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おきらく道場へようこそ

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「おきらく道場」へようこそ
ながらくHPを放置状態にしていましたが、ブログで復活しました。今後ともよろしくお願いします。

稽古内容
  柔道(少年柔道、審判関係)
  剣道(主に精神的なことばかり・・・あと居合の真似ごと)
  お絵かき
  鯖街道キャンプウオーク(終了しました)

  四国八十八箇所遍路
  西国三十三箇所巡礼

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四コマ漫画4編

コツコツ描いていると結構たまってきました。
③どう廻るか おまじない
この編は、SNSでクルマヘンロさんから反感を買い結構炎上した回です。
歩き遍路は偉いと思うのは驕りであると感じているのですが
クルマヘンロさんから見たら「歩き歩きと威張るな!」と感じるのかもしれません。
④靴の選択 不殺生
⑤車中泊 不ちゅうとう 
⑥真言 不邪淫

お遍路四コマ漫画

また四コマ漫画です。

②ヘビ 金剛杖
なぜヘビは怖いのだろうか。
たぶんDNAに刻まれた記憶なのでしょう。
平気な人はどこまで平気なんですが、ダメな人は考えただけでぞっとする。

しかし「寺社の境内にいるヘビは神仏の御使いである」
と考えるようになってからは境内で出会うヘビはなんとか意識を保つことができるようになった。
せめていきなり現れてくれるのだけは勘弁してくれないかなあ。

幸い四国遍路をしているとき、マムシには出会っていない。
いや、会ったことはあるがそれはペシャンコになった子供マムシと
ムカデを丸呑みしてる最中のマムシ
どちらも自分にとっては無害です。

お遍路四コマ漫画

お遍路修行の四コマ漫画
コロナコロナでお遍路もまともにできず・・・
車中泊遍路で回数を重ねるのみです。

先日妹に「お遍路の四コマ漫画描いたら?誰もやっていないジャンルやよ」
と言われ、なるほどおおおおお、そうか。
その手があったんやね。
別にメジャーになるつもりもないが、面白そうやね。
①霊仙寺への道程 おさいせん
早速描いてみました。
まずは、発心の道場である阿波編です。
なぜお遍路に行くのか?
それは人それぞれで、これは本人が喋るまで聞いてはいけない。

しかし、急に四国遍路に行く気になるようです。
行かない人は生涯行かない。
いつか行きたいと思っていても、縁がないといつまでたっても行かない。


それから、お賽銭について。
投げ銭をするのが当たり前になってるのが、お遍路するようになってから気になってきました。
いろいろ勉強した結果が、これ。

自分の意見を開陳するのならば、覚悟を持って臨まねばならない。

2021年1月書評

いま、還暦で職を辞して
次のステップに進もうとしたらコロナで予定が狂ってしまいました。
なので、コロナ禍が過ぎ去るまではせっせと本を読んだり
精進料理の勉強やら修業の毎日です。

本は昔からなんですが、決まったジャンルはなく手当たり次第読んでいるんです。
仏教とか社会科学とかの小難しい本もありますが
そんなのばっかりじゃ息が詰まる。
わしの好きなジャンルの青春小説も濫読しています。

21世紀、または平成初頭の
青春小説の古典といわれる2作品を今更ながらに読んでみました。

「夜のピクニック」 恩田陸
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2004年の刊行の青春小説で、26年前に書かれた青春小説を今頃読んだ。
読むきっかけは、本当に偶然なんですが、
刊行当時の年齢で読んでいたら捉え方もまた違っていたのだろうか。
ちょうど自分が「鯖街道キャンプウオーク」にハマっていた時期で
若者たちが「歩く」という体験を共有させてもらっていたのです。
あの頃確か主催者の鯖親父さんからこの映画のDVDを貸してもらったっけなあ。。。
観ていなかった。縁がなかったのかな?

