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おきらく遍路旅 12巡目 38番金剛福寺~45番岩屋寺 令和元年10月5~7日

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今回は3連休貰ったので足摺岬から久万高原まで行けるよ。
お大師様にもたくさん助けていただきました。
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10月4日(金)
2255発の「しまんとブルーライナー」に乗って
中村まで行く予定でした。
いつもの「ハービス梅田バス停」に行って、バスを待っていたんですが
来ない・・・・
バスチケットをよく見てみたら「東梅田」と書いてある。
ええっそりゃね~よ~!
いきなりバス停が変更になっていました。
そりゃ、事前に確認しなかったのがミスなんですが
いつものバス停から乗るという固定観念があったのは否定できない。
ああ、チケット代金がふいになってしまった。
節約せねば・・・・

夜中の大坂駅前をトボトボねぐらに引き返して寝る。

10月5日(土)
0400に起きる。睡眠時間4時間
新大阪まで行き、始発の新幹線に乗り、岡山で特急しおかぜに乗り換え
0939に高知駅に着く。
ああ、予定が滅茶苦茶狂った・・・
アドリブでなんとかなるかなあ、と思いきや、

お大師様が現れました。
徳島の先達同期のK村さん!
今回は土佐遍路を予定していたそうで
高知市内の札所を廻ったのち、高知駅ま迎えに来てくれました!
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

足取りも軽く高知駅の改札をくぐったら、女性から声をかけられました!
facebook友達の高知在住T崎さんです。
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彼女はこれから西国巡礼ツアーに参加するそうです。
四国だと白衣着たままどこへでも行けますが、
四国を出たらなかなかそうもいかんようですね。わしもそうです。

K村さんと駅前で落ち合い、まず岩本寺へ。
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先月ここへは行っているので、13巡目の貯金としておこう。

K村さんの車は順調に足摺岬を南下する。

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無事に金剛福寺に着きました。
門前の食堂で、わしお勧めの「鯖の漬け定食」を食べる。
土佐清水港で朝あがった鯖を漬けにして食べるのは贅沢ですねええええ。
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カーナビのないK村さんはスマホをナビ代わりにしています。
これ、結構役立っていますねええ。

延光寺へ着いたらダンタイサンがいますが、
なんかまとまりのないダンタイサンですねええええ。
大手旅行代理店のツアーは、締まりのないのが多そうです。

駐車場に戻ったら、白人のおじさんが近づいてきて
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宿毛まで乗せていってもらいたいようです。
K村さんにそれを伝えはたら、「sure!」
「テンキュー!」
おじさんオランダから来たんですって。
だからオランダ訛りの英語なんですね。

彼の泊まるホテルの前まで送ってあげましたがな。

まだ時間はたっぷりあります。
愛南町の40番観自在寺には1600に到着!
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納経所のO塚さんと三人で記念撮影
今夜はここの宿坊に泊まる予定ですが、素泊まりのみの宿坊なので
夕食を買いに近くのスーパーに行く。

今日のお大師K村さんは、この先に行くそうで
ここでお別れ。感謝感激であります。
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お風呂をいただき、洗濯して気持ちよく寝る事ができました。


10月6日(日)
翌朝もいいお天気です。
誰もいない境内にいき、ご本尊さまに挨拶をする。
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先日のうちに納経を済ませたので、
今朝は宇和島行き0647のバスに乗る事が出来ましたよ。
1時間ほどバスに揺られて「道の駅みま」で降りる。

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ここから龍光寺まではすぐです。
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前回、納経所で住職と納経帳カバーの話をしていたら
うっかりお金を払うのを忘れていました。
なので、今回は御本尊さまへのお供えも持ってきました。
今日も住職が納経所にいて、機嫌よく応対してもらえましたがな。
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参道の階段を下ると、軒下に柿が置いてあります。
美味しそうな柿、3個で100円ですがな。
早速買って食べながら歩く。

秋晴れの遍路道を鼻歌を歌いながら歩く。
ああ~、楽しいなあ。
クルマヘンロしかしない人たち、せめて短い距離を楽しく歩いたら
お遍路の楽しみも倍増すると思うんですけどもね~。
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え?
余計なお世話だ?
歩き歩きと大きな顔をして言うな?
はいはい、わかりました。

ムカついた人からの反論をお待ちしております。

道路脇に植えられたコスモス、まだ花を咲かせる丈までは伸びていない。
今月末ころでしょうか。

仏木寺門前では、とち餅を売っています。
ううう・・・食べたい。でも我慢しよう。今回は節約旅です。

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歯長峠を越えて卯之町の明石寺に行くのですが、
最初から道が通れなくなっています。
先月の台風のせいですね。
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通行止めを無視して突破すればいいんですが、
恥ずかしながら先達の端くれである身としては、
無茶な行動をすることはでけん。お遍路さんのお手本とならねば。

で、国道を歩いていくことにします。
ゆるやかな勾配を登っていくのは楽ですが、
アスファルトの道より遍路路の山道を歩きたいなああああ。
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日差しが強くなってきたので、木陰を探しながら歩く。
湿度が低いので日陰は涼しいね。

歯長峠の方に登って行きたいのですが、まだ修復はできていない。
ここも安全に歯長トンネルを通ろう。

安全・・・とはいっても
このトンネル「心霊スポット」といわれるらしい。
知らなかったらそれで済むんですが
いざ知ってしまうと気になることのなんと多いことか。
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心を落ち着けて般若心経を唱えながら歩くと
総毛立ってきました・・・・
自分の唱える声がトンネル内に反響している。
進むに連れて反響する音が変わってくる。
それもまた気になる。

何事もなかった・・・と思う。
トンネルを出たところにある東屋にへたり込む。心が疲れていたんでしょう。
ベンチには掛け布団がふたつ放置してあり、ゴミが散乱している。
お遍路でしょうかね、きちんと使用しなければ、
世界遺産への道は遠い。
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おや?ゴミの中に経本があるよ。
なんとしたことか!これではお遍路とはいえない。

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下界に降りてきて、橋の手前にある自販機で水分補給をして
東屋で休憩していたら、白い短パンをはいた区切りのおじいさんが来ました。
九州から車で来ていて、車を置いて歩き、交通機関で車まで戻り、また歩く。
その計画を立てるプロセスが好きなんだそうです。
そうでしょうねええええ、楽しいでしょうね。

明石寺まで歩く道には、大きな栗が落ちています。
栽培されていないか、放置された栗の木ですね。
まだ虫や鳥には食べられていないよ。
これは「不偸盗」にはあたらない。
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ポケット一杯拾って、皮と渋皮を歯で剥いて、身をボリボリ齧りながら歩く。
よく噛みしめるとほんのり甘い栗の身を楽しむ。
子供の頃山に遊びに行ったときに栗を拾って食べた記憶が蘇る。

ああ、歩き遍路は楽しいなあああああああ

楽しんで歩いていたら
明石寺に着きました。
駐車場には大型バスが2台も!
秋のお遍路シーズンですねええええ。
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納経所をチラリと見ると、納経帳やお軸、判衣がうずたかく積まれているが
今日は職員が二人います。まあ大丈夫でしょう。

境内のダンタイサン、なんだか見たような雰囲気だと思ったら
先日延光寺で見た人たちです。
やっぱり雰囲気がダレているように見えるのは気のせいでしょうか。

納経所ではわしは重ね印なのですぐ済んで
「卯之町駅」まで行きましたが、
松山行きの列車まであと1時間あります。
そこで、以前駅前にあったレストラン「ステーション」
ここの料理は本当に美味しいのです。特にチキンがお気に入り。

駅前ビルの取り壊しで閉店したかとおもいきや、
近所に移転していたそうです。

スマホで調べてお店の場所を確認しに行きました。
ここから1km行ったところ・・・
分りにくいなあ・・・それに目立たない場所にひっそりと建っています。
看板もない。隠れた名店といった雰囲気

次回は時間を作って是非行こう!

