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おきらく遍路旅通算9巡目 24番最御崎寺~26番金剛頂寺、30番善楽寺

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今回はデンマークの女の子と道連れになりました。
年甲斐もなく舞い上がってしまい、はしゃいだ表現が多々あります。
良識溢れる方々には拙文を御覧いただいて不愉快な思いをされました際には
なにとぞご容赦を賜りますよう平にお願い申し上げます。



4月13日(金)
いつものように仕事を超速で片付け、JR大阪駅高速バスターミナルにブッ飛んで行きます。
遅れることなく徳島行きのバスに乗り込み、売店で買った雑誌を読む。
「ビッグコミックオリジナル増刊号」には、わしのお気に入りの
「七帝柔道記」が連載されていて、毎回楽しみに読んでいます。
小説とはまた違った熱気溢れる描写がいいですね。

徳島駅前では最近の定宿「徳島ステーションホテル」にチェックイン
素泊まり5000円、少しでも予算を節減しなくてはなりません。
近くに「餃子の王将」があるので炒飯と餃子で腹ごしらえをします。

ホテルに帰ってきて、コンビニで買ってきたビールをあおり、
さっさと寝ましょう。


4月14日(土)
今朝は0547発の海部行きの列車に乗る予定ですが、
そ、その前に駅前の「松屋」で朝定食をいただく。
これも徳島での定番コースとなっています。

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駅のホームで西の空を見てみたら、かすかに紅い。
朝焼けは雨
ああ、天気予報では夕方には雨
なんとか持ってもらいたいなあ。

0747徳島駅発
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「日和佐駅」で列車待ち合わせで10分くらいの停車中、
お遍路姿の白人の女の子が乗ってきました。
「excuse me, this train go to MUGI?」
「あ?牟岐・・・この列車やったっけかなあ? No」
彼女は向かいのホームに行きました。

あっ間違えた!この列車は牟岐に行くんやった!どどど~しよ。
わしの心配をよそに、誰かに正しい事を聞いたのでしょう。
再び乗ってきました。ああ~、よかった。
「I'm sorry i misstake・・・」
「No probrem」
牟岐まで行くのなら、鯖大師に行くんやろうか。

牟岐でも降りず、鯖瀬でも降りないよ。
OHENNROガイドブックとにらめっこしているので
間違えている事もないのでしょう。

とうとう「海部駅」まで乗っていました。
「Where are you want to go?」
「24 temple」
Oh!わしと同じやんけ。

阿佐海岸鉄道に乗換え、「海部駅」から「甲浦駅」へ。
ここから室戸岬方面のバスに乗るんですが、0959発なので
あと1時間くらいあります。
まずは隣の八幡さまに行ってご挨拶、と。
今回の旅の安全をお願いします。

甲浦駅の待合室の天井にはツバメが沢山巣を作っていたんですが
今年は入り口がビニールのカーテンで仕切られていて
入ってこられないようになっています。
職員さんに聞いたら
「ツバメの糞がすごくてねえ・・・」
仕方ないですね。ここは公共のスペース、
掃除する方のご苦労を考えたら無責任な事は言えない。

待合室には畳が敷いてあるスペースがあり、そこに上がりこんで
瞑想をしてみます。
雑念が次から次へと湧いてきて集中できないのは修行不足・・・

彼女からはそんなわしはどんな風に見えたのでしょうかね。

ちょっとの間に聞いてみたのですが
彼女はデンマークから来たそうな。
金髪、色が白くて、目が碧い。名前はセルマさん。
20歳で、この旅の後兵役につくそうです。
おお、わしも海軍に30年いたので、退役海軍士官としては
お世話させてもらわねばならん、と勝手に思いましたがな。

なぜわざわざ四国へ?の問いに
サンチャゴ巡礼に行ったとき、四国遍路も薦められたそうです。
ふ~~ん、確かにそういったパターンで四国に来る西欧人のことをよく聞きます。

白人の親父さんもやってきました。彼もオヘンロなんでしょうか。
0959にやってきたバスに乗り、室戸岬を目指します。
車窓から見えるのは海と山、
道路には歩き遍路さんが点々と見えています。
ああ、お遍路シーズンやなあああああ。

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「大師像前バス停」で降りて、しばらく歩くと御厨人窟に着きます。
「ここはお遍路さんの聖地です。若き日の弘法大師はここで修行しました」
と、デタラメな英語で説明しました。
残念ながら今は崩落の危険から、中には入れない。

(デタラメな英語なので、以下やりとりは意訳とさせていただきます)

「24バンマデ、アトドノクライアルノカ?」
「目の前の山を登ること30分くらいです」

24番奥之院「一夜建立の岩屋」で、まずお勤めします。
彼女は黙って見ています。
先へ行ってもらってもいいと言ったのですが、
一緒に連れて行ってもらいたいみたいです。

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57歳のオッサンと20歳の若い女性では
歩く速度も山を登る調子も違うでしょうに。
かえってわしのほうが意識して、のそのそ登ることなく
さっさと登らざるを得なくなってしまいました。

でもそんなに消耗することなく24番山門が見えてきました。
若者パワーの影響を受けたせいか。


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24番最御崎寺着
「あの~、ご一緒に写真撮らせてもらっていいですか?」
「イイデスヨ!」
「おおっ!」

デヘデヘの写真が撮れました。早速facebookの八十八箇所グループに投稿したら
反響がすごかった。
「ニヤついてるね~」「鼻の下が伸びていますよ」
はい、そのとおりです。
おぢさん嬉しくてはしゃいでいます。
今回粋なご縁をくださったお大師様に感謝しています。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

彼女、納経帳は持っていないらしく、
御宗旨を聞いたら、特に信ずる修派はないそうです。
デンマークはプロテスタントが多いそうですが、まだまだ彼女は20歳
この先人生経験を積んでいったら信ずるものに出会えるでしょう。
無理強いはしません。

宗旨はともかくとして、今は彼女はお遍路さんです。
新米先達がお遍路のマナーをレクチャーしました。

まず手水の使い方から。
「わしのやるとおりにしてください。まずは右手に柄杓を持ち・・・」
真剣にわしのやるとおりに真似します。
「左手に入れた水で口をすすぎ、出す。これは口をつけるだけでいい・・・?」
「ゴックン」
「あれ?飲んじゃったの?」
「ノンジャッタ・・・」

わしの勤行の間に、境内をあちこち見物して廻っています。
これはこれでいいんじゃないの?
お寺さんにご縁ができたんやから。

「境内の道は、左側通行です。また、真ん中は神様仏様が通られるので歩かないようにしましょう」

「ツギノ26バンマデ、ドレクライ?」
「う、うう~む。1時間くらいかな?」
納経所の人が聞いていて、
「About 7km two hours!」と教えてくださった。

眺望絶佳のスカイラインを下って漁師町を通る。
「お腹空きましたか?」
「スコシ」
「どこかお店があったらそこで食べましょう」

ところが店自体がない。
点々とあるのは自動販売機です。

もともと英語を母国語としていないもの同士
込み入った話では意思の疎通が難しく、
スマホの翻訳機を使うのですが、この翻訳、いまいちです。
デンマーク語が訳わからん日本語に変換されて
更に訳解らん。
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去年のスイス人女性との会話の件もあり、
英語力を向上させねばならんなあ、というのが目下の課題であります。
日常会話は、中学校のリーダー程度で充分なのは解っていますが
硬くなってしまった頭を持て余しています。

でもね、単語については、スマホがあるので大いに助けられています。
それを会話に繋ぐ事ができたらもっと便利なんでしょうがね・・・。

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ネコちゃんがいます。
「May i take a picture?」
あっ、ネコにまで英語で喋りかけてしまった

25番手前にコンビニがあります。
「ここで何か買ってたべますか?」
「ソウシマショウ」
わしはお握りをかってかぶりつきます。
彼女は何を買ったのかな?
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菓子パンとお握りです。
「デンマークにもコンビにある?」
「セブンイレブンガアルケド、タクサンナイ」
「多くの四国のコンビニには、お遍路さん休憩用の椅子が置いてあるのです」
「ソレハイイデスネ」

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25番 津照寺着
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長い階段を見上げて
「Oh・・・タメイキ」
頑張って登りましょう。
「四国の札所では左側通行です」
「アッソウデシタ・・・」

本堂から見える海の景色は美しい
彼女はしばし、景色に見とれていました(ように見えました)

ご朱印を頂き、次へ。
山門付近に大きな荷物を背負った大きな白人のオジサンがいました。
26番にはどっちに行けばいいのか迷っていたので
「右です!」
と示してあげました。

このオジサンと、このあと道中後になったり前になったり。
サンチャゴ巡礼の貝をリュックにぶら下げています。

今日は曇りながら暑いので
「きちんと水分補給をしてくださいね」
「ダイジョウブデス。ホラ」
リュックの中からチューブが出ていて、口の近くに吸い口がありました。
なるほど。これは便利なツールですね。

昨日は晴れていて日差しが強く、肌が赤くなっています。
北欧人は強い日差しには弱いので肌を露出させないよう配慮が必要ですね。

「ところで今日はどこに泊まるの?」
「ゼンコンヤドガアレバイイケド」
「えっ?どこに泊まるか決めていないの?」
「ドコカデテントヲハリマス。オカネガナイ」

ええっ?
今夜は特に雨風が激しいよ。
それに26番付近には野宿ポイントも善根宿もないよ・・・。
彼らは善根宿にいつでも泊まれる、という情報が廻っており
それに頼りすぎているようです。
そんなネットワークは心配で、危険です。

もう!もう・・・無謀です。若いなあ・・・

「今日のお宿をわしにお接待させてくれんか?」
「エッ?イインデスカ?」
「26番の宿坊です。今電話で追加可能か聞いてみる」

時間が早かったのでOK!の返事をもらいました。
自分の娘よりも若い女の子が
雨風の中で野宿するなんて、おぢさん心配で心配でならん。
野郎ならばこれほど面倒はみません!