さて、読んでみた。すんなり読めた。一気に読めた。
物語に引き込まれていくうちに
この物語が終わってほしくない、という気持ちにさせられました。

ただ夜通し歩く、といった高校の「歩行祭」というイベントの中で
若者たちの思いがぶつかり、交わる。

読み終わった後2日間くらいは物語の余韻に浸っていられました。
そして同題名の映画も観てみました。
想いを裏切らない内容に、またしても感情移入できました。
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わし、この手の爽やかな青春小説が好きなんです。
世俗にまみれた親父の心がジャブジャブと洗われるような感じになるのです。



「世界の中心で愛を叫ぶ」片山恭一 2001年刊行
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いわゆる、セカチューですね。青春小説の金字塔
あまりにも有名で、映画化もされたし大ヒットしました。
20年前のことです。

で、読んでみたが
号泣もしない・・・あれ?
これもまた読む時期が遅すぎたか。。。

いまいち物語に起伏な足りないような気がして仕方がない。
映画やテレビドラマが大ヒットしたんですよね。
が、観ていない。
今度観てみよう。
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セカチュー後、このジャンルの青春小説があまた現れた。
恋人が死ぬ、といった恋愛ものの王道といったら王道

この手のテーマ小説が溢れてくると最初の作品は分が悪いっちゃー悪い。

わしが涙を流した物語は「君の膵臓を食べたい」「ららのいた夏」



わしが青春小説を好きなのは、
若いころの自分に戻って、感情を共有できるような気がするからなのです。
あくまで、読んでいるうちだけですけどもね。

ほら、自分が若かったころ流行した歌を聴くと、
そのころの自分の気持ちを思い出したり、思いに浸ったり、
一瞬元気になれるでしょ?

おきらく遍路修行の旅通算14巡目 13番大日寺~88番大窪寺 ソーシャルディスタンスクルマヘンロ 令和2年8月31日~9月6日

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おきらく遍路修行の旅通算14巡目 13番大日寺~88番大窪寺
ソーシャルディスタンスクルマヘンロ
令和2年8月31日~9月6日

海上自衛隊を54歳で定年になって、
再就職で某メガバンクの独身寮施設管理人業務をするため、
大阪で単身赴任を6年間していました。
この間上司からのパワハラや同僚からのいやがらせ等々の嵐をくぐり抜けられたのも
四国遍路のおかげです。

6年間休みの日は心の平衡を保つためにお遍路修行をしていたら
歩きだと半年で一周でき、
通算歩き11巡、クルマ3巡できましたがな。

60歳になったときに、スッパリとこの嫌な職場と縁を切って
家に帰ってきましたがな。

実はこの10月から13番大日寺の宿坊の調理業務を務める手筈でしたが
コロナの影響で宿坊業務は中止
なので、この騒動が落ち着くまでは自分自身の修業を積みたいと考えております。

8月21日に大阪から我が家に戻り、まずは数々の荷物の整理をせねばならん。
それに娘が二人目の出産を控えているので、
お姉ちゃんの保育所への送り迎えの仕事も生じました。

家内の勤務時間の都合で一週間交代です。
なので、お遍路は最長7日間であります。

さて、どうしようかなあああああああ。

一週間通しでやるのならば、いっちょうクルマヘンロをしてみようか。

幸いに7月に1番~12番と、先達仲間のお接待で廻っています。
さて、一週間でどこまで廻れるか?
経験したことがないのでどこまで行って何処で泊まろうか?
いざとなったら車中泊しよう!

