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突撃お接待車遍路(通算6巡目)24番最御崎寺~37番岩本寺

突撃お接待車遍路(通算6巡目)
24番最御崎寺~37番岩本寺

平成28年8月13日~14日


最近土佐の国は、友達が車をお接待してくれるので
すこぶる順調に廻ることができます。

車で廻ると?
「それはいかん!」

と、また言われそうなんですが、
わしのお遍路はなんでもありです。

「歩かねばならん!」と
歩きに執着しすぎると、かえって視野が狭くなる。
心を自由にしたほうが得られるものも多いと思う。


今回の旅の前後には
自分の意識が変わった出来事がありました。

「寺男カルテット」のメンバーの一人が紹介していた
「成功している人は なぜ神社に行くのか?」
という精神世界の本を土佐遍路が終わってから読んでみた。
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するといくつかの疑問の答えが得られました。
この本の内容については記述を避けますが、
読むべくして読んだ、あるいは、
読む事があらかじめ決められていた
ということになります。

土佐遍路は毎回精神世界において
新しい発見や自分自身の意識の改革がみられます。
これはお大師様が与えてくれた修行の道場での
機会なのでしょうか。



8月12日(金)
今回の予定は急に立ててしまったので
高速バスチケットが取れませんでした。
なので、新幹線と在来線を乗り継いで岡山から四国に入ります。
幸い座席指定は取れたので一安心です。

今年から山の日ができたので、
お盆休みと併せて帰省客が多く、お土産を抱えた帰省者で
指定席もほぼ満員です。

2145に高知駅に着いたら
雨が降っていたのかな?少し濡れていて湿気が多い。
それに、
よさこいの最終日のようで、派手な衣装の人たちが
夜中の市内をうろついています。
ああ、それで駅前のホテルが軒並み予約が取れなかったんですね。
タクシーに乗ってはりまや橋の先の
ホテル日航高知旭ロイヤルに移動して、さっさと寝ます。

8月13日(土)
まだ外は暗いですね。
オリンピック柔道の中継を見ながら迎えを待っていると、
0500
コードネーム「弁天様」の車がやってきました。
最近この方のお世話になりっぱなしです。
何も夏の暑い盛り、それもお盆の日に土佐遍路に来なくても・・・
と自分でも思うのですが、
弁天様はきちんと付き合ってくれます。感謝!
コンビニでコーヒーを仕入れ
まずは朝日に向かい室戸岬を目指します。



0715
24番 最御崎寺
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雨が降っていた形跡があります。
更に細かい雨がポツリポツリと落ちてきます。
気温が下がっていいんじゃないかと思いますが
日が照ってきたら湿度も上がるでしょうね。
朝早いのに車遍路さんたちが3~4組来ています。

さあ次行きましょう。
25番 津照寺
気温も上がってきました。
見上げる階段の先に本堂がある。
早くも弁天様はへばり気味です。
わしはというと、先日の鶴林寺、太龍寺の山登りのおかげで
暑いけれども、
こんなもんかなと平常心らしきものを保つことができています。
苦行も無駄ではなかったんですね。

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地元の小学生の描いた絵が目を和ませてくれます。
作意のない絵というのは巧拙以前に力があっていい。

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納経所正面に大きな岩がありました。
案内板も建てられていないので気になって調べてみました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「お釜岩」
江戸初期に行われた室戸港の造営に由来しています。
港の入口にお釜岩といわれた大きな岩があり、
人夫3000人で砕こうとしたが砕けず、
工事は暗礁に乗り上げました。
普請奉行の一木権兵衛という土木家が海神に、
この工事が成功したら一命を捧げると祈ったら、
巨岩が砕け改修工事は無事終了したそうです。
そして海神との約束を果たすために一木は自刃しました。
道の左に入ると一木権兵衛が奉られる「一木神社」があります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



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26番金剛頂寺の境内には
親子連れが二組
いずれも小さなお子さんがきちんと白衣を着て
親と一緒にお参りをしていました。
小さいころからお寺に来るのはいい事ですね。

わしは子供のころ
初詣は西国三十三箇所結願寺の谷汲山華厳寺でした。
お正月はいつも谷汲さんの境内の線香の香りの中にいたので
線香の香りを嗅ぐとお正月の雰囲気が蘇ります。

彼らの心に四国の札所は心の中に
どう印象付けられるのでしょうね。


奈半利の町の道の駅で昼食を仕入れます。
ここのお寿司は美味しいんですよおおお。
サバやアジ、アマダイの押し寿司や
野沢菜寿司、助六など目移りしますね。
わしは迷いに迷い、
アマダイの押し寿司とイカ焼きそばを買いました。
これは道中車の中で食べるのですよ。


真っ縦を軽自動車、それもエアコンを効かせながら登ると
エンジンがあえぎ始めました。
そこでエアコンを切ると登坂パワーが上がるが
室内温度があがる。窓を開けても風は入ってこない。
でも、歩きの人の暑さに比べると大事ではない。

