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区切り歩き遍路2周目 第9回 60番横峰寺~60番本山寺

区切り歩き遍路2周目
第9回 60番横峰寺~60番本山寺


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3月12日(木)
今回は休みを一日つけてもらって3日間の旅です。
南海駅構内では恒例カウントダウンが進んでいます。
今夜も2250発の夜行バスに乗る。
「ハービス大阪バス停」今度は間違えません。

3月13日(金)
0545
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「西条駅前バス停」に到着しました。春とはいえ夜明け前の駅前は寒いね~。
でも真冬のような芯まで冷えるような寒さではなく、風さえ防いだらなんとかしのげる。
夜が明けてくると通勤通学の人たちが三々五々集まっては去っていく。
今日は平日だったんだ。

やがて夜が明けてきた。駅舎越しに南の方を見ると
輝くような銀嶺が見えた。
スケッチブックを取り出して早速お絵かきをしました。
石鎚山にも一度登ってみたいなあ。
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0743
せとうちバス西之川行きに乗り横峯山を目指して出発する。
バスはいきなり街を抜けると山あいの道に入っていく。
くねくねした山道が、標高を稼いでいく。
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ここは以前の「突撃車遍路」で通った道だなあ。
0808「横峯登山口バス停」で降りる。610円

そこから分岐点を右に100mくらい登ると、
横峯登山バス「上ノ原乗換所バス停」がある。
すると、そこには発車間際のマイクロバスがいて、
わしを乗せてくれるために待ってくれていた。
おお、ラッキー!
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往復1750円払ってバスに乗り込む。
そこは団体さんがぎっしり乗っていました。
大型バスの団体さんたちは、ここでマイクロバスに乗り換えるのです。
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わしは補助椅子を出して座る。実はマイクロバスのような狭い車内は補助椅子の方が
足を延ばして座ることができて楽ちんです。
奈良交通のツアー客を乗せた賑やかな車内は、細い山道を快調に登る。
「あ、ほらほら、つららがあるよ!」
「え?どこどこ?」

バスは無線でお互いに連絡を取り合っていて、離合車両の情報も無駄なく入ってくる。
しかしながら、こちらが気を付けていても、相手が何も考えていないドライバーだと
離合が難しい場面もあったよ。
お年寄りの車遍路は軽自動車か大型車が多く、車種にかかわらず危なっかしい。

奈良から来た御刀自様たちや、わずかの親父様たちは、12回かけて四国を廻っているそうです。
「その黄色い旗はなに?」
「ヒッチハイク遍路の印です・・・」
御刀自様たちと喋りながら走ること30分「横峯寺参拝口バス停」着

0845
第60番札所 石鉄山横峯寺着
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山頂の駐車場からは15分くらい歩く。健脚も足弱も車椅子も歩かねばならない。
幸いここ数日は気温も上がり、心配していた降雪も消えていました。
わしは飛ぶように歩き、団体さんとかちあわないようにテキパキと納経を済ませました。
納経所には無線機が置いてあり、納経所・バス・バス停の間の見事な連携で安全運航がなされていました。

0951
「横峯寺参拝口バス停」から「上ノ原乗換所バス停」まで降りてきた、が
「横峯登山口バス停」から伊予西条駅行のバスは1245しかない・・・
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さて、どうするか?
団体さんのバスをジャックしようかとも考えたが、多分無理だろう。
悩むまでもない、歩くのみ。
わしは基本歩き遍路なんです。

「歩こう!」
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黒瀬ダム湖から、黒瀬峠を越えて行けば前神寺までたった5km
お天気もいいし、歌うたっていこう。
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地蔵尊には梅の花が満開でいい香り。
奈良交通のバスがわしを追い越していく。窓から手を振ってくれている。
わしも杖を大きく振った。

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里からは桜の蕾の香りが漂っている。
誰に言ってもこの香りのことを分かってもらえないが・・・確かにあるんです!

