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柔道の救急講習

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今日は市の柔道連盟の合同練習会の際に救急講習会を計画し、
実施しました。
格闘技である柔道には怪我はつきものです。
しかし、怪我に対して適切な処置を施さなければ後遺症が残ったり
最悪の場合生命の危険がある。

日本の柔道連盟も何年か前から
安全講習に関して取り組みを行っているのですが
まだ不十分だなあと考えてしまう。

わしが市の柔道連盟の理事の末席を汚している意義と役割について考えると
救急に関する講習会をしなければいかんなあああ、と常々考えていました。
連盟のお偉いさんには常々講習会開催の意図を伝えていたのですが
はや5年無駄な時間を過ごしてしまった。これはいかん。

やはり言いだしっぺが実行しなければいかんなあ、と反省し
わしが8月、大坂に赴任する前にやらねば、ということで
やることになりました。

今日の予定
①頚椎保護と②AEDを用いた心肺蘇生法をざっとやることにする。
まず、頚椎保護
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試合とか稽古の際に生じた脊椎の障害に対し、
救急車が来るまで(平均6.5分)頚椎を用手法で保護する練習です。
自分の親指を相手の鼻の方向に向けて保持する・・・

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更にうつぶせの場合、安全に仰臥位に変換する方法をやってみる。
しかしこの方法、めったやたらにはやってはいけないのです。
生かじりでは、
かえって頚椎を損傷する恐れがあるからです。
呼吸が困難になっていたり、心臓が止まっていて
止むを得ない場合にのみ行うということを教えるのが主眼です。
本当は学校の指導者にたくさん来てもらいたかったんですが
あまり来てもらえませんでした・・・・・

次はAED
最初に、実際どこに設置されているかの認識を持つ。
そしてまず触ってみる。
訓練では失敗をさせることを目的にしています。

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ギャラリーの保護者にもやってもらうことにする。
「ほかに誰か?」
小さい子が手を挙げた。
抱っこしていたお父さんは慌てて引っ込めさせようとしたが、
「やってみよう!」
AEDは、手順さえ覚えておけば小さな子でも扱えるのです。

AEDをひととおり触ったら、
今度は心臓マッサージとAEDの組み合わせをやってみる。
あまりなんやかんや詰め込むと混乱するので
今回人工呼吸は省略しました。
2013年のガイドラインでも人工呼吸は「省くことができる」とされています。
心臓マッサージの大切さと効果は、
絞め技の原理と合わせて説明すると理解が早い。

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最初はおっかなびっくりやっていた参加者達も
いちどやってみることで自信がついてくれる。
この次の機会では積極的に参加してくれることを期待します。

こういった講習や訓練は一回だけでなく、
繰り返し行うことが必要です。

でもね~、わし8月から大坂で仕事があるんっすよ。
それも6年間・・・・
どうしようかね。


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柔道救護員

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今日は久々に柔道ネタです。
最近柔道の審判とか少年柔道教室とは、とんとご無沙汰・・・
今柔道教室は10人くらいなんで、わしの出る幕はないっす。

そしたら先日柔連の副会長から
「今度の試合の救護をやってくれんか」
「は、はははい!」

小雨の中救護器材(私物)をかついで試合会場へ。
今日は中学生以上30歳未満の青少年大会です。
最近審判講習をサボッているので新しいルールがわからん。


有効の判定がゆるくなっているなあ。

寝技が20秒で一本かああ。

組み手を3回切ると指導がくるんかあああ。

なにがなんでも足を取ってはいけないんやなああ。
すると肩車、朽木倒しもダメかああああ。
するとジャケットレスリング・グレゴローマンやね。

救護席に休憩(サボり?)に来るB級以上の審判の先生にそっと聞いてみました。
ふ~~~~ん。

よく水泳やスキージャンプなどで日本人に不利なルール改正に憤る人がいるが
柔道のルール改正のこと考えたら、どっちもどっちやなあ、と思う。

そんなこと考えていたら
さっそく怪我人が来る。
今日は高校生が一般や大学生に関節極められて
肘を傷めた症例が多い。

娘と息子の出身医療大学の柔道整復学科の選手も来た。
「ん?君は柔整の何回生?」
「2年です」
「救急手当ての道具は用意してきてある?」
「いえ・・・」
「ふ~~~~ん」
手当て後、
「じゃあ、君の受傷部位の解剖学的名称は?」
「えっ・・わかりません」
「・・・・ふ~~ん」
彼らにしたら面倒くさい救護員やったやろうね。

女の子の怪我人も来た。
「もともと肘を痛めているんですが、思わず背負い投げを打ってしまいました・・」
(ふんふん、その気持ち、おぢさんにもわかるよ)


今度の土曜日の合同練習会に、
頚椎損傷とAEDなどの救急処置講習会を計画しました。

東寺巡拝

弘法大師様にゆかりの三大霊場のひとつ、東寺は京都駅の近くにある。
四国巡礼を終えたときから、いつか行きたいと思っていましたがな。
それに「弘法さんの縁日」も有名です。
毎月21日に開催されるこの縁日は観光名所としても有名です。

で、今日は21日の土曜日
行くしかない!

