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西国四十九薬師霊場巡礼 第29番温泉寺

西国四十九薬師霊場巡礼第29番温泉寺
平成30年1月12、13日

29温泉寺01

1月12日(金)
温泉寺は養老4年に城崎温泉を開いた道智上人により天平10年に開創された古刹です。
道智上人は衆生済度の大願を発し諸国をめぐり、
養老元年に城崎の地に来て、当所鎮守・四所明神の神託により、
千日修行をされた功徳により温泉が湧出し、城崎温泉が開かれたそうです。

温泉寺は源泉の湧出している場所にあり
お湯を飲めるのですが、一口飲んで・・・やめました。

さて今回城之崎の温泉寺に来たのは、家族サービスです。
大阪での単身赴任も4年目
休日はろくに家にも帰らずお遍路三昧の身を省みますと、
裏京都市に残した家族の心境はいかばかりか。
娘もこの1月に入籍し、家を離れます。

さぞや家内は寂しいだろう、と忖度しましたが
案に相違し、一人暮らしを十二分に楽しんでいるようです。
「亭主元気で留守がいい」
これは至言であろうと考えます。

居るとうるさい亭主は、たまに帰ってきてサービスをしてくれたほうが
いいのかもしれんね。

いちおう年末年始も帰省したのですが
12・13・14日と3連休をいただいたので、
温泉旅行を思い立ったのです。
平日なので旅館の予約もうまくいきました。



さて西国四十九薬師霊場巡礼第29番温泉寺
29温泉寺00

大阪から日帰りで行くには、ちょっと離れすぎています。
ホイホイ行くのには遠すぎる。
何か理由がなければ・・・です。

ですから城之崎温泉!
我が家では子供が小さい頃から毎年年末に家族旅行で城之崎温泉に行っていたのです。
子供が大きくなってからは家族で行かなくなってしまいました。

では久々に家内と行こうかね。
無理やりコラボさせました!

折りしも日本列島には寒波が到来
九州でも雪が降っているらしい。
城之崎は丹後半島の北の端にあり、さぞ雪が盛大に降っているやろうなあ。
雪国では冬はスタッドレスタイヤは標準装備
それにスコップと長靴などを用意して出発しましたが
道中どこにも雪の影はない。
今期、丹後半島は雪の雲に覆われていないようです。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
29温泉寺02

なんら問題なく城之崎の町に到着しました。
道の脇や山には彩りよく雪が程々に積もっています。
風情満点

29温泉寺03
今夜のお宿は、温泉寺の近くにあります。
赤橋も見えるよ。
早速参拝に行きましょう。
小雨がパラついてきて寒い。やがて雪になる。
薬師堂前で震えながらお勤めをします。
納経所は薬師堂の脇にあるのですが、中も寒そう。

御朱印を頂いてホクホク、山門前で待つ家内のところに行き、
「あ、あそこで温泉肉まん売っているよ。カニまんだって」
「そんなん今食べたら夕食のカニを美味しく食べられんやん」
「はははい」
29温泉寺04

旅館に荷物を置いて、さて城之崎名物外湯めぐりに行こう。
旅館や温泉にはまだ松飾が飾られています。
15日のどんどまで飾られているのでしょうか。
今日は平日なので、土日ほど混雑していないよ。
若者の団体の姿が目立ちます。大学生でしょうか。
会話が歯切れがいいのは体育会系なのでしょうね。

気になるのは着物の着こなし。
グダグダになってしまっています。
これが柔道部や剣道部ならば。もう少し上手に着こなし、着崩しができるのでしょう。

夕食までに駅前の「さとの湯」、真ん中あたりの「御所の湯」に入り
途中地ビールを売っているところでたまらず買って飲みました。
黒ビールなんですがあっさりしていて飲みやすい。
うまいなああああああ。
29温泉寺05

旅館に帰ると、部屋に夕食が来ました。
冬の城之崎といえばカニです。
冷えたビールをグイッといただき、カニを堪能します。

わしは、カニ鍋のおつゆを飯にかけて食べるのが好きです。
カニの美味しいところがおつゆに全部出ていますからね。
おいしい、やっぱりおいしいぞ!
カニの身は家内にまかせて、
おひつのご飯のお替りを頼んでしまいました。