そうときまったら近所のオ〇ックスレンタカーへGO!
軽自動車で一週間の旅となれば、手ごろな値段でした。
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8月31日(月)
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朝6時に裏京都市を出て1030に17番井戸寺に到着しました。
17番~13番まで暑い暑い暑いクルマヘンロ旅
車に乗ればクーラーの恩恵にあずかることができます。
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こおりゃ、ええなあああああ。
クルマヘンロ一度やったらこの心地よさにやめられなくなるなあ。
でも遍路修業にはならん。
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13番大日寺ではイケメン副住職の弘昴さんと大日寺宿坊勤務の打ち合わせとか、
今後の事の打合せをしました。
それから美人のユナさんからお菓子や食べ物をいただきました。
金住職はいま、韓国に帰っていて10月に戻ってくるそうです。そのときまた・・・
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今夜は車中泊か、テント泊の予定でしたが暑すぎて無理!!
無理無理無理
あっさり初心が挫けてお宿に宿泊連絡をあちこちにかけたが
どこも休業中。。。。(;´д`)
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20番21番を淡々とこなし、
いよいよ
宿に泊まるのをあきらめて水井小学校でテント張る覚悟を決めて
22番平等寺門前の民宿「山茶花」さんにダメもとで
「あ、あの~、素泊まりできますか?」
「大丈夫ですよ」
「おおっ南無大師遍照金剛❤️」
お接待でカップ麺とかお菓子をもらいました。
ビールを飲んで極楽往生
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9月1日(火)
0645に日和佐の23番薬王寺着くようにお宿を出発する。
朝食はカロリーメイト
室戸岬を目指す向こうに黒雲が湧いています。
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室戸岬に着いたら驟雨(しゅうう)に会いましたが、
24番最御岬寺に着いたら小雨になりましたがな。
駐車場にはずぶ濡れの子猫がいて
「ニャーニャー」
鳴いていますが、かまうことはできない。
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どんどんどんどん先へ行く。
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雨上がりの夏の日は湿度がうなぎ登りで眼鏡が曇る。
27番神峰寺の上にある神峰神社に行き御神水を汲もうとしたら水が出ない。。。。
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神峰寺納経所でそのことを聞いてみたら、
神峰寺から神峰神社まで水を汲み上げているのですって!!
知らんかったなああああ。

28番大日寺は前回廻っていたので
飛ばして29番国分寺へ。
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ここで問題発生

納め札入れがない・・・・どこかで落としたか。
ガガガガガ~ン(((・・;)

27番神峰寺で落としたんやろうなあああああああ。
落ちていたら次回に取りに伺いますと電話しました。

先だっては高野山の奥の院で経本を忘れてきたし、
お遍路始めた頃から使っていた物が手元から離れていく。。。。
何かの啓示なのかしらん。
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連日の猛暑に車中泊をする、
という意気込みはすっかり失せてしまい、
33番雪蹊寺門前の「高知屋」さんに電話してみたらOK!
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今日のうちに行けるところまで、ってんで34番種間寺まで行き、
1630に雪蹊寺まで戻って来ることができましたがな。
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今日のお泊りのお遍路さんはわしひとり。
おいしいカツオのたたきを楽しみます。
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9月2日(水)
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台風9号10号が四国地方に被害を及ぼす、という報道が流れています。
今日は台風を心配しながらの行動でした。
予報では一日中大雨。。。まあいいか。歩いて濡れるよりは、まだまし。

高知屋さんから腹をくくって足摺岬目指して出発すれば、行く手には青空が見える。
時折激しい雨が降るが、札所に着くと綺麗にあがっています。
またもや龍神さまの御加護をヒシヒシ感じますがな。
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昨日見かけた二台のなにわナンバーのト〇ピックスのダンタイサン、
率いていたダイセンダツさんに挨拶がてら聞いてみたら、
岡山からのツアーですって。
それに二台のバスで一台分の人数なんですと。
ああ、なるほどね。
ソォシャルデスタンスですなああああ。
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今日は観自在寺宿坊に電話を入れたらが閉鎖ですって。
紹介してもらった愛南町のビジネスホテルに行く途中で
「紫電改展示館」の看板が見えた。

おおっここだったんか‼️

早速見に行きました。
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明日は卯之町~久万高原~松山を経て今治泊です。

9月3日(木)
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そういえばおきらく遍路修行の旅も14巡目(歩き11回、車3回)になった。
何か得たものはあるだろうか。
あるといえば、ありそうだし、
ないといえば、なさそうだし。
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修行の成果はある日突然あらわれてくるもんだとよく言われるが
龍神様の御加護はなんとなく感じられるようになってきました。
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心配していた台風も、あれ??来てたの???
と思うくらい雨にも会わず。これはまさに龍神さまの御加護です。
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その反面、気温の上昇と連日の運転で少し疲れてきました。
眠眠打破でドーピングをしてみるが、シャキッとするのは一時的です。
今日は後半に入り足がヨタってきました。
これはいかん。
還暦をすぎたら無理がきかんようになってきたなあああああ。