京都市内は暑いね。32℃もあるよ。それに湿度も高い。
東寺隣接の駐車場は、もちろん空いていない。
結局京都駅近くの駐車場に車を停めて15分くらい歩く。
これだけで汗が流れ落ちてくる。

五重の塔が見えてくるに従い、東寺目当ての人の流れも多くなってきました。
みんな縁日がお目当てなんでしょうね。

門を入ると、おお。
聞きしに勝るにぎやかさですがな。
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広大な境内は、所狭しと
植木、古着、骨董、生活雑品、漬物、それに屋台の食べ物屋がひしめいています。
こおりゃお祭りやねええええ。
なんかウキウキしてきます。

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わしの目を引くのは、やはり金属類です。
わけわからん物を筆頭に古銭や金具、道具類が並ぶ。
何か買いたいが、本当にほしいものは値段が半端じゃない。
つまんないものを買ったらカーチャンに怒られるしなぁ。

白人の観光客さんたちは、さかんに色鮮やかな浴衣を物色している。
最近の柄が多いみたいやね。それに現代物のほうがサイズが合うのかもね。

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店に盛んに目移りしていたわしの目に、「納経所」が入る。
そそそうだ。
まず、お参りをせねばならん。
「大師堂は、どこですか?」

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大師堂は、立派な桧皮葺の建物で
中からは般若心経の声が聞こえてくる。どこかの大師講があげているんやろうかね。
早速持参の輪袈裟と数珠を取り出してお勤めしました。
観光客ばかりの中で、きちんと(?)お勤めしていると、少しばかり浮いたような感じです。
年寄りの観光客たちが珍しそうにわしのお勤めを聞いていました。

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しかし今日は暑い。
カキ氷の屋台が多い気がする。
おなかがすいたので鶏のから揚げと焼きそばを食べる。
カキ氷も食べておけばよかったかな?

骨董屋さんで、値切ろうとしていた人が店主に怒られていた。
なんでも、
最初からこの値段を吟味してつけてあるんやから、それを値切るのはけしからん!
ということです。
そうかなああああ、こういった露天商の品は、値段があってないようなもんやと思うけど・・・
それに露天で売られているものに値打ちの掘り出し物は、まずないもんです。

気がついたら2時間ばかりうろうろしていたことになる。
結局何も買わなかったけども、目の保養になりましたがな。

今度はいつ行けるかな?






突撃車遍路第3回 4日目 81番白峯寺~88番大窪寺

突撃車遍路第3回 4日目 81番白峯寺~88番大窪寺

不瞋恚(ふしんい)戒

6月11日(水)

昨日余分に廻ったおかげで今日は8箇所で満願ですがな。
車遍路のあっけなさに唖然とすると同時に
物足りない気持ちを持て余しています。
しかし同行の二人にはキツかっただろうなあああ、と思いますがな。

札所で団体さんと一緒になったとき、
家内が彼らの言動をつぶさに観察していました。
「団体さんたち、ガイドのお坊さんが、『はい、本堂の前は他の方々の
ご迷惑になるので、脇に寄りましょうね』こう言ったら、みんなササ~ッと
移動していたよ。そのあと、『はい、皆さん四国巡りも後半になってくると
きちんとできますねえ』って言ってたよ!」

婆ちゃんに聞かせるつもりで言っているのでしょうかね。

「みんな、線香・ロウソク・納め札・賽銭の一連の動作がスムーズなのよね。
さすが慣れているねえ」
「わぁたしは、とぉしよりやから、そぉんなに早くできへんのや!」
「いやいや、お母さんよりもヨボヨボの人もちゃんとやってるって!」
「ひィとによって、そぉれぞれ@#☆ШЯ・・・・!」

彼女、団体遍路には絶対行かないやろうね。
「年寄り」に甘えたらあかん!



81番札所 白峯寺
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「足の弱い人は護摩堂でお参りしてくださいと立て札があるね」
「えっ、そぉんならそこにいこうかな・・・」
「行けるところまで行きましょう!」

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駐車場への道すがら、西国三十三箇所観音廻りの石仏がある。
咲き始めの紫陽花が綺麗ですね。


82番札所 根香寺
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駐車場奥にある「牛鬼」の像を、前回は見落としていたので
今回はしっかりと写真に収めることができました。
大師堂では若い歩き遍路さんが休憩して本を読んでいました。
お寺の風景の一部になっているようで、なんかいい。
わしももう一度歩いて廻るぞ。


83番札所 一宮寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/83ichinomiyaji/index.html
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駐車場はどこかいなああ、
大概はお寺の脇にあるが、時々少し離れた場所にある。
入ったのは山門ではないだろうなあ。
しまった、「地獄の釜」を見るのを忘れたああ。


84番札所 屋島寺
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下界では雨が降ってきた。今日は1日雨かなあ・・・
と思いながら屋島への道を登っていく。
すると頂上はもやがかかっている状態で、雨はほとんど降っていない。
考えたら、参拝の時に雨は不思議とそんなに降っていないよ。
ああ、ありがたや。南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
婆ちゃんもこのご利益は判るようです。


85番札所 八栗寺
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ここの見どころは、なんといっても五剣山の威容です。
ロープウエイもあるのですが、山頂まで登ることができる道があるんですよね。
歩きのときちゃんと確認しておきました。
ただし、駐車場は近くにないんですが、みんな整然と路上駐車している。
迷惑がかからなければ・・・いいんですよね?