里に下りて、梅の花が咲いているところでは必ず鼻を近づけて香りを嗅ぐ。
この季節、梅の香りを嗅ぐと切ないような懐かしいような子供のころの記憶が蘇る。

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梅を一枝手折り、杖に刺してみました。
おお、風流やなあ~~。一人悦に浸るのです。

1112
「石鎚神社」がある。前に通りかかった時、遥拝のみで通り過ぎてしまっていたので
今日はきちんと参拝していこう。
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山門?というのでしょうか。大天狗様と小天狗様が出迎えてくれる。
この神社には、今も神様が居られるという。
果たしてどのような奇瑞があるのでしょうか?
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凡人のわしには感じることができないのかもしれん。
霊水が湧き出ているところがあり、早速頂かせてもらいました。疲れも吹っ飛ぶ?

1144
第64番札所 石鉄山前神寺着
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61~63番は、前回廻っていたので今回は64番を打つ。
まだ初春の札所は平日もあって参拝する人もまばらです。ダンタイもいない。
計画を立てていたよりも早く予定をこなすことができました。

ここからJR「石鎚駅」まで行き、「伊予土居駅」に移動する。
1307発なので、ちょっと腹ごしらえしよう。
駅から6分歩いてうどん屋さんに行き、釜玉うどんを食べる。
じつは今わし、ぶっかけとか釜玉うどんがマイブームなのです。

「石鎚駅」の待合室には職業遍路らしき老人と犬が占拠していました。
かれらはこれからどこに行くのでしょうか?
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1357「伊予土居駅」着、そこから歩いて10分、

1416 別格12番札所 延命寺着
今日のお宿「蔦廼屋」は駅の正面にあるのですが、まだ行くには早い。
スケッチブック取り出して絵描きを始めました。
絵を描くときにはあらかじめ納経所などで断ってから描くのがマナーです。
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橋のたもとに座り込んで描いていると、参拝に来た人たちが覗き込んでいく。
「いい趣味ですね」
「は、はははい」
描きだすと熱中するもんですね。
描きあがったら1530になっていました。

では、本日のお宿の「蔦廼屋」に行こうかね。
ここの店内には綺麗な切り絵や日本画が飾ってあって目の保養になります。
それにここは料亭なので食事がおいしい。


3月14日(土)
今朝は6時前に出発するので朝食用のお握りを頼んで作ってもらいました。
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0545、まだ暗い「伊予土居駅」に行く。しとしとと雨が降っている。
駅のベンチに座っていると0600、町内のサイレンが鳴り始めた。
それが終わると今度は鐘の音が聞こえてきた。
あの方向は延命寺やろうか。現代では6回打つのかな?
捨て鐘は2回として・・・そんなことを考えながら聞いていたら、
何回打ったのかわからんようになってしまいました。
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「伊予土居駅」から「伊予三島駅」までガランとした列車に乗って移動する。
「伊予三島駅」からは駅前のタクシーで三角寺まで行く。
3000円弱かかったが、今日の予定を考えると、致し方なし。

0647
第65番札所 由霊山三角寺着
雨足が更に強まる。
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境内にはテントや屋台が設置されている。今日は何か祭礼でもあるのかな?
朝も早いが今日は車遍路さんたちが続々とやってくる。

さてこれから、別格13番仙龍寺まで6kmの道程を行くのですが、
路線バスは土日は運休
山奥すぎて車もあまり通わない。おまけに、雨
道なりの「仙龍寺⇒」の標識に従って山あいの狭い道路を歩く。
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山越えの道ではないようだ。でもこの雨の中、山道を登る気はない。
ポンチョを着ていると、寒いかと思いきや、蒸れて暑くなってくる。
気温が高いのか?