「あそこの山の上に26番があります」

登りの山道にさしかかったとき、
前を歩くオジサンが脇によって
「ココハ『ヘンロコロガシ』ダカラサキニイッテ!」
「そうっすか。そうでもないと思うんですが・・・」

山道の遍路道は楽しい。
汗ばんできますが、アスファルトの道路よりも数倍歩きやすい。
ホケキョと鳥の鳴き声も聞こえてきます。

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26番 金剛頂寺着
山門脇の接待所では着物の方々がお茶の接待をしていますよ。
あとで行きましょう。

手水を使い・・・
そうだ、鐘を撞いてもらおう。
「この撞木を持ち、1・2・3・4・5で撞きます」
鐘をつくのは初めてでしょう。
笑顔で撞いてもらえました。
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この頃になると細かい雨が降ってきました。
疲れている様子なので本堂回廊の椅子に座って待っていてもらう。

大師堂から戻ってきてご朱印を貰い、
山門脇まで戻る。

そこでは裏千家の方々がお茶のお接待をしています。
「お抹茶は知っています?」
「シッテマス」
「飲むのは初めて?」
「ハジメテ」
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雨脚が強くなってきました。
「ヤドマデトオイノデスカ?」
おお?弱気になってきたね。
こんなコンデイションで野宿は無理でしょ?
それに26番は山の上、店も何もないんですよ。
「ほら、宿坊はすぐそこ」
「Oh!」

ピンポ~ン

ここの宿坊はインターホン越しでチェックインするのです。
始めての人は「なんじゃこれ?」
と思いますが、ここは宿坊。ホテルじゃないのです。

女将さんが出てきてチェックインするが、
「先達様のお連れの方ですか?」
「い、いや、今日だけお世話させてもらっているのです」
「わたし、英語ができないので先達様にお願いします」

「先達様」と言われると調子に乗ってしまう。
彼女のチェックインの記入方法から始まり、部屋、食堂、風呂、洗濯機の
場所を案内して、ついでに浴衣の着方を教えていたら、
玄関からニュッと大きなガイジンサンが覗いている。
今日一緒だったオジサンだ。
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女将さんが出てきて
「あ、こまった・・・先達様お願い。部屋は205号ですから」
「はははい」

彼は先ほど急に電話で素泊まりのみ、と言っていたらしい。
え?こんな山の上で素泊まり?食料持ってるんかなあ。

女将さんは「素泊まりと聞いている」
と言って厨房に行ってしまいました。

オジサンに住所氏名を記入させて部屋、食堂、風呂、洗濯機の
場所を案内しました。
彼はイタリアのミラノから来たフェラーリンさん。
気になっていた食事の事を聞いてみた。

「素泊まりだそうですが、何か食料を持っているんですか?」
「ナニモナイ」
「どうするんですか?」
肩をすくめたポーズをする・・・
「仕方ないなあ・・・ちょっと待っていてね」

厨房の中に行き、女将さんに彼の食事が間に合うか聞いてみる。
「え~っ!!素泊まりでいいって言ったのに!」
わしが怒られてしまいました。
マンマミ~ア~!

でもなんとか交渉して素泊まり4000円だったのですが
朝夕つけて6500円で交渉をまとめて、
フェラーリンおやじさんに結果を告げると、
「ノー、プロブレム!」
マンマミ~ア~!
ありがとうくらい言ってよ・・・わし、従業員じゃないよ。
ま、いいか。これもお遍路さんのためです。

金剛頂寺の宿坊も例に漏れず人手不足で
今夜は2人の年配女性職員しかいない。
宿泊者に対してきめ細かいサービスはできないようです。
それに四国遍路の国際化を声高に叫んでも
それを支えるお宿の人たち、みんなが英語が堪能ってわけではない。
世界遺産化を目指すならば、言語の問題から解決すべきでない?
とも思います。

英語が母国語ではない国の人達同士が
英語でコミュニケーションを取ろうとしたとき、
母国語の訛りが残っていてうまく伝わらない。
スマホの翻訳アプリも、丁和翻訳は、はっきりいってまだまだです。
全然通じなかったよ。
(デンマークは『丁抹』と漢字表現される)
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フェラーリンおやじさんの英語も、半分イタリア語が入っていてわからん。
「ウエザーレン?」
と聞かれて戸惑ったが、明日の天気のことを聞いたらしい。
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けっこうバタバタしたが、やれやれ、落ち着いて
1600からお風呂なので、その前にお洗濯をしよう。
洗濯機が3台あり、2台のタイマーが変ですよ。どうも故障しているようです。
セルマさんに使ってもらったやつは大丈夫のようです。
よかったああああ。
スイッチ類は日本語表記やから、故障していても対処しきれんですもんね。

宿坊には他に日本人がおじさん2人、御刀自さま2人がいますが、
彼らには特にレクチャーはしませんでした。
自分で対処しなはれ・・・。

1800から夕食です。
部屋から出てきたセルマさんの浴衣姿を見て・・・・
(あっ袷が反対や!)
彼女に恥をかかせないために、
お節介なわしは着替えをやり直してもらいました。
(もちろん、直接手出しはしていませんよ)

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今夜の夕食は
ベテラン8周目のおじさん、初めてのおじさん1人・御刀自様2人
わしとセルマさん、フェラーリンおじさんの
合計7人でワイワイやりました。

「わしは歩きにバス、列車も使っています」
「えっ!そんなの駄目よ!」
御刀自様が反論してきました。
「え?別にいいんじゃない?」
「駄目!お遍路は歩きでなくっちゃ!」
「拘らない心が般若心経にも書かれてありますよ」

確かに最初の頃、わしも歩きに拘りぬいていました。
歩きでなければ遍路じゃない!と思い込んでいました。
でもね、拘りすぎると心の自由さがなくなってくると思うんですよ。
修行僧ならばともかく、在家の我らはそこまで拘る必要もないし
また、人のすることを批判する必要もないと思います。

ま、自分の経験から、そのうち考えも変わってくると思いました。
ベテランおやじさんも同じ意見のようです。
歩き8周のおやじさんは先達にはなるつもりはないようです。
ま、それも人それぞれ・・・
お遍路初心の方たちに色々教えていただきたいと願います。

先達に対する嫌悪感も少し匂わせていました。
偏見もあるでしょうが、ベテランの遍路さんが得た感想ですから
嫌悪感を持たれる先達にも反省すべき点は多々あると考えるのです。

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昼間に投稿したfacebookのわしの記事について反響があり、
最近デンマークからのお遍路さんが増えている、
といった事を教えてもらいました。
なぜか?
そのひとつに、去年10回シリーズでお遍路番組をやっていたそうです。
でもそれだけで地球の裏側まで来るのってすごいよね。

セルマさんにお遍路番組を観たか?とを聞いてみたら、
番組の事は知っていたが、直接の動機はサンチャゴ巡礼とか。
そういえばフェラーリンおやじさんのリュックにもホタテ貝がついていたなあ。

いつものごとく、金剛頂寺の夕食は美味しいね。
特に、トコブシの炊き込みご飯が美味しい。
ついつい食べ過ぎてしまいます。

オヤジたちは麦泡般若湯をいただき、いい気分です。
舌も滑らかになってきますねええええ。

御刀自様たちは「先達」に興味があるようで
どうやったらなれるのか?何人いるのか?
赤い錫杖って何?
など色々聞かれました。
わしの経験から、なれるご縁ができたときにはなれる、
としか言えませんでした。


肝心なのは先達になってからどうするか、です。
わしはちゃんと先達できているやろうか??
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それからセルマさんの兵役の話になると、
おじさん御刀自様たちは、ピンと来ないようでした。

何故軍隊なぞに行かなくてはならないのか?
そんな必要のない日本って平和なのよ!
話し合いで解決できる!