山頂も、もやがかかっているのですが、
ふと見上げたら、おお、幻想的な風景が見える。


86番札所 志度寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/86shidoji/index.html
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「ここの境内は草木がたくさん植えられていて手入れが大変やろうね」
「え?ほかのお寺にも木がたくさんあったやん」
「いやぁ、この密度は他にはないよ」
「そうかなあ?」
微妙に家内と話が噛み合わない。
「ほら、平賀源内のお墓もあるよ」
「ふ~~~ん」
興味ないようです。


87番札所 長尾寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/87nagaoji/index.html
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「さあ、あと2ケ寺や。その前にうどんを食べていこう」
「え?その前に最後まで廻ろうよ!」
「お腹すいていないの?」
「大丈夫や!」
うどん好きの家内にしては意外な発言でした。

5月の歩きの時は納経所は本堂脇にあったが、
今回は山門脇の本来(?)の場所になっていた。


88番札所 大窪寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/88ookuboji/index.html
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いよいよ着きました。
突撃車遍路の最終目的地です。車で廻れば8日で廻ることができるんですね。
これはお手軽やなああああ。
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家内に最後の鐘をついてもらう。
その姿を写真に撮っていたら、婆ちゃんがさっさと先に行き、
最初に見かけた大師堂で線香、蝋燭を先にあげようとしていた。
「おいおい、そこは大師堂やよ!ちゃんと書いてあるでしょ!本堂が先って、何度も言ったでしょ!」
「あ、ああ、@#☆кё・・・!ははははは!」
一体なんなんでしょうね、この人は・・・。タメイキ

まあいいわい。まがりなりにも結願できました。
白衣の背にも印をもらえました。

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納経が終わったら、門前のお土産屋さんでお買い物です。
色々目移りするものがあって、なかなか出てこない。
まあいいです。時間はたっぷりある。
「味噌煮込みうどんを食べていくか?」
「いや!白味噌の煮込みやろう?私は赤味噌がいい」
「ふ~~~ん、味噌煮込みにも拘りがあるんやね」
結局讃岐ではうどんを食べませんでした。

1300に大窪寺を出発し、1800に家に帰り着きました。
身体は大して疲れませんでしたが
気疲れだけが残った旅でした。

十善戒は守れたのでしょうか。

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突撃車遍路第3回 3日目 65番三角寺~80番国分寺

突撃車遍路第3回 3日目 65番三角寺~80番国分寺

不瞋恚(ふしんい)戒

6月10日(火)

65番札所 三角寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/65sankakuji/index.html
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「ここは、弘法大師が三角の護摩壇を築いて護摩の秘法を修法されたという
ことにちなんでこの名がつけられたんやよ」
家内「ゴマってなに?」
う~ん、こういった基本的な質問は難しいなあ。


66番札所 雲辺寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/66unpenji/index.html
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実はここへは車で上まで登ろうと思っていたのですが
車道通行止めの表示が無常にもされていました。
「しゃあない、ロープウエーで行こう」
1時間に3便出ているので行き来しやすい。
往復2000円なり。
ガイドさんが美人だった。

ここで団体さんと一緒になった。70~80台の御刀自様たち。
彼女らの買い物のすさまじさに見とれていた。
引率のお坊様が、どこかで見た顔だと思ったら、6番安楽寺宿坊の人だった。
安楽寺では巡礼ツアーも時々催しているそうです。
復路のケーブルカーで色々なお話をしました。
安楽寺巡礼ツアーのお誘いもついでに受けましたがな。


67番札所 大興寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/67daikoji/index.html
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里にありながら森閑とした雰囲気の札所です。
「また階段を上がるのかいなああぁ」
「そうや。がんばんなさい」
今日は弥谷寺もあるしな・・・・


68番札所 神恵寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/68jinnein/index.html
69番札所 観音寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/69kannonji/index.html
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「なぁんでこぉこは二箇所あるんや・・・」
「その縁起を説明してほしいか?」
「いらん」
「それよりも、先ほどの団体さんに巻き込まれたら納経所でちょっと面倒なんで
着いたらすぐに納経所にいくよ」
この提案にはすぐに乗ってきました。学習したようです。


70番札所 本山寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/70motoyamaji/index.html
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「ここには五重の塔があるよね。八十八箇所で五重の塔があるのは
ここと、善通寺と、志度寺だけなんです」
ご本尊の馬頭観世音菩薩の真言、
「おんあみりたどはんばうんばったそわか」
わしも唱えにくいので婆ちゃんには・・・


71番札所 弥谷寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/71iyadaniji/index.html
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さてここの階段、登ってこられるやろうか?
しかし車では、通行料金を払って途中の駐車場まで行けるんやね。
半分くらい登らなくてもよさそうです。
しかし、煩悩の108段の階段を見て怖気づいたようです。
「途中に大師堂と納経所がある。本堂はもっとその上なんで、行けないと思ったら
大師堂で待っていて」
この難しい指示は家内に言っておく。
わしだけ頂上の本堂まで行ってみんなの分のお勤めをしてきましたがな。

汗かいて戻ってきたら
「時間があったら上までいけるんや。せかされるから・・・」
なんて憎たらしい事言う婆さんやろうね。


72番札所 曼荼羅寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/72mandaraji/index.html
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「ほら、ここのうどん屋さんは、徳光さんが立ち寄ったところやよ」
「そんなん忘れた。お父さんほど一生懸命観てないもん」
はあ、そうですか。
このあたりになってくると、会話とか案内は家内だけにしかしないように
なってきましたがな。


73番札所 出釈迦寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/73shusyakaji/index.html
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「ほら、あそこの山の中腹にあるのが『捨身ヶ嶽禅定』という奥の院」
坂を登るだけでハーハー言っている彼女らの眼には入らないようです。
「ここの『三鈷の松』は葉が三本あって、安産のお守りになるんやよ」
「もうそんなの必要ない」
女性はドライやなああああ。