そりゃそうかな?
40番観自在寺を0700に発って宇和島~卯之町~久万高原~松山市内~今治と
走りに走って廻りに廻ったんですからねえええええ。
明日は少し余裕を持った行動をしよう。
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今夜のお宿は南光坊近くの笑副ビジネス旅館で素泊まり。
夕食は今治B級グルメの焼豚目玉焼き丼を食べに行きました。
うん、なかなかおいしいよ!
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9月4日(金)
こんなに長く遍路をしたことは過去数回しかない。
それでも往復含めて5日間
やってみて解りました。クルマヘンロはサクサク廻ることができるんやね。
これなら50回100回は夢ではない。
貫禄つけて金札錦札を切りまくれるねえええええ。

しかし何か違和感がある。
お遍路は点と点を結ぶのでなく、その間に修行があるんだよなあ。


閑話休題

今治のお宿を早朝に出て55番南光坊を参拝だけしておいて54番延命寺さんに7時前に着いて
お勤めしてから55番にもどって納経所に行く。
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そういえばウン百回廻っている人で、効率よく廻るために昼間は納経所のみ廻り、5時以降は
各札所を遥拝で済ましている、と聞かされて(❓)と感じたのを思い出しました。

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なにはともあれ、
今日は気温も昨日ほどではなく、すこぶる好調にお遍路できました。
今日は65番三角寺まで!
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今夜のお宿は伊予三島のホテルリブマックス伊予三島
チェックインの前に、村松大師堂横にある関行男さんの墓参りに行きました。
御神酒を供えてご挨拶し、お下がりを大切に頂いてきました。
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9月5日(土)
クルマヘンロも6日目です。
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なんやかんやで今日は66番雲辺寺から83番一宮寺まで廻れました。
湿気はあるものの、気温はそれほどでもなく、しかし暑い。
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クルマヘンロなので、すごい速度で札所を廻ることができましたが、
勤行次第はきちんとやります。
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今日見たクルマヘンロさんたちは、手を合わせるだけだったり、
南無大師遍照金剛しか唱えていない。わしの後から来て先に納経所にいる。
コロナの影響で「読経は心の中で」とも言われていますが、それにしても短すぎる。
やはり最初にきちんと教わる機会を得られるか、
自分で勉強するかしないと、この先恥をかくと思うんです。
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今夜は高松市の瓦町にあるビジネスホテル瓦町です。
安いホテルなんで駐車場が低くてわしのタントが入らないんですって!!!
仕方ないので近所のパーキングに入れる。
これでは普通のホテルと値段が変わらないよ。

さて、明日は台風も気になるし、88番にたどり着いて、裏京都市に帰る時間はあるだろうか?



9月6日(日)
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心配していた台風も遠くにいる。
さすがに風はふくが却って爽やかな印象です。
この一週間移動の際に若干降ったのみで、まったく雨に濡れなかった。

南無八大龍王神
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行けるところまで行く行き当たりばったりでしたが、結局全部廻れた。
88番大窪寺に着いても何の感慨もなし。。。
それでも打ち込みうどんだけは鼻水たらして食べました。
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今回、車中泊を計画していたが、暑くて不可能だったので、
涼しくなったら再チャレンジです。

13番大日寺宿坊で働くのはコロナが去って安全に宿泊ができるようになってから。。。
それまで精進料理の修行をしておきます。

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おきらく遍路修行の旅 14巡目 1番霊山寺~12番焼山寺 令和2年7月10日

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コロナ禍のなか、移動制限もなんとか緩和されてきたので
おっかなびっくり14巡目をはじめることにしました。
今回は徳島在住の先達同期のK村さんのお接待によるクルマヘンロです。
特に特記事項もないので、写真のみのそっけない内容であります。

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おきらく遍路修行の旅 13巡目結願 71番弥谷寺~88番大窪寺、60番横峯寺 令和2年6月19・20日、24日

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コロナにおける県をまたいでの規制が6月19日から解除されるとか。
わしはたまたま6月18・19・20日が休みなので
フライングして18日に四国入りしました。
お四国を守護する自粛自警団の諸氏から制裁をうけるかな??
ごめんなさい。