・・・・・やはり少し考えが違うなと感じました。
過去ドイツやソ連などから干渉や侵略を受けてきた北欧の国々にとって
国防は重要な事なんです。
水と安全はタダ!と無邪気に考えている日本人は、
どう見られているでしょうね。

あと、「デンマークの兵役」でググッてみたら、
男性のみ兵役義務があるようです。
18歳になったら徴兵検査を受けて、合格者の中からくじ引きで決めるそうな。
女性は志願で、するとセルマさんは志願して兵役に就くのですね。
徴兵と志願を聞き間違えていたのは、わしの会話能力の低さでしょう。


女将さんから明日の朝食の時間と
明日の朝はお勤めがない、と案内がありました。
住職と副住職が奈良の長谷寺に西国三十三ヶ所1300年記念法要に
行かれているからだとか・・・
ああ、ここは真言宗豊山派なのですね。


7時過ぎに部屋に帰り、
窓を開けると雨風が吹き込んできます。
セルマさん、今夜野宿しなくてよかったねぇ。
お節介なオヂサンと思われようが、いいんです。

8時前には眠くなってきたので、寝ます。

おやすみなさい。


4月15日(日)
4時前に目が覚めてしまいました。
窓の外は・・・雨はあがっていますが風はまだ強い。

目が覚めてしまったので、しばらく瞑想をしてみる。
静寂の中、次々と邪念が浮かんでは消える。

夜が明けてきたので
境内に行くことにします。

弁天堂が池の中に建っているので、まず弁天様にご挨拶しましょう。
徳島で買っておいたお酒を、封を開けてお供えします。
灯明は風ですぐに消えましたが、線香は消えません。
跪いてお勤めしようとしたら、
線香の明かりが揺らいだような気がしました。

あ、弁天様にお供えを頂いてもらえたのかな。
お下がりのお酒を大切に頂いて弁天堂を後にしました。

薄暗い朝の境内は誰もいなくて、わしひとり。
本堂、大師堂でも丁寧にお勤めをしました。
お遍路を始める前の自分だったら、気味が悪いなあ、と感じるでしょうが
今はかえって安心感のほうが大きいね。

朝食の時間までは、用足しとか部屋に干した洗濯物の取り込み、
そのあとはテレビをボ~ッと見ながら過しました。

0630朝食
純和風の朝食ですが、セルマさんは箸を上手に使って食べています。
フェラーリンおじさんはライスはいらない、と言っていました。

朝から大飯3杯頂き、今日は早立ちなのでさっさと食べ終わって帳場に行き、
セルマさんの分もお宿代を払い、さっさと出かけることにしましょう。

0700出発
出発直前にセルマさんがわしの所にお接待のお礼を言いに来ました。
ああ、何も言わずにそっと出かけたほうがクールやったけどもなあ・・・。
でもいいや。
僅か1日だけでも彼女とのご縁を繋いでくださったお大師様に感謝

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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朝の山の上は霧がかかっています。
なんて幻想的なんでしょう。

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ふと見ると茶畑があり、新芽が出ています。
一枚だけ頂いて口に含むと甘い味と香りが口いっぱいに広がる。

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山の道は昨夜の雨で濡れています。
暖かい季節になったので、あの長い生き物もいるのかな・・・?
おっかなびっくりと草深い山道を下る。
道は石畳が敷き詰められているのですが、濡れて滑りやすく危険です。
特にこのような急坂の石畳は危険すぎるねえ。

山を降りたら海岸沿いの国道に出ます。
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「きらメッセ室戸バス停」から、安芸行きの便に乗るのですが
0744発なので少し時間があるので、
トイレに行くことにします。

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その途中見た海は、風を受けて白波が立っていますよ。
荒々しい太平洋の波しぶきにしばし見とれる。

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そして駐車場を見れば・・・キャンピングカーが泊まっていて
お遍路のステッカーが貼ってあります。
スーパーカブも搭載されています。
いいなあ・・・こんなお遍路旅、やってみたいっす。

バスに乗って「安芸駅前バス停」で降りて、
「安芸駅」からJR路線を経て「土佐一宮駅」で降ります。
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ここから30番善楽寺まで歩いて行きます。
前回の土佐遍路で打ち漏らした所なのです。
この頃になると空からは雨雲が去って青空が広がり、
気温も上昇してきますが、新緑にそよぐ風が心地よく感じます。
これって、5月頃の季節やねえええええ。
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30番 善楽寺着
土佐一ノ宮神社には、着飾った人々が参拝していますよ。
結婚式の記念写真を撮っているカップルもいます。
おばあちゃんと一緒の女の子が
「およめさん、きれい~」
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善楽寺本堂では、法要があったらしく、黒服の人たちが出てきます。
女性美人住職様もこの中にいるのかなあ?
それとも豊山派なので長谷寺に行っているのかな?

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本堂、大師堂でいつも目につくのは綺麗に飾られている花
どのお寺でも花が飾られているのですが、
特にここのはいつも目を楽しませてくれます。

境内には無人販売所があり
美味しそうなトマトが売られています。
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200円なので思わず買い、ベンチで食べるとこれが甘い!
隣に座っていた逆打ちのおじさんにお裾分けしました。
おじさん、12回目だそうで
わしにも逆打ちをしなさい、と勧めてくれました。
今回は敢えて先達にならないベテランさんと出会うなあ。

前回の土佐遍路で廻れなかった24~26、30番を廻り
今回はここで打ち止め。

もう少し廻れるかなあ?と思うが、
お四国は逃げはしません。来週また来よう。
来週は38番金剛福寺~42番明石寺です。

今回はデンマークの女の子とご一緒して
年甲斐もなく浮き浮きとした歩き遍路ができました。
お遍路さんを導く、これも先達としての業務のひとつであると考えます。
そこで反省すべきは自分の英語の会話能力の低さ。
本当になんとかしなくてはいけない。

今後益々精進します。
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おきらく遍路旅 通算九周目 12番焼山寺~13番大日寺

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今回は焼山寺登山道へのスズメバチトラップ仕掛けと
大日寺金住職と息子の弘昴さんへ会いに行った旅です。


3月16日(金)
今日も今日とて仕事が終わるや否やJR大阪駅バス停1600発のバスに乗り込み
1900に徳島駅前に着きました。
いつもの洋食屋で美味しいハンバーグを堪能して、さっさと寝ましょう。


3月17日(土)
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まだ暗い0539始発の池田行き列車に乗り、「鴨島駅」を目指します。
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途中、白衣のお遍路さんも乗り込んできました。
どこまで行くのかな?彼も焼山寺かなあ?

「鴨島駅」で降りた時、彼も降りてきたので
「もし、わしは藤井寺までタクシーで行くのでご一緒しませぬか?」
「ここで朝食を食べるので・・・」
そうっすか。おじさんは地元の人のようです。
ではわしだけタクシーに乗ります。

0625
11番藤井寺駐車場に到着!
駐車場にはガイジンサンの若者が3人いますよ。
「Good Morning!Where are you from?」
「USA!」
「そうっすか、お気をつけて」
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藤井寺の御本尊、お大師さまに挨拶をして、出発です。
3人組は先に行きましたが、時々お地蔵様や石仏の写真を撮っていて
わしのほうが追い越して先になってしまいました。

年寄りのわしは、いずれ追いつかれて、抜かされるやろうなあ。
今日は晴れているが、寒い。
手袋を持ってこなかったので指先がかじかんできて、
特に親指の感覚がなくなってきますよ。
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季節はお彼岸の入り、歩き遍路さんの数も多くなって来ています。
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流れている清水で喉を潤す。
ここ焼山寺道にも歩き遍路さん達がちらほら見えます。
金剛杖を見ると、まだ新しい。
最初の遍路ころがしに挑戦しているのでしょう。
ノソノソ登るわしを追い越していきます。
どうかこの先ご安全に。
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0735
長戸庵着
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ここまでは問題なく到着できました。
途中追い越していった2人のお遍路さんもここで休息しています。

お大師様の前でお勤めをしたあと、
幔幕を見てみると、
「かも研究塾」ですと?
かも道に関係あるんかなあ。
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少しの休みで元気を取り戻すことができたので、次に行こう。
今日は調子がいいみたいっす。
いつもラジオを聴きながら歩くのですが、今日はオフにして
歩きのみに集中する事にします。

登り道、馬の背を順調に進むと、視界が開けました。
おお、絶景かな。
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沈下橋はあれかなあ・・・。
切幡寺はどのへんやろうかなあ。
山の上から下界を眺めると認識が少し広がったような気がします。

休憩所に座り、ふと足元を見たら
霜柱が立っていますよ。寒いはずですね。
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それに霜柱を見たのは何年ぶりでしょうか。
子供の頃のようにザクザクと踏んでみました。

比較的緩やかな登り道を
阿字観で教わった呼吸法で大日如来の真言を唱えながら歩く。
山登りの1歩は小さいので2歩毎に真言1回、
わしの2歩は大体1mなので、5km歩くと五千回唱えることができる。
阿字観のつもりが、徒歩禅に変化してきていますよ。
なんにせよ、呼吸が乱れてこない。

登りつめたら急に石畳の下り道になる。
この先には柳水庵があります。


0845
柳水庵着
柳の水は出ていない・・・凍っているからかな?
ここから100mくらい降りたところに今日の目的の遍路小屋があります。
地元の方々がお接待で建ててくださった寝泊りのできる施設です。
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数年前にここを訪れたとき、
「スズメバチが巣を作っているので注意」
と張り紙がされてあり、
それ以来スズメバチ捕獲用のトラップを管理者の方の許可を得て
仕掛けさせていただいています。

