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お遍路イラストまとめ(その1)

コロナによる自粛の嵐が世界を吹き荒れ
「自粛自警団」が正義を振りかざす昨今です。
四国遍路もその例外ではなく、県をまたいだ移動は自警団の弾劾の対象になります。

と、いうわけで過去の画像から漫画にしたものを纏めてみました。

-宿泊編-

これだけ歩き遍路にのめりこんでいる自分ですが、
いかんせん小遣いの範囲でやっている区切り遍路なのです。
なので、一番かさばる宿代を浮かすために
民宿に加えて野宿や通夜堂を楽しくやっています。
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リュックの重量を7kg以内に納めたいので、
軽くて性能のいい野宿用品を揃えることが肝要であると考えます。

野宿でいちばん危険なのはヘビや動物ではなく「人間」であります。

あとは、お風呂に入れないことかな。

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お遍路さんが野宿する有名なポイントでテントを張るけども
地元の人が巡回している事もあるし、
たまには警官が来ることもあります。

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いちばん便利に使っているのがお寺の通夜堂です。
昔はお寺に泊まることは、気味が悪かったのですが
お遍路始めてからは、案外平気になりました。
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御縁が繋がると、地元の人達が大切にしている地蔵堂などにも
泊まる事ができます。
こういうところは安易に不特定多数には教えることはできません。
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歩きのガイジンサンの間では
「ゼンコンヤド」というワードが独り歩きしていて
いつでもどこでも只で泊めてもらえると勘違いしています。
「どこそこで泊めてもらえる」といったネットの情報が
あっという間に世界を駆け巡る、ということになるので注意です。
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-ガイジンさん編-

お遍路でであったガイジンさんたち。
それぞれの理由で日本の四国に来ていて、
それぞれのポリシーで歩いています。
皆様はどんな出会いがあったでしょうか。
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彼らと意思疎通を図るための共通言語は英語なのですが、
中学英語をきちんとしていれば日常会話には困らないという事がわかりました。
しかし、仏教を説明する事はとても難しい。
テンプルとシュラインの違いしか判らなかった。
ますます勉強せねば。
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彼らはゆっくりと、丁寧に英語を喋ってくれるので聞き取りやすいが
母国語の訛りが入るので時々聞き取れないことがある。
ウィンター⇒ビンター(ドイツ語)
ウエザー⇒ウェザーレン(イタリア語)
その反面、英語が母国語の人の話す英語は早すぎて聞き取れない!
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お花畑な思考かもしれませんが
皆が友達になって語り合って仲良くなれば、
戦争は起きないんじゃあないかと思うこともありました。
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安部文殊院参詣

安部文殊院参詣
令和2年3月17日

先週の五色台遍路をしたとき、
民宿で出会った善通寺学僧のO丸さん。
種智院大学三回生で、善通寺の専修学院での修行の仕上げに歩き遍路をしていた。

わしは若い僧侶の方々と宿を共にするのは有難いことで、
日頃から疑問に思っていたことを色々なことを教えて頂きました。

彼は奈良の安部文殊院の御子息だそうです。
そこは奈良大和四寺巡礼(長谷寺、岡寺、室生寺、文殊院)のひとつで、
図らずも最近、西国四十九薬師巡礼で近くの室生寺に参拝していました。
長谷寺と岡寺には西国巡礼で詣でていました。

「ぜひ文殊院へも来てください!」
「は、はははい!」
「私の兄がいまそこにいます」
「ぜぜぜひ!」

このご縁を大切にしたい。
翌週の火曜日、仕事が休みなので近鉄に乗って奈良へGO!
「桜井駅」で降りて駅前の「文殊院行き」バスは・・・1時間後に来る。

1kmと少しなので歩いて行きましょう。

本日天気晴朗なれど風冷たし。

歩くには気持ちがいいよ。
目的地までは緩やかな坂道になっています。
30分くらい歩いて

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文殊院に到着!
こちらは駐車場の入り口見たいやね。
門柱には安部清明の五芒星の晴明紋が見えます。

安倍文殊院(あべもんじゅいん)は、奈良県桜井市にある華厳宗の寺院で、
本尊は文殊菩薩(国宝)
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開基は大化元年(645)安倍倉梯麻呂とされ、日本三文殊に数えられる。
安倍氏の氏寺として、塔頭寺院二十八坊を従え大和十五大寺の一つとして栄えたが、
永禄六年(1563)松永弾正の兵火を受けほとんどが火災で焼失、
寛文五年(1665)に現在の本堂(文殊堂)が再建された。

遣唐使の阿倍仲麻呂や陰陽師として有名な安部清明も、お祀りされている。
また、安倍首相が石燈籠を寄進しているんですって。
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境内の古墳は阿倍仲麻呂のものだと言われています。