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山中の道を一人で歩いていると、ふと何かの気配を感じることがある。
振り返っても誰もいない。これは何か?遠野物語にある猿の佛立ちか?
新田次郎も随筆の中で同じ事を書いていた。
山の精霊なのか、気のせいなのか。

間違えました。訂正します。
「猿の佛立」⇒「猿の経立」(さるのふつたち)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E7%AB%8B
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やがて雨は小雨にかわり、そして霧雨になってきた。
もうすぐ雨があがるのだろうか。
歩くほどに雨が上がった。
しかし、着ている雨着を脱ぐような場所がない。
暑いがこのまま行こう。
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道はやがてダム湖のほとりをなぞるようになってきたとき、
いきなり山の影から目的地が現れた。

0925
別格13番札所 金光山仙龍寺着
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ここは三角寺の奥之院なんですね。どうりで道標に「奥之院」と書いてあるはずだ・・・
まさに秘境、参拝者以外こんなところには来ないでしょうね。
階段を上ると崖に張り出した本堂が見えてきた。
本堂入口で雨着を脱がせてもらい、リュックにくくりつける。
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本堂へは靴を脱いで上がるのですが、緋毛氈が敷いてあるよ。
緋毛氈を踏みながら、しずしずキョロキョロ進む。
二階へ上がると、部屋そのものが大師堂になっている。
部屋の脇には納経所があり、若いお坊さんが
「右がお不動様、正面がお大師様です。両方お参りください」
は、はははい。「お不動様」と言われたが、「童子様」ですよ・・・
書かれている真言もお不動様ではない。
でもそのとおりに唱えました。
部屋内はわしとお坊様だけ。緊張しつつ気合を入れてお勤めさせていただきました。

わしと入れ替わりに夫婦連れが入ってきました。
おお、彼らに御馳走してもらおうぞ。
本堂の前で待ち構え、
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やった!
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彼らはなんと堺市から来ている人でした。
御主人は南海電鉄のエンジニアで、奥さんに連れられて休みの日に四国に来ているそうです。
御馳走してもらったので納め札を渡したら
「? 何ですか?」
お接待を受けたことがないのでわからないようです。
車遍路にありがちなパターンでしょうね。

ふもとの道まで御馳走してもらい、そこから再び歩く。
2時間くらい節約できた。
梅の香りが強烈に香ってきたので山側を見ると、梅林がある。
ちょっとそこまで登ってみて、貸切状態で梅見です。
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1100
別格14番札所 椿堂着
御馳走してもらったおかげで時間がたっぷりできました。
よし、ここでスケッチをしよう。
納経所では、歩き遍路さんには料金はお接待だそうです。
絵を描く事をお断わりしておいてから・・・
色々アングルを探してうろうろ・・・
納経帳の絵を参考にさせてもらう。
この構図は大いに参考になります。鐘がつってある門の朱色を主題にしたい。
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大師堂の軒に座り込んで昼食のパンを齧りながら絵を描く。
夢中で描いていたら1時間があっという間に過ぎました。

さて行くか。
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トンネルの手前にバス宿がありました。
道向かいのお好み焼き屋がやっていて、一泊2000円です。
今度泊まってみたいですね。でも風呂がないなあ。

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トンネルを出てしばらく行ったらレストラン「水車」がありました。
ここ、いつも閉まっているようなイメージがあって今回はどうかな?と思い
中に入ったらやっていました。
「やってますか?」
「はい、どうぞ」
天ぷらうどんを食べました。

1513
本日のお宿の「岡田屋」に到着しました。90歳近い名物お父さん元気でなにより!
すでに先客が1人いました。仙人風の髭を蓄えたオジサン。
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靴には乾燥剤を入れてくれていました。こういう心配りが嬉しい。

今日岡田屋に宿泊するのは5人
わしと、定年後の年代の遠し打ちオヤジが3人、それに2巡目区切り打ち娘遍路さん
オジサンばかりなのでわしのような年代は若僧扱いなのはいつものことです。
夕食を食べながらみんなでワイワイ楽しくお喋り。
東北訛の仙人髭のオジサンは、遍路は通し打ちしかないと今まで思っていて、
「区切り打ち」という言葉は初めて聞いたそうです。
それにお宿の情報も持っていない。
これはなぜか?とみんなで検討したところ、ビジネスホテル泊が多く、
他の遍路さんたちとの語らいがなかった、という結論を得ました。

