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私と鯖街道(その8)

2007-1
さていよいよ鯖街道キャンプウオークも、ひとつの峠を越えることになりました。
そこでの親父とみんなの苦闘です。


鯖街道膿の噴出

 鯖街道の参加者はリピーターが多く、鯖街道の魅力にとりつかれた少年少女
が集ってきています。彼らはそれぞれの思いを抱いて参加しているのですが、
目標はリーダーになることであり、リーダーが憧れの対象です。時は流れ、少
年少女達が大学生になってリーダーになったとき、すべてはうまくいっている、
と思ったのですが、そうはうまくいかないのが世の常です。

 初期のリーダーはあまりに偉大すぎた。新リーダーたちは過去のリーダーの
真似に終始していたのです。確かに何事も真似をすることから始まり、試行錯
誤を繰り返し、やがて自分のオリジナルを出す過程は必要なんですが、新リー
ダー達は、華やかなイベントなどをなぞることに終始し、その意味、企画など
を深く考えることなく、リーダーをやっている気分になっているんだというこ
とに気づきました。全体的に小粒になっていたのです。

 世相の中でよく言われる若者評で、「指示待ち世代」とか「ガラスの心」
とよく言われる。自分たちで企画、立案ができない。これはこう、あれはこう、
と具体的指示をもらえばなんとかできるが、自分たちで考えてやってみるとか、
とっさの危機回避行動ができない。注意されると「傷ついた」と口にする。
なんとも歯がゆい若者たちの世代になった。これはしかし、我々の世代が若者
たちを甘やかした結果である。

 そんな若者像を見るにつけ、なんとか鯖街道のリーダーとして、やがては社
会人として育成してあげたいと強く考え始めた。鯖親父さんは、「今の世相が
そうなんだから・・」「鯖街道の目的は子どもたちが歩きとおすことで、リー
ダー育成は目的ではない」と積極的ではない。確かにそうなのかもしれないが、
本来リーダーたちの仕事でもある行動中のリスク管理とかもスタッフの仕事に
なってくる。スタッフもいっぱいいっぱいなのだ。

 2007年の鯖街道は参加者にとっては大成功で、次年への大きな飛躍につ
ながる成果だったのですが、スタッフ・リーダーにとっては長年少しづつたま
ってきた膿が噴出した年でした。しっかりしたスタッフも、鯖街道に対する思
い入れが、回を重ねる毎に個人個人の中で高まり、それぞれ一人歩きし、行動
の段階で食い違いを起こしてしまった。

 更に、危険な場面で反応・対応が出来なかったリーダー達を怒鳴ってしまっ
た。前もって指示されていたリスク管理はできるが、想定外の判断はできず、
立ちつくすだけ。子どもたちにとって危険だ。ここまで小粒になったのか・・
と情けなくなってきた。私も感情的になってしまって後悔したのですが、「怒
鳴った」事が彼らの反感を買い、後に牙をむいてきた。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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