ビールをいただき、お腹も一杯
もう動きたくないけども、家内は無類の温泉好きです。
「まだ行っていない外湯があるでしょ!」
「はははい」

浴衣に下駄を引っ掛けて
日の暮れた温泉街にヨロヨロ繰り出す。
やはり平日なのでそれほど混雑していません。

「柳湯」「一の湯」「まんだら湯」「鴻の湯」を巡ると
さすがに湯あたりしたような気がします。

さて城之崎温泉の効能を見てみると・・
「軽度の高血圧」「軽度の耐糖能障害」「軽度の高脂血症」
「筋肉痛」・・・などなど
おお、これはすべてわしに当てはまるなあ。
お肌もすべすべ。
ここに谷崎潤一郎のように長期滞在すると病も癒えるかなあ。

温泉に浸かって元気一杯の家内とお宿に戻ります。

部屋に戻ると床が延べてあります。
ドタッと横たわると意識が飛びました。
おやすみなさい。


1月13日(土)

窓の外が白々と明るくなってきました。
もう朝か・・・
「おい、朝や。朝風呂に行くのか?」
「う~ん、ムニャムニャ・・・行く」

ここの旅館の内風呂は朝は開いていないそうだ。
家族経営のこじんまりした宿なので人手不足のようです。
29温泉寺06

洗面を済ませた頃に朝食がやってきました。
さすがにお櫃のご飯はお替りしませんでしたが
朝食を堪能した後、外湯に行きますかね。

先日は「地蔵湯」が休館日で行けなかったので
七湯制覇できなかったのが心残りという家内に連れられ、
朝の温泉街をカラコロ歩く。

地蔵湯前にはその名のごとく地蔵尊があります。
「おん かかかび さんまえい そわか」
お参りしてから入ります。

朝湯で気分も爽快
旅館をチェックアウトして、城之崎を後にします。
ただこのまま家に帰るのはもったいないので
途中の豊岡の先の出石(いずし)に寄ります。
ここは城下町の雰囲気がそのまま残る観光地で「皿そば」が名物です。
街中に無数の蕎麦屋さんがあり、観光客で賑わっています。
ちょうど中国人観光客の団体がご到着され、それはそれは騒々しい。
29温泉寺07

さてわしは、新たな蕎麦屋さんの開拓のために横道に入る。
店によって味は千差万別で
毎年行きつけの蕎麦屋さんのほかに新しい店を探したいのです。

人通りの途絶えた裏道にある蕎麦屋さん
ふらりと入ったら、囲炉裏に火が熾きていますよ。
なかなかいい雰囲気
薬味の山葵は鮫皮おろしで細かくおろすことができ、
ひとくち舐めてみたらツーンと鼻に来る。

29温泉寺08
お味は・・・いつもの店と比べて少しだけ出汁が薄いかな?

でも店の雰囲気はいい。
わしらが入ったときは他に誰もいなかったが
次々と入ってきました。

皿蕎麦を堪能して、駐車場広場の物産市で沢庵と白菜漬けを買い込み
家に帰りました。
その晩は息子の嫁の実家からの頂きものの「鴨鍋セット」を楽しみ
毎日ごっつぉーです。

翌日は町内の「どんど焼き」が近くの笠水神社で行われていて
門松リースを持っていって焼いてきましたがな。
最近のきちんとした門松は、プラ製品を使っていないので安心して燃やす事ができます。
29温泉寺09

笠水神社は、我が町の起源にもなった古い古い神社で
ここからの湧き水が名水となって地域の地下を流れています。
明治に新しい町の名前をつけるときの候補にもなった由来があるそうな。

今年のお正月は久々に濃い家庭サービスができました。
次回は・・・春かな?
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西国四十九薬師霊場巡礼 三番般若寺、四番興福寺東金堂、五番元興寺、六番新薬師寺 西国三十三観音巡礼九番南円堂