特急宇和海に乗って松山まで移動する。
今日は柿と生栗しか食べていないのでお腹ペコペコ!
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松山駅ビルにあるお気に入りのカレー屋「デリー」に飛び込む。
焼き豚目玉焼きカレーにサラダとビールをいただき、
満足満足

今日のお宿は近くのビジネスホテルです。
畳敷き3畳と少し。素泊まり3000円です。
安くていいんですが、ランドリーがない。
浴衣を着たまま「キスケの湯」の裏手にあるコインランドリーに行き
40分ばかりそこで時間を潰す。

洗濯物を抱えてホテルに戻り、部屋に干したら眠気がどっと襲いかかり
爆睡してしまいました。


10月7日(月)
今日は久万高原行きです。
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「松山駅前バス停」を0650発の久万高原行きをお握り食べながら待っていたら、
お遍路さんが二人やってきました。
80歳のおじいさんと、日本在住15年のドイツ人女性
彼らもまた区切りうちだそうです。
ドイツ人女性、日本語が堪能で色々話ができました。

旧東ドイツ出身で、ベルリンの壁が崩壊したとき20歳ったそうで、
特に感動した、という感情はなかったそうです。

それからドイツ国歌「世界に冠たるドイツ」で、
”Deutschland, Deutschland uber alles,Uber alles in der Welt”
(ウムラウトはフォントの関係で省略)
とわしが歌ったら、
彼女は「Uber(上にあれ)」という言葉が避けられている、
と言っていました。

東ドイツと西ドイツ出身では国歌に対する意識も違っているんでしょうかね。

バスの発車時刻は、去年までは0630発だったのが0650になっています。
この分だと他の地点でのダイヤも変わっているでしょうね。
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「久万中学校前」に到着し、コンビニでトイレを使わせてもらい
3人組で大宝寺を目指す。
この地点で3人の足並みが違う事に気づく。
そりゃ、80歳の老人の歩みと来年60歳のわしとは速度が違う。
ドイツの彼女は写真を撮りながら歩いています。
おや?修験者の白足袋を履いていますよ。
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この先ばらばらに進むのでここで記念撮影!

わしはひとり、岩屋寺を目指して車道を登っていきます。
ながーいトンネルを歩いていたら車が停まりました。
「乗っていきます?」
お大師様が現れました。
岩屋寺参道の店の人だそうです。

ありがたく乗せていただき、あっという間に岩屋寺に到着!

門前でいつものヨモギ入りの大判焼きを買って食べるのが楽しみでしたが・・・
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山門まで行き、そこの位置から岩肌にある仏様を拝みました。
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大宝寺門前の「すごうさん」で買ってきた「やいと饅頭」を食べてひとやすみ。
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さて帰りのバスは1300しかありません。
またしてもダイヤが変更されているよ・・・
利用者が減ったせいなんでしょうが、この先どうなるのでしょうか。

そう考えてバス停の前に座っていたらスマホに連絡が入った。
久万高原でお接待所をしている「カヨちゃん」からです。
「いまからそちらへ迎えにいきます!」
おおっ南無大師遍照金剛!
今日二人目のお大師様です。

しばらく待っていたら軽ワゴン車が来ました。
おや?車には高齢者マークが・・・・
おお、わしの母親と同年代の人です。

恐縮しつつ車中の人となり、
久万中学校先の「天空の郷レストランさんさん」
まで連れてくれていって、そこで昼食のお接待をうけました。
ここは地元の野菜を多く使ったバイキング形式で
美味しそうなおかずがずらりと並び、ついつい取りすぎてしまうよ。
カヨちゃん

美味しい食事を堪能したのち、カヨちゃんのお接待所に移動して
コーヒーを頂きながらお話を聞く。
このカヨちゃんと話をしてみると、
やりたいと思うことは、いつからでもできる。
もう歳だし、とかお金が、とか
できない理由を探す前にいますぐやろう!ということです。

歩き遍路だってそうです。
出来ない理由を探し回るより、今出来る範囲でやろう!
ということです。

お土産をもらい、リュックに押し込んだら
松山駅まで送ってもらえました。
南無大師遍照金剛

松山の町では秋祭りの「後の祭り」状態で気持ちよく酔った人たちが
あちこちにいますよ。

ありがたいお接待を謝して別れました。
松山駅からは特急~新幹線で順調に帰ることができ、
その車中はずっと寝ていたような気がします。

今回の旅では
お大師様のおかげで、ピンチ!と思われた場面でも切り抜けることができました!
感謝感激であります。
焦らず慌てず、淡々と受け入れながらお遍路していると
何かあったときにはお大師様が助けてくださるもんです、
と考える事ができるようになりましたがな。
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おきらく遍路旅 12巡目 68番神恵院~77番道隆寺&三豊市観光 令和元年9月27・28日


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9月に入ったというのにまだまだ暑いですね。
さて、太平洋上には熱帯低気圧が渦巻いています。
雨と気温が気になるところですが、それでも休みの日となればお遍路にいきます。

12巡目の行程上、2日間で行って帰れる予定を立てたら
観音寺市周辺がいいだろう、ということで、
それも「多度津駅」から77番~68番を逆に打ちます。


9月27日(金)
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朝4時起きで始発の新幹線に乗り、香川の多度津まで行く。
新幹線を「岡山駅」で降りたら、瀬戸内線でトラブルが発生しているようです。
なんでも岡山駅~大元駅間で線路上に自殺願望の高齢者が立ち入り、
警察が出動して確保されるも大暴れしたために
90分の大幅遅延だそうな。
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なんとも人騒がせですねええええええ。
この調子だと予定していた時間にお遍路を始められないなあ。
まあいいや。
腹をくくってすし詰め状態のマリンライナーに潜り込み、
隙間をみつけてスマホをいじって時間を潰していたら、
やがて復旧しました。

艱難辛苦の上、「多度津駅」に着く。
あえて遍路予定表は見ないことにしましょう。
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いつもとは逆の道のりで道隆寺の裏口から入る。
ここから入るのは初めてです。
平日の朝、お遍路さんの姿はなし。
淡々とお勤めを済ませてご朱印をいただく。

門を出たらお遍路用品の「サンエイ」さんの店内に入る。
輪袈裟の紐がちぎれてしまったので修理をお願いするため・・・

「いらっしゃいませ」
「こんにちは。輪袈裟の修理をお願いしたいんですが」
「え?輪袈裟の修理?ちょっと待ってくださいね」

別の人が奥から出てきて
「うちではやっていないんですよ。似たような色のはあるんですが」
「え?先達大会のとき、おたくの店員さんに聞いたらやってくれると・・・」
「わからないんです」
「あ、そう。じゃあ、この紫のをください。自分でつけますから」
「はい」
「あ、それから文字なしの笈摺もください」
「は?おいづる?・・・って何ですか?」


∑( ̄ロ ̄|||)えっ?

「あの、ほら・・・これの何にも書いてないやつ」
「ああ、袖なし白衣ですね」
(まあ、そうとも言うが・・・)

天下のサンエイさんの店員の対応とは思えないなあ。
パートのおばちゃんやろうか。

色々思いはあれど、とにもかくにも買い物を済ませ、
逆打ちで歩く。
殊更に錫杖をジャラジャラ鳴らしながら、
ゆっくり、ゆっくりと住宅街を歩く・・・

「おへんろさぁ~ん!」

声がかかりました!
いつものお地蔵さんを頂けるおじさんです。
今回は、わしからのお礼と言ってはなんですが、
頂いたお地蔵様で六地蔵堂を作ったのでその写真を持ってきました。
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ほっこりしながら車道を歩いていると車が停まり
「金倉寺まで行くんですか?乗っていきませんか?」

おおっ

お大師様があらわれた!

今朝の列車の遅延を取り戻せそうです。
車のお接待の方は60歳前後で、金倉寺近くにお住まいだとか・・・
話好きの人で自分の趣味の事や家族の事を話してくれる。
その中に「再就職」というワードがでてきたので、もしやと思い
「自衛隊のOBですか?」
「えっ?陸自です。どうしてわかったのですか?」
「いや、そのお年だし再就職という言葉が出てきて・・・」
「同業ですか?」
「はい、海自舞鶴です」
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そこでまた話が盛り上がったのですが、車なので金倉寺にすぐ到着
彼はこれからお孫さんのところに行く予定だそうで、
わしが本堂でお勤めをしている間にダッシュで家に戻り
趣味の写真のCDなどを持ってきてくれました。
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今回もいい出会いがあるなあ。

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さて金倉寺では、孫の出産でお世話になった訶利帝母尊さまにお詣りする。
お供えは、ザクロジュースです。
ザクロをお供えするのがベストなんですが、なかなか売っていないし、
生を持ってくるのは歩きでは難しい。
で、大阪市内のスーパーを探し回って、
ようやっと見つけたのがこのジュースです。

それから正月にここで買った「ザクロ香」
綺麗な塗香入れは買わなかったのがずっと心に引っかかっていたので、迷わず買いました。
結構な値段なのですが、今夜の宿代は心配しなくてもいいので
心置きなく買い物ができます。

ここから善通寺までの道、巡打ちのときも時々道を失っていたので
果たして逆打ちですんなり行けるやろうか。

あの山を目指して・・・・

遍路シールを見落とし、結局大きな道を歩くことになり、
ショートカットできる私道を含む遍路道を失ってしまった。
あ~あ、少し遠回りになっちまった。
金倉寺までの車お接待で浮いた時間を食いつぶしてしまったかな?