27番神峯寺
やはり山頂は少し気温が低いようです。
長い階段も苦にならない。
しかしアブがあちこちにいて寄ってくるのが
難点といえば難点です。

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名水の湧く手水場では綺麗なアゲハチョウが
ずっとそばにいてくれました。
参拝の際に蝶が現れるのは、
神仏の眷属が歓迎してくれているそうです。

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安芸の町の、とある場所に地蔵堂があり、
綺麗で水道・トイレがあります。
ここは地元の人達が大切にしている所で
お大師様、お地蔵さま、お不動さまの石仏が祭られてあり
中に入ると気持ちのいい雰囲気がします。
ここのお祓いをしている方に宿泊の許可をいただいたので
こんど泊まってみましょうかね。

買ってきた昼食を車内で食べながら大日寺方面に進む。

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28番大日寺の本堂は中に入る事ができるので
靴を脱いでご本尊さまの前に座り、お勤めをします。
その最中、そよと風が渡り、鈴の鳴る音が聞こえました。
何かとても気持ちがよかった。

お勤めの後、弁天さまによるとご本尊さまが
「暑い中、ようきたな」
と迎えてくださったそうだ。

こうした喜瑞について
「単なる風だ」
「気のせいだ」
と思う人にはそう思っていただいて結構なんです。


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自分と神様、仏さまとの
チャンネルが開いたと考えると
それはとても素敵な事と思いません?
神様仏様とは眼に見えるものではありません。
森羅万象の真理なのです。
それを人間に解りやすく形にしたのが仏像です。

理屈で全てが説明できると考えるのは人間の驕りというものです。
心穏やかに帰依すれば神様仏様は語りかけてくれるでしょう。
その顕れのひとつに
不思議と風がふいてくる時があります。

最近般若心経をあげるときは
無心にあげることが出来るようになって来ました。
もちろん、雑念の入る事の方が多いのですが
集中できる場があると、余計な思念が入らないのでいいですね。
土佐の大日寺本堂はそういった場のひとつになってきました。
どこでも集中できるように修行しなくてはなりません。


神仏からの力を仲介してくれる人が傍にいてくれると
凡人でも恩恵を受け力を感じる事ができます。
ただしここで気をつけなければいけないのは
いいものも悪いものも寄ってくる可能性があるということ。
変なのが寄って来たら避けてもらいましょう。


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29番国分寺、30番善楽寺、31番竹林寺をサクサク進んで、
海の方へ行く。


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32番禅師峰寺の駐車場では、
30台くらいの夫婦が赤錫杖を突きながら車から降りてきました。
それだけだったらそれで済んだんですが、
石段を先行した旦那が本堂だけに灯明・線香を一人分供えて
5秒くらい口の中で唱えてそれで終わり!
遅れてやってきた奥さんが
「もう帰るの?」
と何もせず旦那を追いかけ
錫杖を響かせながら納経所に急いでいきましたとさ。

なんじゃこりゃ?

これについてわしが憤っていたら弁天さまが
「何に対して憤っているのか?」
「何もしない先達がけしからん!」
「彼らがあなたに対して何かしたのか?」
「偉そうにしているスタンプラリー遍路がいる!」
「彼らは偉そうにしていたか?」

他人の事に対してあれこれ言うのは筋違い
放置しておけばいいのでは?
とたしなめられました。

確かに自分は「先達はこうあるべきだ!」
と勝手にハードルを上げているのかもしれませんね。
ろくにお勤めをしなくたっていいじゃないか。
ジャラジャラした衣装を身に纏い
自分たちの為だけに法螺貝吹いて
練り歩く大先達集団がいたって
いいじゃないか。
車で100回廻って嬉しそうに錦札切っている人がいたって
放っておけばいいやんか。

そうお大師さまに言われたような気がしました。

彼らが何を目指そうが、どこに行こうとしているのか
そんなことは大きなお世話です。
先達とは何か?
これからも考えていこうと思います。

納経所が閉まる時間になってきたので今日はここまで!

今夜のお宿は34番種間寺の通夜堂です。
エアコンの効いたホテルもいいけど
何もない通夜堂もまたいいもんです。

「あの~、通夜堂をお借りしたいのですが・・・」
「あ、先客が一人いますので、その人に聞いてみますね」
「は、はい」

先客は和歌山のおじさん遍路でした。
「どうぞどうぞ。旅は道連れですから」
「ありがとうございます。お邪魔します」

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和歌山からの区切り遍路さんです。
62歳だったかな?
さっそくシャワーを浴びながら洗濯をさせてもらいました。
盥に汗まみれの服を入れ、足でジャブジャブ踏みながら洗う。
洗った後は手で絞って干すのですが
絞りが不十分だとポタポタ雫が落ちてきます。
外に出てもういちどはたいて水気を切ります。