西国四十九薬師霊場巡礼
三番般若寺、四番興福寺東金堂、五番元興寺、六番新薬師寺
西国三十三観音巡礼九番南円堂

平成29年6月20日(火)
01般若寺

今日も今日とて平日の休日には札所巡りに行きましょう。
今日は近鉄奈良駅周辺の札所
先週からの続きであります。
奈良の地図

朝早く出てきたので、近鉄奈良駅に着いたのは7時過ぎです。
出勤、通学の人達が多く見られます。
まだこの時間は観光客は少ない。
駅前のすき屋で朝定食を食べましょうかね。

腹ごしらえも完了し、まずは北のほうにある般若寺に行きましょう。
幸いにバスの便は数多くあり、
駅前2番バス停「青山住宅行き」に乗り、210円区間で
「般若寺バス停」で降りる。
般若寺の看板に従って歩くと、
重厚な山門があります。重要文化財だそうで、ここからは入れません。
脇に廻って・・・あれ?
まだ開いていませんよ。9時からかあ・・・・

ああっ

まだ1時間半くらいある。
しゃーない、振り出しに戻ろう。
幸いに奈良駅行きのバス便はたくさんあります。
途中の興福寺前で降りて、
四番東金堂へ・・・

あれ?

ここも9時からかああああ。
向こうには南円堂があり、を見ると開いています。
西国札所である南円堂は参拝・ご朱印は7時から開いているのですね。
ではそちらからお参りしよう。
03南円堂

出勤前の人達が参拝していますよ。
04南円堂

西国三十三箇所先達納経帳は巻物なので、開いてご朱印いただき、乾かしてまた巻く。
これ結構面倒くさいよね。
面倒くさいなんて言っちゃ罰が当たるかな?

まだ9時まで時間がある。
では五番元興寺に行くか。
猿沢の池を横目で見ながら・・・
05元興寺

ほほ~、これが音に聞く猿沢の池かあ。
何のことはない池ですねええ。
興福寺五重の塔が水面に映る絶景とか・・・
今立っている反対側に行かねばこの景色はみられないということか。

猿沢池七不思議
澄まず濁らず出ず入らず蛙はわかず藻は生えず魚が七分に水三分

なんだこりゃ?


古い古い景観を保つ街並みを歩いて行くと、元興寺に着きました。

ああっ

またしても9時から開門かあぁ

あと30分ある。
では近くの公園で時間を潰そうかね。
日は高く上がり、蒸し暑ささえ感じます。
花の終わった藤棚の下の椅子に座って本を読んで過ごし、

9時になるかならないうちに門をくぐります。
入山料400円なり。


五番元興寺

06元興寺
受付で納経帳を預かってくれて、ご朱印代金もそこで払います。

07元興寺
まずは本堂にお参りをします。
本堂前にはハスの花が並べられていて、花の季節には綺麗な景色でしょうね。

本尊は阿弥陀如来で、曼陀羅を背負っておられます。
ここは真言立宗の寺院なので、
いつもの真言宗勤行次第でお勤めして、、

08元興寺
境内には石塔が並び、何の花かなあ?綺麗に咲き誇っていますよ。
収蔵庫の1階にお薬師さんがおられ、そちらでお勤めします。
誰もいない部屋に自分の声が響きます。
その他沢山の仏様たちがおられて、
その人達にもご挨拶しつつ、収蔵庫を出る。

受付で納経帳を受け取り、
さて何処に行こうか。
新薬師寺まで3kmくらいか。歩けば1時間くらいで行けるな。
貰った地図を見ながら東へ進む。
だんだんと暑くなってきて蒸し暑さが増す。
しかし時折ふいてくる涼風にほっと一息。

通りに時々ある茶店の「氷」の幟に心奪われるが
目的地に着くまでは我慢しましょうね。

「新薬師寺」へは看板が建っているので迷うことなく歩けます。
大通りから小路に入ると風景は一気に変わり
古色蒼然たる築地塀
09新薬師寺
京都に比べてこうした景色が多い奈良の都の方が好きですね。
それに田園風景の中にひっそりと佇んでいるのもたまらなく好きです。
10新薬師寺