大きな巣を作りますが、スズメバチは女王蜂を除いては越冬できず、皆死にます。
木の中などで越冬した女王蜂は春になると独り巣作りを始め、
その際の餌は樹液です。その樹液に似た液を仕掛けて女王蜂を捕まえるのです。
ペットボトルで作った捕獲器の狭い入り口から入って液を舐めるのですが、
入り口に返しがついているので出られずにそのまま・・・

スズメバチの生態については百田尚樹著の「風の中のマリア」という小説を読むと
よくわかりますよ。
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捕獲器には沢山のスズメバチが捕まっています。
遍路小屋には巣が作られたような痕跡もない。
役に立ってくれたようで、嬉しいなあ。
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中身を出して確認してみると、スズメバチが20匹以上確認できます。
これは女王蜂なんでしょうか?それとも?
容器を洗って持参の誘引液を取替えようとしたら、
水鉢が凍っていますよ。寒いはずだ。
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氷を割って水を汲み、
容器を綺麗に洗って新しい液を入れ、軒下につるしたら完了!
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捨てた蜂の死骸を見ていたら、
自分が殺生をしている事に気づく。
人間さまの都合で命を落とした蜂の供養をすることにします。
灯明と線香を立て、般若心経を唱えました。
短い灯明はすぐに燃え尽きたのですが線香はまだ半分くらい燃え残っていたので
水をかけて消す・・・。

今年も無事に作業が終わりました。
毎年3月には焼山寺を登らなくてはいかんなあ。

さあ後半の遍路ころがし目指して出発
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息つく登り坂を登ったら、浄蓮庵のお大師様が迎えてくださいます。
いつも午前中にここに着くので大杉と日の光を背負ったお大師様に出会える。

一休みしてふと目の前を見ると
凍った地面が日の光で溶けて湯気が立っていますよ。これも春の風景か。
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まだ寒いので、汗はかくが水分が欲しいとは思わない。
でも、気づかずに脱水状態になってはいかんので麦茶をひと口飲む。

ここからは下り道
左右内集落を降りて、降りて、谷川の傍まで降りる。
梅の花が咲き誇り、いい香りがしてきます。
それに、桜の蕾の香りもしてくる。
なんとも形容しがたい香りなんですが、人に言っても信じてもらえん。
でもこの香りがした後には桜が咲いているんですよ・・・


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「へんろころがし6/6」
さ、ここからが最後です。
今回は足の調子もいい。息もあがっていない。徒歩禅の呼吸法のせいかな?
山歩きを楽しむ事ができるのは幸せなことですねえええええええ。
一体何歳まで達者で登る事ができるやろうねえ。

延々と続く登り道、休み休み登ります。
走って登る人がいますが、そんな離れ業、わしにはできん。

木立から見える空が近くなってきて、目的地間近です。
木の間からキラキラ光るものが見え隠れします。
駐車場の自動車ですね。
ガヤガヤと賑やかな声も聞こえてきます。

ここまで来ればもう脚の疲れも感じないよ。


1125
12番 焼山寺着
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登り始めて5時間、
「健脚5時間、 平均6時間、弱足8時間」だそうですが、へぇ~。
ちょっと健康になれたのかな?
新しい職場は階段を登る運動量が多いので、そのおかげでしょう。
それと、呼吸法の効果も大きい。
ありがたやありがたや。
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境内は日差しがポカポカしていて暖かい。
ベンチに座りこみ、しばしボ~ッとする。いい気持ち・・・
境内には車遍路さんたちが行きつ戻りつ賑やかです。

喉が渇いてお腹もすいていたが、先にお参りするのが常識です。
本堂に上がってふと上を見ると、樋から下がっている鎖樋に氷が張り付いていますよ。
こういった景色を見るのは初めてです。
なかなか綺麗ですねえええええええええ。
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いい気分でお勤めを終了!
自販機で御加持水を買って一気に飲む。
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山の上ながら平地並みの価格設定はありがたい。
強炭酸なのでゲップが止まらないよ。

納経所でご朱印を頂いて、御影を頂いたら、カラーですよ。
「あ、あの~、これは有料ですか?」
「いえ、無料ですよ。今年3月からカラーになったのです」
「おおっ、ありがとうございます!」
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さてさて何か食べようか。
売店を覗いてみたら・・・お握りがあります。
それを持って店内に入り「うどんください!」
うどんとお握りで昼食にしましょう。
ここのうどん、おつゆがおいしいんですよ。

夢中で麺と汁をすすりこみ、お握りをほおばる。
「ああ~、美味しかった。ところで出汁は何でとっているんですか?」
「ありがとうございます。煮干と、鰹節ですよ」
そおおおかあ。煮干でうどんの出汁を取ったことがなかったので、今度やってみよう。

降り道は一気に降りる。
調子に乗って駆け下ると膝を痛めてしまうので要注意です。
杖杉庵下の梅林は梅の花が満開で、いい香りが満ちています。
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「すだち館」まで降りてきました。
干し柿を買おうと手にとって店内に入ったんですが、
中には女将さんはいません。
地元の常連のおじさん2人、話に夢中なんで買うのをやめて、外に出ます。

今1245
ここから出る神山町営バスは1315発
どうしようかな、バスに乗って麓の寄井まで行っても
徳島行きのバス便の連絡までかなりの時間があるよ。
それならば歩いて寄井まで行こうかね。

鼻歌歌いながらフンフンフ~ンと初春の山間の道路を歩く。
なんて気持ちがいいんでしょう。
1時間で麓まで降りてきました。
寄井の食料品店の前にある瓶コーラの自動販売機
ここで瓶コーラを買おう!

思ったら、売り切れてないよ・・・
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ああっ、涙で曇って前が見えない

今1345、
徳島方面行きのバスは1439です。
まだ時間があるなあ。
食料品店を覗いてみると・・・美味しそうなカツ丼弁当があります。
さっきうどんとお握りを食べたのに・・・買ってしまいました。
これじゃ、せっかく山登りでカロリー消費したのに、おじゃんです。

店の前のベンチに座っておいしく食べ、お腹がくちてくると眠くなってきました。
日差しもポカポカしていて気持ちがいい。
しばらくまどろんでいました。
ちょうどいい時間つぶしです。

1439にやってきたバスに乗り、一路13番大日寺まで。
「一ノ宮札所前バス停」で降ります。
今日は大日寺にご厄介になります。

金住職は、息子さんの弘昴さんの高野山専修学院の卒業式参列のために
先日から高野山に行っていて、まだ帰ってきていません。
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それまで時間があるので大日寺に参拝して、
それから駐車場隣にある「持正院」に行くことにしました。
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ここの御本尊様は、歓喜天様です。
最近歓喜天様にご縁があります。
お勤めの仕方もちょっと変わっていますね。天部の神様だからでしょうか。

そのあと、讃岐一ノ宮様にも参拝します。

今日は本当にお天気もよく、日の当たる場所はポカポカと暖かいので
しばらく境内でボ~ッとしていましたがな。

1600
チェックインして部屋で疲れた身体を横たえると、眠りこけていました。
今日の宿坊の宿泊は、わしひとりです。

1800
部屋の外から賑やかな声がしてきて、
金住職ご一行さまが帰られたようです。
「アダチさん、いらっしゃい~」
「弘昴さん、おめでとうございます」

そのあと食堂に通して頂き、
金住職と副住職、踊りのお弟子さんたちとで
楽しい夕食をご一緒させていただきました。
韓国語が飛び交い、賑やかにお喋りしています。
言葉はわかりませんが楽しそうな雰囲気はわかります。
副住職をはじめ、
皆が弘昴さんの専修学院卒業を心から喜んでいるのがわかります。

ありあわせですが白菜チヂミとか辛ラーメンとかが出てきて
お腹がいっぱいになります。
それに麦泡般若湯も・・・おいしいなあ

主役の弘昴さんは?