華厳宗なのに弘法大師を祀っているので(?)と思ったが、
空海が東大寺の別当になったことがある為、作法や行事に真言宗的に近いそうな。
また、華厳宗では葬式や法事などの仏事は行わないため、
繋がりのある真言宗の僧侶が行うそうな。
ここは華厳宗であって真言宗の寺院のようです。

ふ~~~ん、な事も多いが、
拝観料を払って本堂へ。
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納経所で、
「あ、あの~、ここにO丸様というお方はおみえでしょうか?」
「はい、いますよ。いま作業中なので呼んできます」
「ありがとうございます!」
「それまで本堂でお参りしていてください」

靴を脱いで本堂に上がれば国宝のご本尊文殊菩薩さまがおられる。
五体投地礼で丁寧に心を込めてお勤めさせていただく。
最近いささかコツを掴んできたので、五体投地の際に膝が痛くないよ。

お勤めを終えたら若い僧侶の方がみえました。
「あの、O丸さまのお兄様ですか?」
「はい?」
「じじ実は先週香川県のお遍路宿で御舎弟さまとご一緒しました」
「・・・?・・・えっ、そうですか!」
「立派な学僧さまで、いろいろ教えていただけました」
「そうなんですか」

善通寺の専修学院の修行は厳しく、何人もいた同級生は皆脱落して
彼だけが残ってやり通したそうです。
なああるほど、さもありなん。
彼の柔道で潰れた耳を見て、強い意志の持ち主だと思っていました。

お兄様もこのようなご縁で、
文殊院を尋ねてきた人(遍路)には初めてだそうで
感慨深いと言われていました。

他の参詣者も本堂内に来られたので、
案内と解説をしていただく事にしました。
文殊院と阿部氏の関係、御本尊様の由緒などを滑舌よく語ってくれます・・・が
なんか高座で語ってくれているような感じです。
オチのない落語を聴いているような・・・・
あとで聞いてみたら落語もされているそうです。

もひとつ気になったこと。
彼のお話を聴いているとき、御本尊さまに灯されている灯明の炎が片方だけ
ゆらゆら燃え始めたこと。
ご本尊さまとのチャンネルが開いたのでしょうか。

この現象については、四国遍路の際に導師様とか眷属様に実際に
この現象が起きていること見させてもらったことがあります。

なにはともあれ、有難いことであります。

このあと、個人的に話を少々させて頂きました。
僧侶と修行、位階について。
「わしはよく僧侶になれ、といわれるのですが正座ができないので、ならないのです」
「私も正座は苦手ですね」
「わしは1時間と持たないのです」
「それは私も同じです。ただ、我慢しようとおもわず、あきらめることです」
「えっ?・・・・・」
「我慢しようと思うと辛いので、あきらめてしまうと、せいせいするのです」
「・・・うう~む・・・放下著ですか」
「まあ、そうですね」

「何事も極端にすぎると辛くなります」
「そうですね」
「ですから、中道がいいんですが、いちばん難しい」
「わしは四国遍路しているときだけは十善戒をまもろうとしています」
「ははは、それでいのです」

「出家僧と在家の間にいるのが中道かもしれません」
「たしかに、先達は僧と遍路の間に立っている存在ですもんね」
「遍路修行をきちんと積まれれば、また道が見えてくるでしょう」
「そうありたいものです。ありがとうございます」
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納経所にはICカードの読み取り機があります。
「こここれは、もしかしてカード決済機ですか?」
「そうです。もともとお寺というのは、最先端でなくてはならないのです」
「なるほど。いつのまにか形骸化してしまっていたのですね」

彼は自分の息子のような年齢ですが、
きちんと修行を積まれた僧侶の方と話すのは勉強になりました。


放下著(ほうげじゃく):臨済宗の教えで、「放下」とは投げ捨てる、の意味で、
煩悩妄想はいうに及ばず、仏や悟りまでも捨て去る、すべての執着をもたず、一切をさっぱりと
棄て去ること。全くの無一物に徹することは至難の業であります。



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このあとお抹茶と落雁をいただきました。

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次に弁天堂があり、そこで「魔除けおさめ札」7枚つづりをいただき、
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「○○がありませんように」と唱えながらお堂の周りを7回廻ります。
自分にとって、(何がありませんように)かな・・・

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少し寒いながらもよいお天気で
気持ちのいい参拝が出来ました。
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帰り道にはわしの好きな古墳で締めくくりましたがな。
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今日のこのご縁は、とても有難いものでありました。
これぞ、お大師様の繋いでくださったご縁でありましょうか。

おきらく大坂七寺社巡り

5年前に大坂に単身赴任で来てから、四国八十八箇所遍路はもとより、
近畿各地の寺院を西国、新西国、薬師などなどで訪れたり
日常ふと気になってお参りする寺社などなど、
色々な御縁を頂いて参詣する寺社を数えたら7箇所あります。
そこで
「おきらく大坂七寺社巡り」
というものをまとめてみました。
今年一年のお礼を込めて廻ってきました。