六番新薬師寺
東門は閉じられていますね。参拝者は奥の南門から・・・

11新薬師寺
寺院は南向きに建てられている、と最近知りました。
大陸の思想である君子南面の影響なのでしょうか。

しかし、もっと調べたら東向きの寺院もあります。
それは浄土宗系の西方浄土に至る、という信仰から東向きに建立されている。

でも浄土は西方だけではないけどもね。
東方にはお薬師さまの瑠璃光浄土・・・南にも、北にも。


閑話休題


駐車場には切り返しに苦労している婦人の車があり
その原因は駐車場入り口に停めてある警察のバイク
バイクのおじさんに違反切符を切っています。
駐車場の車の運行を阻害していると知っていたら
どければいいのにね。
14新薬師寺


閑話休題


12新薬師寺
境内に入ると、何か空気が変わったような気がしました。
新薬師寺というと、あの有名な広大な薬師寺の境内を思い浮かべますが
こじんまりとして、連想はできません。
新薬師寺の「新」とは薬師如来の霊験新(あらたか)な、
という意味なのだそうです。

ほほ~と独りごちながら本堂に入ると
薄暗い中でライトアップされた仏像群が眼に入ります。
真ん中に大きな薬師如来、その回りを十二神将が取り囲みます。
その姿に圧倒されて、しばらく立ちすくむ。

我に返って、まずお薬師さまの前でお勤めをしたあと、
十二神将をおひとりずつ巡る。
ここで、十二神将には干支の守り神となっていたんですね。
恥ずかしながら初めて知りました。

13a新薬師寺
堂内の納経所では十二神将の絵葉書が売られていたので、
家族の分を買いました。
ちょっと舞い上がっていたのでしょうか、
孫の干支である伐折羅(バサラ)大将のを買うのを忘れていた!
このバサラ大将、中2のとき、図画工作のとき木彫レリーフで彫り、
家に持ち帰ったら父親がずっと居間に飾っていたのです。
今はあるかな?
バサラ大将

さて次は・・・興福寺東金堂へ行こうかね。
2kmくらい歩いて途中の停留所でバスに乗り、
興福寺まで行きます。
この時間になると外国人観光客が溢れていて
公園には鹿がたくさんいて写真を撮っていますが
鹿せんべいのことを知らないのかな?
あげている人は少ない。

お手本(?)を示してやろうかと、
150円払ってせんべいを買うや否や、鹿が目ざとく見つけて
わしに突進してきました。
あっという間に鹿に取り囲まれます。
その姿を外国人が見て写真を撮り始めました。
まあこれくらいはいいやね。

取り巻く外国人に鹿せんべいをあげながら
興福寺境内に入ります。

めざす東金堂はすぐ目の前。

四番興福寺東金堂
15東金堂

拝観料を払って金堂に入ります。
中国人カップルも中にいますが、わけわからんやろうなあぁ~。
わしひとり朗々と勤行しました。

納経所は東金堂の前の建物です。
中金堂復興のための寄進瓦の勧請もやっていました。
台湾人かなあ、漢字で名前を書いていました。

観光地はもういいや。


近鉄奈良駅前まで戻り、般若寺へ行きましょう。
バス停前のコンビニでお茶とサンドイッチを買い、
わずかな待ち時間に立って食べる。

時間を待たずにバスが来て
「般若寺バス停」で降ります。道をはさんで
ミリタリーショップがあるよ・・・
気になるなあ。入りたいなあ・・・・

16般若寺
まず、参拝です。
緑濃い受付から入ると、コスモスが咲いています。
18般若寺
今の季節?
早咲きコスモスという種類だそうですね。
ここは関西花の寺25カ所霊場会の17番として有名な所で、
季節を通して花が咲き乱れているそうです。

おや?鐘楼に面白い看板がありますよ。
これ使って記念撮影する人がいるんでしょうね。
17般若寺

ここも真言立宗なので勤行次第はいつものとおり、
ご本尊様は文殊菩薩さまです。
さてお薬師様は・・・
十三重石宝塔の前にお薬師さまが立たれていて、
その前に礼拝所があり、そこでお勤めします。
19般若寺

