は終わりにして近くの「常楽寺前バス停」から徳島に帰るか?
いやいやまだ早い。
大日寺まで行きましょう。

1211
13番 大日寺着
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今日は新奥之院国中寺で節分会が行われていて、
金住職はそちらに行っているんやろうなあ。
本堂、大師堂でも備え付けのライターの火をお借りします。

1318に、徳島駅前行きのバスがあります。
1時間くらい時間があるので
日の当たる縁側に座って
昨日の残りの干し芋を食べながらボ~ッとしながら過す。
お寺の境内でボ~ッとするのもいいですねええ。
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やがてバスの時間が来たので「一ノ宮札所前バス停」からバスに乗って
「徳島駅」に着く。1400
高速バスセンターで1700発の梅田行きチケットを買い、
それまで「びざんの湯」に浸かって疲れを癒しましょうかね。
わし、サウナが好きなんです。
汗を限界まで出して身体の毒を出しつくします。
屋外に冷水泉があり、そこに肩まで浸かったら、心臓が止まるほど冷たい。
外気も1℃くらいなんじゃないかと思うほど寒い。

寒中に水行をされる人達を尊敬します。
わしにはとても真似が出来ません。

風呂のあとはいつものお気に入りの洋食屋さんに行き
まずはビールをぐいっと。
アルコールが細胞に染み渡っていきます。
今日食べたのはミンチカツです。ハンバーグのほうがよかったかな?

酔いが気持ちよく廻り、寒空でも寒くありません。
15分くらい高速バス停で立って待っていました。
やってきたバスに乗り込み、またしても爆睡してしまい、
気がついたら梅田でした。

次回は2月17日、鶴林寺~民宿碧で阿字観~太龍寺のコースです。
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西国七福神巡り

西国七福神巡り
平成30年2月8日(木)
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今日は・・・温泉に行くつもりで朝早くから箕面に行きました。
ここには「大江戸温泉物語」の温泉施設があって
一日温泉三昧で楽しもうと考えていたのです。

0830
箕面駅で降りて温泉まで行ってみたら、
「1000」開館
あ、そうかあ。
ではどこかで時間をつぶそうか。
ふと見ると、
「西国七福神集印めぐり」
大黒天 箕面 西江寺

おおっ

この関西七福神めぐりの看板は、時々見かけていました。
そのときは縁がなかったので気にしていませんでしたが

カチッ

縁が繋がりました。
早速行こう!
坂を登って・・・おお、ここか。
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西江寺 大黒天
ここは真言宗の寺院で、勤行もいつものとおりできました。
ご本尊さまは歓喜天様なので、ちょっと怖い。

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大黒天様は弘法大師様と同じ所におられるので
一緒にお参りさせていただきました。

納経所では若い僧侶の方がみえて、
「歓喜天様は『ありがとう』という気持ちを大切にしてください、という神様なのですよ」
と優しく教えてくださりました。
集印帳をそこで買いました。
満願すると阪急の指定の駅で金杯をいただけるとか。
おおっ
これは是非満願せねば。

箕面は秋の紅葉が美しい観光地で
谷川沿いの道を歩いて行くと、ハイキングの人達が歩いていきます。
この先には美しい瀧があるそうです。

そこまで行きたいが、ちょっと時間がないように感じます。
目的は龍安寺です。
あれ?
今日は温泉に入ることだったよなあ・・・

1kmくらい歩くと、

瀧安寺 弁財天
に着きました。
ここは本山修験宗のお寺だそうな。
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すすすると、奥にある瀧は修験者が修行した瀧なんでしょうかね。
役小角が箕面滝の下に堂を建設し、
本尊の弁財天像を安置して箕面寺と命名したのが始まりであるそうな。
一度行ってみたいっす。
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弁天堂では猫ちゃんが迎えてくれました。
「おはようございます。お参りにきました」
「・・・・」
朗々と勤行している間中、じっとわしを見ていました。
弁天さまの眷属でしょうかね。
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「さわってもいいですか?」
「・・・・(よかろう)」
触らせていただきました。


さて・・・・

今日は温泉に来たんだよなあ。
寒い一日を温泉を楽しむためだよなあ。

でも巡礼者の血がザワザワとうずいてきました。

阪急沿線七箇所かぁ
すでに2箇所廻ったよなあ。

えい!