おまけに市街地の赤門通りに入ったら激しく雨が降ってきましたがな。
雨具なしではずぶぬれになるくらいの激しさです。
久々にポンチョを取り出して着る。
靴は・・・防水が効かずぐちょぐちょ。
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ぐちょぐちょで75番善通寺に着きました。
本堂前には企業研修かなあ??
ワイシャツにネクタイの若者たちがたくさんオジサンに引率されて来ました。
おお、手水の使い方もきちんとしていますねえ。
お灯明、線香は省略していますね。

本堂を出たころには雨が小雨状態になり、ポンチョを抱えたまま御影堂に行く。
途中、「かたパン屋」の方を見たらすいていたので先にそこに行き、
家内と娘の好物の「石パン」を買い込む。
これ噛み砕くときに無理すると歯が折れるやん。
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さて御影堂に戻り、お大師様にご挨拶する。
次に駐車場方面にある聖天堂に行き、お供えの御神酒を供える。
お勤めの後、御下がりを押し頂く。

いま12時、昼食時です。
甲山寺への途中、かねてから気になっていた「三村のパン屋」さん。
「大師もちパン」
初めて店に入ってみて、さて大師もちパンは・・・・
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「売り切れ」

ああっ

人気なんでしょうね。
それでも「大師」の名のつくアンパンとクルミパン、それと屑パンがあるよ。
それを買ったら200円ちょっとです。

もぐもぐ食べながら歩く。

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やがて甲山寺へ着く。逆打ちだと、正面から入ることになります。
すっかり雨も上がって青空も見えてくるが、蒸し暑い。

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先日ここの絵も描かせていただいたので、モデルとなった毘沙門堂でも
丁寧にお勤めをします。
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ここから曼荼羅寺、出釈迦寺へは山を目指して進むので歩みやすい。
はるか山の中腹には奥之院の屋根を望む。

曼荼羅寺の絵もまだ描いていないなあ。どこを描こうか。
やややはり「笠松大師」かぁ。
松がないのが残念ですね。
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ここの休息所前にはいつも果物が置かれていて、安い。
今日はイチジクがあるよ。わし好きなんです。
さっそく買って6個を一気に食べてしまう。

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出釈迦寺もまだ描いていない。なぜ描いていないのか、
知る由もない。
なぜ知る由もないのかは、知る由もない。

いま2時半
今日は三豊の善根宿に泊めていただく予定で、弥谷寺まで迎えに来ていただくのです。
ありがたや。
これから弥谷寺まで歩くと・・・1時間はかかる。
電話で到着時刻を伝える。
到着してからも、参拝時間は最短でも20分はかかるなあ・・・・
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いつもの巡打ち道とは逆の景色なので、分岐点ではいちいち立ち止まり、
振り返り確認するので効率が悪く、難しい。
「逆打ち3倍の御利益」
というのは本来歩き遍路を指すんやろうな。
遍路道を歩かない車・ツアー遍路にはあてはまらない、
と声を大にして言いたい。

この記述にムカつく方がおられたら、
正々堂々とメールください。


閑話休題

弥谷寺へはいつも「ふれあいの里みの」側から
比較的緩やかな道を登っていたんですが、
いざ逆から登るとこれが結構キツい。
今日は調子が悪いのかなあ・・・汗が噴き出してくるし
脚の筋肉が悲鳴を上げ始める。

艱難辛苦の上弥谷寺駐車場に来ました。
善根宿の御主人に「いまからお参りしてきます!」と連絡し、
更に階段を登る、登る。

煩悩の108階段はキツいなあ。
更に本堂への階段もまた然り。
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眺望絶佳の本堂に着いたら
「ブハァ~」
とため息が出ましたがな。

大師堂では、靴を脱いだ時に靴下が少し雨で濡れていて気になりましたが
そのまま上がる。足跡は・・・つかなかった。

今日は足の調子も良くないし、ここで立ったままお勤めするか・・・
いやいや、懺悔懺悔六根清浄、きちんとやろう。
奥まで進み、五体投地礼をしていると膝の靭帯や太ももの筋肉が悲鳴をあげる。
あ、いかん。足がつってきた!
脂汗流しながら、なんとか終わりの五体投地礼までやりました。

駐車場までの下りの石段、焦らず慌てず、確実に降り、
駐車場で待っている本日のお宿のKさんの車を見つける。
「こんにちは!遅くなりました!」
「お久しぶり!」
ガッチリと握手を交わす。

三豊市内の自宅で善根宿をしているKさん、
この世界では有名になっているようです。
しかし、誰でも泊めるわけではない。必ず誰かの取次が必要なのです。
この記事読んでいきなりKさんに「泊めてくれ!」と連絡しても無理です。
八十八ヶ所の札所をここまで来るまで2~3か所の善根宿に泊まり、
そこの主人に認められてから取次いでもらえるところです。

歩き遍路さんは皆、よい人間ばかりとは限らない。
できれば関わりたくない人も結構いますね。これはわしの経験から・・・
Kさんも伊達や酔狂でお遍路さんを泊めているわけではない。

もし宿泊を断られた方は、逆恨みすることなく自分自身を顧みてくだされ。
懺悔懺悔 六根清浄

さてこの日お世話になるのはわしと、野宿遍路さん。
彼を68・69番門前まで迎えに行く。
駐車場に大きな荷物と共に佇む30代くらいのスキンヘッドの男性
御出家様か?と思ったが、そうではないらしい。
遍路中は面倒くさいので剃っているんですって。

Kさんの家に向かう途中、最近有名になっている「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」に寄る。
ここはボリビアのウユニ塩湖のような絶景写真が撮れるということで
「インスタ映え」で若者が多数集まっているそうです。
今日は金曜日なのですが、結構若者が集まって写真を撮っています。
結婚式の前撮りか、ウエディングドレス姿も見られます。
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わしらも、一枚・・・

Kさんの善根宿で夕食(ビールつき)をいただき、
お遍路談義に盛り上がる。
野宿遍路の彼は、もと陸上自衛官ということで、
同業者同志共通の話題で盛り上がりました。
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今日は陸上自衛隊の人に縁があるなあ。
善通寺聖天堂での御下がりの御神酒を振る舞い、更に酔いは廻る。

皆疲れていたし、お酒も入って眠くなってきたので8時ころでお開き!
部屋に帰ったら、開け放たれた窓からは海風が心地よく流れてきます。
ああ~、極楽極楽

おやすみなさい。


9月28日(土)
明日の日曜は仕事なので、今夜大阪に引き上げます。
前回Kさんのところに泊めてもらった時、
三豊市の有名どころの案内をしてもらうはずが台風接近のために
キャンセルしてしまったのが心残りでした。

今日の三豊観光の最初は、
「天空の社・高屋神社」
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ここもインスタ映えするスポットですが、朝早いので誰もいない。
重い身体をなんとか天空へジャンプ。

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次に「不動の滝」は水が枯れていて雰囲気がよくわからず、残念無念

Kさんが檀家になっている「御室派・円明院」
白いパゴダが山の中腹に建っています。
涅槃物はタイからの寄贈なんですが、なぜか中にはおられませんでした。

海岸の道を走り「鴨の越・浦島神社」を望む。
ここは浦島伝説発祥の地だとか。

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最後は、弘法大師が求聞持法を修された「妙見宮」
巨石の下に建てられた堂宇を見ていると、幽玄な雰囲気になります。

おお、そういえば70番本山寺の近くですねええええ。
寄ってもらい、お勤めをする。
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そろそろお腹も空いてきたので、昼食は「渡辺うどん」に行く。
有名店なので駐車場は混んでいます。
天ぷらうどんの中、500円です。
手打ちうどんのもちもちシコシコ感が心地よい。


今日は「観音寺駅」から大阪に引き上げる予定で、大分余裕があるよ。
68・69番まで送ってもらい、そこで終わりにしましょうか。
そういった話をしていたら、
道路を特徴的なねじれた錫杖を突いて歩いておられるお遍路さんを発見!
Kさんが「無行さまだ!」

ええっ!?