3月から行けなかった分の穴埋めなので、順不同になります。


6月18日(木)
雨はしとしと降っています。梅雨なのであたりまえ。
久々に雨着を着ての遍路です。

今日は弥谷寺麓の「ふれあいパークみの」に泊まるだけの予定でしたが
娘が二人目を妊娠しているので、
金倉寺の訶梨帝母尊(おかるてんさま)にご挨拶にいかねば。
と思いついて、JR「金倉寺駅」で降りて雨の中金倉寺へ行く。
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本堂に住職(副住職?)さまがおられて、安産のお守りの事を訪ねたら
訶梨帝母堂へ案内してくださり、中にあげていただけました。
お供えのザクロジュースを供え、五体投地礼で安産祈願をする。

娘の初産のときも逆子で案じられたのが、直前で正常分娩になったのは
おかるてんさまのおかげ、と感謝しております。
今回もよろしくお願いいたします!
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お供えはザクロなんですが、本邦ではなかなか手に入らず、
お寺では輸入品をお供えしているそうです。

安産のお守りとご祈祷済みのお米も頂戴し、
心満たされ、足は軽い。道隆寺まで行こうかな?

雨の田園、住宅地を歩む。
今日はいつもと違う道を歩こうかな?と思い
少しだけ別の道を選ぶと、葛原正八幡宮さまの正面の道に出た。
ここの石垣が面白い造形ですね。雨に濡れているのもいい。
スマホを取り出すたびに濡れてしまうが、この景色を記録に納めたい気持ちが勝る。
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道すがら、ノウゼンカズラの鮮やかなオレンジ色が目に焼きつく。
実は最初この花の名前がわからなくって、駅でスマホで調べました。
本当に便利な世の中になったものです。

さて道隆寺間近、いつもの家の前を通ります。
錫杖の音高らかに、ゆっくりゆっくり歩く。
家の前を行きすぎてしまい、もういちど引き返して歩く。
お声がかからない。
ああ、今日は御縁がなかったかな?と諦めかけたとき、
家の中からお父さんが傘をさして出てきました。
「おへんろさぁ~ん、雨の中ご苦労様です!」
おおっ南無大師遍照金剛
今日も御利益いっぱいのお地蔵さまを頂けました。

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道隆寺で雨着を脱ごうとしたら、あれ?
いつもの建物がない・・・
工事中でした。何になるのかな?

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「多度津駅」まで歩いて、そこから「みの駅」までローカル線で移動します。
靴が雨に濡れてグショグショいい、列車の冷房が寒く感じました。

「みの駅」で降りて弥谷寺まで約3km、正面の雨に煙る山を目指して進みます。
誰にも出会わない、雨の遍路道です。
「ふれあいパーク里みの」までたどり着いて
荷物を預けようと思いましたが
まあいいや、このまま登りましょう。
弥谷寺駐車場には県外ナンバーの車が数台停まっていますよ。
彼らとはどこかで行き会うかな?

雨の降る石段を登るときには視線は下向きになる。
黙々と登る。
いつもながら札所の階段を登るときはそれほど辛くはない。
本堂近くになると雨脚は益々激しくなり、
破れ笠から雨が滴り落ちてきます。
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本堂から降りるとき、磨崖仏の阿弥陀さまと目が合いました。
なので、左の階段から降りることにします。

大師堂へあがるには靴を脱がなければなりません。
下足場で靴下を脱いで絞ったらビタビタと水が滴る。
裸足になって堂内にあがる。
最近五体投地礼にも慣れてきて、
板の間でも膝小僧が痛くなることが少なくなってきました。
ゆっくりと、穏やかな気持ちでやればよいのだと考えます。

さて御朱印をいただき、下足場まで降りてきて靴下をはき、
靴を取り出していると
下のほうからお寺の犬がワンワンと吼えてきます。
「?」
気にせず靴を穿いて出かけようとしたら・・・・

リュックを忘れていました。
あわてて靴下を脱いで大師堂の中に戻る。

持ち帰ったリュックを背負って
「すまんこってす。ありがとうございます」
と犬にお礼をいったら、すました顔でこっちを見ていました。

お宿にチェックインして早速洗濯は歩き遍路の常識です。
浴衣の下には何も着ていません。
そのまま温泉に直行!
「う゛ぁ゛~、生き返る」

夕食にキンキンに冷えた麦泡般若湯をいただき
洗濯を部屋に干したら、もう轟沈してしまいました。




6月19日(金)
さて今日から県外移動の解禁日です。
乾パンとカロリーメイトの朝食をボソボソ食べて
6時前にお宿を出ます。
弥谷寺から山道を歩きたかったんですが濡れた山道は滑りやすくて危ないので
安全な国道を辿る事にしました。
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道すがら、ビワの実が色づいています。
栽培のビワと違って果肉は少ないが味は変わりません。
種をペッペと吐き出しながら歩く。