目の前の景色を見ていると、
信仰の中心がお薬師さまでなくて
十三重石塔のような気がしますね。

なにはともあれ
今日のお薬師様の巡礼はこれで終わり。
結構あちこち歩き回りましたが
なかなか満足のいくいい巡礼旅でした。

西国四十九薬師巡礼第二番 霊山寺

西国四十九薬師巡礼
第二番 霊山寺

平成29年6月15日(木)
01霊山寺

関西は梅雨入りしたというのに雨が降りません。
梅雨前線は南の海上に停滞したまま登ってこないね。
平日の休日、いいお天気なので部屋でじっとしているのは性に合わん。

西国お薬師様に行こう!
まずは近鉄に急行に乗って「近鉄なんば」から「生駒駅」へ。
各停に乗り換えて「富雄駅」で降ります。

今日は2番の霊山寺に行く予定で、時間があれば3~6あたりまで・・・
駅前から霊山寺へ行くバス便があるはずなんですが

・・・ないよ。

一日の本数が極端に少ない。
ここから歩いて行くか?
やめておこう。
せめて、近くを通る路線に乗って、そこから歩きましょう。
三碓(みつがらす)バス停で降りて、道路沿いに南下します。
個々の地名も、なんか由緒ありそうですね。

02霊山寺
歩き始めたら何やらお堂があります。
おお、お大師さまがおられる。
今日の旅もお大師様のご加護がありますように。

「近畿大学」の看板があります。こんなところに近大が??
田舎の道に不釣り合いな女子大生が二人
後で調べてみたら近大農学部があるようです。
どんなキャンパスライフなんでしょうね。

大きな看板が見えてきました。
駐車場も広く、端のほうにはガソリンスタンドがあります。なぜ?
境内には何故かゴルフの練習場があります。

西国薬師四十九霊場第二番
登美山霊山寺着

03霊山寺
入山料500円はらって境内へ。
バラ園も有名なようで、花見物にお刀自さまたちが来ていました。
ああ、入り口に鳥居があるよ・・・。
神仏混淆なんですね。まだ喪中


(パンフから抜粋)

ここは奈良市中町にある霊山寺真言宗大本山の寺院で、
奈良市の西郊・富雄川沿いにあり、
戦乱に巻き込まれずに古い面影を残しているようです。

天平8(736)年、聖武天皇の勅命により行基が建立し、
バラモン僧菩提僊那が地相がインド霊鷲山に似ているところから
霊山寺と名付けたといわれます。
鎌倉中期に改築された本堂(国宝)には藤原時代作の薬師三尊像が祀られています。

また、世界平和を願い、輪廻転生をテーマに昭和32年に開園したバラ園には
春と秋には世界各地から集められたバラが咲き誇る。


★薬師湯★
小野妹子の息子が薬草を栽培し、それを施湯して民衆の病を治したと伝わる薬師湯で、
現在も薬草を使った薬湯で日々、人々を癒している。


おお、温泉!
入っていこうかなと思ったら、本日休館
残念
04霊山寺

本堂へ至る参道はひんやりとした空気に包まれ
浄化されていくような気がします。
05霊山寺

石段を上り詰めて、本堂へ。
中に入ることができるので靴を脱いであがり、
塗香が置かれていたので身を清め
覚えたての五体投地礼でお勤めをさせていただきました。
06霊山寺

1キロ先の山中に奥の院があり、弁才天が祀られております。
今日は普通の服装なので山歩きは遠慮しておきましょう。

本坊で御朱印をいただいて
さて帰ろうかね。

07霊山寺
数少ないバス便
1116に富雄駅行があり、それまで30分以上あります。
バス停は木陰になっていてベンチに座っていると
涼しい風が渡ってきて心地よいね。

富雄駅から奈良まで移動して
昼から3番~6番が東大寺を中心として密集しているので
行こうと思えば行けるが
来週の楽しみにとっておきましょう。

土日が仕事なので火曜日が休みなのですよ。



西国薬師四十九霊場巡礼 1番薬師寺、15番家原寺

1薬師寺15家原寺
平成29年3月28日(火)
今日は土日勤務の振り替え休みなので、病院に定期受診に行ってきました。
この歳になると病気の一つや二つ引き連れて、
一病息災でやっていきたいと考えています。