室内には扇風機がひとつ。
窓を全開にしても風が通らないので
屋外よりも暑いなあ。
外に出てみたら田圃から渡ってくる風が気持ちいい。

彼は初めてのお遍路さんなので、
わしは尋ねられたことには先輩面して教えてあげます。
でも聞かれもしない事について、
教えたがりにはなりたくないので
もっぱら彼の話を聞くのみです。

駐車場脇のトイレに行くと
ネコちゃんが寝そべっていました。

「ニャ~」

おお、遊んでもらえるかな?
「こんばんは。あそんでもらってもいい?」
「ニャ~」
ころりんと横たわったのでしばらく触らせてもらいました。
癒されるねえええええ。
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けっこう毛だらけになってしまいました。
彼(雄です)はここのご本尊の眷属なのでしょうか。
参拝と通夜堂宿泊を迎えてもらえたのかな?

お遍路は早寝早起きが基本です。
8時過ぎに電気を消して
「すいません。。わしのイビキがうるさいのですいません」
「おたがいさまですよ」

しかし、暑い。
扇風機の風も爽やかとはいいがたい。
うとうとしたらスマホにメールが入って起こされる。
併せておじさんのイビキが聞こえてきます。
こおりゃ、今夜は眠れないかな?
と思っていたら10時過ぎからの意識がない。


8月14日(日)
5時前に眼が覚めました。
おじさんも目が覚めていたようで、わしがトイレに行っている間に
部屋の電気がついていました。

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朝の境内を少しお散歩して
ご本尊さまとお大師様にご挨拶しました。
門にある修行大師像の足元に、
昨日のネコちゃんがいました。
今まで札所で出会って遊んでもらったネコちゃんたちは
仏さまの眷属だったんですね。

7時に迎えの車が来ます。
それまで部屋の掃除を念入りにさせていただきました。

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おじさんは今日も元気に出発していきました。
暑いですが、お元気で!

今日は弁天さまの知り合いの大学生も一緒に来ました。
高知大学の教育学部の学生さんで
お遍路を卒論の題材にしようと考えているそうです。
通しのバス遍路で結願したそうですが
お遍路を題材にするのならば、一度でいいから歩いて欲しいと思います。

手始めに最御崎寺から金剛頂寺を歩いてみては・・・
という話になったら
じゃあ、企画してよ!
という話になり、いずれやらねばならんかな?

昨夜は遅くまで飲み会をしていたそうで
後部座席で爆睡をしていました。
午前中は、たいがい寝ていました。
若いっていいねえ~。

まず33番雪蹊寺に行きましょう。
早朝ながら家族連れの車遍路さんがちらほらいます。

今日は道路の混雑状況を考えて
いきなり37番岩本寺まで行き、そこから逆に高知駅まで帰って来ます。
わしの帰りの列車が高知駅を1718発なのですよ。

四万十町までの高速道路は、まったく混雑していません。
サクサク進み、岩本寺に到着!

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本堂で、はじめてマリリンモンローさんを見つける事が
できました。
入り口近くだったんですね。
本堂でのお勤めの後は宿坊の中にある
奥の院、矢負い地蔵さまを拝ませていただき、
奥ノ院納経帳にもご朱印を頂きます。

納経所から出てきたら、本堂から琵琶の妙なる音色が聞こえてきました。
「もももしや?」
と思い、駆けつけてみれば
土佐琵琶奏者が琵琶演奏奉納しながら廻っておられる
黒田月水さんでした。
「門前の小僧」さんがブログで紹介されていて
自分も聴いてみたいなあ~、と思っていたのです。

高く低く、強く優しく、腹に染み入る
演奏と歌が本堂に響き渡り
参詣者たちも足を止めて聴き入っていました。

演奏が終わり、
拍手しようか合掌しようか迷い、合掌して演奏に感謝したら
後ろの人が盛大に拍手したのを契機に皆が拍手しました。

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あまりの感動にミーハーさながら声をかけてしまいました。
「あの~、坂本屋さんの小僧さんの記事を見ました!」
突然話しかけてきたオヤジにも、快く答えていただけました。
気さくな笑顔が素敵です。

この先重い琵琶をかついで青龍寺まで歩かれるのは
大変でしょうね。お気をつけて。

思わぬ邂逅に心を満たされて
高速道路を高岡まで戻り、
35番清滝寺へ向かいます。
ここの参道は狭く、急なので車遍路さんにとっては
屈指の難コースでしょう。

山道の入り口の結界の前で
「南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛」
を唱えました。そのおかげで
特に問題なく登る事ができました。

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お寺からはもうひとつ、降り専用の道があるので、
一方通行にしたらと思うのですが
途中の民家の生活道路でもあるので
それもできんかな?
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ここから高岡の町を南下して
塚時峠のトンネルを通ったら海が見えます。