ちょうど彼の話題が出ていたところです。
齢80にて歩き108回、車50回の大ベテランです。
そういえば以前遠くからお姿を見たことがあったなあ。
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車を慌てて路肩に停めてご挨拶をさせていただく。
さすがに歩きの錦札の方は貫禄が違うなああああ。
しかも角が見事に取れています。
表情も思わず引き込まれるような雰囲気です。

わずかの間にお話をさせていただきました。
わしはまだ歩き10回、車2回です。
この先の道のりを考えるとため息が出てきそうなんですが、
目の前に淡々とこなしてきた大先輩の姿を見ていると、
自分にもなんとかできそうな気がしてきましたがな。

御多分に漏れず、先達の位には興味がないようです。
歩きのベテランさんたちはこういったことに執着がないようですね。
煩悩の塊の自分を恥じ入るばかりです

ありがたい錦札を頂戴しました。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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68・69番門前でKさんに感謝しつつお別れ。
また半年後にお世話にならせてください。

駐車場には大型バスが2台
おお、ダンタイサンやなあああああ。

境内には札所が二か所あるので、ダンタイサンを避けて空いている方から行こうかね。
で、神恵院から行く。
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そこを終わり、観音寺に行く。大師堂前には先のダンタイサンがたむろしているが
なんか全体に締まりがないような雰囲気です。
なぜって、帽子をかぶったままで読経する人たちが、お堂の周り一杯に占領している。
どんな先達かな?と思って見てみたら30代くらいの男性が、
手拭いを頭に巻いたまま経頭を務めています。

なんじゃこりゃ?

でもこんな事で腹を立てていたらご本尊さまに怒られる。

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そう思っていたら、またまた気になることが。
今日は個人遍路の若者たちや家族連れが納経帳持って沢山来ています。
その人達、遠くからお賽銭を投げ銭している。
あんまりひどいので、控えめに
「お賽銭は、そっと差し入れてください。目上の人(仏様)にお金を投げないようにしてください」
と伝えました。

小学生の女の子は、
「おかあさんも、お金をなげているじゃない!」
と不機嫌。
お母さんはうつむいていました。

なんやかんやで今回の予定は終了!
ここを打っておけば、
次回66番雲辺寺を降りて67番大興寺を経て、そのまま東に進むことが出来るのです。

12巡目は、まだ38番から67番の行程が残っているんです。
それは10月第一週に三連休を頂いたので、ぼちぼちとやりましょう。
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おきらく遍路旅 12巡目 先達大会 令和元年9月11日(水)

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昨年平成30年の先達大会は、台風の直撃で直前に中止となり
予定していた薩摩琵琶奏者の黒田月水さんの公演もなくなりました。
CD販売ブースでのお手伝いをする予定だったのですが、残念

今年こそは、と期待していましたが
去年の会場キャンセル代金支払いにより赤字になり、今年は呼べないとか・・・・
ああ、楽しみが半減してしまった。

先達大会は9月11日の平日に開催されるため、半年前から職場に休みを申請していました。
そのおかげで当日と翌日の2日間休みをいただきました。
では次の日はお遍路できるなあ。嬉しいなあ。

10日(火)に仕事を終えて夕方に高松入りしました。
琴電「高松築港駅」正面の高松ステーションホテルにチェックイン
ここで連泊するのです。
荷物を置いて出かけられるので身軽ですがな。

夕食は、高松なのに徳島ラーメン!
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9月11日(水)
早起きしてしまいました。
今日は8時半に会場に出かける予定なので、間が持たないなあ。
コンビニにコーヒーを買いに行き、そのついでに今夜の宴会場の場所の確認に行く。
22番平等寺の谷口住職主催の反省会に参加させていただくのです。

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8時40分に会場の「高松レグザムホール」に着くと、
既に会場付近には白衣の集団がたくさん集まっています。
受付は9時からと案内に書いてあったのですが、もう始まっております。
知った顔もちらほら、開催時間までお喋りしながら待ちます。

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1000人以上が集まっているようです。
この中に先達業務をされている人は何割くらいいるやろうか・・・
更にその中で歩き遍路は何人いるか・・・と考えていました。

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厳かに先達大会が始まり、緞帳があがる。
まずは物故者の法要から。
多くの物故者の名前が読み上げられます。たぶん2年分のやろうね。
壇上の僧侶たちによる理趣経を聴いていましたが、
いまいち音が揃っていないような気がする。
マイクの位置が原因か?

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そのあと表彰式
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これも平成30年度と令和元年度の分を行う。

それが終わったら、いきなり第一部終了のアナウンスがある。
まだ11時ちょっとです。
これから昼食ですか・・・・
食券持って混雑する受付でお弁当を受け取り、自分の席で食べ始める。
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SNSで先達友達が後日指摘していたんですが、
輪袈裟をかけたまま食事をしている先達さんの多いことか!
トイレに行くときにも輪袈裟をかけたまま!
赤いネーム(大先達)をつけた人もいるよ・・・・

先達さんとは、お遍路さんたちの模範とならなければいかん。
いったい何のために先達になっているのでしょうか?
新米先達のわしとしては遺憾に思います。

さて、偉そうなことを言ったわしですが、
黒田月水さんの公演もないことだし、
午後の部は出る気がしなくなったので、近くの札所に行こうかね。

琴電「高松築港駅」から「一宮駅」へ。
暑いねえ、暑いねえ。汗で衣装がぐっしょりです。


本堂、大師堂ではやはり先達大会から抜け出してきた先達さんたちが
お勤めしています。
お作法も、色々ですね。

「読経」といっても経本も持たず般若心経をあげる一団もいれば
妙にお勤めが早く終わる人もいる・・・
お寺で無作法な人に、いちいち目くじらを立てるのは野暮と
真言宗の阿闍梨さまから教わったので、黙っていました。

一宮寺では、大師堂で写経をするのが楽しみとなっています。
ここの雰囲気好きなんですよ。
写経中、気持ちの良い風が吹き込んできて、汗も引きます。
あれこれ心乱れていたのですが、落ち着くことができました。

さて、時間もあるし、屋島寺まで行くかな?
「一宮駅」から「瓦町駅」を経て「琴電屋島駅」へ行く。
道中、やはり抜け出してきたお刀自様二人組と一緒になりました。
70歳と80歳のバス遍路さんです。

「バス遍路さんというと、バスツアーの先達をされているんですか?」
「いやいや、そんなことは全然できない」

ふ~~~ん。

「琴電屋島駅」に着いたら、屋島山上シャトルバスの時間まで20分ある。
「あの~、よかったらタクシー使います?」
「あ、それいいね。3人で割り勘できる」
「じゃ、呼びますか!」

わし1人ではこんな発想でないが、道連れがいるとこういうことができる。
タクシーに駐車場で待っていてもらい、屋島寺へ。

「屋島寺では時間がないから、納経所へ先に行って、灯明と線香だけあげよう!」
「え?そんなんありですか?」
「それでもええんやよ」
「うっそーん!そんなんあかんよ。お大師様が見てるよ!」
「あははははははは」

・・・・・・

またここでもお作法の乱れを実感してしまいました。
彼女らはどういう気持ちでお遍路しているんやろうかね。
ほんと、
「お大師さまが見てるよ」です。
「至誠にもとるなかりしか(五省)」です。

わしは高速ながらきちんとお勤めをしてご朱印をいただき、
タクシーに戻る。

ちょっと気になったこと。
70歳の御刀自様、源平古戦場に行くと気分がすぐれなくなるそうです。
なぜか?
彼女は源氏の家柄と言っていました。それも頼朝の・・・
あれ?頼朝の直系は北条氏によって絶えてしまったんじゃなかったっけ?
それとも傍流が細々と・・・
まあ、彼女が平氏と関わりたくないと言っているので、
それはそれとして聞いておきました。