彼は食事の際にこれだけ沢山仲間と話したのは初めてだそうです。
勿体無いなあ・・歩き遍路の醍醐味は民宿での交流なんですのに。

もう一人のオジサンは、携帯電話を持っていないそうです。
昔のお遍路さんはそんなもの持っていなかったので、
いわば原点回帰といえば、そう。
岡田屋のお父さんの携帯電話を借りて福岡の実家に
「おとうさんは無事コール」をしていました。

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そのあと岡田屋名物の雲辺寺までの登山口案内と観音寺までの道案内を聞き
いい気持ちで眠りにつきました。


3月15日(日)

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今日は雲辺寺まで歩いて登り、ロープウエーで降りたら山麓駅から別格16番萩原寺まで歩き
そこから70番本山寺まで歩き、そのあと列車で観音寺まで移動して68・69番で終わりです。

0630朝食を速攻で食べ、0635に宿を出る。
一度登った山道、気分的には楽だろうなあああ、と考えつつ登る。
始めてではないけれども、やはり勾配が急な山道はつらいなあ。

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「この付近で大便をしないでください」
ここで大便をするお遍路さんが多いのかなあ。
この看板は新しい。古いのもあった。ということはここで用をたす人は昔からいるのか?

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山道の途中に自転車がある。前にも見たような・・・
なぜにこんなところに自転車が?
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0842
第66番札所 巨鼇山雲辺寺着
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さすがに寒い。登り道では汗だくなのですが止まると、とたんに汗が冷えて寒い。
雪が残っているほどですからね。鼻水が垂れてくる。
ダンタイさんもいる。納経所は、さぞ混んでいると思いきや、既に嵐の去った後らしく
空いていました。

仙人風髭の親父さんも登ってきました。彼も鼻水を盛大に垂らしている。

さてここからロープウエイに乗って山麓駅まで一気に下る。
突撃車遍路の時に乗った時、ガイドさんがとても美人さんだったので
今回も会えるかな?と思いカメラを構えて用意していたのですが
期待もむなしく新人のあんちゃんでした。

ロープウエイ内は御刀自様たちの賑やかな声に包まれて支柱を超える度に大きく揺れるので
キャーキャー賑やかでした。

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山麓駅から「萩原寺⇒」の道標に従い下っていくと、掩体壕があった。
ここは砲撃訓練場だったらしい。着弾点の観測所跡と書いてあった。
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1015
別格16番札所 萩原寺着
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ここの奥之院が今降りてきた雲辺寺で、萩原寺は前寺だそうです。へええええ~。
五来重による奥之院の解説のとおり、行者は深山幽谷で行をするのですが、
信者さんたちが集うには麓が便利がいい。
この萩原寺と雲辺寺の地理的関係からそれがよくわかる。
勉強しておいてよかったあああああああ。

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納経所は門前にある茶屋「萩庵」の中にある。
ここは萩の名所だそうです。

5kmほど歩いて本山寺に至る。
このまま今日は雨も上がると思っていたら、また降りだしてきた。
今日もポンチョのお世話になります。
荷物を背負っている時はポンチョが便利ですね。
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1202
第67番札所 小松尾山大興寺着
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門前のお地蔵様が迎えてくれます。
境内には小規模のダンタイがいる。
大型のワゴン車に乗っている60歳代の9人のオジサンたちです。
先達もいないようで、二巡目らしい人が先達の代わりをして、
納経は交代で纏めてもらっているようです。

本堂の軒下で、岡田屋さんで貰ったお接待の昼ご飯を食べる。

雨が降っているし、疲れてきたので御馳走になろうかと思ったんですが
ここから70番本山寺まで行くのは順番ではない。普通の人は68・69番まで行く。
ではヒッチハイクは不可能か?