今日は西国七福神巡りにしよう!
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そうと決めたら賑やかな温泉街の街並みを横目で見ながら
「箕面駅」に戻り、列車に飛び乗る。

「石橋駅」で宝塚行きに乗換え「清荒神駅」で降りる。

清荒神・清澄寺 布袋尊
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清荒神清澄寺は真言三宝宗の寺院なんですが、
境内にある鎮守社の三宝荒神社のほうが有名で、
竃の神の荒神さまを祀る神仏習合の寺院です。

駅からお寺まで1kmの参道を登ります。
賑やかな門前町なので退屈しません。
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拝殿(天堂)には、三宝荒神王、大聖歓喜天、十一面観世音菩薩他がおられ、
眷属堂には布袋尊がおられます。
そして本堂には、本尊の大日如来さま、弘法大師さまなどがおられます。

拝殿の裏にまわると、空気感が違う。
ピーンとした雰囲気が漂っていて、
しばらくこの場の雰囲気に身体を浸します。

本堂横の納経所でご朱印をいただき、参道を戻るのですが、
うまそうな匂いが漂ってきて我慢ならん。
玉こんにゃくをひと串買って食べましたがな。うううまい。

「清荒神駅」から梅田行きに乗り「中山観音駅」で降りる。

中山寺 寿老人
ここは西国三十三ヶ所札所の二十四番札所で、安産の祈願寺として名高く、
人出も多い。
実はここの門前で売られている「硬パン」を買うのが楽しみなんですが
今日は店が出ていません。残念やなぁ~。
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気を取り直して、本堂手前の寿老神堂に行く。
あらためて見てみると、寿老神の後ろにお地蔵さまがおられます。
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本堂に登ってみたら、
僧形の人が和賛かな?をゆっくりとした調子であげておられました。

エスカレーターを降りて、次に行こう。

「中山駅」から梅田行きに乗り「池田駅」で降りる
今度は神社です。

呉服神社 恵比寿神
う~ん、七福神は仏法を守護する天部の神様なので
お寺、神社どちらにもおられるのですね。
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いつもお世話になっているヱビスビールの神様です。
恵比寿神堂で二礼二拍手一礼でご挨拶したら、
「恵比寿さまは耳が遠いので脇に行ってお参りください」
と張り紙がしてあります。
建物の脇に廻ってみたら・・・版木と木槌があります。
この音で恵比寿様を呼べってか?
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「カン・カン」

もういちど恵比寿様にお参りしました。
そおぉぉかあ。えべっさんは耳が遠いのかぁ。

次行こう

「池田駅」から「蛍池駅」まで行き、国道に沿って歩くと
ひっそりとありましたよ。


圓満寺 福禄寿
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ここは曹洞宗の寺院です。
御本尊は阿弥陀さまで、福禄寿さまは、ご本尊のとなりにおられます
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納経所におられた住職様は、やはり禅宗の僧侶の雰囲気を持っておられます。
どこが違うのか?と問われてもはっきりと言えません。
纏っている空気感が違う、としか言えません。

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駐車場には、やはり猫ちゃんがいました。
「こんにちは。さわってもいいですか?」
「・・・・」
近寄ったら逃げていきました。眷族ではなかったのかな?

さあ残りあとひとつ
お昼の時間を大幅に回ってしまいましたが、
巡拝を終えてから食事にしましょうかね。
朝からゆで卵を2個しか食べていないのでお腹が空いているといえば、空いている。

「蛍池駅」から普通列車で「曽根駅」で降ります。

東光院(萩の寺)毘沙門天
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ここは新西国巡礼の札所ですし、「萩の寺」として有名なので2回ほど来ています。
勝手知ったる道を歩き、志納金を払い、境内へ。
「?」
いつもと雰囲気が違う。
萩の木が全くない。刈り取られて次の季節に備えているのです。
庭がなんだか狭く感じられますね。

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曹洞宗寺院なので、般若心経をあげます。
そのあと、妙覚道了大権現堂に行き、ここでは
仏前勤行の後、二礼二拍手一礼をするのだそうな。

納経所で最後のご朱印をいただき、満願となりました。
一日で七福神を廻る事ができ、大満足です。
満願の日付を打っていただき、
最後の詰めは、指定場所で金杯を頂くことです。
阪急梅田駅、豊中駅、川西能勢口駅で頂けるようです。
では豊中駅で頂きましょう。

案内センターで
「あ、あの~、関西七福神の金杯を頂戴できませんか・・・」
「はい!」
快く対応していただきました。
大事にそれを抱えて、改札を出る。

いま、1430
発心から6時間、有意義に一日を過したような気がします。
温泉はまた入りに行くことにしましょう。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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