実は弘昴さんは
清浄な高野山から俗世間に降りてきたので「時差ぼけ」を起こして
休んでいるそうです。
なるほど~、聖地ボケですかああああ。
解るような気がします。

明日の朝のお勤めは弘昴さんのお勤めデビューです。
早く寝る事にしましょう。



3月18日(日)

早く起きて身を清め、お勤めに備えます。
今日もいいお天気のようです。

先に本堂に入り、ご本尊さまに五体投地礼をしていたら
踊りのお弟子さんも入ってこられてわしと並んで座り、待ちます。
やがて本日のメインの大栗弘昴阿闍梨が金住職と一緒に入堂されました。
おお、お父上の法衣を着ているよ。
なんて男前なんでしょう。
お勤めが始まりました。

経頭を弘昴さんが勤めます。
親子の声が本堂内に調和して響き渡り、亡きお父さんの声も聞こえてくるような気がしました。
理趣経から始まり、般若心経に。
わしも読経に混ぜていただきました。
やがて朝日が格子からさし込み始め、親子を照らします。
皆の読経の声が堂内に高く低く響き渡り、胸がいっぱいになってきました。
わしのような人間でも感激しているので、
金住職親子の気持ちはいかほどでしょうか。

荘厳な雰囲気のままお勤めが終わりました。
ああ、この場に立ち会わせていただいてよかった。
法楽です。
この日を迎えるために金住職と弘昴さんは遠く離れ
長い歳月を苦労に苦労を重ね、耐えてきました。

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お勤め後の記念撮影はみんなで大騒ぎ。
入れ替わり立ち替わりでスターですね。

そのあとみんなで楽しい朝食です。
わし、ここの食卓に出てくるキムチが大好きです。
だって、店で売っているものとぜんぜん違うんですもん。
味の深み、辛さの質が違う。
これだけでご飯が何杯も食べられそうな気がします。
一人で全部食べたら悪いので遠慮の塊・・・

法衣を脱いだ彼は、パーカーを被り、ピアスもしている。
すっかり街のあんちゃんに戻っていますが、やはり雰囲気は僧侶のそれですな。

この先9月にアメリカの大学に復学して勉強を続けなくてはいけません。
まだまだこの先は長いのですが、大きな山を越えたような気がして、
もう安心です。
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弘昴さんはこのあと大日寺の跡取りを待っていた檀家さんたちなどと
法要や行事を通して忙しい毎日を過されるそうです。


韓国から嫁いできた女性が四国八十八箇所札所の住職である事に、
何も知らずに悪口を言う人は尽きません。
そんな事を言うなよ・・・
それらからの盾になるのがわしの仕事です。

わしは過去の歴史認識問題などで日本の悪口を言う韓国は大嫌いです。
いつまでしつこく日本に憎しみを向けるのか?
なぜ剽窃ばかりするのか?

しかし、そんな事を言う輩とは別に
お遍路を通して知り合いになった韓国人は皆楽しくていい人ばかりです。
日本のことをよく理解していて、しようとしていて
友好の架け橋になろうと努力しています。

結局政治が絡んだ声の大きい人の意見ばかりが目立つのです。
どうか、それ以外の人の声も聞いてください。

これからも大日寺のために微力ながら力を尽くすつもりです。
異議、異論のある方はメールをください。
匿名でこそこそ悪口を書く人言う人は、
お大師さま、仏さまが見ておられます。

この先自分にできることを考えながら
修行を続けて行きたいと考えています。
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おきらく遍路旅 通算九周目 27番神峰寺~37番岩本寺

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春はそこまで来ている・・・そんな気分の土佐遍路です。
土佐の「蝮酒」さんの車お接待でサクサクいきました。
今回は蝮酒さんの導師様もご一緒してくださいました。

3月2日(金)
仕事が終わって阪急電車を乗り継ぎ、新大阪駅から1500に新幹線に乗ります。
ホームでふと見ると、「ドクターイエロー」がいますよ。
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おおっ、走っている姿を見るのもレアなのに、停車している姿をじっくり見ることができるとは!
幸先いいなあ。
列車旅は楽しすぎて、新大阪駅と岡山駅で駅弁買って食べてしまいました。
駅弁って、ちょっと量が少ないと思いません??
思うのはわしだけか・・・

1945に高知駅に着き、駅前の「高知ホテル」にチェックインして爆睡



3月3日(土)
ああ、今日は雛祭りなんやなあ。
子供が小さい頃は一生懸命料理作ったり雛飾り飾ったりしていたなあ。
孫にそれをやってあげるのはいつの日か。

閑話休題

0615
迎えの車に乗って出発!実は0530迎えに変更になっていたのを
0630に間違えてしまい、蝮酒さんを待たせてしまいました。
すまんこってす。

導師様を迎えに行き、高速道路に乗って一路窪川へ。

0948
37番 岩本寺着
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門前の土産物屋さんには、
歓喜天さまにお供えする大根は売っていないかな・・・ない。
ブンタン、デコポン、ポンカンなどが店頭を彩っています。
「カツオ飯コロッケ」が気になるが、お腹がすいていないのでやめておきます。

山門をはじめ、大師堂などには子供たちが作ったのでしょう、
雛祭りの絵馬が飾ってありますよ。
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気分満点ですがな。
列車の通る音が響く境内でお勤めをすまし、さて次に行こう。

高速道路を戻り、
高岡で降りて清瀧寺に向かいます。
ここの山道は車にとって八十八箇所屈指の難コースです。
「南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
どうか無事で上までたどりつけますように・・・」

お大師様が願いを聞いてくださったのか、そうでなかったのか
降りてくる車にも出会わず、

1124
35番 清瀧寺着
梅の花が境内を飾っていますよ。
いい香りもしてくる。

御本尊、お大師さまへご挨拶を終えて、
本堂横のお地蔵さまがおられる小さな滝に行く。
ここはいつ来ても空気感が違うよ。
それに、流れ落ちた水が水面上で玉になっています。

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ご朱印を頂いた頃、駐車場が賑やかになってきました。
ダンタイサンを乗せたジャンボタクシーが2台
ピストンで上り下りし始めたのです。
おお、少し遅かったらこの車とすれ違いをしたんやなああああああ。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

高岡の町を南下して、宇佐の町へ出て、宇佐大橋を渡って

1220
36番 青龍寺着
高齢の導師様は今日は階段を上がるのはしんどいので駐車場で待ちます。

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そこはかとなく、いい香りが境内に漂っています。
いいお線香の香りかなあ?
ダンタイサンが沢山上がってきたので、そのうちのどれかかなあ?
バスツアーは御刀自様たちが多いので、長い石段を登る速度も違う。
早く来る人遅れてくる人
で、本堂大師堂でのお勤めは2回に分けて行っています。
先達さんも大変やねえええ。

わしと先達さんは挨拶を交わしました。
隣にいた御刀自様がわしの先達輪袈裟を見て
刀自「あらまぁ~、いっぱいつけているねぇ」
わし「いえいえ、まだ駆け出しですよ」
先達「そうね、私と同じくらいかしら」
わし「そう。先達大会はお互い1回しか行っていませんしね」
刀自「そのバッチはなに?」
わし「歩き遍路バッチと、88トイレの会・・・」
刀自「え?(笑)トイレぇ?」
わし「札所のトイレを整備する先達の会です」
先達さんは(?)ながら「先達の会」という語句に反応して無言でしたが
御刀自様は「トイレ」の語句だけに反応し、笑いながら去って行きました。

石段途中の弁天堂には今日は水が流れていたので
そこでお金を洗わせていただきました。
コインはジャブジャブと、お札は端の方を洗い、
お金についている穢れを落とします。
洗ったお金の扱いについて導師様に聞いてみたら
飾っておくといいそうな。
また、穢れの落ちたお金を使ってもいいそうな。

ご朱印を頂き、山門脇をふと見れば、
沈丁花の花が咲きかけています。
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おお、この香りだったんだ!
満開の頃とは違い、咲きかけなので控えめの香りをあたりに漂わせていますよ。
ひっそりと香る沈丁花、いいっすねええええええええ。

山に囲まれた春野の里を東に進み

1400
34番 種間寺着
駐車場のトイレを見ると、
おおっ
新しくなっていますよ。ありがたやありがたや。
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トイレの設置やその後の毎日の掃除などは
お寺の仕事になっています。
参拝者は当たり前のように何気なくトイレを使っていますが、
そこを管理する人の存在を思い、有難く使わせて頂くことが肝要です。

手水を使っていたら、高校生くらいの女の子が
「こんにちは!」
と元気に挨拶してくれました。
種間寺の孫娘さんのようです。
彼女を見ただけでここのお寺の人達の雰囲気がわかりますね。

通夜堂のシーツはいつも綺麗ですしね。

実はわしの家のある裏京都市の真言宗寺院の裏山には新四国があり
そこの種間寺石仏周辺は、猪の被害を受けて地面が酷く掘り返されているので
補修をさせてもらっているのです。
水仙や彼岸花の球根を植えて根付かせようとしています。
3年目にはなんとか根付き、猪の被害も少なくなりました。
http://okirakudojyo.blog93.fc2.com/blog-entry-90.html
そんなんで、わしは勝手ながら種間寺とはご縁があるのです。


1430
33番 雪蹊寺着
今日は駐車場にはマイカーが多く、春遍路の季節になってきたなあ。
大師堂前の梅の花も控えめに咲いています。
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今日はあと一箇所廻っておしまいにしましょう。


1520
31番 竹林寺着
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あっしまった!
奥之院納経帳を持ってこなかった。
船岡堂を見るといつも後悔しているような気がします。

本堂では法要が行われているらしく、喪服の人たちが行き交っていますよ。

さて今日はここでおしまい。
導師様を家まで送り、帰り道のスーパーで今夜の食事を買います。
前回「土佐巻き」を食べたので、もういちど食べようと思ったのですが
なかった・・・・

般若湯も買い込み、地蔵堂へ。
線香の煙の染み込んだ堂内へ入り、荷物を解く。
蝮酒さんは、明日は用事があって朝一番には迎えには来られません。
お迎えが来るまでゆっくり過しましょうかね。
明日の時間を約して蝮酒さんを見送ったら
雨が降ってきました。