昨年冬から痛んでいた古傷の左足付け根の関節痛
春が来たと同時にピタリとおさまりました。
「先生、足の痛みがなくなりました」
「そうですか、季節・気圧の影響でしょうね」
「四国遍路しているときは不思議と痛まないのです」
「それはお大師様のおかげでしょう」
「私もそう思います!」

受診が早く終わったし、お天気もいい。
どこか行こうか。
抜け目なくリュックには参拝用具一式が入っています。

南海電車に飛び乗り、まずは「南海なんば駅」まで行きます。
そこから近鉄に乗り換えて急行で「大和西大寺駅」まで行き、そこから
ローカル線に乗り換えて「西ノ京駅」で降ります。
01薬師寺01
おお、ホームに「薬師寺」の石柱が建っていますよ。
石柱のあった所に駅ができたのでしょうか。

01薬師寺02
改札をくぐると参道が始まります。
すでに梅の花は散ってしまっていますが、
それでもほのかに梅の香りがしますよ。

1番 薬師寺
01薬師寺03
薬師寺は広大な寺域を持ち、地図を見ておかなくては何処に行ったらいいか
分らなくなりますよ。

薬師寺はわしにとって特別な思い入れがあるお寺です。
「中1コース」を読んでいた頃に、
当時の薬師寺館長の高田好胤師が、
般若心経について連載をしていて毎月楽しみに読んでいたもんです。
思えば仏教に親しんだ初めての機会であったともいえます。
ですから常々薬師寺に一度行ってみたいなあ、と思っていました。

足の痛みもあり、
四国遍路以外にあちこち歩き廻ることは控えていたのですが、
お大師様のおかげで調子もよくなり、
遠出も億劫ではなくなってきて、最初の場所が薬師寺です。

01薬師寺04
「おお、あれが西塔か」
朱も鮮やかな裳階をつけた三重塔、凍れる音楽とも呼ばれるのも
納得できる造形美です。
01薬師寺05
残念ながら国宝東塔は解体修理中です。
後々の世まで伝えるためには必要な作業でしょうね。

本堂の薬師如来様にご挨拶し、大講堂でご朱印を頂戴します。
売店で吉野葛のお菓子を試食して、血糖値を少し上げておきましょうかね。

玄奘三蔵院伽藍のほうで、シルクロードの絵画展をやっているんで、観ておきたい。
絵画展見学込みの拝観料を払っていたので、中に入ると、
藍銅鉱絵の具を用いた碧の色がすごい。
引き込まれるような空の色です。

眼の保養をして外に出ると、ニャンコが芝生に横たわっていて
ニャイ~ンと愛想をふりまいています。
この猫はお寺のネコのようで
仏さま、眷属におつかえしているネコなんでしょうね。

薬師寺の空気を十二分に身体に染み渡らせて
「西ノ京駅」から「大和西大寺駅」まで戻ります。
朝から何も食べていなかったなあ。どこかで何か食べようか。
血液検査のため、昨夜から何も食べていなかったのです。
吉野葛のお菓子のかけらだけでは持ちません。

大和西大寺駅構内には、ちょっとした食料品街があり、
乗換えのための人の流れの多さがわかります。
何を食べようか、散々迷った挙句
お握り屋さんで握りたてお握りをいただきました。

さて、帰ろうかね。
「大和西大寺駅」から急行、地下鉄を乗り継いで南海「天下茶屋駅」まで来て
そこから住んでいるところに帰ってきても、まだ日は高い。
まだまだどこかに行きたいなあ。
それでは、近所にある札所に行きましょう。

自転車で3kmくらいのところに
15番家原寺(えばらじ)があります。
あまりに近所なので、そのうちそのうち、と思っていると
結局行かないことになってしまう。それではいけんので、
行くことにします。

15家原寺01
ここ家原寺は、西国薬師霊場巡礼を知る前に
何度か参拝に来ていた真言宗寺院です。
写真は最初にここに来た頃に撮ったもので、
ご本尊が文書菩薩様なので、学業成就のお寺として有名な所です。
受験生は願いを書いたハンカチをピンで留めるのです。

ここは704年(慶雲元年)に行基菩薩が生まれた場所で
生家を寺に改めたのに始まるとされます。

15家原寺02
本堂の横に薬師堂があり、薬師巡礼はここで参拝します。
ご朱印を頂き、バインダーに留めてこれで終了!