74番札所 甲山寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/74koyamaji/index.htmlkh3-30.jpg
「ここはお大師様が日本最大の溜め池の満農池を作った報奨金で建てたところです」
「・・・・」
そろそろ疲れてきたのかな?カーチャンの反応がにぶい。
婆ちゃんの相手もしてやらねばならんからなあ。


75番札所 善通寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/75zentsuji/index.html
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「ここは広くて西と東のエリアに分かれているので迷わないでね」
本堂の前で白人の観光客が
御影が欲しいが、どうやったら貰えるのか売店の人に身振りで尋ねているのだが
説明が難しいらしく、英語のできる坊様を呼びに行っていました。
わしだったらどう説明するかな?
と考えていました。


76番札所 金倉寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/76konzoji/index.html
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この頃になると家内は自分のペースを作っており、
わしらが読経をしている間に境内の見物をしており、
わしが見落としたような名所をつぶさに見学していて、
あとで教えてもらうこともあるよ。


77番札所 道隆寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/77doryuji/index.html
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空にはあやしい雲が広がってきて、小雨もパラついてくる。
本堂横手の「潜徳院殿堂」は眼病に効果ありとか。
ばあちゃんに「め」の文字を78個書かせようかと思ったが
雨も降るし、時間のこともあるし、次行こう。


さて、今日はここまでの予定でした。この後丸亀市のホテルに入る予定でしたが
まだ1400を少し回ったところ。
「さあ、この先行けるところまで行くか?」
「いく!」

78番札所 郷照寺 
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「本堂の横に『万躰観音洞』がある。ちょっと見てきてみ。あ、婆ちゃんは
わしとお勤めをしましょうね」
「ここの納経所の奥さんは美人で、しかも親切です」
「お父さんはスケベやねえ!」
「えへえへ」
奥さんのやっているブースに嬉々として並ぶ。

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門前には、歩きのとき気になっていたお菓子屋さんがある。
今回は絶対外さないようにしよう。
「おはぎ5つください!」
「お店の写真撮っていいですか?あ、女将さんも一緒に!」
「お父さんはスケベで食いしん坊やねえ!」


79番札所 天皇寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/79tennoji/index.html
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「ここは崇徳上皇の怨念が渦巻いている場所とよく言われているが、どう?」
「別に。何も感じないけれども・・・」
「そう、わしも何も感じない」
霊感の強い人ならば何か感じるのかね。


80番札所 讃岐国分寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kagawa/80kokubunji/index.html
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この時点で1640
雨も本格的に降ってきた。
のそのそ納経していたら納経所の時間切れになるので、先に納経所に行く。
しまった、ここの大師堂と納経所は同じところにあった・・・
まあいいか。
それに駐車場で財布を拾ったのを届けなければいけない。
なんとかお勤めを終わったら1700ちょっと前でした。

いやあ~、今日は沢山廻ることができました。
まさに突撃遍路です。

本日のお宿は丸亀市内の「丸亀プラザホテル」
チェックインの時に、「お接待セット」を貰いました。
栄養ドリンク、温泉の素、湿布が入っています。
「あ、あの~、わしらは車遍路なんですが・・・」
「いえいえ、お遍路さん皆に差し上げています」

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雨も上がったので夕食に行く。
駅前の「一鶴」の骨付き鶏を食べに行く。
この骨付き鶏、前回薦められていたんですが食べる機会がなく、
食べてみたかったのです。
いやああ、美味しかったっすね。ニンニクがよく効いている。
ビールに合うこと!
家に帰ったら作ってみよう。

突撃車遍路第3回 2日目 52番太山寺~64番前神寺

突撃車遍路第3回 2日目 52番太山寺~64番前神寺

不瞋恚(ふしんい)戒

6月9日(月)
お宿の女将さんに頼んで朝食は6時半にしてもらいました。
出発は7時です。集合時間には遅れないように!

52番札所 太山寺
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「ここの本堂は1305年建造の国宝なんやって」
「ええ?どこに書いてあるんやな」


53番札所 円明寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/53enmyoji/index.html
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家内に、「大師堂の裏にな、キリシタン灯篭があるんやよ」
「え?どぉこにあるんやぁってぇ?」
「婆ちゃんはいいから、本堂のほうにさっさと行くよ」


54番札所 延明寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/54enmeiji/index.html
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今日も梅雨なのに雨が降らない。
ありがたや、ありがたや。
でも気温が高くなってきて暑さに弱い家内の眼がうつろになってきた。
これはやばい。


55番札所 南光坊
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「ここはなんで『坊』の名前がついているんや」
「それはね、もともと大三島の大山積明神に別当寺を24坊建立したが、
海を渡っての参拝が不便なことから今治市に移されたが、兵火により、
焼失して、南光坊だけが別宮の別当寺として再興された、というわけ」
(あ、また途中から聞いていないな)


56番札所 泰山寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/56taizanji/index.html
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「はあ、ここの石垣は新しいなあああ」
「えいこら、えいこら」
「よっと、こおりゃしょ」
家内が付いて聞いていてくれるので婆ちゃんの独り言も
全開バリバリです。


57番札所 栄福寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/57eifukuji/index.html
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家内が運転を替わってくれたのはいいが
助手席のわしは、女性の運転にはお小言ばっかりになってしまう。
やれ車線変更が急だの
駐車場への入れ方がモタモタしているだの・・・
「やっぱりわしに運転させて」