「琴電屋島駅」まで戻り、お刀自様たちは志度寺まで行くそうです。
わしはホテルに戻って濡れた衣装の洗濯をしたいので高松駅方面に行く。
さよ~なら~。

ホテルに戻り、汗を流してさて洗濯・・・と思ったら
ズボンは今はいている一着しかない。
うう~む、
宴会から帰ったら洗濯するか・・・二次会は遠慮すべきやね。
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今夜は5時から高松駅BTの近くの海鮮居酒屋です。
平等寺谷口住職の呼びかけで主にFBの仲間が集まりました。
2時間飲み放題
他の札所の副住職も二人来ていました。
それにベテランの大先達たち。
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ビギナーのわしは隅っこで大人しくしていました。
13人の参加者の挨拶、自己紹介、本日の感想などなど。
結構ひとりひとりが時間を食うので、
飲み放題の制限時間近くなってしまいました。
みなさん熱い気持ちを持っているんですねええええ。
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参加者の中の方から、
わしの絵を発表する機会を与えていただきました。
わし、自分の絵を積極的に人に見せるつもりはなく、
見せるにしても流れのままに・・・というスタンスを保ち続けてきました。

今回このような話が湧いてきたということは
お大師様から「そろそろみんなに見せろ」
というお告げなのでありましょうか。

宴会は早く始まったので早く終わった。
二次会のお誘いも受けたんですが、今日の汚れ物を洗濯しなくてはいけない。
後ろ髪ひかれる思いを振り切って、ホテルへ帰る。

洗濯機が回っている間は寝られません。
今日は普段の3倍は飲んでしまいました。
自分としては調子に乗って飲みすぎたか?かなり飲んだ。
わし、限界が来ると吐くんですよ。
でも今夜は吐くこともない。
きっと、心と身体の調子が良かったんでしょうね・・・・

部屋中に洗濯物を掛けて安らかに眠る・・・


9月12日(木)
さて、今日は86番志度寺~85番八栗寺、78番郷照寺に行く。
JR「高松駅」から始発に乗って「志度駅」で降りる。
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早朝の志度寺境内は誰もいない。
手水舎は修理中なので使えない。塗香を使おうかね。
お正月に金倉寺で買った柘榴香で身を清める。

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本堂、大師堂には提灯に火がともされていて、昼間とはまた違った幽玄な雰囲気です。
気分はいいんですが、藪蚊の群れが集まってくるのには閉口します。
なるべく線香の煙が流れてくる方に立ってお勤めします。

7時の納経所が開くまで、蚊に刺されないように体を小刻みに揺らしながら待っていると、
僧侶の方が7時前なのに開けてくださいました。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

今度は琴電に乗って「琴電志度駅」から「八栗駅」まで移動する。
カードを「ピッ」とタッチして構内に入る。便利です。
今わしの持っている鉄道系のカードは関東系の「PASUMO」なんですが、
横須賀勤務中に作っていまだに使っています。

関西でも使えて、バスでも使えることが多くなっているんですが、
JR四国では、改札にカード読み取り機がない駅が多い。
たとえばJR「高松駅」でカードを通しても、
「志度駅」では読み取り機がないので出られないんです。

「新幹線を四国に!」
と言うよりもカード読み取り機を各駅に設置してもらいたいもんです。
22番平等寺には電子お賽銭決済機が設置してありますよ。


閑話休題

今日は平日なので、通勤通学の人々で列車内は賑わっています。
その中にお遍路装束のわしが紛れ込んでいても
誰も気にしていません。さすが四国ですね。
いちど大阪から四国まで遍路装束で旅をしてみようかと考えていますが
修行の足りない自分にそんな真似ができるのでしょうか・・・・

「八栗駅」で降りて改札を「ピッ」と通る。

暑くなってきました。湿気が高いのかな??
このあたりの通りは石材屋さんが多くて、
通りの家には素敵にデザインされた灯篭が飾ってあって楽しいですね。
「むれ源平石あかりロード 」というそうです。
あ、写真は撮っていなかったなあ。今度撮ろう。
夜に撮影できたら最高やろうね。

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汗かいて「八栗ケーブル登山口駅」まで来て、
片道切符を買い、車内へと進む。今日乗るのは青の車両やね。
乗客はわしひとり。貸切りやね。

「八栗山上駅」から鳥居をくぐって進み、大師堂から先にお勤めしましょう。
住職かな?僧衣を着た方が、各堂を廻っておられます。
お詣りする場所がたくさんあるので毎日大変ですねえ・・・と思うのは在家の考えか。

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リュックを下ろしたベンチの上には菩提樹が青々と葉を繁らせていて
よく見ると丸い小さな実がついています。
先週、菩提樹の実でできた念珠を見たんですが、大きさが違う。
種類が違うんやろか。

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本堂の後、聖天堂の内陣にあがらせていただき、
持参のお酒を供えてお勤めしました。
今日は膝が痛くないぞ。五体投地礼が無理なくできる!

山門と鳥居をくぐって、門前の店を覗く・・・アイスクリンはあるか?
「いらっしゃい」
「あ、あの~、アイスクリンはありますか?」
「ありますよ」
「おおっ」
覆いをかけてある容器から出してくれました。
やっぱり暑い日にはアイスクリンやねええええええ。

女将さんとしばらく世間話をしました。
特に聖天様の御利益について。
いろいろと助けていただいていることを話し合いました。
女将さんによると、お遍路さんで聖天様を信仰している人と話したのは初めてだそうな。
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お聖天様のお導きでしょうかね。
このあと、トコロテンと麦茶のお接待をいただきました。

南無大聖歓喜天!

下りは歩いて下界まで降りました。

「八栗駅」~「高松築港駅」・・・「JR高松駅」~「宇多津駅」と移動し
目的地の郷照寺まで歩くこと30分
いま、12時前
いつものうどん屋さんに入ろうと思ったんですが
長蛇の列です。さすが有名店ですね。

うどんやはあきらめて、まずは参拝しましょう。

ご朱印を頂き、今回の予定はこれで終了
あとは帰るだけです。
門前の名物「地蔵饅頭」のお店を覗いてみる。
おお、あったぞ!
「いらっしゃいませ」
「あの~、何個から買えるんでしょうか?」
「ひとつからでもかまいませんよ」
「おおっ!・・・すいません。細かいのがなくって・・・」
「いいですよ」
「2個ください。黄粉のついたやつ・・・」
五千円札を出しておつりを頂く。

帰りの列車の中で食べました。
・・ああ、やっぱりおいしいなあ。

今回は先達大会がメインの行事でしたが
色々な人との御縁をたくさん頂いた意義深い旅でした。

色々なところに行って、色々な人と出会う旅はやめられませんなあああああ。
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おきらく遍路旅12巡目 35番清滝寺、36番青龍寺、奥之院などなど 令和元年9月6・7日

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9月6日(金)
暑い夏の土佐遍路も大詰めであります。
高岡にある35番清滝寺と36番青龍寺は、
鉄道の路線からは離れているので
おきらく遍路旅をする上では結構不便です。

で、バスを利用して近くまで行くことはできないだろうか?
「バス停NAVI」という便利な検索サイトがあるので
色々検討したところ、
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0640に「高知駅前BT」から宇佐行に乗り、
「宮前スカイライン入口バス停」まで行く。
 ↓
そこからドラゴンバスに乗り換え
「竜(りゅう)バス停」で降りて
36番青龍寺まで歩く。
  ↓
1126「竜バス停」~「高岡営業所バス停」で降りて
35番清滝寺まで歩く。
  ↓
山道を歩いて戻り、
1441「鳴川通バス停」~「南はりまや橋バス停」で降りて
路面電車に乗り換えて「高知駅」まで戻る。

この予定で一日が終了となります。
机上では、まずまずといったところか。

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青龍寺では石段の途中にある弁天堂に寄り、
清浄な湧水が流れているので、お金を洗わせていただいていると
弁天堂の奥にイタチがいて、じっとこちらを見ています。
彼は弁天様の眷属なのでしょうか??
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門前にいる仏師
最近ここに店を開いたそうです。5月にクルマヘンロしたとき、
円空仏の話をしたことを覚えていてくれた。
「ま、中に入って話でも・・・」
というのでノコノコ奥に入らせていただきました。
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得度をされた真言宗の僧侶だそうです。
加行もされているので正式な位も持っておられる。
そういえば、仏師は得度をされていることが多いそうです。
確かに仏像三十二相八十種好のなかには印契を結ぶ表現もある。
仏様を刻む際に、きちんと修行をした僧侶の仏師の方がより表現がしやすいでしょうね。

印契といえば、
お遍路さんの中に時々読経の際に印を結んでいる人がいるが
真言密教では印契は師僧から一子相伝で秘密に伝えられるものなのであって
ネットなどで流布しているものなどを真似っこして行うものではない。