朝も早くから自転車に乗って隣の岡町まで。


原田神社 豊中市
主祭神:須佐之男命(牛頭天王)
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朝早くから様々な人たちが参拝に来ています。
ここはわしの健康を守ってくださる神様がおられます。
何度か健康面で助けていただきました。
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ここでは祓詞(はらえことば)をあげさせていただいています。
祝詞をあげていると日の光が鏡に反射したり、
拝殿の奥からは音がしたりします。

神無月のとき自転車で前を通り過ぎただけで挨拶をしなかったので
留守を守る眷属様の怒りを買い、交差点で大コケしてしまい
幸い車とは接触しなかったんですが右膝を痛めてしまいました。


豊中駅前に自転車を預けて
阪急宝塚線に乗り、「豊中駅」~「箕面駅」で降りる。
歩いて10分


西江寺 箕面市
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日本最初の歓喜天霊場です。高野山真言宗
箕面温泉に入りに来たんですが、そちらに行かず
フラフラとここに引き込まれてしまい、
怖がっていた歓喜天様について副住職様から丁寧に教えて頂いた場所です。
こじんまりとした境内には清浄な空気感があります。

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阿字観、写経などを定期的に行っていて
体験させていただきました。

箕面の瀧まで行きたいのですが、1日仕事になるので
今日は我慢しておいて、次に行きます。


「箕面駅」~「中山寺駅」


中山寺 宝塚市
真言宗中山寺派大本山で、本尊は十一面観音
言わずと知れた西国三十三観音霊場24番札所
ここは安産祈願の観音様で、妊婦さんや子連れの家族で賑わっています。
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本堂までの参道にはエスカレーターが設置してあるお寺です。
今日は西国札所の巻物納経帳を持ってきたので
御朱印を頂いておきましょうかね。


「中山寺駅」~「清荒神駅」


清荒神清澄寺 宝塚市
真言三宝宗の寺院で、本尊は大日如来 摂津国八十八箇所第72番

鎮守社として三宝荒神社があり、
竃(かまど)の神の荒神などを祀る神仏習合から「清荒神清澄寺」の名称がある。
「荒神さん」の愛称で庶民の信仰を集め、本尊よりもこちらのほうが有名ですね。

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「清荒神駅」から1.2kmに200軒近い店が並ぶ門前町を眺めて歩くのも楽しい。
年末の賑わいのなか店をひやかして歩く。

天堂の裏の「荒神影向の榊」では、榊の根元に供えられた賽銭を頂いて、
大事に財布の中にしまっていると必ずお金が増えるといわれています。
で、お金が増えた人は倍返しで返さねばなりません・・・
備え付けの木の棒でお賽銭をたぐりよせるのですが、
皆、そのお賽銭が欲しいので、なかなかゲットできないようです。

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この榊の周辺、あきらかに空気感が違う気がします。
ですから、しばらくこの場所に佇んでいるのが好きなのです。
ついでに、磨いたお賽銭をそっとお供えしておくと
後から来た人が嬉しそうに頂いていくのを眺めています。
お供えした時点で、もうそれはわしのお金ではなく、
神様のものになるんですから・・・



「清荒神駅」~「阪急梅田駅」


北向地蔵尊
梅田の紀伊国屋書店の西側、三番街の一番南側にあたるところ
明治24年に、この付近の畑から自然石に刻まれたお地蔵さんが掘り出され、
信仰の対象となり、当時の地主だった仲谷弥三兵衛氏が世話人となり、
お堂を北向きに建立されたのが由来です。
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昭和44年、阪急三番街が誕生したために、お堂は西へ50メートル移り、
現在の地に鎮座されております。

とにかくここをお参りする人が多い。
普通のサラリーマンや主婦、若い人まで丁寧にお参りをしている。
人々の祈りがたくさん集まった都会の真ん中の聖地です。
お堂を管理している方(たぶんボランティア)が、お参りに来る人たちに
「ようお参りです」
と声をかけておられます。


ウメチカを歩いて泉の広場から地上に出て・・・



太融寺 大阪市北区太融寺町
高野山真言宗の寺院
新西国三十三箇所第2番札所で、新西国巡礼をしていて出会いました。
本尊は十一面観音で、大師堂もありますが
なんといってもここにおられる「一願不動尊」が有名です。
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繁華街、ホテル街のど真ん中ですが、ここだけ空気感が違う。
一日中参詣の人が絶えません。
お百度参りをされている方もいます。
わしはお勤めが済むと、しばらくこの場所に佇んで空気間に浸ります。