宇佐大橋を渡り、海水浴客で賑わう宇佐湾を横目で見ながら
36番青龍寺へ着きます。
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手前の駐車場は有料なので、奥の無料の方へ入ります。
ここは海抜が低いので暑いね~。
太陽も中天近くにあります。
長い石段を登る際にも汗が流れ落ちてきます。

夏の暑い時期にお遍路をすると
暑さに意識の大半が持っていかれてしまい、
境内でゆっくりと時を過すということができませんね。
さっさと車に戻り、エアコン全開にしてほっとひといき。
ああ~、極楽やああああ。
歩きの遍路さんもほとんど見かけない。
なので、
後ろめたい気分も味わうことなく車で進む事ができます。

ここで今回の予定は終了なのですが
竹林寺に寄って文殊菩薩さまに
大学の卒論成就をお願いに行きました。
五台山へ向かう途中、大型バスが2台・・・
外国人さんの団体かな?

境内の売店で学業成就祈願をお願いしたら
お盆の間は受付は郵送のみの対応となっていました。
なので、お参りのみにしましょう。
本堂の脇に行って3人で文殊菩薩さまに
学業成就を念入りにお願いしてきました。

「祈る」という人間の想いが積み重なることで
神仏の力も強まるそうです。
わしは神仏はお願いをするものではなく
お礼をしにいくものと考えていましたが
お願いの念も必要な事だということを知りました。

人が訪れなくなると、神仏の力も衰えてしまい
廃れてしまう神社仏閣もあるそうです。


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お勤めの間、先の団体バスから多数の大陸からの老若男女が
賑やかにやってきて、本堂で手を合わせる事もなく
大声でわめきちらかして去って行きました。
香炉周辺がちょっと邪魔だったけども
納経所に大挙して行くわけではないので
わしはさほど気にはなりませんでした。
心境の変化なのでしょうか?

それから、
近頃話題の「ポケモンGO」
賛否両論ですね。
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わしとしては参拝の邪魔さえしなければ、
お寺とのご縁が出来て
札所に来てくれる人が多くなればいいんじゃないかな?
これは一過性のブームなんで
青筋立てて怒るような事でもないような気がします。

善通寺でのAKBコンサートも然り。
昔からお寺はエンターテイメントと関係が深かったんですよね。


このあとうどんを食べてから高知駅裏にある
「ぽかぽか温泉」まで送ってもらい
そこでお別れしました。
弁天さまには真夏の暑い中、
お付き合いいただきましてありがとうございました。
いつもいつも無理言いましてすいませんです。

ゆっくり入浴して
1718発の特急南風で岡山まで行き、
そこから新幹線で新大阪まで戻ってきました。

おかげさまで土佐遍路は九割がた終わり、
次回は足摺岬からです。
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歩き遍路4巡目(通算5巡) 高野山

歩き遍路4巡目(通算5巡) 高野山
平成28年8月4日

季節は夏真っ盛りであります。
暑いです。暑いです。
こんな日は冷房の効いた部屋で本でも読んで暮らしたいです。

でもそんなことできない心と身体になってしまいました。
暇があるならどこかに行こう!

そう、歩き4巡目の結願報告に高野山に行かねば!
いつもながら、堺市に住んでいる幸運を噛みしめます。
なんたって南海高野線があるもんね。
これに乗って極楽橋まで一気に行けます。

今朝も早起きして朝6時に出かけましょう。
南海「天下茶屋駅」で
「高野山・世界遺産きっぷ」を買います。
極楽橋駅まで、そこからケーブルカー、更に高野山内のバスフリー乗車券が
セットになっていて、お得なんですよ。
あとは提携のお土産屋さんの割引や
霊宝館・金堂・根本大塔・金剛峯寺拝観割引もあります。
わしは特急ではなく普通の券を買ったので
2860円です。
特急こうや号もいいんですが、今日は特に急ぐ旅でもなし。
ゆるゆる、いくぞなもし。

急行の車内は夏休みの部活、あるいは夏期講習に行く高校生がちらほら
それに高野山にいく外人くらいでしょうか。

橋本で乗換え、列車は山の中を進む。
レールをきしませながらくねくねと高度を稼いで行きます

極楽橋駅に着いたら、なんとなく下界よりは涼しいかな?
でも蝉の声が暑さを増しているような気がする。
そんな中、涼感を演出してくれるのは
ケーブルカー駅への通路に飾られた風鈴です。
風がないので風鈴は鳴っていないのですが
一斉に鳴ったらどんなんでしょうね。
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ケーブルカー、バスを乗り継ぎ高野山山上へ。
女人堂で降りましょうかね。
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朝早いので誰もいない。境内を掃除している人が一人のみ。
装束を着替えてお勤めさせていただきます。
ちなみに、今日持ってきたのは
四天王寺門前の「大阪総合芸術」で買った傘入れです。
これ、ちょっとした巡礼に便利ですよ。
荷物も入るし。
今日は奥の院の納経帳も持ってきました。
2016kouya03.jpg

お勤めが終わったら、外人さんの僧侶がやってきました。
高野山ですから外人さんの修行者がいても不思議ではない。

奥の院の方向に道を下っていくんですが、
何か蝉の鳴き声も下界で聞く声と違うような気がします。
種が違うのか?
気のせいなのか?