この考えは当然のことで、仏師の方もわしも同じで、
色々なお作法は、信者の先輩から教わるものではない。
きちんと加行をおこなって師僧から教わるべきです。

印契でも、法界定印などの在家がしていいものはある。
しかし僧侶の勤行の際の印契は、袖で覆って隠しています。

真言宗でも流派によって微妙にお作法が異なること・・・・
これが悩ましい。
しかし、きちんと伝えられたことであれば、
あれが間違っていて、これが正しいんだ!と言い切ることはないと思う。

こんな話をしました。
彼は円空仏を彫り、美濃の国関市の弥勒寺に納めたということです。
実はこの弥勒寺の住職、わしの小学校の同級生なのです。
天台宗なのですが、信徒さんを連れてお遍路ツアーもしているとか・・・
どこかで御縁が繋がったら会えるかも・・・。


1時間ほど話した後
「竜バス停」まで行き、1126発の便が出るまで1時間弱ある。
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駐車場には「酔竜」という店があり、中にはお接待所があります。
ノコノコ入り、トイレを使わせていただきました。
どうもここはレストランだったようですが、
いまは珊瑚加工がメインで、数珠をはじめとした遍路用品が置いてある。

店の方に数珠について教えていただきました。
素材によって功徳が
水晶は千倍、菩提樹は万倍なのだそうな・・・・・
へえぇ~。

真言宗の数珠の持ち方について、読経の際には親玉を上にして手首に垂らす・・・
これはどの派も同じ。
しかし持つときは、親玉を手の中に隠し持つのは一緒でも
5指で握るとか、人差し指をかわして握るとか・・・色々ある。

さて、どうすっか。
先達であれば、推薦をいただいた親寺のお作法に従うべきでしょうね。
わしは13番大日寺で推薦を頂いたので、大覚寺派のお作法を順守すべきでしょう・・・
しかし、息子さんの光昴さんは高野山専修学院で加行を行ったバリバリの
高野山派なので、多少の祖語は自分自身で解決していかねばならんなあ。。。

ここでもいろいろ教えていただきました。
ありがたや。

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今日の天気は雨の確立が高かったのですが、
青空に太陽がギラギラと照りつけています。見事な晴天であります。
龍神様に感謝感激であります。

さて、バスが来たので乗り、
「高岡営業所バス停」まで行きます。
ひとつ前の停留所の「鳴川通バス停」は、帰りの際に乗る高知市内行が出るバス停なので、
しっかりと場所を目に焼き付ける。目の前はショッピングセンターです。

バスを降りて、北に向かって歩く。
ここは遍路道ではないので遍路標識もない。
スマホのナビが頼りです。

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目の前に「高知リハビリテーション学院」がドーンと見えてきました。
おおおおお、
今を去る40年前に、受験でここまで来たことがあるのですよ。
まだあの頃は大阪南港から高知港までのフェリーがあって
世間知らずの高3のわしにとっての大冒険でしたがな。

結局「来なくてもいい」と学校から言われ(?)
高知での生活は出来んかったなあ。

ああ、なつかしい。
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そんな気持ちを抱えながら山道に入る。
山の斜面の集落の生活道路のようです。
いつもの清滝寺へ向かう超・危険な参道とどこかで合流するのか?
と考えながら静かな車道を黙々と歩む。
吹く風は心地よいが、なにぶん蒸し暑い日なので
汗が次から次へとふき出してきます。

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白衣の袖口から汗がしたたり落ちてきます。
う~~ん、夏用に笈摺を新調すべきか?
それともお大師様がバックプリントされているTシャツにすべきか?
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いろいろ考えながら登ったら、
いきなり35番清滝寺に着いた!
通夜堂の裏に出てきました・・・・こんな参道があったんやね。
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手水鉢を見たら、
水面を細かい水滴が走っている。
おお、ここにも液滴現象があるよ!
上流となる本堂右奥の子安地蔵さまの泉も液滴現象が見られるので
当然といえば当然
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掌でひとくちすくって喉を潤す。
ああ~、甘露甘露

先に来ていた夫婦連れが納経所の場所が分らずウロウロしていたので
案内して差し上げる。

自分のお勤めは、他の人の邪魔にならないよう
そっと唱える。

お遍路はじめて、最初のうちは恥ずかしいので小さい声で読経し、
お経を覚えてくると大きな声であげ、
更には得意になって経本を読まずに読経する人もいる。
そのうち、他の人の邪魔にならないように小さな声で経本を見ながら読経する。

自分にもこういう時期があったか。。。
今の自分の境地はいかに?

そのうちおじさん遍路がやって来て話しかけてきました。
「お経をあげるコツとかあるんですか?」
「抑揚をつけず、流れるように・・・」
「なるほど」

「本道の裏に、霊験あらたかなような泉があるんですけど・・・」
「え、本当ですか?」
もう一組やって来た夫婦連れも誘って泉の場所に行く。
「ほら、落ちてきた水が水面で細かな玉になって水面を走っている」
「おお、有り難そうな水ですね」
「あ、ほら、水が落ちてくるところに仏さまがおられる」
「え?本当ですか?どこどこ?」
「ほら、あそこあそこ・・・」
「ああ、本当や!」

わしも指摘されるまでこの小さい仏さまには気がつかなかった!
なるほどここの泉はありがたし。
こういうものは自分独りだけで満足していてはいかんなあ。

ペットボトルに水を頂きました。

さきほどのおじさん、大坂の今宮戎さんの関係の方でした。
大坂七福神詣でで今宮戎さんに行っているので
また正月に行ってみよう。
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もと来た山道を下り、「鳴川通バス停」まで戻る。
バスの時間まで30分の余裕があるので
ショッピングセンターに行って昼食を買い、
店の前のベンチで食べる。
カツオのタタキを巻いた「土佐巻き」を食べたかったのですが、
ここには置いてなかった。もしかして売り切れか?

1441「県庁行き」に乗って「南はりまや橋」で路面電車に乗換え、
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「高知駅」で降りる。
今日のおきらく乗り継ぎ遍路はこれで終了!

すこぶるうまくいきました。
それに人との出会いに恵まれて、楽しく過ごすことができました。

ホテルに帰って濡れた衣装を洗濯して・・・
高知での第2ラウンド開始!

商店街まで路面電車で移動して、
レストラン「コックドール」に行く!
ここ、わしのお気に入りの洋食屋なんですよおおおおおおお。
品のある洋食屋さんで色々美味しいが、
わしが好きなのはチキンカツレツです!
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どうしたらこんなにチキンが美味しく調理できるのか?
遠慮がちに聞いてみたら、揚げる油の温度と、肉に切り身を入れること
と教えてくれました。
多分鶏肉の下処理もあるんでしょうが、それだけは秘密?かな???
クックパッドに載っていないやろうか?
それからドミグラスソースは素人では無理やなああああ。

ビール一1本をいただき、すっかりご機嫌でホテルに帰る。
少し千鳥足になっているかな?

いや、満足満足



9月7日(土)

八十八ヶ所の行程上、今日は余裕のある日程にしました。
何をするかというと、奥之院巡りです。
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高知周辺の札所には奥之院が多くあり、
札所に隣接しているので、
24番最御崎寺の一夜建立の岩屋、
28番大日寺の爪彫り薬師、
31番竹林寺の船岡堂、
37番岩本寺の矢負いの地蔵
これらは札所を廻るついでに参拝できました。

また30番善楽寺奥之院の安楽寺は駅から近く、
比較的容易に廻ることができました。
36番青龍寺の奥之院は少し頑張りましたが・・・

しかし
29番国分寺の毘沙門堂、
32番善師峯寺の岩屋奥之院、
33番雪蹊寺の中谷観音堂、
34番種間寺の本尾山奥之院、
これらは結構離れているので気合を入れて廻らねばなりません。

高松の川東氏の編纂された奥之院納経帳に載っている場所を
いま廻っているのですが、余裕ができたら記載されていない場所も
参詣したいと考えております。

0800
予約しておいた駅前の「日産レンタカー」で小型車を借り
カーナビに住所を入力して・・・いざ。

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最初は種間寺の奥之院に・・・・
河口沿いの狭い道を進む・・・あれ?どこかな?
神社はあるがその先に「奥之院」の標識はない。
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それらしき建物に行ってみて、石段を進むと
脇にひっそり建つ石柱に「奥之院」の文字があるよ。
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おお、ここか。
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難易度が高いなあ。
でもこうして探すのも奥の院の醍醐味です。
民俗学者の五来重氏によると、
最初に行者が修行をしたような辺鄙な、霊験のある場所に
行者を慕って信者が集まりお堂を建てたのですが、不便なので
時代が下がって便利のよい所にお寺が建てられた。