最近仏旗について色々ご縁があり、
いささか勉強させていただきました。
これは薬師寺境内に掲げられている旧仏旗です。
仏旗01

去年四国88番大窪寺で、
五色幕の色について先達さんが説明していたのを聴き
それをブログに乗せたら
「それは違う!」
といった意見を貰いました。
調べてみたら仏旗には2種類あり、
それぞれ色の持つ意味も違っていたのです。
仏旗03

指摘した人の不勉強と、わしの不勉強の両方だったのです。
世の中のことには何にでも意味があり、
何も考えることをせずに受け入れていることのなんと多いことか。

仏旗02
お遍路をしていく中でいつも見かける五色幕や仏旗
その色に込められた意味を知ることが、
今後の修行の役に立ってくれることと考えます。
仏旗04

西国四十九薬師巡拝 三十番多禰寺

西国四十九薬師巡礼

30多禰寺00

平成28年6月20日
息子の結婚式の準備で、双方の家族の顔合わせのため
裏京都市の実家に帰省してきました。
無事それも終了し、さて何をするでもなし・・・暇をもてあましてしまいました。
それなら地元のお寺に行こうかな。
西国29番松尾寺もいいけども、近くに有名なお寺もあります。
醫王山多禰寺(たねじ)です。そうか、ここは西国薬師霊場なんやね。

では行くか!
ただでさえ田舎の裏京都市の、更に山の中に向かって車を走らせます。
途中、有名なアジサイ園があり、車が次々と吸い込まれていきますが
横目でそれを眺めて・・・
「多禰寺」の看板に沿って更に山奥に入ります。
梅雨の晴れ間、蒸し暑さが際立つ山の中
訪れるのはわしひとり、と思ったらタクシーが一台やってきて、
カメラを携えたオジサンが一人降りてきました。
確かガイドブックには、「駅からタクシーで12分」
料金はどのくらいなんでしょうね?
松尾寺といい多禰寺といい、交通の便は必ずしもよくない。


西国薬師第三十番札所である多禰寺は、
多禰山の中腹に位置し、裏京都市内最古の寺で、
御開基は聖徳太子の異母弟・麻呂子親王、
用明天皇勅願所の格調高いお寺です。
30多禰寺01

仁王門には仁王さまの写真のみがいます。
東大寺の次に大きいと言われる実物は重要文化財なので、
宝物館におられるそうです。

30多禰寺02
アジサイの綺麗な参道を歩いて行くと本堂が見えます。
30年くらい昔、ここまで職場の遠足で歩いてきた事があるんですが
残念ながらそのときの記憶がありません。
初めてここを訪れたような印象です。

30多禰寺03
屋根の形は独特の形状で、積雪から守る形状だそうで
松尾寺も同じような形をしています。

ここは真言宗東寺派の寺院で、
いつもの真言宗勤行次第で朗々とお勤めができます。
ご本尊のお薬師様へのお勤めを終えて、
さてお大師さまはどこかな?
う~~ん、見当たらないなあ。

本堂の向かい側に納経所兼寺務所があり、
「あの~、西国薬師のお納経帳はないでしょうか・・・」
「ありますよ」
「おおっ、く・ください」
西国薬師の納経帳は、バインダー式なのです。
西国薬師納経帳
この形式は、納経帳を忘れてきても安心ですね。
この瞬間から、「西国薬師霊場」巡拝が始まりました。
30多禰寺04

さきほどのタクシーのおじさんは写真を撮るのが主みたいで
お参りはしているのか、していないのか・・・

納経帳も買ったし、さて帰ろうか。
道の分岐点に気になる看板がある。
「八十八ヵ所地蔵巡り」
すごく気になりますが、
入り口まで行ってみたら草深き山道でした。

またの機会に・・・です。

西国薬師
西国薬師巡礼は、平成元年に結成された比較的新しい霊場で、
札所が近畿一円に分布していています。
訪れるのには結構手間がかかりそうですが
ボチボチ行ってみましょうかね。
プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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