だろうね~。

仕方ない、濡れて歩くか。
国道沿いにひたすら歩く。
無聊を慰めてくれるのは携帯ラジオです。
幸い平野部に入ってからはAM各局はよく受信できる。
ラジオ聞きながら歩くと観音寺市に入り、高松道の高架をくぐったらもうすぐだ。
五重塔が遠望できる。いつみてもこの景色はいいなあ。
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1415
第70番札所 七宝山本山寺着
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雨はいくぶん弱まってきた。
ここにも大型バスのダンタイがいるが、すでに大師堂でのお勤めも終わりに近いようである。
やれ安心
納経所で綺麗な記念バッチが売ってありました。躊躇なく買う。

ここから1km先の「本山駅」に行き、1523の下り列車に乗る。
駅に着いたのは1455、まだまだ時間がある。
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うどん屋だ!食べていこうかと一瞬躊躇したが、何故かやめておいた。
何故やめたか?それは知る由もない。

ベンチで疲れた足をいたわりつつ、乾パンのおやつを食べる。
この乾パン、携行に便利だし、腹持ちもいいので非常食に重宝しています。
登山の時にはポケットに入れておいてボリボリ齧りながら歩いています。
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待っている間、珍しい物が見れました。それは貨物車
待ち合わせの為、しばらくわしの待つホームに停車していました。
今どきの貨物車はコンテナばかりですね。
やがて来た列車に乗り一駅先の「観音寺駅」まで行く。
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「観音寺駅」から1.5km歩いて
1605
第68番札所神恵院、69番札所観音寺着
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時間も迫ってきたし、また雨も降ってきたので先に納経所に行く。
御朱印を貰っておいてから、改めてゆっくり二か所でお勤めをしました。
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終わりごろに、岡田屋で一緒だった携帯を持たないオヤジさんと会いました。
「私はこれで終わって堺に帰ります。結願までお元気で!」
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「観音寺駅前バス停」1755発のJRバスで難波2230着
今日はしっかり歩いたので、バス内ではさぞ盛大に眠りこけると思ったら
眠くない。
本読んで過ごしました。難波について南海電車のホームにいたら
わしの荷物を見てオジサンが
「これは四国遍路の荷物に違いない!」
と奥さんに盛んに説明していました。

今回は3日間あったので、かなり廻ることができ、
それにスケッチも楽しむことができました。

結願まであと少し、楽しんでいこう!








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区切り歩き遍路2周目 第8回 44番大宝寺~48番西林寺 坂本屋訪問

区切り歩き遍路2周目
第8回 44番大宝寺~48番西林寺 坂本屋訪問

今回の旅は、順序はさかのぼりますが
久万高原~松山までの旅です。
メインは坂本屋訪問

3月6日(金)
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南海の駅構内にはカウントダウンの看板
いよいよ、という感じがします。
2310発の松山行きの夜行バスに乗ります。

3月7日(土)
0600 松山駅前バス停に到着!
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眠れたのか眠れていないのかよくわからないのはいつもどおり。
今朝の朝食は乾パンとお茶

0630発の、久万高原行きの路線バスが来ました。
乗客は、わしともうひとりお遍路さんの男性
松山市内をバスは走り、やがて郊外へと出て
次第に標高があがっていく。
三坂峠の道路に至ると、くねくねカーブです。
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0734
「三坂峠バス停」着
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雨がしとしと降っている。
濡れて行こうか、と考えたんですが意外と雨脚が強くなってきたので
ポンチョを取り出して着る。
前回ここを歩いたときには雪でした。今回は雨
晴れの日に歩いたら気持ちいいでしょうね。

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石畳は、濡れていると滑りやすくて危険です。
わらじを履いていたら摩擦が大きくて安全なんでしょうね。

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はるか下界の松山の町は霧に煙って展望が悪い。
しかしこういった景色もいいか。

三坂峠の下りは、知った路なのでそんなに長いとは感じませんでした。
あっというまに人里に来てしまったような気がします。

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里では梅の花が咲いている。
観光地の梅もいいけども、ひっそりと咲いている梅の方が好きですね。

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0827
坂本屋着
約1時間で着いたことになる。
まだ戸はあいていない。
濡れたポンチョを干していたら、「門前の小僧」さんのベンツがしずしずと山道を
登ってきました。