こういった解釈は、実際に奥之院に行ってみると納得します。

納経は種間寺なので、ついでといっては何ですが
本堂、大師堂でお勤めして、先達納経帳にも御朱印をいただきました。


さて次は雪蹊寺の奥之院
ここも場所がわかりにくい。
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宅地の中の小高い山の上にあるんですが、
登り道に至るまでの車道の狭さが大変でした。
車を置くのにも、近くの家の方にお願いして置かせてもらう。

山登りの際には、気温と湿度が高いので汗が滝のように流れては落ちる。
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しかしお堂にたどり着いたときの満足感は変えがたいね。

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雪蹊寺で納経を済ませ、さて次は
禅師峰寺の奥之院
ここは納経が麓の薬師寺です。あらかじめ電話連絡をしておきました。

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麓の駐車場に車を停め、階段登って薬師寺へ。
もうこれだけで汗が吹きだしてきます。
こじんまりした本堂の入り口で住職様がにこやかに出迎えてくれました。
「観音堂は、この上ですよね」
「はい。納経帳をお預かりします」
「はい、では行ってきます!」
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軽い気持ちで登りはじめたら・・・・
行けども行けども山道は続く。
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ああ、もう少しと思ったら、まだまだ山道は続く。
汗が滝のように流れ落ち始めた。

30分くらい登っただろうか。

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目指すお堂が見えてきました。
おお~、ありがたやあああああ。
お勤めの最中に、背中から気持ちのいい風が吹いて来ました。

薬師寺まで戻り、御朱印を頂き、
ずぶ濡れの白衣のまま車に乗り込み、
さて・・・場所も近いので禅師峰寺も行っておこうかね。

禅師峰寺で御朱印を頂き、次は国分寺奥之院毘沙門堂へ。
このへんでお昼になりました。
道すがらのコンビニでお握りでも買おう。

と、

考えながら運転していたら
土佐一宮神社が目の前に見えた。
こここれは善楽寺にも寄らねば!

奥之院だけでなく、札所寺院も廻っているので
線香、灯明、納め札が心もとなくなってきましたがな。
灯明台に線香が有料であるところでは買いながら持たせる。

善楽寺を後にしてコンビニで買ったお握りをほおばりながら

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高知市の北に位置する毘沙門堂に到着!
龍王院宗圓寺という寺院もあるが、奥之院とは関係はなさそうです。
滝が流れ、修行の場という雰囲気がビンビン伝わってきます。
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国分寺まで取って返し、御朱印を頂き
いま1500
帰りのバスは高知駅前1630です。
ここで考えたのは、28番大日寺まで行けるかな?
ここの奥之院はすでに御朱印をもらっていますが、
大日寺を今日やっておくと
次回13巡目の28番大日寺~34番種間寺という高知市内遍路が楽になる・・・

どうしようか・・・どうしようか。

えい!「迷ったら進め!」だ!
いくぞ!

目的地まで18km、なんとかなるでしょう。

行きはよいよい、無駄なく大日寺に着いた。
本堂の中にあがらせていただき、正座してお勤めしていると
女性の親子連れが入ってきました。
わしが中にあがっていたので、入ってきたのでしょう。
母親らしき老婆がお賽銭を投げ銭して賽銭箱から盛大に外れていたので
「もし、お賽銭は、そっと差し入れるのですよ・・・」
「ああ、そうなんですか。すいませんでした」
わしに謝ってもらうのは筋違いなのですが、
ご本尊さまにも通じたでしょう。

御朱印を貰い、ダッシュで駐車場に戻り
汗みずくの衣装をすべて着替えて
高知駅方面に出発!
高知駅前でレンタカーに給油し、営業所に返却しなくてはならん。
その手間と、高知駅方面に向かう道路の混雑状況を考えると

余裕のない自分の心は、ついつい逸りがちになってくる。
いかん、いかん。
心に余裕を持たねば・・・
般若心経を唱えてみても、焦ってくる。
いかんいかん。

焦る気持ちと共に給油を済ませて営業所へ。
いま1610
努めて平静を装い、手続きを済ませて車を返納する。

あと15分あるぞ!
早足で「高知駅BT」8番乗り場に行く。
ついでにコンビニで夕食とビールも仕入れることが出来ました。
トイレに行くこともできました。
いやぁ~、心配をよそに時間の余裕ができたことに感謝

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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車中の人となり、ビールをくらって大坂まで気分よく帰る事が出来ました。

ありがたや、ありがたや。
来週の水曜日は高松で先達大会です。
翌日も休みをいただけたので、高松市内遍路もできるなあ。

9月は充実しています、はい。
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おきらく遍路旅 通算12巡目 30番善楽寺~34番種間寺、37番岩本寺 令和元年8月30・31日

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土佐夏遍路第2回であります。

西日本を中心に秋雨前線の線状降水帯が居座り、
九州四国に大雨をもたらしていますがな。
天気予報を何度見ても、前日に見ても高知は大雨の予報が非情に表示されている。

雨の日も風の日も、槍が降っても(槍は降らない)雪が降っても
一年を通して歩き続けているので、動揺することはない。
腹をくくって濡れて歩くだけです。
靴に吹き付ける防水スプレーが大して効果ないのは承知のうえ。


8月29日(木)
仕事をダッシュで終えて阪急~新幹線~土讃線を乗り継いで土佐へ。
アンパンマン列車、孫娘に見せてやりたいなあ。
次の駅が土佐山田になったとき、列車が停止した。
「?」
「・・・ただいま、列車が動物と接触しました」
?( ̄◇ ̄;)?
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車内を車掌が慌しく走り回る。
このまま現場検証などで永遠に停止するのか?

そんな杞憂をよそに、10分くらいで再び走り始めました。
やれ、よかった。
なんの動物なんかな??
「高知駅」に着いたとき、「鹿と接触のため・・・」
のアナウンスがありました。

ふ~~~~ん。

そういえば娘が京都府亀岡市山奥の大学に通っていたとき
鹿が列車と接触して急停止したと言っていた。
いうまでもないが、ここも田舎なんやねええええええ。

無事に着いてよかった、よかった。
小雨の降る駅前を足早に、駅前のビジネスホテルに転がり込んで、寝る。



8月30日(金)さて、起きたら窓の外を見る。
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地面は濡れているが雨音はしない。
0540「高知駅」発の各駅列車に乗って「土佐一宮駅」で降りる。
小雨が降っているが、菅笠でしのげる程度です。
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1.5km歩いて0600に善楽寺に着く。
雨降りの早朝のお寺には誰もいない。

ゆっくりゆっくりお勤めさせていただきました。
他に誰もいないので少し大きな声で読経する。

それでも納経所が開くまでまだ時間がある。
で、隣の土佐一宮神社に行く。
寺院とは違ったキリッとした空気感が漂う中
祝詞をあげてお参りしました。

0700に御朱印をいただき、来た道を戻り
「土佐一宮駅」~「高知駅」の列車に乗り戻って路面電車に乗り換え
「高知駅」~「はりまや橋駅」~「文殊通り駅」
ここから2.0km歩いて五台山に向かう。
路面電車を降りたら雨が激しく降ってきたのでポンチョを着込んで
歩き始めたら、次第に雨が弱くなり、しまいに霧雨になってきました。

このまま着て歩くと蒸し暑いので躊躇なくポンチョを脱いで
錫杖に結び付けて歩く。
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次第に五台山が近づいてきて、やがて石畳の山道になる。
しかし苔むした石が濡れて滑りやすいですね。
下り道もこんな感じかなあ。

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軽く汗をかいたのちに、竹林寺に着く。
休憩所に入ったら、冷房が効いていて心地よいねえ。
荷物を降ろして本堂~大師堂~聖天堂にお参りしました。
荷物を取りに戻ったら、冷えたお茶が置いてあり、早速2杯頂いていると
「お接待の巾着袋、地元の小学生が作ったやつです」
ひとついただきました。
中には梅干が入っています。

納経所が新しくなっていましたよ。

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さて、下りの遍路路の石畳
やはり濡れて滑りやすい。
慎重にゆっくりと歩いていると・・・・
腕に蚊がたくさん寄ってきました。
追っ払う間がないので潰す、潰す・・・潰す。