地下鉄御堂筋線から「南海難波駅」~「天下茶屋駅」



正圓寺 阿倍野区
通称「天下茶屋の聖天さん」東寺真言宗 本尊は大聖歓喜双身天王
ここは大坂五低山のひとつで、聖天山古墳と呼ばれる古墳だそうな。
天下茶屋駅から懐かしい雰囲気の商店街を歩いて10分くらいのところにあり、
鳥居をくぐると一願不動尊が迎えてくれます。
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夏の台風の影響かな?
屋根にはブルーシートがかけられていますよ。
こじんまりとした境内には大師堂や地蔵堂、その他の堂宇が収まり
平日ながら
参拝者がボチボチと来ています。


天下茶屋駅に戻る前に、もうひとつ好きな場所へ寄っていこう。
番外
波切不動尊
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浄土宗西宝寺にある小さなお不動さんなんですが、
地元の人達の信仰が篤いのが見てとれます。
なぜ浄土宗なのにお不動さん?
なんていう無粋なことは抜きにしましょう。

略縁記によると昭和14年に茶臼山で地面から掘り出され、
西宝寺の境内に安置されたところ
第二次大戦中、空襲にあって近隣は焼け野原になっても、
ここだけ焼け残ったそうです。
神社仏閣ではこういった事が多いようですね。


5年間大坂に住んでいて
有り難い御縁を頂戴した神社仏閣のおかげで
なんとか単身赴任の生活を無事に過ごすことができています。
またこれからも新たな御縁に会うかもしれませんね。
それは偶然ではなく、必然なのでしょうか。

平成30年おきらく歩き遍路ツアー

久々におきらく歩き遍路ツアーを企画しました。
過去のツアーはドタキャンが相次ぎ、少しく疲れていましたが、
一念発起して企画しました。
いちどは歩いてみたい方、
きっかけがなかった方、
リピーターの方々、
これをご縁と感じた方はご連絡ください。
2018おきらく遍路ツアー

おきらく遍路旅 番外編 坐禅体験

おきらく遍路旅 番外編
坐禅体験
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坐禅というものに、前々から興味があり
きちんとやってみたいという気持ちが強くありました。
しかし、自分にとってなかなか敷居が高く、
禅寺の門をくぐるきっかけがありませんでした。

わしのお遍路の定宿である民宿「碧」で以前
真言宗の瞑想法「阿字観」のワークショップに参加させていただき、
作法についてきちんと教えていただきました。

その後、今住んでいる近くにある箕面市の西江寺で阿字観をやっているのを
見つけて参加させていただくようになりました。
坐禅と阿字観は瞑想法という意味では同じです。
阿字観を入り口として、次は座禅を学びたい。

今回「碧」で坐禅のワークショップが開催されるとのことで
告知を見てすぐに参加表明させていただきました。
坐禅に加えて食作法もやってくださる。
これも是非体験したかったのです。

お遍路をしている途中、
根香寺手前にある宿泊施設「禅喝破道場」がいつも気になる。
ここでは希望者に坐禅、食作法を教えてくださるらしいが、
なかなか足が向かなかった。

で、いつもの「碧」でならば、気軽に行ける!



6月23日(土)
大坂梅田を0700発の高速バスに乗って
0927徳島駅前バス停に着きます。
空模様は・・・曇り空です。

今日はまず、19番鶴林寺に行っておこう。
5番乗り場の1100勝浦行きに乗る予定ですが、
まだ1時間以上ありますよ。
コンビニに行って昼食を買い込んできてベンチで待つ。
気になる飲み物を買ってきて口に含んでみると
「・・・・?」
うう~む。次は買うか?買わないか?
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カメラを取り出して・・・あっ
SDカードを入れてくるの忘れた!
あ~あ、今日はスマホで撮影しましょうかね。
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雨がポツポツ降り始めました。
天気予報では・・・曇り!
なんて野暮なことは言わない、言わない。今は梅雨なんだから。

1100にやって来たバスに乗り、日赤病院、小松島を経て勝浦まで走る。
その間、雨が降っていたり、やんでいたり。
1210「生名バス停」に着く。740円

雨がパラパラ降っているのでポンチョを取り出して着込む。
今日は菅笠と錫杖は持ってきていないのですよ。
お遍路はついでで、座禅がメインなのでお遍路装束は白衣だけなんです。
でも雨の日はやっぱり菅笠があると便利ですよね。
後悔してもはじまらない。
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鶴林寺への登り道は雨に濡れた木々や花が楽しませてくれます。
ミカンの木には、小さな青い実がついています。

登り道を登っていくと身体が汗ばんできて
ポンチョの中が暑苦しくなってきますが、脱ぐ事はできません。
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蒸し暑い気持ちを和ませてくれるのは
路の脇に咲いているガクアジサイの花です。
日本の梅雨は風情があっていいですねえ。

更に登ると地面に赤い実がたくさん落ちています。
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おおっヤマモモだ!
特に熟れているのを拾って口に含むと

甘い!やっぱり甘いぞ!