まず、ご本尊のお地蔵さまと、お大師様へ挨拶をします。
畳敷きなので五体投地礼ができるよ。
ゆっくり、ゆっくりお勤めができます。

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そのあとは、夕食を頂きましょうかね。
「土佐鶴」のワンカップとお弁当でお腹が一杯
お腹がくち、酔いも加わって眠くなってきました。
何もする事がないので寝袋にもぐり込んで寝ましょう。

昔は地蔵堂で独りで夜を過す、なんて怖くてできなかったのですが
お遍路修行をしていると、平気で寝る事ができるようになってきました。
お地蔵さまとお大師様が守ってくださっている安心感に包まれるのです。

噂では怖い通夜堂も某所にあるという・・・

夜中二度ほどおしっこで目が覚めて、頭にライトをつけて屋外に出ます。
雨はあがっていて満月に近い月が下界を照らしています。
寝袋にもぐり込んだらまた眠くなってきて爆睡


3月4日(日)
窓の外が明るくなってきて目が覚めました。
10時間くらい寝ていたかなあ。気分は爽快です。
贅沢といえば贅沢なんですが、入浴をしたかったなあ。
銭湯はこの近くにはないか?調べてみます。

顔を洗って口をすすぎ、お地蔵さまとお大師様の前に座り、
朝のお勤めをします。

近くにコンビニがあるのでそこで用を足し、
コーヒーを買ってきて地蔵堂へ戻り、
朝食のパンを食べよう・・・と思ったが

あっそうだ、朝の瞑想をしよう!

先日ワークショップで阿字観を学んだのでやってみる。
阿字観というよりは座禅になっています。
畳んだ座布団を尻に敷き、結跏趺坐ができないので、
左足を右腿の上に乗せる半結跏趺坐をします。
窓を開けると水の音がチョロチョロと聞こえてきます。
おお、1/fの揺らめきや!
鳥のさえずりも聞こえてきます。
誰も来ない地蔵堂は静寂が満ち・・・
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吐く息のみに神経を集中して他の事を考えない・・・
どうしても色々なことが浮かぶ。
しかし落ち着いてくる。

15分くらい経っただろうか。
目が覚めた。
リラックスできたやろうか。

朝食をいただき、そのあとお堂の掃除を始めました。
狭いお堂なので念入りに箒を使って清める事ができました。

今日は蝮酒さんは10時過ぎに迎えに来るそうです。
持ってきた本でも読もうか、
いやいや、せっかくの機会です。瞑想をもう少しやっていよう。

瞑想を始めたばかりの自分にとって
まだ「瞑想をしている」という自分の意識が頭を占めています。
天地和合の境地に至るまでの道程は長いなあああああ。

だいたい15分瞑想して休憩し、また15分・・・
2時間くらい経ったやろうか。

蝮酒さんが迎えに来ました。
導師様は本日用事があるので来ません。

今日は時間が遅いので27番神峯寺~28番大日寺~32番禅師峰寺~29番国分寺
のコースを廻ります。

ではまず37番へ向けて・・・

1145
27番 神峯寺着
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意味不明(?)の石像の後ろには満開の梅の花がいい香りを放っています。
手水場では、名水が滔々と流れています。
ふと見ると、昨日の清瀧寺で見たような水滴が玉になっています。

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本堂までの長い階段を登り・・・本堂、大師堂、お不動さまにご挨拶して
納経所でご朱印をいただき、もういちど手水場の水を見てみます。
どこの水でもこうなっているわけではない・・・・
名水、霊水と言われている場所ではこうなっているのか?
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ちょっと調べてみました。
流れ落ちた水が水滴となって水面を転がる。
これを「液滴現象」というそうな。
伏流水などは水のクラスタ(結合)が小さく、
表面張力が高いのでそうなる・・・のか
表面電荷が大きいと水面と水球が反発しあうのか・・・
調べれば調べるほど訳解らんようになってきた。
しかし、
霊気漂う2箇所でこういった現象を見たので関連性あるのかも。
誰か知っている人、教えてください。


ここから、今日の最終目的地の高知駅を目指して時間内に廻れるだけ廻ろう。

1323
28番 大日寺着
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ここでも梅の花が丁度いい塩梅に咲いています。
しだれ梅が美しい。
本堂に上がることができるので、
蝮酒さんと中に入らせていただきます。
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今回は導師様が一緒にいないので喜瑞に出会う機会は少ないが
それでも堂内はいい香りに満ち満ちていて脳髄に染み入ります。
五体投地礼でお勤めをしたら、あとで蝮酒さんが

「ご本尊さまがニッと笑っておられたよ」
「えっ?そそそうなの?」
「あんたの五体投地を見て『おお、そういう礼をとってくれるのか』と言っておられた」
「あ、はぁ~」

へぇぇ~、そうなの。

ここはいつも不思議な体験のできる札所であります。

では次は海の方へ行こう。
空港の方向に進み、


1415 
32番 禅師峰寺着
山門脇にはしだれ梅が咲いています。
お不動さんとのツーショットを撮りたいが、どこがいいかなあ。
お不動さんに聞いてみたら、
「ここで撮るがよい」
と言われた・・・ような気がしました。
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石段脇の石仏には鮮やかな色の帽子が被せられています。
この写真のアングルのために、はいつくばって撮りました。
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さあさあ、次が最後となるかなあ。

1511
29番 土佐国分寺着
門前の扇屋さんは閉まっています。
まだお遍路シーズンではないのかしらん。

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本堂前には、やはり梅が咲き誇っています。
小規模のダンタイサンの読経と鈴の音が聞こえてきます。

今日は高知駅1613発の列車で帰るので
ここで終わりです。
残った24・25・26・30番は
またのお楽しみにしましょう。

毎回毎回車でお接待してくださる蝮酒さんに感謝感謝であります。
また導師様にも色々とお導きをいただき、
いささか修行が進んだように感じるのです。

また、瞑想については何処でもできるので
暇をみつけてはやりたいと思います。
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おきらく遍路旅 通算九巡目 20番鶴林寺~21番太龍寺

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今回は阿波の国、鶴林寺と太龍寺の山登りです。
また、「民宿碧」で実施される阿字観体験のワークショップに参加します。


2月16日(金)
いつものように夕方「阪急梅田高速バス停」から高速バスに乗り
「徳島駅前バス停」で降り、
「徳島ステーションホテル」に荷物を置きます。
素泊まりなので、いつものお気に入り洋食屋でハンバーグを食べましょう。


2月17日(土)
今日は鶴林寺と太龍寺をやります。

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朝食は駅前松屋の朝食セットを食べ、
駅前のバスターミナル5番「黄檗行き」0710発に乗る。
1時間ほどバスに揺られて「生名バス停」で降ります。740円

0813
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さあここからスタートです。
今日は錫杖とストックのダブルで登るとしましょうかね。
今日は風もそれほど吹いていないし、
沁みいるほどの寒さでもない。山登りには最適の日ではなかろうか。

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山茶花の花と、民宿山茶花の看板が並んでいますよ。
看板は、このコントラストを狙って立てられたのでしょうかね。

鶴林寺の登り道は自分の足の幅に合った階段や
比較的緩い傾斜の山道なので登りやすくて好きですね。

やがて「水呑大師」が見えてきました。
今日はここの水を頂いて登るつもりなのです。
まず、グビグビ呑んで・・・
ペットボトルになみなみと汲んで、リュックのポケットに突っ込みます。

息は切れてきますが心地よい。
山道は無心になれるので好きなんです。
徒歩禅といったところでしょうか。

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休憩所から見る下界は美しい。
遥か向こうには「かも道」の稜線が見え、蛇行する川面が光っています。
ああ、この光景を写すにはいいカメラが必要なんでしょうね。

0930
20番 鶴林寺着
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山の上だけあって下界よりも寒い。
手水鉢が空ですね。凍っていて水が出ていないのでしょう。
塗香を取り出して塗ろうとしていたら
若い車遍路の夫婦が来て「水がない・・・」
とつぶやいていたので
「塗香を使います?」
「???」
「身体を清めるためのものです」
「へぇぇ~!」
「わしのお気に入りのバニラの香りの塗香です」
「へぇぇ~、いい香り!」

前回、本堂横に立つお地蔵さまの視線に捕まってしまったのですが、
今回は特に何も起きませんでした・・・

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大師堂前の水受けが凍っていますよ。
それに軒下に雪も残っています。
寒いはずです。汗がにじんだシャツが冷えて寒くなってきましたがな。
納経所で
「お疲れさまです。車ですか?」
「いえ、歩きです」
「寒いのにご苦労様です・・・」
飴を2ついただきました。

ここから急な下り道を一気に下ります。
登りに比べて下りは急なので注意が必要ですね。
雪がないので安全ですが、堆積した落ち葉も要注意です。

大井の集落まであっという間に降りてきて
水井橋を渡り、今回は真っすぐに太龍寺道を登ります。
最近はかも道ばっかりだったなあ。
なんか久しぶりといった感じで、道の景色を忘れていますよ。

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この道も最初はなだらかな山道で歩きやすい。
鼻歌も飛び出してきます。
それに誰にも出会わないのもいいよね。
ケダモノにも出会いません。

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ふと道の脇を見るとお大師様がおられる。
日の光と影の具合が何とも言えぬいい雰囲気を出しています。
こうやって太龍寺道をたどる旅人を見つめてくれているんですね。

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階段の道が始まると、ちょっと苦しくなってきます。
なぜって、自分の歩幅に合っていないからなんです。
で、
苦しくなってくると階段脇を歩くようにしています。
身体がほてってきて、手袋をはめていると暑い。

丁石のお地蔵さまがおられるのですが、数が減らないので、
あとどのくらいで札所につくのか?
よくわからなくなってきます。

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しかし、二十五丁のお地蔵さまが
ガッツポーズで励ましてくれているような気がして
元気が出ました。
あとひと息!