58番札所 仙遊寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/58senyuji/index.html
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じつはここ、山門から歩いて登らねばならんと思っていました。
まさかまさか本堂まで立派な自動車道があるとは思わず
「こんどの登りもキツいぞおおおお」
と脅かしていたのです。
それに途中の加持水も汲んで行きたいと思っていたのが
拍子抜けでしたがな。
こんな簡単に本堂にたどり着いていいのかと思いました。
これじゃチョンボですがな。


59番札所 伊予国分寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/59kokubunji/index.html
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家内に、
「これは握手大師様です。願い事をひとつだけして握手してちょ」
(ばあちゃんが勤行次第を覚えてくれますように・・・)これはわしの願い


61番札所 香園寺
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「さて、ここからは道路の関係で61,62,63,60、64と廻ります。
ちゃんとこの地図を見て、ほら、道路に沿っていくとこうなるでしょ」
「@#☆Я<・・・」
「なぜかは理解できなくても、納経帳のページを間違えないでね」
「わぁかったわぃ」

「さて、ここの本堂は、見てびっくりです」
「本堂は、どこや」
「正面のビルや」
「そおぉんなことあぁらへえぇん!」


62番札所 宝寿寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/62hojuji/index.html
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「いい、ここの納経所では、さる理由で御姿しかくれないからね。記念の赤い御姿を
要求しちゃいかんよ。これは理屈抜きやからね」
「なぁんで・・・」
「なんでもいいから、余計な口利いたら口縫うよ!」

こういった余計な気を使わにゃならんお寺も
考えもんですね。


63番札所 吉祥寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/63kichijoji/index.html
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「ほらね、ここで1枚余分に赤の御姿をくれたでしょ」
「なああぁんで・・・・」
「どうでもいいの!黙って貰っておきなさい」


60番札所 横峯寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/60yokomineji/index.html
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ここの山道も結構辛い道やね。
対向車が来ないことをひたすら祈る道です。雲がかかっている山上を目指す。
頂上に着くと、さすがに気温が低い。
おまけに雨がパラついてきた。 
駐車場から本堂までは結構距離がある。おまけに急な降り道です。
またぞろ文句タラタラ・・・を言おうとしたが
言い出す前にビシッとシャットアウトしましたがな。


64番札所 前神寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/64maegamiji/index.html
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さあここで今日は終了です。
ガシガシ廻ったおかげで1600に着いたよ。
本堂に向かう途中に、お不動様に1円玉を投げてひっついたら
願いが叶う、というところで
またぞろ婆ちゃんが欲をかいて
1円玉を直接岩に引っ付けようともがいて
他の人の1円玉を巻き込んで剥がしてしまった。
欲をかいたら、あかんのや!


本日は伊予西条駅前の「オレール西条」に宿泊です。
チェックインのとき、
「明日の朝食は何時からですか?」
「6時から9時までです」
「おおっ、それでは明日の朝は6時食堂に集合、6時半に出発です」
「うええええええぇぇ~、」
「何か?」

突撃車遍路第3回 1日目 44番大宝寺~51番石手寺

突撃車遍路第3回 1日目 44番大宝寺~51番石手寺

不瞋恚(ふしんい)戒

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6月8日(日)
「明日の朝は5時出発や!」
「うえええぇぇ~」
だって裏京都市から久万高原まで470kmあるんやもんね。
高速は家内も途中で運転を交代してくれたけれども、
四国に入ってからは、ほぼわしが運転しましたがな。

44番札所 大宝寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/44daihoji/index.html
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1050頃に到着しました。
今日の天気は曇り、最高気温は26℃・・・
さすがに久万高原は下界よりも4℃くらい低い
最初から駐車場から本堂までの坂道を登ってもらいました。
心配なのは婆ちゃんよりも、家内です。

45番札所 岩屋寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/45iwayaji/index.html
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あらかじめここの坂道については「長い坂道があるよ!」とだけで
詳しいことを述べておきませんでした。
さぞかし、延々と続く坂道にうんざりしつつ登った事でしょう。
この時点で御刀自様二人の体力はエンプティー近くになっていました。

46番札所 浄瑠璃寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/46joruriji/index.html
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下界に降りたところで、ここからは坂道は今日はない。
安心しておくれやす。

47番札所 八坂寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/47yasakaji/index.html
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わずかこのくらいの階段でもヒーヒー言いながら登っています。
たるんどる!運動不足やぞ!

48番札所 西林寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/48sairinji/index.html
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「川の土手よりも低い位置に境内があるんで、悪いことをした人は
無間地獄に落ちる・・・」
例によって全然聞いていない。

49番札所 浄土寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/49jodoji/index.html
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お寺の鐘撞きは家内の仕事にしてもらうことにした。
こっちはお参りに専念しよう。
戻り鐘だけは撞かないようにしてね。

50番札所 繁多寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/50hantaji/index.htmlkh3-07.jpg
そうだ、いいことを思いついた。
婆ちゃんには線香と蝋燭を一生懸命つけてもらい、
賽銭と納め札は家内が持っていて直前に手渡してもらうことにしよう。
うん、これだけで結構婆ちゃんのお勤めが早くなったよ。
しかし、相変わらずご本尊の真言が示されている位置がわからないようだ。

51番札所 石手寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/51ishiteji/index.html
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「ここの境内は広いので、迷うんじゃないよ」
「あー、はい、はい。わぁかっとるがな」
「ほらほら、そっちに行くんじゃないよ!」
「この像は衛門三郎が膝まづいて・・・」
「えもんさぶろうって、なんや?」
「さっき車の中で解説したやろう!」