その場にしゃがんで全部食べたい気持ちを抑えて
次に進む。
お茶の木もあるので若葉を口に含むと
ほろ苦い味が口の中に広がる。

ビワの木は・・・ないかなあ。

季節の景色と味を十二分に楽しみつつ
緩やかな階段を登り、「水呑み大師」で水をいただく。

更に登っていくと雨が小降りになってきました。
しかし、
あたりは靄に包まれていて、
下界は一面乳白色で水井橋とか、かも道といった絶景は何も見えません。
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山道を歩くのは気持ちがいいですね。
息があがってくる場所もあるのですが
瞑想の呼吸法を学んだあとでは、
呼吸管理も前よりはうまく出来ているような気がします。


1330
20番 鶴林寺着
駐車場には3台の車が停まっています。
山門をくぐったら、雨がやんでいますよ。
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

手水場に行ったら、犬連れの男性が犬に水を飲ませています。
(おおっ?柄杓で犬に水を飲ませている?けしからん!)
という気持ちで近づいていくと、
こんなもので水を与えていました。
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ペットショップで売っている携帯用の水飲みです。
こういった犬連れ参拝者は初めて見ました。
「こんにちは。行儀のいいワンちゃんですね。こういう方は初めて見ました」
「い、いやあ。これはマナーだと思い・・・」
わしが手水を使い、大師堂脇でポンチョを脱いで本堂への階段を登ろうとしたら
彼らは階段の下で手を合わせている。

無意識に彼らのところに戻り
「本堂に登ってお参りしませんか?」
「いえ、犬連れなので遠慮しておきます」
「・・・・そうですか。でも、このワンちゃんならば大丈夫だと思います」
「そうなんですかねえ」
「仏様は気にしないけれども、眷属さまたちが嫌がって怒るんですよ」
「なるほど」
「このワンちゃんを見ると、眷属さまたちは嫌がっていないように見えます」
しゃがんでワンちゃんに手を合わせたら、じっと見つめてきました。
「ほめてもらえたね。でもやっぱりやめておきます」
「そうですか。この先お気をつけて」
わし、犬連れの参拝者にこんなこと言ったのは初めてです。

どこの神社仏閣でも、四国遍路でも
チョビチョビ犬を連れて参拝している人たちがいますが
キャンキャン騒いでるのをよく見ます。
たぶんあれは眷属さまたちに怒られているのでしょうね・・・

「うちの○○ちゃんは家族同然よ!」

なんていうのが常套句ですが、畜生はあくまで畜生です。
そのへんを理解しているか、していないかで参拝者の心構えも変わってきます。
今回のことで、参拝差し支えないワンちゃんもいるのだなあと思いました。
そういえば別格西山広隆寺にも案内犬がいるなあ。

閑話休題

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靄にけむる本堂で1人お勤めをしました。
前回は大きなお地蔵さまの目につかまって立ちすくんでしまいましたが
今日は特になにもなし・・・

大師堂まで降りてお勤めをしていたら
目の端を白い服を着た人(?)が横切りました。
納経所の人に
「白い服を来た人が通りましたっけ?」
「いえ、誰も白い服は着てないですね」
「そうですか」
お大師様からのメッセージがあったのかな?
あのワンちゃんのことと関連あるのかな?

想いを残しつつ、手水場脇の下り道へ行く。
雨で濡れた苔むした石段は危険やねえええええ。
ストックの力を借りておっかなびっくり下ります。
またポツポツ降っているような気がしますが
深い木立が雨を遮ってくれるので、雨着を着ずに歩くことにします。

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豊かな水をたたえた小滝で水を掬って飲んでみたら
甘露甘露
ペットボトルを空にして水を一杯詰め込みました。


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下界に降りてきて、1440に水井集落に出てきました。
ここの東屋で遅い昼食を食べながら、
「碧」の女将さんにお迎えの電話連絡をして
しばらくボ~ッと待っていましたがな。

雨が下着まで染み込んでいて、座っていた椅子が濡れていますよ。
今の季節ならばいいのですが、冬に濡れると体温が急速に奪われて危険ですね。

迎えの車がやって来ました。
車内には、今回のワークショップ参加者の女性が乗っています。
彼女は愛知から夜行バスで徳島駅まで来て、
平等寺~太龍寺を登ってきたそうです。わしと逆のコースやね。
やはり雨に濡れています。

ここから近くのスーパーマーケットに行き、今夜の食事を仕入れます。
ワークショップは1930開始なのです。
これは、仕事を終えてから参加しやすいように設定されているのですって。

お宿に着いたら、早速濡れた服を着替えて備え付けの籠に入れたら
女将さんが洗濯してくださります。
風呂に浸かって一息ついて
広間に降りてちょっと調べ物・・・

へんろ地図で、
今の自分のやっている「おきらくへんろ旅」の行程では、
どのくらい歩いているのか。
ページを繰りながら、結構細かい作業ですね。
列車、バス、お接待の車に依存している部分が多いので
大して歩いていないんだろうなあ。