ポツポツすれ違うのは外人(白人)観光客のみ。
朝も早くから歩き回っているんですね。
東洋人観光客はいない。

みな、杖を突いて白衣に菅傘のわしの姿を見つめています。
「May I Take a Picture?」
と聞かれたら
「OK,sure!」
と答えようと思ったがお声がかからない・・・

奥の院への道は鬱蒼とした杉木立なので
更に気温が低く、時折渡ってくる風が気持ちいい。

平日だけあって道は空いていますね。
お遍路さんの姿も見えない。

外人集団を追い越したとき
日本人のガイドさんの声が聞こえてきました。
「He is pilgrim・・・88temples・・・」
ちゃんと知っていますねえええ。


2016kouya04.jpg
御廟所手前の橋のたもとに白衣の集団がいて
記念撮影をしています。
これが今日初めて見たお遍路さんたちです。

最近何かと話題になっている
「ポケモンGO」
やはりここでは禁止でしょうね。
なんたって聖域ですから。
それくらいの分別は持ち合わせてもらいたいですね。
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御廟所正面では善男善女が厳かに祈っていて、
八十八箇所のそれとは雰囲気がまた違うような気がします。

5周目結願の報告と道中無事の御礼を済ませ
燈籠堂地下へ、お大師様のお姿を拝みに行きました。
さて、今回はお姿を拝む事ができるでしょうか?
じっとじっと精神を集中して・・・

おお、ぼんやりと座っておられるお姿が見えました。
これは自分の信仰心が具現化しているものでしょうか。

「見える」「見えない」
「え?どこどこ?」「わからん」
結構賑やかであります。

納経所で八十八箇所納経帳と奥の院納経帳に
ご朱印を頂きました。

帰り道の参道は、幾分人が増えてきたような感じです。
外国人は、やはり白人ばかりです。
英語ばかりとは限りません。ドイツ語も聞こえてきました。

下界よりは5℃くらい涼しいとはいえ、暑い。
大汗をかいていました。
白衣もTシャツも汗びっしょり。

金峯山寺、金堂をお参りして
さて帰ろうかな・・・ありゃ、高野山駅行きのバスには
まだ1時間あるよ。
では昼食を食べていきましょうかね。
いざ探すと、食事できる所がないよ。
結構歩いてお土産屋さん街まできました。
そこでコロッケ定食を食べ・・・

やって来たバスに乗って高野山駅に行きました。
涼しい風が吹いて来ますね~。
ここからまた暑い下界に戻らなくてはいけんのやね。

高野山は日本有数のパワースポットですねえええ。
辛き事の多い日常から離れて
生きる力を貰ってきましたよ。

ケーブルカーを降りると特急と急行がホームで待っていました。
急行の車内は空いています。
天下茶屋駅までの1時間ほどの車内では、
本を読んでいたんですが、いつのまにか
居眠りをしていました。

実は家内の母親と行った突撃車遍路のお礼参りを
まだしていません。
彼女も行きたいと言っているのですが
体調がすぐれないとか時間がないとか連れがいないとか
グチャグチャ言っているので
また無理やり連れて行こうか・・・
それとも縁がないと割り切るか、どうしようか。



2016kouya06.jpg
天下茶屋では、わしの行きつけの美容室があります。
実はこの日、夕方から予約を入れていました。
「今度、高野山の帰りなので巡礼の姿で来るよ!」
「わ~、楽しみ!」
な~んて言ってしまいました。
でも、早めに帰ってきてしまい、それに汗だくの服が気持ち悪かったので
ねぐらに帰りシャワーを浴びて着替え
爽やか(?)な格好で行きました。
「あれ?普通の服装ですね?」
「楽しみにしていたのに~!」
なんて言われてしまいました。
ああ、覚えてくれていたんですね。すまんこってす。
お遍路装束って、珍しいんですね。
今度はきっちり着てきます・・・・つもり。




おきらく歩き遍路 第3回 20番鶴林寺~22番平等寺 かも道コース

おきらく歩き遍路 第3回
20番鶴林寺~22番平等寺 かも道コース




熱い(?)要請を受けて、おきらく歩き遍路も3回目を迎えました。
今回は無謀にも暑い盛りに遍路ころがしの鶴林寺と太龍寺を
登りました。
これはもはや「おきらく」とは言えない行でした。
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平成28年7月30日(土)
この日は「南海なんばバス停」0700発に乗り
1000に「徳島駅前バスターミナル」到着

すでに熱い。
どうしてみても熱い。どこに行っても熱い。

少しだけ後悔の念が打ち寄せています。
なんでこんなツアーを企画しちまったんでしょう。
前に停まったバスからは参加者のAさんが降りてきました。
「おはようございます!」
「おはようございます!」
「暑いね~~~~~」
「暑い・・・」