今日はここまで。
道後温泉の本館から歩いて3分、「ホテル玉菊荘」に泊まります。
今回は大浴場にたっぷり温泉が満たされていて大満足でした。

家内に
「道後温泉本館に行かないの?」
「いや、もうここのお風呂で満足した」

今夜はわしはお遍路ブログの先輩遍路さんのお接待を受け
道後温泉本館の手前の店で一杯飲んできました。

突撃車遍路第2回 4日目 39番延光寺~43番明石寺

39番延光寺~43番明石寺

突撃車遍路第2回 4日目 39番延光寺~43番明石寺

5月31日(土)
足摺岬からの打戻は中村回りのコースで行く。こっちのほうが距離が短い。
下ノ加江を越えて、民宿久百々の女将さん推薦する21号線を通ってみる。
この道は古い道路ですね。結構狭いよ。
歩き遍路さんも時々見かける。

婆ちゃんは例によって前の晩冷房を効かせすぎて咳を始めた。
「ほれ、飴を舐めな」
素直に受けとった。
しばらくして、口から吐き出した。
「なんや!包み紙があるやないか!」
「ええっ?昨日包み紙剥くなと言ったやんか!」
「<◇〆#☆@&※!!」
(わけわからんなああああああああ・・・)

39番札所 延光寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/39enkoji/index.html
ここで婆ちゃんの白衣の背中に印を押してもらう。
これで鶴と亀が並びました。おお、縁起がいいよ。
すぐに着させると朱が滲むので別の白衣を着させておく。
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「ここの井戸水は眼病に効果ありです。ささ、洗いなさい」
「なんて書いてあるんかいなぁ」
「いつもは読まないのになんで今日は読むんかいなぁ」
「ようよめんわ」
(なら最初から読むな!)

40番札所 観自在寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/40kanzaiji/index.html
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ここの駐車場は参道の狭さと比べると以外に広いという印象でした。
ここで団体さんの波に呑まれてしまった。
納経所には団体さんの納経帳とお軸が山と積まれている。
ここは本堂に納経所と売店があり、支払い場所が同じなんです。
「弘法大師御自作の御法印守は、ここでしか買えませんよ!」
ガイドさんが叫ぶ。
「あ、私も買う」「私も」「私は4つ・・」「消費税はいくらかいなあ」
おばはん達は遠慮なく納経待ちの列の横から割り込んでくる。
あんたたちは自分で納経印貰わなくてもいいから気楽やねえええええええ。

41番札所 龍光寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/41ryukoji/index.html
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宇和島の街並みを抜けて到着
しかし・・・お勤めの途中で先程の団体さんも追いついてきた。
ああっ
納経所に行くとすでに添乗員さんの手で彼女らの物が山積みに・・・
ここの納経は1人でやっていたので、てんてこ舞いです。
なので、ちょっとご機嫌斜めのようです。
「いいですか、納経帳には墨取り紙の他は何も挟まないように!」
「は、はははい。ありがとうございます」
「私の言いたいことわかってますか?」
「は、はははい。ありがとうございます」
納経してもらったら、ピューッと逃げる。
「なあ、あれは何言われたんや?」
「まあ、当たり前のことやな。でも去年は言われんかったけど、な」

42番札所 仏木寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/42butsumokuji/index.html
多分前の札所で納経に時間がかかっているんでしょう、団体さんの姿は
全然見えなくなった。
こんなことに神経を使うのはナンセンスだとは思う。
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鐘楼の屋根が葺き替えられていますねえええ。
ここではお接待のテントが張られていて、子供さんからお菓子のお接待を
受けました。そうか、今日は土曜日ですね。

43番札所 明石寺
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/43meisekiji/index.html
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今回はここで終わりです。
ほぼ半分廻ったなあ。やっぱり車は早い。
1週間で廻ることができるかもしれん。

「さて、帰る前にここで昼食を食べていこうかね」
「何があるんや」
「卵かけご飯が美味しいんやよ」
「卵は食べんようにしとるんや!」
(あっそう)
「わしは『大師うどん』を食べようかな」
「親子丼にしようかな」
(ええっ、モロに卵料理やんか・・・)

現在1300
今から470km走って京都府まで帰ります。
時間にして6時間・・・・キツいなあ。
眠眠打破をがぶ飲みして頑張るか!

次回は6月8日~11日で88番まで廻ります。

突撃車遍路第2回 3日目 33番雪渓寺~38番金剛福寺

33番雪渓寺~38番金剛福寺

突撃車遍路第2回 3日目 33番雪渓寺~38番金剛福寺

5月30日(金)

さて、昨夜は電話で家内に怒られたらしく、
朝から婆様は神妙にしていましたがな。
よし、次回は家内にもついてきてもらおう。

33番札所 雪渓寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/33sekeiji/index.html
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ここは、去年訪れた時は台風の只中で、
雨と風の中お勤めした思い出に浸っていました。
ここは臨済宗のお寺なんですね。本当に四国は宗派を問わないところです。
わしは浄土真宗なんで般若心経をあげないんですが
四国では気にしなくてもいい。