合計300kmくらいでした。2割弱しか歩いていないのか。
山道が多い。これだけが救いか。
これでは「自分は歩き遍路である!」と胸張って言えないよね。
今は回数をこなすだけに気持ちが行ってしまっているので、
もっとしっかり歩き遍路に向き合わねば。

1800に買ってきたお弁当を食べ、そして
参加者がボチボチ集まってきたので雑談していると
本日の講師の方が到着されました。
四国最古の曹洞宗寺院である城満寺の住職様とお弟子さんが、
坐禅と朝食の準備物件を持ってきたので
運び込みのお手伝いをします。

1930
時間になったので坐禅のワークショップを始めます。
住職は40前後の、とてもおだやかな表情をされた方ですが、
禅僧の雰囲気を身に纏った風情です。
後ろに控える20台のお弟子さんは、立ち居振る舞いもまだ修行途上といった風情です。
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お二人の裾捌きとか歩き方を見ていると
お茶とか、剣の所作に通じる隙のない所作で、
見ていて引き込まれてしまいます。

挨拶の後、早速明日の本番の前に
坐禅の形を少しやりましょうか、ということで
まず座りかた、姿勢、印形、呼吸法について教わり、
次いで壁に向かい、結跏趺坐は出来ないので半跏趺坐の姿勢を取ります。
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部屋が暗くなって、目の前にあるのは白い壁
次から次へと雑念が浮かんでくるので流していく。

あっという間に15分が経ち、レクチャーが終わりました。
姿勢とか呼吸は
阿字観をやってきているので、割とすんなりと入れたような気がします。

「さて、いかがでした?」

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銘々に感想などを述べ、
そのあとは禅宗のお話をわかり易く話してくださる。
曹洞宗なので、修行は横浜の総持寺だったそうです。
昔、「ファンシイダンス」という映画を観て、
この禅寺での修行の描写は本当のことかと
思っていたら、ほぼ事実なんだと教えられ、「へぇ~」
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住職はとても話し上手なかたで、参加者はついつい引き込まれていき、
あっというまに2200になってしまいました。

「明日のお勤めは、何時にしましょうか?お寺では5時からなんです」
「えっと・・・6時でもかまいませんか?」
「では6時からはじめましょう」
「(一同)よろしくお願いします」

一同部屋に引き上げて明日に備えます。皆相部屋なのですが、
わしは女将のご配慮で一人部屋をあてがってもらいました。
何故か?
それはわしのイビキが騒音公害だからです・・・
以前同室の方が逃げ出したくらいなんです。



6月24日(日)
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0500に目覚め、余裕を持って身づくろいを済ます。
0550に広間に入ると、もう皆さん集まってきていますよ。
やる気満々ですねええええええ。

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厨房では早くからお弟子さんが朝食の準備をしている。
これを典座というのかは不勉強な身にはわからない。

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さて、住職とお弟子さんが部屋に入られ、いよいよ坐禅の始まりです。
写真を撮りたいところですが、自分の行で精一杯
最初から撮るつもりもなかったので
スマホは電源を切って鞄に入れ、隅に置いておく。
写真撮影は「碧」のご主人です。

昨夜教えていただいたとおり、面壁、半跏趺坐で座る。
お鈴の音で始まり。
五感に静寂が染み渡る。
やはり様々な雑念が浮かんでくるが、それを流す。
目をつむると寝てしまうというので、開いたままにするのですが、
半眼にしてみる。
呼吸は鼻でする。臍下丹田を意識して呼吸する。

坐禅の前に住職が
「警策を希望する方は合掌してください」
と言われたので、体験してみたい、という気持ちがありました。
しかし、心が揺れたり、集中が途切れたりしたときにやってもらおうとしていたんですが、
そんな気持ちは何処へやら、瞑想状態がとても心地いいんです。

いつのまにか40分くらいが経ってしまい、
お鈴の音がしました。
初めての坐禅終了

阿字観と同じような心持ちのよさです。

あとで皆から、
「おやっさんが最初に合掌してくれると思ってたのに!」
「その次は私が合掌しようと待っていた・・・」
と言われました。
皆の警策を受けてみたいという願望を薄々気づいていたのですが、
瞑想状態に酔いしれていたのでそんなことを考える余地はなかった、
というのが本当のところです。

後にSNSで
「警策はわざと受けるものではない。坊主も参加者も真面目にやるべきだ」
とのお叱りを受けました。

すすすいません。
でもね、これは行を終えた後のフリートークなんですよ。
最初、警策を受ける体験を期待していましたが
実際に座ってみると、そんな気持ちは起きてきません。
皆も、同じような気持ちだったようで
そういった心の流れを皆で楽しく話し合っただけなのです。

あくまで相手は在家者なので、出家者に対する修行ではないからです。
禅を広めたい、という住職の広いお心から発せられた言葉なのです。
警策を受けてみたい、という在家の願望も
「善きかな、善きかな」の広いお気持ちでおられたのでしょう。
それに気づくか気づかないかは修行次第だと考えます。