1214
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車道・かも道・太龍寺道の合流点に出ました。
おお、結構早く着きましたよ。
やっぱり夏よりも早く登る事ができるみたいです。

ここから800m歩いて

1230
21番 太龍寺着
やれやれ。
本堂に行く前に、納経所前のベンチでひとやすみ。
日差しが温かくって春が来たようですよ。
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自販機で現代の御加持水を買って一気飲みすると
気力が蘇ってきました。

境内には誰もいない。



思ったら
車遍路さんがフウフウ言いながら登ってきました。
ここは駐車場から遠いもんねえ。

本堂でお勤めをしていたら、ロープウエイ駅から賑やかな声が聞こえてきます。
(ダンタイサンか・・・)

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大師堂は、工事用足場で覆われていました。
いつぞやの台風で倒木が屋根を直撃したらしい。
修理するにも寺社は普通の住宅と違ってお金がかかるんやろうなあ・・・

大師堂の奥に廻ってお勤めさせていただきました。

さて、ここからどうやって下界に降りようか?
今夜泊まる民宿碧の女将さんが迎えに来てくれるので、
どのコースでどこに下りても大丈夫なんですが、昼食がまだだなあ。

ロープウエイで降りるか。

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切符を買い、発車までの時間、しばし椅子に座り眠りこける。
待合室は暖房が効いていて温かい。

やってきたロープウエイの乗客は
わしと、おじさんの2人のみ。
それでもガイドさんはきちんと説明をしてくれます。
おじさんは盛んに眼下の景色を撮影していました。

山麓のロープウエイ駅で簡単な昼食を食べ、
碧に連絡をしたら、まもなく迎えの車が来ました。

まだ2時過ぎ・・・
民宿碧に着いてから、まず洗濯と入浴
それからひと眠り

4時に、他の参加者の迎えに行く車に便乗して立江駅まで行きます。
ここで2名の人をピックアップして
近くのスーパーマーケットで今夜の夕食のネタを仕入れます。
今夜は民宿は夕食なしなのです。
なぜって、6時から講習会があるのです。

民宿碧に戻り、みんなと囲炉裏のある広間で買ってきたお弁当を食べます。
般若湯も買ってきたんですが、今はまだ呑めません。
講習会が終わってから・・・
我慢我慢

平等寺谷口真梁副住職も到着され、講習会の準備が進む。

午後6時
「お泊まりワークショップ」の始まり。
平等寺副住職による「ヤギでもわかる仏教概論」
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ヤギとは・・・
碧で飼われているヤギのスモモちゃんのことですね。


うう~む。
ヤギでも解るというが・・・ヒトのわしにはわかるかなあ。
仏教概論の内容は、
釈迦の説いた仏教、龍樹以後の大乗仏教、そして現代に至る仏教の流れについて。
知らなかった事ばかりです。
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それに、お釈迦さまが自分で悟った事を、
万人に説く言葉を持たなかったというのは興味深い。
あまりに教えは深遠であるから、言葉では表現できない。
これって禅宗の不立文字、教外別伝に通じることやろうか。

仏教の根幹をヤギにもヒトにもわかりやすく教えてもらいました。
語り口も軽妙で退屈しません。
善智識谷口真梁様々であります。

9時
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あっという間に2時間が過ぎ、お茶など飲みながらフリートークタイムです。
ここで気になっていたお遍路の事について気になっていた
色々なことを聞いてみました。
すると今まで悩んでいた事が嘘のようなお答えをいただき、目から鱗です。

その内容については賛否両論あり、
ここで述べる事は憚られるので、割愛させていただきます。

10時
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更にその後は般若湯が出てきて、話は更にくだけた内容になってきた。
いいぞ、いいぞぉ~。
時間がたつのも忘れるほど楽しいフリートークでした。

11時
これ以上夜更かしをすると、明朝の阿字観に差し障ってきます。
このへんでお開き・・・

わしの部屋には、轟々とした鼾が響き渡っていた事でしょう。
みなさん、ごめんなさい。


2月18日(日)
今朝は6時から阿字観体験です。
昨夜の宴会場(?)を片付け、平等寺から運び込んだ機材を並べます。
阿字観とは、真言宗で行われる瞑想法で、座禅と通じるかな?

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まず大日如来様に五体投地で礼をします。
正しいお作法を教えてもらい、板の間でするのですが
膝が痛くて仕方ない。
これを108回もようできんよ・・・・。

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正しい姿勢と、正しい呼吸、心を落ち着けて目の前の月と一体化する。
しかしてこの月は天空に浮かぶ月ではなく、池の水面に映る月
心の揺らめきが月の揺らめきにもなる。

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数珠を繰りながら大日如来の真言を千回唱える・・・
半分くらいで時間になりました。

おお、瞑想ができた!

わけではなく、その入り口を覗かせてもらったにすぎません。
実生活において阿字観はできます。
これを繰り返すことによってリラックスできたり、集中力が増すと言われますが
わしにそれできるかなあ??

今度は座禅体験をやってくれないかなあ。


参加者は、それぞれの気持ちで阿字観を体験したでしょう。


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朝食はヘルシーな料理が出てきました。
メインは「蕎麦汁」蕎麦の実を使った雑炊ですね。
これがなかなか美味しい。何杯でも食べられそう。
それに味噌お握りも美味しいねえ。柚子がアクセントになっています。
今日これからお遍路される人の昼食に配られます。
いいなあ~、わしも欲しいなあ・・・・。

食後は、またまたトークタイムになってしまいましたが
今日の予定がある人もあり、あまり長居もできない。
心を残しつつお開きに。
次回はどんな企画があるんでしょう。楽しみ楽しみ。

参加者の方の車に乗せてもらい、徳島駅まで送っていただきました。

1000発の梅田行きのバスに乗って帰りました。

お遍路色は多少入ったんですが、今回は仏教関連の勉強会といったところでしょうか。
なかなかためになりました。
今度は平等寺の民泊を経験してみたいなあ。
なにか楽しいことがありそうです。
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おきらく遍路旅九巡目 13番大日寺~23番薬王寺

おきらく遍路旅九巡目 13番大日寺~23番薬王寺
平成30年2月2~3日

日本列島には例年になく寒波が居座り、終日寒い。
四国も寒い。
しかしお遍路修行には暑さ寒さは関係ありません。

2月2日(金)
今日は朝も早よから「阪急梅田高速バスターミナル」に行き
0700発の徳島行きに乗ります。
徳島は前日に乗り込む必要がないのでいいですね。
座席に座り、さて本でも読もうかと取り出し
2~3頁めくったら眠りに落ちてしまいにけり。

0930「徳島駅前バス停」着
徳島の朝の雑踏をかきわけ、列車の切符を買います。
0951「徳島駅」~1001「南小松島駅」
今日はここから歩きます。
待合室でゴソゴソ装束を改めていたら観光案内の人から
「恩山寺まで行くのですか?近道をお教えします」
「ありがとうございます」
手書きの地図をいただきました。
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駅前の名水「のぞみの泉」で今日の水分を補給しておきましょうか。
地元の人達が汲みに来ていますよ。

鉄道を横切り、恩山寺方面に向かって出発
やはり寒い。それに風が吹いています。
素手では手がかじかんでくるので、手袋を取り出しましょう。

1046
18番 恩山寺着
糜爛樹が出迎えてくれます。
樹の後ろの遍路道を歩こうと思ったのですが、トイレが近くて困ります。
車道を登り、駐車場のトイレに駆け込んで一息つきました。

本当に何気なく見ているのですが、札所にトイレがあるのは有難い。
毎日お掃除をしてくださっているのに感謝の気持ちを持ちます。
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お大師様に到着のご挨拶をして、本堂大師堂でお勤めして
ベンチに座っていたら
歩きのお父さんが語りかけてきました。
定年後から歩いて2巡目だそうです。
いいなあ、わしも早く自由な時間を持ちたいよ。
でも、いざ365日休日になったら持て余してしまうかもしれん。