去年ずぶ濡れになって歩いた道は、思い出深い。
ああ、あそこを歩いたなあ、と思い出に浸って運転していたら
婆ちゃんが盛んに咳をしている。
「風邪か?」
「ゆうべ部屋の冷房を入れていたら喉がおかしいんや」
「じゃったら冷房をいれなきゃいいやんけ」
「そしたら暑い」
「あっそう」
途中のコンビニで昼食用のパンと龍角散飴を買う。
「ほれ、これ舐めな」
「りゅぅ~かくさんかぁ~!薬くさいから・・・」
「好き嫌い言わない!これは薬なんやから!」
「包み紙くらい自分で剥ける!」
「剥かなきゃ舐めないからや!」
「せんでいい!」
(こういうときは年寄り扱いされたくないんやなあ)
舐めていたら咳は嘘のように治まりましたがな。

34番札所 種間寺
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子育て地蔵には、安産を祈願して底のない柄杓が奉納されている。
「底がなかったら水が汲めないやないか」
「そういう意味ではない!」

35番札所 清滝寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/35kiyotakiji/index.html
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ここに至る山道も細く、急勾配です。
ミカン畑の道を
「対向車が来ませんように・・・南無大師遍照金剛」
と唱えながら走りました。
お大師様のご利益で、なんとか無事に境内までたどり着けました。
大きな厄除け薬師如来様が迎えてくれる。
ここも去年は雨風の中「たどり着いた」所だったので、
境内を見る余裕がありませんでした。

36番札所 青龍寺
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「さあ、ここの階段を登ってもらおうか」
「うえええええ~」
チリンチリンと賑やかな音が降りてくる。
バスの団体さんは、何故か持鈴をみんなつけている。
音の風景としては札所の雰囲気によく合っているんですが、
集団の近くにいると、ちょっと耳障りな時もある。

奥の院の方向の横浪スカイラインを通ってみた。
歩き遍路さんにとって評価の分かれる道ですが、やっぱりこの道は車のほうが快適かな?

37番札所 岩本寺
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「ここはね、ご本尊が五体いらして、不動明王、観音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩です。
のうまくさんまんだばさらんせんだまかろしゃそわたやうんたらたかんまん、おんあろりきゃそわか、
おんあみりたていせいからうん、おんころころせんだりまとうぎそわか、
おんかかかびさんまえいそわか、やよ」
「うえええええええ~、わぁからぁん」
「目の前にちゃんと書いてあるけども、まあいいや。わしに合わせて口だけ動かして」

窪川を抜けて一路四万十へ。
この辺はちょっと退屈な景色が続きますが
わしには思い出深い道程です。
「ほれ、これが四万十川やよ」
「◇#☆@&※・・・」
(訳がわからなくなってきたなあ・・・・)

38番札所 金剛福寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/38kongofukuji/index.html
今日はここまで。
1430に着いてしまったよ。
ではゆっくりと参拝しますか!
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わしの強いお勧めで、本堂改修の寄進をする。千円なり。
石に自分の名を記して、手ぬぐいをいただく。
これには素直に応じましたがな。

さて今日のお宿は38番からすぐ近くの「みさきホテル」です。
このあたりのホテルは温泉を引いています。
太平洋の絶景を望みながら大浴場で疲れを癒しましたがな。

突撃車遍路第2回 2日目 24番最御崎寺~32番禅師峯寺

24番最御崎寺~32番禅師峯寺

突撃車遍路第2回 2日目 24番最御崎寺~32番禅師峯寺

5月29日(木)
「今日は6時半から朝食、7時に出発します」
時間を守って行動するのは、
「わしに怒られるから」でいいんです。
でなければこんなに短時間で廻ることはできない。
わしには今しか時間がないのです。それに入梅前に多く廻らねば。

先日お参りしておいた薬王寺に朝イチで行き、納経してもらう。
「なんで昨日のうちに納経してもらわなんだんや」
「納経所の時間は朝7時から夕方5時までなの!昨日説明したやろ!」
「年寄りをおこったら、あかん」
(う~~~~~~~~)

大体自分の事を「年寄りやから」と言い始めると
限りなく堕落していく気がする。
そう言う人は年寄り扱いすると怒る。
しかし肝心なときには年寄りやからと甘える。

ほら、周りを見なさい。
あなたよりも年上の人達が達者で歩いていますよ。

右は山、左は海の道を淡々と進む。
歩次のいているときとは大違いの早さです。
「徳島の発心の道場を終わり、今日から修行の道場に・・・・」
(ああ、聞いていないな。」

「ここが番外札所の鯖大師や。有名なところなんで寄っていこう」
「いらん!それより早く次のお寺に行かなあかん」
(ほほ~、やる気満々ですな)

「ほら、先に大きな青年大師像が見える」
「どえらな大きさやなあ。汚れたらどうするんや」
「あそこは拝観料がいるが、見るか?」
「金取るならいかん!」

「ここは御厨洞といって、空海の名の元になったところ」
「あ、あすこかあ。岩穴がある」
「余計なところには行かないんやったね。先行くよ」
「あ、あ・・・」

知るもんか!