コンビニで昼食を買い込んで、勝浦線5番乗り場でたたずんでいると
今回の先達さんのYさんが来ました。
皆、遠くから来ているので遍路装束の用意は
それぞれ工夫をこらしています。
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1120
やってきたバスに乗って出発!
鶴林寺までの車窓にいつもは歩き遍路さんの姿が見えるのですが
今日は見えませんねええええ。

1216
「生名バス停」着
県道から脇道に入ってくるバス停は、
鶴林寺登りのためのバス停でしょうね。
記念撮影してから出発
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すでに汗が滴り落ちてきました。
前を行く2人はわしよりも一回り若い。
しかしそんなこと言い訳にもならん。
わしよりも年取っていて健脚のお遍路さんはあまたいる。

鶴林寺道の前半は急坂で、さすがに遍路ころがしです。
途中のわらぶき屋根の休憩所には仮設トイレがありますが
この暑さ、扉を開けたらどんなだろうか・・・

今回は写真を撮る必要はなさそうです。
皆がカメラを持ってきているから。
でもわしの見苦しい写真が増えるのは少しく問題です。

歩幅にあわせた勾配の石段を登りきると
名水が湧き出しています。
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水分を充分に用意してきていますが
ここはこのお水をたらふく頂戴して元気を補充しましょう。

やがて自動車の音が聞こえ始め
自動車道を横切る遍路道になります。
あと少しです。
石畳の道を更に登っていくと

1400
20番鶴林寺
今夜のお宿を提供してくれるIさんが山門下で待っていました。
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4人で記念撮影をしましょう。
三脚がない?
いえいえ、杖が3本あればできますよ。
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本堂までの長い階段は、不思議と辛くありません。
なぜか?
ここはパワースポットだからかもしれませんね。
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本堂にはまだ紫陽花が綺麗な花を咲かせていますね。
荷物を全部おろしたら身が軽いこと。

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白衣まで汗でびっしょり染み渡り、
それでも余った雫が垂れてきます。
背中のお大師様も濡れて張り付いています。
なんて暑苦しいんだ。

今回のY先達様の朗々とした読経が響き渡り
それにあわせて男共の声も気持ちよくハモります。

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大師堂隣の納経所ではIさんが私たちのお勤めの様子を
宣伝をしてくれているので、少し恥ずかしいね。

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かも道への案内(?)板の横で記念撮影
ここで贅沢を言うと
鶴林寺の境内には自動販売機がないんですよね~。
ちょっとがっかりします。
ここに自販機を置いたら結構買う人がいるんじゃないでしょうか・・・


今日の山登りはここまで。
Iさんの車に乗って下界に向かいます。
みんな下着まで汗べったりなので
新聞紙を座席に敷いて乗ることにしましょう。

加茂谷集落にあるIさんの家でまず汗を流して
濡れた衣服を洗濯機に放り込み
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車で15分くらいの店に買出しに出かけます。
食材はもちろんのことですが
今夜の般若湯を選ぶのにも真剣そのものです。
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食事は自炊なのです。
五合炊き炊飯器のリミット一杯にお米を放り込み
スイッチ投入
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今夜のメニューはカレーです。
調理は不肖このわし。
なんかキャンプみたいで楽しいね。
「鯖街道キャンプウオーク」以来です。

「一滴の水にも大地の恵みを感じ、
   一粒の米にも万民の労苦を思い、
        ありがたくいただきます」

「かんぱ~い」
「お疲れさま!」
「いただきま~す」
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般若湯をいただきながらカレーをがっつく。
Iさん手作りの胡瓜の漬物もよくあいます。
この晩はみんなで熱くお遍路や加茂谷プロジェクトなどについて
熱く語り合いましたがな。

野郎共3人は2階の部屋で雑魚寝
窓からは涼しい風が入ってきて寝苦しくなく
昼間の疲れもあって
あっという間に爆睡してしまいました。


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ここで注意してもらいたいのは
Iさんの家は、善根宿でも民宿でもありません。
友達の家に泊まらせていただいている、
ただそれだけです。
この記事を読んで「善根宿だ!」と連絡を取らないでいただきたい。
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7月31日(日)
朝5時前に目が覚めてしまいました。
窓の外はすでに明るい。
草履をつっかけて朝の散歩としゃれこみましょうか。
庭で水やりしていたIさんに、近所を案内してもらいました。
印象的だったのは「皇子神社」
祀られているのが安徳天皇だそうです。
安徳天皇にまつわる伝承はあちこちにありますね。
ここもそのひとつです。