次に行こう。
牛小屋の間を通り抜け、竹林の山道を通ります。
聞こえるのは風で竹の擦れ合う音と自分の錫杖の音のみ。
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弓張り坂にはお地蔵さまと、誰かが置いていった菅笠があり、
お遍路雑誌に載っていそうないい風景ですね。
ここは低いアングルで写真を撮ると雰囲気満点・・・のような気がします。
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山を降りて道路沿いに進むと
以前あったお接待小屋がなくなっていました。
もともとここは工事のためのプレハブ小屋が建っていて
工事が完了したのでしょうね。少し寂しい気がします。
最初の遍路のとき、ここで水道をひねったら熱湯が出てきた思い出があります。
暑い日だったもんなあ。

お京塚にあるへんろ小屋でひとやすみ
ふと見るとこんな張り紙がありました。
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そうだよなあ。
初心に帰らなければいけないなあ。
修行が足りないと、自分のやった事を自慢したいものです。
人のやっている事を批判したいものです。
わしの遍路記も、ともすれば上から目線の記載もあるかもしれません。

しかし、ネット社会では批判をする人は匿名で批判ができます。
自分自身の発言の覚悟も責任も感じることなく
無責任この上ありません。
どうか、批判をする人は正々堂々とメルアド、名前を晒して批判してください。
あなたの行為は、天知る地知る人ぞ知る。お大師様が見ていますよ。
それに、投稿のソースを見ると、IP抜きは簡単にできて解析できますよ。
誰が書いているのか解ります。
多分「ソース」「IP抜き」の意味をわかっていない人が書いているのでしょうが・・・


おお、いかん。ついつい愚痴を書いてしまいました。
卑怯な人間が嫌いなもので。
南無大師遍照金剛

黙々と遍路道を歩み
やがて白鷺橋の赤い欄干が見えてきました。
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1215
19番 立江寺着
寒い冬の金曜日、境内には人影もなく
ゆっくりと大きな声で勤行ができましたがな。

もうお昼かあ。なにか食べるかな?
門前の食料品店を覗くと、店頭にみかんと干し芋があるよ。
それに安い。
さっそくみかんと干し芋を買い、
「立江駅」のホームで汲んできた水で食べましょうかね。
時折吹いてくる風が冷たいが、
日が照っているので日に当たっていればそれほど寒くない。
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1313の列車で「新野駅」まで行く予定です。
すると、1245に列車がやって来ました。
「阿南行き」と書いてあります。
とりあえずそれに乗ろうか。
乗ったはいいが、すぐに「阿南駅」に着いて、そこが終点
30分近く吹きっさらしの駅のホームで待ちます。
なんかこっちの駅のほうが寒い気がします。

1335「阿南駅」~1350「新野駅」
ここから2km歩いて平等寺に行きます。
普段のわしのノソノソした歩みでは40分以上かかるのですが、
今日は寒いので汗もかかないし、時間も気になるのでさっさと歩くことにします。

1420
22番 平等寺着
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おお、30分で着いたぞ。
境内には車遍路さんが2組ほど。
時間に余裕があれば奥の新四国霊場巡りも行ってみたいですねえ。

本当は平等寺の民泊のお世話になろうと考えていたのですが
今は都合があって受け入れはできないそうな。残念です。

もと来た道を引き返して「新野駅」までさっさと歩く。
さっさと歩いて早く着いても列車の時間は決まっています。

1525「新野駅」~1544「日和佐駅」
なので、しばらく無人の駅舎で佇む。
自販機の温かい飲み物が身に沁みるなあ~。

やってきた列車に乗って
「日和佐駅」に着きます。
駅裏の道の駅で、今夜のおやつを買っておきましょうかね。


1558
23番 薬王寺着
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ここは厄除けのお寺なのだなあ。
わしの前を進む女性が、一円玉を撒きながら階段を登っていきます。
女性の厄年は、19歳、33歳、37歳、61歳
うう~む、服装、雰囲気から19歳か・・・
いやいやそれとも33歳・・・

本堂ではお父さんらしき人と、お姉さんらしい人が待っていたので
やはり19歳か。

人の年齢の事はどうでもいい!

兄貴が戌の厄なので、彼のことを祈願しましたがな。
気がついたらいつも彼の事を祈願しているよ。
それに嫌いだった父親の供養もしている。
ご先祖さまが「しろ」と言っているのでしょうかね。

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今夜のお宿は
薬王寺宿坊です。温泉を併設している所で
話のネタに泊まることにしました。
しばらく閉館していたのですが、最近復活したそうです。

素泊まりで、食事は温泉併設の食堂で摂ることができます。
広い和室の部屋で、今夜のお泊り客はわしひとりのようです。
洗濯物を抱えてランドリーに行き、その先の温泉にゆっくり浸かります。
地元の人達も利用しているようですね。

風呂上りに食堂に行き、麦泡般若湯を一気に喉に流し込む。
ああ~、法楽
味噌カツを美味しくいただき、満足です。
ご飯のお替りができたらもっとよかったかも・・・
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一気に酔いが廻り、洗濯物を抱えてヨロヨロと部屋に帰り干したら
もう気を失ってしまいました。


2月3日(土)
朝食を頼んでいないので、早立ちをします。
朝の勤行は、本堂まで登っていかねばならないので
今回はやめておきましょう。申し訳ないっす。

今日は徳島まで戻り、17番~13番まで歩く予定です。
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ふと振り返ると暗い空にライトアップされた瑜祇塔が浮かんでいて
幻想的な景色です。
0608「日和佐駅」~0729「徳島駅」
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車窓からは刻々と夜が開けてくる。
徳島に着く頃にはすっかり明るくなっているが、寒い。

0810「徳島駅」~0826「府中駅」
線路を横切り、黙々と北に向かって歩きます。

0851
17番 井戸寺着
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土曜日なので、昨日よりは境内には人が多い。
中国語を話すリュックを背負った遍路さんたちがるよ。台湾かな?

もと来た道を南下して次の札所へ。
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いつも気になるのは大御和神社です。祭神は大国主命だそうな。

1000
16番 観音寺着
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手水を使う手が冷たい。
自分の灯した線香の煙が自分の所に流れてきて、いい気分です。
お線香にはこだわりがあって、多少値が張っても自分のお気に入りのものを
使っているのです。ちなみに、伽羅がベースのお香です。

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ここから国分寺までは、国分寺の遠景を見ながら好きな道程を辿るのが
お気に入りです。
高い建物のなかった昔は、お寺の屋根を目指して歩くことができたのでしょうね。

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畑には菜の花が満開です。
こんなに寒い日なのに菜の花、春はもうすぐといった気分になるのです。

1105
15番 阿波国分寺着
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本堂は修理中で、御本尊は烏瑟沙摩明王堂に移動されています。
その昔兵火で焼かれた際にもここに移動されていましたねえ。

ここで問題発生!
ライターが点かないよ!
寒いからかなあ・・・でも前の札所では点いた。ガス切れか!
あああああ、塗香で誤魔化すか・・・?
幸い灯明台の引き出しにはマッチがあるよ。
ありがたく使わせていただきます。
南無大師遍照金剛

以前飛行機遍路の際に、ライターは1個まで!と言われてから
予備のライターを持っていなかったのです。

それから気温が低すぎるとライターのガス圧が低下して
点火しなくなります。
マッチも用意しておくべきでしょうね。そうしよう。

反省の気持ちを持ちながら遍路道を歩み

1119
14番 常楽寺着
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冬の花といえば水仙で、山門で咲き誇っています。
ここでもマッチのお世話になります。
本堂で大師堂分も点けておいて、火が消えないようにそろそろと
大師堂まで灯明を運ぶ。

寒いのか、境内にいつもいる猫ちゃんたちはいないよ。

さてここで今回は終わりにして近くの「常楽寺前バス停」から徳島に帰るか?
いやいやまだ早い。
大日寺まで行きましょう。

1211
13番 大日寺着
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今日は新奥之院国中寺で節分会が行われていて、
金住職はそちらに行っているんやろうなあ。
本堂、大師堂でも備え付けのライターの火をお借りします。

1318に、徳島駅前行きのバスがあります。
1時間くらい時間があるので
日の当たる縁側に座って
昨日の残りの干し芋を食べながらボ~ッとしながら過す。
お寺の境内でボ~ッとするのもいいですねええ。
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やがてバスの時間が来たので「一ノ宮札所前バス停」からバスに乗って
「徳島駅」に着く。1400
高速バスセンターで1700発の梅田行きチケットを買い、
それまで「びざんの湯」に浸かって疲れを癒しましょうかね。
わし、サウナが好きなんです。
汗を限界まで出して身体の毒を出しつくします。
屋外に冷水泉があり、そこに肩まで浸かったら、心臓が止まるほど冷たい。
外気も1℃くらいなんじゃないかと思うほど寒い。

寒中に水行をされる人達を尊敬します。
わしにはとても真似が出来ません。

風呂のあとはいつものお気に入りの洋食屋さんに行き
まずはビールをぐいっと。
アルコールが細胞に染み渡っていきます。
今日食べたのはミンチカツです。ハンバーグのほうがよかったかな?

酔いが気持ちよく廻り、寒空でも寒くありません。
15分くらい高速バス停で立って待っていました。
やってきたバスに乗り込み、またしても爆睡してしまい、
気がついたら梅田でした。

次回は2月17日、鶴林寺~民宿碧で阿字観~太龍寺のコースです。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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