24番札所 最御崎寺
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「この近くに室戸岬灯台があるんやが・・」
「歩かならんやったら、いかん!」

昨日のエンジンの事が気になり、最御崎寺までの登り道がちょっと不安です。
それに今日は金剛頂寺、神峯寺などの山道があるよ。

25番札所 津照寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/25shinshoji/index.html
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「あの階段を登ってもらおうじゃないの」
「うええええ~」
「ここ津照寺は、山内一豊公が室戸の沖で暴風雨に遭ったとき、
現れた僧が船の楫を取って無事室津の港に入港する事が出来た。
僧は消え、津寺へ参詣してみると本尊地蔵菩薩の御体が濡れて・・・」

ああ、また聞いていないな。

26番札所 金剛頂寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/26kongochoji/index.html
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ここへ至る山道も狭く、車に出会いませんように。出会いませんように。
「ここの釜は『一粒万倍の釜』といってお大師様が炊いた米が一万倍に増え、
人々を飢えから救ったという釜です」
「そんなん増えるわけない」
「そういう伝説なの!いちいちケチをつけない!」

27番札所 神峯寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/27kounomineji/index.html
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真っ縦といわれる急勾配の遍路道を車はあがる。
歩き遍路泣かせですが、車にも負担が大きい。
「あ、ほら、エンジンから煙がでている!」
「ええっ!どれどれ?」
「ほら、左のボンネットから・・」
「?」
「もくもくと・・・」
「も、もしかしてこれ?」
「そうや。こんなに出ている」
「これは木漏れ日がフロントグラスに映っているんやないか!」
「煙に見える・・・」
「ほら、車停めると煙が止まり、動くとほら、煙も動くやろ」
「ほんでも煙が・・・」
「もう一回やってみようか!ほら、これは木漏れ日や!」

はああああああああああああ、婆さんの勘違いか。
でもエンジンちゃんが無事でよかった。
本当にこのエンジンは当たりです。頑丈そのもの。
きちんと日頃から整備しています。

28番札所 大日寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/28dainichiji/index.html
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ここの奥の院はごく近くにあり、しかも登り道ではない。
「奥の院に行くよ」
「どこやあ」
「すぐそこ!」
爪掘り薬師堂が、新しく建てられているよ。
「ここには土佐名水40選に選ばれた大師御加持水が湧いている。眼を洗いな」
「どこや、どれや、なにするんや」
「目の前に泉があるやろ。それで眼を洗うんや」
「どうやるんや」
「そこに柄杓があるやろ。それで水をすくうんや!」
「どうやって眼をあらうんや」
あうあう。

29番札所 国分寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/29kokubunji/index.html
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去年台風の真っ最中に参拝したときは本堂が修理中だった。
見事に屋根が葺きあがっているよ。綺麗ですね。
実はここの門前の遍路用品店「土佐扇屋商店」謹製の納め札と
柿渋塗りの傘を買いたかったんですよ。
店に入ると、オリジナルの杖やら珍しい遍路用品が溢れています。
「傘と納め札をください!」
「おや、歩き遍路さんかな?車遍路には見えんが・・」
「はははい、実は歩きをこの間終えて、今回は家内の母親連れて車遍路です」
「なるほど、そうだったんか」
「申し訳ないほど車は楽です」
「そうじゃろおおおおなあ」
まだわしには歩き遍路の匂いが微かに残っていたのか。

30番札所 善楽寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/30zenrakuji/index.html
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「高知市内の札所は平坦なところが多いやろ。善楽寺に着いたよ」
「ここは登り道があるんかいなあ」
「目の前に本堂が見えるやろう!ここが山道に見えるか?」
「そんなもん見とらんもん」
「何も見ても考えてもおらんの?」
「しらん」
(ええい、次の竹林寺の階段を上がってもらうぞ!)

31番札所 竹林寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/31chikurinji/index.html
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五台山は標高145mの小高い山の上にある。
ここの階段は八十八箇所の中でも特に美しいと思う。
さあ、この階段を堪能してもらおう。

32番札所 禅師峰寺
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/32zenjibuji/index.html
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順調に行けば1630に着くことができる。
ここで今日は終わりにしよう。
おや?カーナビの示すとおり走ったら、
寺のある山のトンネルを越えてしまった。
カーナビも時として融通の利かない案内をするなあ。
このおかげで1640に禅師峰寺に着く。
仕方ない。非常手段で、先に納経所に行くことにする。
「婆ちゃん、先に納経所に行って貰っておくことにするよ」
「え?お経をあげな納経所に行ったらあかん」
「今からでは間に合わんやろ。緊急措置や。あとでゆっくりお勤めしたらいい」
「そうかあ」
「納経所はこっちやで」
「えっこら、おっこら・・」
先に納経所に行き、御朱印を貰い本堂でお勤めしていたら
婆ちゃんが上がって来た。
「おや?納経所に行った?」
「いっとらん」
「なんでや!先に行っておけと言ったやろう!時間がないよ!」
(あ~あ、人の言うこと聞いているんかいなあ。)

本堂、大師堂でお勤めしてから駐車場に戻り、婆ちゃんを待つことにする。
しかし、いつまで待っても来ない。
もももしかしたら・・・
そう思っていたらお寺の軽ワゴンがわしのところに来た。
婆ちゃんが乗っている。
どうやら迷子になったようだ。
それにまだお勤めも納経もできていないようだ。

ご親切なお寺の人が納経所までそのまま車で送ってくれて
連れて帰ってきてくれた。

お寺の人にはいつくばって謝りましたがな。
「娘の婿さんや」
(なに悠長なことを・・・)

わしはそのとき最高に不機嫌な顔をしていました。
ホテルに向かう車中
「納経所とはっきり大きな看板に書いてあったでしょ?見ていた?」
「しらん」
「目の前にあったでしょ?」
「あちこちまわったけど、わからんようになってお寺の人にきいた。はははは!」

「何がおかしいの?」

「・・・」
「まず、謝るのがさきじゃない?」

「・・・・すいませんでした!」
(近頃の年寄りはなっていないな)



あ~あ、また怒っちまった。
この先どうなるんやろう。

つづく



プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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