きょうはここでお接待の体験をさせてもらう予定です。
前回は1月の閉店している時に訪れたので中には入っていません。
ですから今日は楽しみにしていたのです。

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小僧さんと引き戸を開け、囲炉裏の火を起こす。
囲炉裏の火っていいですね。
身も心も温まります。
二階へあがらせてもらう。
おお、ここがいしだあゆみのドラマで三味線を弾いていた部屋か!
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やがて会長さんたちがやってきて、今日の坂本屋当番4人が揃いました。
会長さんが裏から椎茸を採ってきて、囲炉裏で焼き始めました。
わしの生まれ故郷は岐阜県平成(へなり)村の近くで
日照時間4時間の山間の村の主要産業は椎茸栽培で
よく椎茸を焼いたのを食べたもんです。
久々にその光景を思い返しました。
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小僧さんに連れられて、坂本屋周辺の案内をしてもらいました。
この近所には大師堂があり、その階段の跡だそうです。
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そうこうしていると、お遍路さんがチホララとやってきました。
富山県の青年、自転車に乗った東京の人、横浜からのご夫婦
今日は雨で少ないそうですが、それでも囲炉裏の火をとても喜んでいました。
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坂本屋のその日の様子は「門前の小僧さん」のブログで。

1420
今日は早仕舞いさせてもらい、わしと小僧さんはベンツで札所めぐりに行く。
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1431
第46番札所 浄瑠璃寺着
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今日は車なんで駐車場から雨の中をわざわざリュック背負って境内に
行きます。
本堂には坂本屋に寄ってくれたご夫婦がおられました。
「うしろでお経を聞かせてもらったんですが、聞きほれてしまいました」
(ええっ、そそそんな大したもんではないんですよ・・・・)

1450
第47番札所 八坂寺着
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車だと確かに早いのですが、歩きのときの情緒、旅情が沸かない。
送ってもらいながらこんな事を考えては、小僧さんには申し訳ない・・・・

1513
別格9番札所 文殊院着
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ここのご本尊は地蔵菩薩やったんやね。
てっきりお大師様がご本尊と思っていました。失礼しました。

1537 
第48番札所 西林寺着
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ここは川よりも低い土地にあり、伊予の関所寺です。
今日は悪いことをしていないので大丈夫でしょう。

ここのご本尊の十一面観音様は本堂の中で後ろ向きに立っておられる、
と小僧さんの弁
なんでも、力が強すぎるから後ろ向きに立っておられ、
本堂の裏側にも扉がある。
ほとんどのお遍路さんは裏までまわらないんやろうなあああ。

さて、今日はここまで。
今日は小僧様のお宅にご厄介になります。
ここは善根宿ではありませんよ。念のため。
まず、ちかくの温泉に連れて行ってもらい旅の疲れ(?)を癒す。
そして奥さんの手料理を堪能しつつ、ビールをいただきます。
松山の名士である小僧さんは話題豊富で
いつまでもその話を聞きたかったが、お遍路さんは早寝早起き
小僧さんに促されて床につく。

3月8日(日)
今日は順序が前後しますが44~45番を廻ります。
近くのバス停まで送ってもらい、
0650
久万高原行きバスに乗る。
若い女性のお遍路さんも乗っていました。
昨夜はよく眠れたのでバスの中でも眠くならず、車窓の景色を楽しむことができました。
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0745
「久万営業所前バス停」着
この時期、久万町ではひな祭りのイベントがあるんですね。
お久万大師堂を通り過ぎ・・・

0807
第44番札所 大宝寺着
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今日は雨も上がって青空です。春の鳥の声も聞こえてきて
気持ちがいいね。
仁王門では、大草履に納められた納め札がこぼれてしまっています。

納経もおわり、さてここからどうしようか?
次の岩屋寺まで11kmある・・・わしの歩みでは4時間近くかかる。
バスは・・・次の便は11時
駐車場でお大師様に声をかける。
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よし、

大成功!
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徳島からの年配のご夫婦で、タクシードライバーをされているそうです。
10回くらい廻っておられるそうですが、
納め札は白のまま。
こだわらない人なんでしょうね。
車は順調に久万高原の山道を進みます。
季節は春、ということで歩きの遍路さんの姿がチラホラ見えます。
(すまんのう・・・お先に)