それに安徳天皇は実は女性で、18歳になったときに
名乗った十八女(さかり)といい、行宮のあった所が
ここの地名になっているそうです。

なるほど、興味深いですね。
地域に親しみ、伝承に思いを馳せ、次に伝える。
いいですね、大切な事です。

お宿に帰るとご飯の炊けている香りがしてきました。
今朝のご飯は炊き込みご飯です。
食器を使う手間を省いてお握りにします。
「あっちっち」
炊きたてのご飯を握るのは大変ですね。
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山盛りのお握りと地元産のトマト、茹でウインナー、
それに漬物の豪華朝食です。

昼食用のお握りも作っておきましょうかね。

0730
支度ができた所で出発しましょう。
今日はかも道のガイドをIさんがしてくれます。
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このかも道、昔は太龍寺へのメインルートであり、
隆盛を極めていたのですが、
鶴林寺から水井橋を渡って太龍寺に行く
最短ルートが開かれてから衰退していたのが
最近地元の有志たちの尽力で復活しました。

南北朝時代の町石あり、三十三観音を祀った石室ありの、
大変歴史的にも貴重な遍路道であります。
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しかし水井橋より3km余計に歩かねばならず、
時間的余裕があり、かも道に興味のある歩き遍路さんたちしか
歩いてもらえないのが難点です。

たくさんの人達にかも道の楽しさを知ってもらえるために
地元の人達が努力しております。
これ読んで興味を持たれた方、ぜひ登ってみてください。

最初の急坂を越えるとあとは
なだらかな尾根道伝いに太龍寺に至ります。
鼻歌も飛び出すくらいの楽しい道ですよ。

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十八女橋からは30分歩いて登り道の一宿寺までは
自動販売機が一台だけあり
今日の水分補給はここで行うといいでしょう。
太龍寺納経所には自販機があるので
そこまで持つだけの量を買います。
さて、何を買うか
麦茶でしょうね~。

一宿寺は、
太龍寺で修行をする修行者たちが泊まってから、
かも道を登って行ったため、この名があるそうです。
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境内にはかも道に置かれていた
西国三十三観音の石仏が移設されています。
ですからかも道沿いには安置されていた石室だけが
空しく残されています。
なんとか石室を修理して石仏を元の所に戻してもらえんでしょうかね?

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綺麗な竹やぶの急坂をえっちらおちら登ります。
まだ朝早く、暑くもないので昨日ほど辛くはない。

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途中に見所がたくさんあり
その都度ツアーの歩みが止まるので幸いです。
ここの石室はほぼ完全な状態で残っております。

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しかし、だんだんとわしは遅れがちになる。
「もっとゆっくり登っておくれんかな、もし」
などとは口が裂けても言えません。
ガイドのIさんもゆっくり登ってくれているからです。

休憩ポイントでも

一旦座り込むと、立ち上がるのが困難になってきますんで
立ったまま休むのが理にかなっています。


リュックに入っているボトルを
取り出す元気もなくなってきました。
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眺望絶佳の景色を充分に楽しむ余裕もなくなってきましたがな。
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ガレ場を注意しながら進むと
「こぶし石」や「にじり石」が現れ、それぞれの由来を
ガイドのIさんが自分の想いを混ぜながら語ってくれます。

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そこが終わると馬の背を越え、あとはなだらかな稜線を辿る
ルートになりますんで、
わしも皆になんとかついていくことができますよ。
つい鼻歌もでる・・・ことはない。

1000
21番太龍寺
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駐車場から500mの急坂を登ってこなくてはいけないので
車の方々もあえぎあえぎ登ってきます。

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山門をくぐってすぐの経堂が開いていました。
今日は掃除の日で、めったに中を見られないのでラッキーです。
一切経が収められているそうです。

納経所の脇に自動販売機が置かれています。
お勤めをした後に頂こうと誓っていましたが
喉の調子を整えるべく、命の水を頂く事にしました。

みんなコーラが大好きなことがわかりました。
赤いのや、黒いのを美味しそうに一気飲みする。

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喉の調子も絶好調
本堂では朗々と真言宗勤行次第が響き渡ります。
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その勢いのまま大師堂に行きました。
回廊を廻って奥のほうに行き、高野山と同じ造りの
大師堂前でお勤めしました。
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納経所には副住職さんがおられて
一緒に記念撮影をさせていただきました。
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わしの好きな太龍寺の龍の手ぬぐい、製造中止になったそうで
実に残念であります。
また復活させてもらえんでしょうか・・・
お遍路の最中、太龍寺手ぬぐいを被っている人同士
話が弾むんですよ。

ここで

ロープウェー下山組といわや道下山組に分かれます。
ツアーを時間通りに導くために、
自分が通った事のない道は冒険できないのです。
わしとY先達はロープウェー駅に行きます。
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ここの売店で、太龍寺手ぬぐいを発見!早速購入しました。

ガイドのIさんとAさんは舎心ヶ嶽を越えていわや道を下ります。
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わしらは1100発のロープウェーに乗って下界の駅まで行き
そこから「和喰東バス停」まで20分歩きます。
次のバスまで1時間あるので
近くの喫茶店に行きコーヒーでも飲んで休憩しましょう。
ここはカレーの名店で
隣の人が美味しそうに食べているのを横目で見る・・・