お釈迦さまは中道を歩まれて悟りに至りました。
ガチガチの心になると、見えてくるものも見えなくなります。
とらわれない心を持つ事が肝要と考えます。



閑話休題


さて次は粥行の食作法です。
禅宗では食事も修業で、細かなお作法にも意味があり、
それを正確に実践していくのが行であります。

城満寺では、色々な所で座禅のワークショップを開催されているようですが
食作法については過去数回しかされていないそうな。
食事を供するには場所が必要なんですね。
ですから今回、
敷居の低い「碧」で食作法をしていただけるのは、
本当に稀でありがたいことです。

正面に座られている住職の説明を一字一句聞き漏らさないように、
神経を集中させて食事に向き合います。
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目の前に置かれている食器の包みを見つめて、
次は何をするのか?
勇み足をしないよう、気をつけて・・・

食事の偈文を唱えるとき、住職の鳴らす槌の音と、その道具が気になる。
展鉢の偈、念誦と続く。

匙の置き方、箸の置き方、椀の持ち方
細かく決まりがあって、初めての者には緊張しまくりです。
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お粥、梅干、沢庵をよそってもらい、これ以上いらなかったら右手を上げて合図する。
いりゴマのふりかけ?なんだこれは?
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「これ以上いらなかったら合図してください」
供するお弟子さんに言われて慌てて右手を上げる。

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匙でお粥をすくい、ひと口ごとに匙を置き
口中で租借した後、お粥が喉、胃へと収まっていくのを意識しながら、感じながらいただく。
塩味のついていないお粥、こんなにも甘かったのか。
いつも食べているお米と違い、おいしくもありがたくもある。

香の物を食べるのはいつか?ふりかけは?
住職の食べているのをちらちら見ながら食べる。

実は昔
「食う寝る坐る永平寺修行記」という本を読んでいたので
食作法について少しだけ知っていたのが役立ちました。

たくあんは音を立てずに噛む。
えっ?そんなことできるの?
顎に余計力が入ります。

たくあんの一切れは最後に椀をぬぐうために取っておくはず・・・

いりゴマを摺ったふりかけをかけてみる。
おお、これはおいしいぞ。
一度に全部かけたらどうなるか・・・

おかわりの合図があるのですが、
もう胸がいっぱいでお替りする気力が湧きません。
皆も同じ気持ちのようで、1人以外はお替りせず。

住職は残りのお粥を全部片付けてくださいました。

最後に「折水の偈」で、お湯が配られます。
いったいどのくらい注いでもらったらいいのか?
これでお椀を洗うんやったなあ・・・。

住職がわしのお椀に残っているたくあん一切れチラッと見て
「言うのを忘れていましたが、最後にたくあんを使ってお椀を洗います」
皆に一瞬動揺の気が流れたのを感じた住職は
「大丈夫です。匙で洗えばいいのです」

ああ、本を読んでおいてよかった。
しかし、椀にお湯を入れていただき、
洗いに使ったたくあんは、いつ食べたらいいのか?
悩みに悩んだ末、粥のお椀を洗った後に食べてしまいました。

これが正しいのかそうでないのか、わからん。
お湯にはお粥が溶けていて濁っている。
ここでお湯を飲みすぎると、
香の物とふりかけの椀を洗うお湯が足りなくなる。

ああ、ちょっと飲みすぎたか。
残った梅干の種は、どうするのか。

「最後に残ったお湯を集めに廻るので梅干の種と一緒に捨ててください」

えっ、お湯は全部飲まなくてもいいのね。


最後に布で椀の水気を拭き、重ねて包む。
洗わないんですね。衛生的にはどうなんでしょ?
昔、家内の実家でも食事は箱膳で食べていて、
やはり拭くだけで格納していたと聞きました。
脂っこい料理を食べなかったから、
お湯ですすいでぬぐうだけでよかったのでしょうか。

最後に皆で般若心経をあげて終わります。

いやぁ~、こんなに緊張した食事は初めてです。
食べたのか食べなかったのかわかりません。
所作のいちいちに深い意味が含まれていて、
それを理解して実践する事が修行なんですね。

禅の教えの、ほんの入り口を垣間見れたような気がします。
でもこれだけで「これが曹洞宗だ!」と語る事はできません。

参加者皆、緊張していたんでしょうね。
食事が終わると、場の空気が一気に緩んだような気がします。
わしもカチコチになっていた身体と心をほぐします。

あ゛あ゛~

疲れたが、いい体験が出来て心が満たされています。
このワークショップに参加させてもらえたご縁に感謝です。
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さて、今回のワークショップはこれでおしまい。
住職とお弟子さんをお見送りし、
参加者は三々五々解散していきます。