0854
第45番札所 岩屋寺着
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今日はいいお天気だし暖かいので車遍路さんたちもたくさんいるよ。
(こおりゃ、帰りもご馳走にあずかれるかな)
ここ岩屋寺は、歩きはもちろん車遍路もバス遍路も
等しく本堂までの長い坂道を自分の足で歩いて登らねばならない。
今日はなんだかお年寄りが多いみたいです。
杖を突きながら、自分たちのペースでゆっくり歩いています。

お勤めを済ませ、納経所で
かねてよりの念願だった「せり割り行場」へ入る鍵を借りました。
前回は膝の調子が悪く、断念したので是非行ってみたかったのです。
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300円を払い、途中の「三十六童子巡り」のお札を渡される。
せり割り行場までの道のりにある童子様と明王様にお参りしながら進む。
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これがけっこうキツい山道になっています。
急な山道、危険な崖道、これから行場に行くんだという気持ちにさせてくれます。

間違えないように各童子像にあるお札入れに名前を確認しながら
進むんですが、あれ?
ないよおおおおお。
14番師子光童子様と15番師子慧童子様、それに馬頭明王様のお札が
余ってしまいました・・・。

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いいかげん汗をかいてきたころ、せり割り行場が見えてきました。
お不動様に「これから行ってきます」と挨拶し、
荷物と杖は入り口に置いておき、いざ鍵を開けたら・・・
おお、ここが岩の裂け目かあああああ。
なるほど行場という雰囲気が漂っています。
足元に気をつけ、慎重に登る。三点支持のロッククライミングの要領です。
昨日の雨で岩が湿っているし、足元は落ち葉が積もっていて余計に滑りやすい。
こおりゃ、降りは大変やなああああ。
普段使わない筋肉を使うし、緊張しているので余計に疲れる。

あとで他の人のせり割り体験を読んだら、最初の岩の裂け目のところには鎖と
ロープがあったらしいです。わしのときはそんなものない!


登りきったら、まだ先に登るところがあった!
湿った鎖を握り締め、足元を確認しながら岩場を登ると、
はしごがある。
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長いはしごが目の前にそびえ、これまた少し湿っているので
おっかなびっくり登る。
そういえばわし、高所恐怖症やったんや!
ここで引き返したい気持ちでいっぱいになった頭を振り払い
先へと進む。
一歩踏み外せば、下は断崖絶壁

確かにここは観光気分で来るところではない。
「南無大師遍照金剛大師」
が自然と口から出てくる。

階段を登りきったら、
目指す白山台権現様までは更に鎖場がある。
もう少しです。

決して気を抜いたわけではないのですが
足を滑らせてしまった。
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命の綱の鎖はしっかりと握っていたのですが
半回転したので肘と腰を岩にぶつけてしまいましたがな。
でも痛いと思う暇はなかった。
ひたすら真剣

南無大師遍照金剛

艱難辛苦の上白山大権現様にお参りしました。
でも狭い頂上、眺望絶佳とは言え足元がおぼつかない。
さっさと降りよう。
つくづく行者さんは偉いなあ、と感じました。

登るときよりも降りるときのほうが怖かった。
鎖場は鎖にすがって降りればいいんですが
せり割りでは、なぜか前向きに降りてしまいました。
足を滑らせたらこのまま下まで落ちていく気がして
最高に神経を使いました。
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ああ、行者さんはつくづく偉い・・・・

そんなこんなで下まで降りてきたら
ドッと疲れがでてきました。

あう~、今日はここまでにしようかのう?
駐車場まで降りてきて、善根宿でいただいた昼食を食べつつ
お大師様を探す。
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ありがとうございます。
和歌山から来ている夫婦連れにお世話になりました。
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久万の町までお世話になり、そこからバスで松山まで帰ります。
バスは1332発なので、まだ時間はたっぷりある。

今回スケッチブックを持ってきているので
お久万大師堂の前でお絵かきしていました。
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今日は久万町のひな祭りイベントがあるらしく、
子連れの人たちが沢山通りかかり、
絵を描いている怪しいオジサンを見つめている。
そのなかで、
「絵を描いているんですか?」
と話しかけられました。
絵描きの方らしく、わしのスケッチ姿の写真を撮ってくれました。
こんなの初めて、照れますねええええ。
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松山駅までバスで降り、駅前の「キスケの湯」で汗を流して
1730発の高速バスで難波まで帰りました。

次回もスケッチブックをもってこようかな?