ああっ不殺生戒を破ってしまいました。
肌がむき出しになっている腕や首をブンブン回しながら歩くと
今度は足元が疎かになって滑りそうになる。
ああ、うまくいかんなあ。

しばらく石畳でもがいたのちに道路に出る。
やれやれ。

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河川敷に沿って歩き、橋を渡って
武智半平太の家を横目で眺めつつ峠を越える。

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禅師峰寺の山に来るが、ここでも遍路道で蚊の大群の歓待を受けた。
マムシよりも蚊がやっかいでした。

帰り道は蚊を避けて車道を通りました。ここには蚊はいないね。
竹林寺で貰った巾着に入っている梅干を含んだら
これがおいしい!
あっという間に3つ食べてしまいました。
そおおおかあ、今身体はクエン酸を求めているんですね。

ここから種崎渡船乗り場まで6km、わしの足で2時間というところか。
ビニールシートが並ぶ畑地域を西に進む。
雨は綺麗にあがっていて、青空と雲は半々
「雲量4」といったところでしょうか。
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港を左で見ながら歩くと、
今回お目当ての食事処が見えてきました。
「ドライブインかつお船」敷地内の「土佐タタキ道場」です!
ツアー遍路の口コミや、宣伝で有名で、一度行ってみたかったんっすよ。
売切れ次第終了という不気味な触れ込みなんですが・・・
「いらっしゃいませ!」
「あ、あの~タタキいいですか?」
「定食ですか?」
「は、はい」
「はい!いいですよ。奥の席に荷物を置いてこちらへ」
「はははい」
生カツオの切り身を串に刺したものを手渡され、
「ここにかざして・・・もう少し串の端を持って」
「はははい」
オヤジさんが一抱えの藁を持ってきて、点火すると勢いよく燃え出した。
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皮が焼けてきて油がプチプチとはじける。
おお~、うまそうだ
写真を撮らねば!スマホを取り出して片手であたふたと操作する。

撮影は店の人に頼めばよかったんやなああああ。
「はい、裏返して」
「あ、はい」
皮のない面はそんなに焼かないような感じです。
焼きあがったタタキを切って皿に盛り付けてもらい
「最初は塩とわさびで食べてください」
「はははははい!」
いそいそと席に戻る。

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香ばしい香りに包まれたタタキに塩とわさびをのせ、パクリ。

おお、おいしい、やっぱりおいしいぞ!

こぉれはビールが欲しいなああああああ。
でもお宿に着くまでがまん、がまん。

ご飯はお替りできるんですって。
それに特産の「土佐ジローの卵」(1個100円)があって、
それかけて食べるとまたおいしい。

すっかり堪能して
家にLINEで写真を送り、家内に
「こんど行こう!」と送ったら
「う~~ん・・・」

家内は暑い高知(四国)が苦手なのです。
家内の母親を車遍路に連れて来た時、
家内にも介助をお願いしてついて来てもらったんですが、
その暑さに辟易したそうです。
ですから「四国=暑い」というイメージが固定していて行きたくないんですって!


閑話休題


タタキに満足して種崎渡船乗り場まで歩く。
青空の範囲が更に広がっています。
出航時刻まで50分くらいあります。
荷物を待合室に置いて外に出る。日差しは強いが気持ちいい風が吹いてきます。

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ふと空を見上げたら、
今日の空を青空にしてくださった竜神様がいます。
おお、今日はかなりはっきりしたお姿!
龍神の祝詞をあげる前に御姿を記録しておこう。
「ありがとうございました」
独りきり防波堤の前に立ち尽くして祝詞をあげる。

乗客がだんだん集まってきて
カブに乗ったおやじさんが話しかけてきた。
彼も一度車で88箇所廻ったそうな。
喋っていると渡船が来た。
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僅か5分ですが、船に乗るのは久しぶりやねえ。
潮風がいい気持ちです。

長浜側の乗り場で降りて雪蹊寺向けて歩くと・・・
「お接待所」の看板が目に入る。
中の女性と目が合い、
「休んで行きませんか?」
「はははい」
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(写真掲載はご本人の許可済みです)
今年の5月に開業したそうです。
もとは呉服屋だったそうで、重厚な造りの店先がお接待所になっています。
今日の歩き遍路は、まだわしひとりだそうで
つい長居していろいろ楽しくお喋りができました。

今日の予定で歩くとゴールの雪蹊寺に早く着きすぎるので
ちょうどいい具合になりました。


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暑い夏の平日、雪蹊寺境内には誰もいません。
ゆっくりゆっくりとお勤めをさせていただきました。

今日のお宿は雪蹊寺門前の「高知屋」さんです。
有名なので遍路シーズン中には、なかなか予約がとれないのです。
宿泊は、わしひとり。あとで素泊まりの若者が来ました。
ですから夕食はわしひとりです。

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ここの名物、甘めのタレでいただくカツオのタタキが美味しい。
いやぁ~、今日はタタキ尽くしですねぇ~。
土佐遍路の醍醐味はタタキと見つけたりか。

部屋に戻るときに窓から西の空を見たら、夕焼けで真っ赤に燃えています。
明日の天気はいいんでしょうねええええ。
ありがたや。



8月31日(土)
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夜が明けてきたので、そっと玄関から出て
雪蹊寺に朝のご挨拶に行ってきました。
朝の境内は空気が澄んでいて、まことに気持ちがいい。

前回ここに泊まった時、
種間寺への乗り合い便が出ることを知ったので
使ってみよう。

高知屋さんに頼んで、前日の晩に予約しておくそうな。
0708にやってきたのは「はるちゃん号」と書かれたタクシーです。
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もともとこの地域を走っていたバスが運休したために
自治体の補助を受けて運行しているそうです。
ですので種間寺まで300円で乗れます。
ただし、春野町地域だけです。

早朝の種間寺境内には、誰もいない。
本堂では内陣に上がらせていただき、
ゆっくりゆったりお勤めをさせていただきました。
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種間寺から仁淀大橋まで歩いて4km、約80分歩いてバス停まで来る。
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「朝倉駅」行きに乗るのですが、
事前に調べた時刻表では1時間あまり待たねばならん。
それ覚悟していたのですが、なんと別ルートのが5分後に来ます。
おおっ
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

少し雨が降ってきたが、それほど気にならない。
やってきたバスに喜び勇んで乗り込む。
450円だったかな?
「朝倉駅前バス停」から2分歩いて「朝倉駅」に。
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駅には学生らしき若い女性がたくさんいて姦しい。高知大学かな?

早く着いたお陰で予定より1本前の「窪川駅」行きの
特急あしずり号に乗る事が出来ましたがな。

「窪川駅」から500m歩いて今日のゴールの岩本寺に着きましたがな。
山門からは大きな荷物を抱えたテンジョウインサンが駆け下りてくる。
おお、ダンタイサンが来ているのやね。
暑いのにご苦労様です。

本堂には白人の4人連れがいます。
軽装なので観光客か?
外人クルマヘンロか?
興味深そうに本堂の中とか周りを見ていました。
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さて今ちょうど昼です。
「窪川駅」まで戻り、駅弁でもと思いきや、売店はない。食堂があるのみ。
落ち着いて座って注文して食べる時間はぎりぎり。
わしの性格からは、気持ちが急いて擦り切れてしまうので
そんなことはできん。

まあいいか。
上り特急あしずりに乗って「高知駅」へ。
大坂への帰りは、1630発の高速バスなんですが、いま1300
バスチケットセンターに行って、1400発の便に変更してもらいました。

いつもならば駅裏の温泉へ行って汗を流すのですが
今日はさほど汗もかいていません。
まあいいでしょう。
昼食を食べに行き、ニシン焼き定食を食べて
1400バスに乗って1600頃に大坂梅田に帰り着きました。

今回はどの天気予報も雨、それも激しい雨だったので
濡れて歩くのを覚悟していました。
それがそれが
竜神様の御加護を賜り、ほとんど雨着のお世話になることなく
無事に旅を終えることが出来ました。
竜神様に感謝です。

お遍路を始めて神仏への感謝への気持ちを持ち続ける事により
当たり前とか、たまたまとかいう事象に対して
感謝の意を持つことが出来るようになりました。
この先修行を続ける事により、
更なる境地に至ることができるのでしょうか。
精進します。

次回はこの週末に
土佐遍路3回目、清滝寺、青龍寺と奥之院参拝の旅です。
いやぁ~、夏もお遍路三昧であります。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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