わしは、このあと女将さんが海部にある城満寺へ連れて行ってくれるというので
もう2人の参加希望者と一緒に1時間半くらいのドライブです。
無理に札所を廻ることなく、
たまには遍路道から外れた名所を見物するのもいいもんです。

その前に・・・ちょっと腹ごしらえ。
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車は山間の集落へと進み、人里はなれた修行場、といった雰囲気が漂っています。
わし、禅宗寺院の庭が好きなんです。
枯山水の風情もいいし、何かしら空気感がピリッとしているのですよ。

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ここ城満寺は、配置がなんとなく平等寺さんに似ています。
でも禅宗の香り高い場所ですね。

本堂の中に上がらせていただき、
板の間で釈迦如来さまに五体投地で礼をさせていただくが、
やはり膝が痛い。修行が足りないなあああ。

お勤めが終わって本堂の周りを廻っていたら、
東司(とうす=便所)がありました。
おそるおそる覗いてみたら・・・そこは清浄な空間です。

この東司を見ただけで、禅寺での修行の大変さがわかりました。
自分にはここで修行はできない・・・しみじみ感じました。

ずっと具合が悪かった先代住職が急に亡くなられたとか、
住職が慌しくされていたので邪魔になるのを避け、
長居を遠慮して次へ行きます。
思えば前住職の具合が悪かったのに、敢えてワークショップを中止せず
開催してくださった住職さまに感謝します。

車を走らせ、近くにある「浪切不動尊」に着きます。
えっこんなところにあるの?というような山間にひっそりとあります。
ここは境内一面苔が綺麗に生えていて
只で見せていただくのはもったいないような風情です。
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ここも弘法大師にご縁のある霊場で
灯明杉というのがあり、
昔お大師さまが落ちそうな大岩に立てたお箸が杉の大木となり、岩を押さえているそうな。
そして杉の間を通って向こうにあるお堂に行くとき、邪な人は挟まって通れないとか。
煩悩まみれのわしはどうか?
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おお、通れました。
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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さてその次は、旧遍路道八坂八浜のひとつ、松坂隧道
ここはアジサイロードで有名だそうです。
なるほどアジサイの花が沿道に咲き乱れていて豪華ですねええええ。
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今回のゴールは薬王寺です。
駐車場で先達同期の方にばったり出会いましたがな。

今日はここ、「日和佐駅」から列車で帰るのですが、
まだ時間があるので23番薬王寺を参拝し
門前のうどん屋さんでうどんを食べましょう。

ここで「碧」の女将さんとはお別れ。
色々とありがとうございました。
また次回のワークショップをよろしくお願いします。

1230発の徳島行きに乗るのはわしと愛知から来た参加者の女性
この方は過去「おきらく遍路塾」で一緒だった人で、
先達の同期ということも解りました。

1時間半くらいの車中、歩き遍路仲間同士のトークで盛り上がりました。
あぶない話も、少々
なんでも、12番焼山寺登山をする際に、
女性の1人遍路を狙ってスケベなオヂサンガイドが現れて
長戸庵まで身体を触りながら押し付けガイドをするそうです。
けしからんなあ。
彼女も最初の焼山寺でそういう目にあってトラウマになっているとか。

わしはオッサンなのでそういう目にはあわないが
確か87番から88番の間にも女性についてくるオッサンの話を聞きました。

お遍路の国際化も大いにいいが、
旅のリスクも必ずついてまわる、ということを特に女性の一人旅の人に
心得ておいてもらいたいですね。

色々話をしていたら、「徳島駅」に到着!
高速バスでわしは1430発大阪行き
彼女は1515名古屋行きです。
次回の再開を約して解散しました。


さて今回の総括
自分が四国遍路を重ねていくうちに、
真言宗よりもむしろ禅宗、それも臨済宗に心惹かれていきました。
とても自分には禅宗の本格的な修行はできませんが、在家の修行者として
自分のできる行を通じて今よりも高い場所に精神を持っていけたらなあ、
と願います。

今の自分に出来るのは「徒歩禅」
とにかく歩くことに集中する。
特に山登りの際には五感が研ぎ澄まされてきている瞬間がたまにあります。
その瞬間が多くなるよう、願うのです。

瞑想の方法である坐禅、阿字観の実践について、
「碧」の開催してくださるワークショップに参加させていただき、
それらの扉の前に立つ事ができたので、
今後は更に精進できる気持ちがします。

また、今回の城満寺や22番札所平等寺、また箕面の西江寺など
敷居が高く見られがちの瞑想体験を
誰でも気軽に体験できるエントリーの場として開いてくださっています。
これは有り難いことです。

いきなり「修行はこうでなくてはならん!」という人ばっかり居ては
誰も集まりません。
お寺本来の姿は、誰でも気軽に集まる場であるべきです。

幸いわしは有り難い御縁を頂戴して
修行を行える場を段階的に与えられているような気がしています。
このご縁を大事に、今後も精進していきたいと考えます。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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