更に隣のコンビニで飲み物を買います。
アイスキャンデーを買ったら当たりがでたよ!
なんて縁起がいいんでしょうか。
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バス停では朝作ってきた炊き込みご飯のお握りを食べます。
歩いていると昼食をあまり食べる事がないのですが
待ち時間があるときには食べる事にしています。

1120に来たバスに乗り、
1130「阿瀬比バス停」で降ります。
近くの遍路小屋では、いわや道グループが待っていて、
ここでツアーが合流しました。
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なるほど、
いわや道を辿ると1時間半以内で阿瀬比まで降りてくることが
出来るのですね。
次回はこの道を歩くとしましょう。

道沿いの自動販売機で、またまたコーラを補充して
大根峠目指して進みます。
たいした標高ではないのですが
丸太の階段道なので結構辛くなってきます。
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またしてもわしだけ遅れがちになる。
せっかく乾き始めた衣装が濡れてきました。

大根峠に着いたときには汗だく・・・
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でもね、もうここからは下り道のみです。
日差しは厳しくなってきましたが
幸いに向かい風が吹いています。
無駄話に加わる余裕も出てきましたよ。
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下界に下りてきたところに遍路小屋がありました。
相変わらずアバンギャルドな建物ですねええええ。
遍路小屋に来たならば、そこで休まねばなりませんね。
すっかりぬるくなったお茶で喉を潤します。
朝飲んだ水分が汗で全部出てしまったのではないでしょうか。
これはデトックスではないでしょうか。
心と身体にいいデトックスですね。
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風を受けながら稲穂の実る田圃の中の道を歩きます。
いちばん暑い時間帯なんですが、
この旅のクライマックスが近づいているので
皆の足取りも軽い。

はや、次のおきらく歩き遍路のプランが飛び出してきます。
おお~、みんなやる気満点ですね。

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田圃の真ん中にお遍路さんのための給水所があります。
冷たい水が出てくる事を期待していたのですが
ややぬるい水でした。
しばらく出しっぱなしにしても、ややぬるい水


1400
22番平等寺
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予定表どおりです。
五色の旗が山門まで伸びてきています。
早速握ってご本尊さまのご利益にあずかれますように・・・
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ここのご本尊さまはオープンで撮影可なんで
お勤めの姿と一緒に写真に納まっていただきました。

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ここの大師堂もまたオープンな雰囲気で
好きな場所のひとつです。

最後のお勤めをさせてただき、
お大師様に今回の旅の無事終了の御礼をしました。

山門を出た所に現代の霊泉がありました。
またしてもここでコーラ軍団がご利益を頂戴しましたがな。
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余談ですが、
「コーラを飲むと骨が溶ける」
のは都市伝説です。
in vitro(イン・ビトロ)と
in vivo(イン・ビボ)の違いを理解していれば
納得いく話です。

in vitroとは「試験管内反応」の事を言い、
試験管にコーラと骨を入れたら炭酸の作用で溶けます。

in vivoは「生体内反応」で、
身体に取り込まれたコーラの炭酸は唾液や胆汁で中和されてしまい、
骨が溶ける事はありません。

でもね、自分の信じ込んでいた事が間違いだって事を
認めるのは柔軟な思考を持っていないと
なかなか出来ませんね。


閑話休題


ここからJR「新野(あらたの)駅」まで20分歩き
そこで解散です。
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1549発の徳島行きに乗って
「阿南駅」で降りる人、「徳島駅」まで行く人
三々五々別れていきます。
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かも道ガイドのIさん、道中の写真を沢山撮っていただき
ありがとうございました。
撮った写真は刻々とネットにUPしてくれていました。
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AさんとIさんは「阿南駅」で降りて、
Aさんは明日も薬王寺まで歩くそうです。

わしとY先達は「徳島駅」まで行き、駅前の「びざんの湯」で
汗を流し、濡れた衣服を着替え、
そこから高速バスで、あるいはJRでそれぞれ帰りました。

お疲れさまでした!

今回、計画の段階でこの季節にこのコースは無謀だなあと
考えていました。
歩きだけをやりたい人達にとっては
少々敷居の高い設定になってしまった事は
反省すべき事項です。

また、自分自身体力の低下を嫌というほど実感しました。
こういったコースは自分のペースで登る事が大切やなあ、
と反省すべき事項は山ほどありました。

行動中、次回のおきらく歩き遍路に対する要望が
結構出ました。
第1回から今回まで通して参加者の調整やドタキャンの頻発、
お宿との調整などなど、疲れる事が多かったので
当分開催は控えたいなあと弱気になっていたのが本音です。

でも、次回開催の熱い要望に応えるべく、
秋に三坂峠下りを計画しようかなぁ
とも考え始めています。

開催するかどうかは、知る由もない。
なぜ知る由もないかは、
知る由もない。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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