西国札所巡礼記 21番菩提山穴太寺

西国札所巡礼記
21番菩提山穴太寺

3月3日(火)
今日は平日に休みなのですが、建物のエアコン改修工事とかで
終日わしの部屋のエアコンが動かない。
今日は部屋に籠って読書三昧といこうと思ったが、部屋を追い立てられてしまった。
さてどうしようか?どこにいこうか?
貧乏性のわしは、パチンコなんていう無駄なことはしないし、
さりとて買い物に行くにも手元不如意では下手な所には行けない。

(西国札所に行くか・・・)

突然天啓の如くひらめいた。
ああ、わしは西国、四国病にかかってしまっている。それもかなり重度
参拝用品は常に一揃い用意してある。
それをリュックに詰め込み、迷いなく出発

今日は難波まで出て、そこから地下鉄堺筋線に乗り、新大阪まで行く。
東海道本線上り快速で京都まであっという間

というか、その日のお供は「爆撃・聖徳太子」という荒唐無稽でありながら妙に納得のいく
古代サスペンス小説です。
読んでいたらあっという間に京都

そこから京都駅構内の地の果て、山陰線乗り場まで行き、
亀岡行き普通に乗る。
ん?
これって、裏京都市の実家に帰省する時に乗る路線やなあ。
ここから1時間半くらいで家に帰れる。
家にもろくに帰らないのに、何やってんだろうね、わし。

深く考えても仕方がない。
花山法皇様と徳道上人様のお呼びだからです。

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「亀岡駅」に着く。ここから京都学園大学行きのバスが1時間に3本出ているので、
それに乗ること8分、「穴太口バス停」で降りる。
ここから800m歩くと、ゴールです。

倫のあちこちに「穴太寺⇒」の看板がある。
それに、この矢印を見ると訳もなくほっとする。
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おお、田舎の村に静かに佇むといった雰囲気です。

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1220
第21番札所 菩提山穴太寺着

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「あなおおじ」「あのうじ」「あなおうじ」と読まれることもあり、
「穴穂寺」「穴生寺」とも表記されたそうです。
宝徳2年(1450年)成立の『穴太寺観音縁起』によれば、慶雲2年(705年)
文武天皇の勅願により大伴古麻呂が開創したとされるそうです。
めずらしく今回は縁起も書いてしまいました。

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本尊は薬師如来、札所本尊は聖観世音菩薩だそうで・・・
それよりも有名なのは本堂の釈迦涅槃像の「なで仏」
明治29年に本堂の屋根裏で発見され、涅槃像を堂内に祀ると当時の住職と孫娘の病気が平癒したことにより、
諸病厄除けの「なで仏」として多くの人に撫でられてきたようである。
パンフレットによる。
写真もそれを借りてきています。
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等身大のお釈迦様をなぜると病気が治るとか。
本堂内は拝観料がいるので入りませんでしたがな・・・・
布団を掛けられている姿は十夜ヶ橋のお大師様を連想します。


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沙羅双樹の木が植えてあります。
こういう形をしている木なのですね。初めて見ました。
平家物語のはじまりの名文で知るのみ。
熱帯植物で、本邦での栽培には温室が必要と聞くが、大丈夫なんでしょうか??

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本堂脇の梅の花もほころび始めている。
丹波の里にも春の足音が聞こえる。
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駐車場の脇には綺麗な盆栽が並べてある。
値札がついていて、つい買いたくなったが、持っていくのが大変なので
やめておきました。

そういえば今日は雛祭りなんですね。土産物屋さんに御雛祭りコーナーがあった。
職場の姫様たちにお土産でも買って帰ろうかね。
和三盆の落雁があった。これにしよう。

空模様が怪しくなってきた。
京都に着いたら雨が降り始めた。今日はここで終わりにしよう。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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