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72番出釈迦寺では、描きたかった絵の題材に出会うことができ、
帰ってから早速描きました。
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雨もだんだんと小降りになってきました。
それでも雨着は脱げません。
札所の休憩所でポンチョを脱いで、本堂・大師堂へは濡れながら行きます。

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ちょうど田植えの季節でしょうか。
水田には稲の苗が綺麗に植わっています。
オタマジャクシを見ないのは、まだ孵化していないからか。
やがて訪れる水田とカエルの鳴き声には、激しく郷愁をかきたてられます。

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ヤマモモの木を庭に植えたいのですが、家内に反対されるでしょうねえ。
これ以上木を植えると庭がなくなる・・・

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74番甲山寺の本堂・大師堂にはコロナ撃退の祈願文がありました。
コロナウイルス撃退除災招福祈攸
コロナウイルス撃退除災招福祈攸
コロナウイルス撃退除災招福祈攸

善通寺門前の「三村のパン屋」さんで、念願の「大師モチパン」を買いました。
善通寺生まれの讃岐モチ麦を使った血糖値の上昇を抑えるパンだそうな。
前から気になっていたんですよね~。

パンを齧りながら歩く。

カタパンも買うのを忘れずに・・・

「善通寺駅」から一気に「高松駅」まで移動する。
琴電に乗り、「高松築港駅」から「八栗駅」で降りて
五剣山を見ながらロープウエイ駅に行き、そこから八栗寺へ行く。
紫陽花の花が綺麗ですね。
ここにいたると雨は粉糠雨になっています。
雨着を着るほどではない。

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85番八栗寺
境内は菩提樹の花の香りが満ち満ちていていい気分です。

聖天堂に上がりたかったのですが、
足元が濡れていたので無理に靴下を脱いでまで上がる気にはなれなかったので
お供えのお酒を供えて外からお勤めをしました。
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帰りは山道を降って「八栗駅」まで行き、そこから琴電で「志度駅」まで行きます。
駅を出たら雨があがって青空さえ見えています。
龍神さま、ありがとうございます。
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さて、志度寺の参拝を終えて今夜のお宿は高松駅前のビジネスホテルで
高松まで戻ります。
その前に・・・「琴電塩谷駅」前にあるうどん屋さんに寄っていこうと
電車を降りたら・・・ああっ
うどん屋さんは台湾料理店になっていました。
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がっくりと駅に戻り、次の列車が来るまで呆然と待ちました。

結局高松まで戻ってきて、いつもの「徳島ラーメン」でラーメンライスを食べました。
何故に讃岐で徳島ラーメン?
自分でもよく判りませんがな。



6月20日(土)
コロナの影響で、ホテルの朝食もお弁当だそうで、
でもこのほうが有難い。
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0630から貰えるので、それ持って目の前の「高松築港駅」に行き
駅のベンチで慌しく食べる。
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0647に列車は出発、0724に「長尾駅」に到着

87番長尾寺には多くのクルマヘンロさん達が来ています。
大体夫婦連れが多いね。
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納経所には気になるものが置いてある。
厄除けのためにひとつ買い、厄を祓いました。
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ここから今日はバスで大窪寺に行きます。

近くの「大川バス本社バス停」に行き、0844発のバスに乗るが、
まだ40分くらいあります。
境内のベンチでしばらくボ~ッとしてから、バス停に行くと
老遍路がいました。
関東から来ている78歳、歩きの10巡目
彼は絵描きだそうです。毘沙門天様の見事な絵をスマホ画面で見せてもらいましたが
残念ながらプリントしたものは皆配ってしまい、手元に残っていない。

納め札交換をしたら、
彼はわしのオリジナル納め札を八栗寺で見た、といっていました。
そういえば昨日八栗寺で姿を見かけたような気がする・・・

バスの待ち時間、大窪寺までのバスの車内
色々な話を聞かせていただきました。

「実は私は僧侶なんです」
4年前に6番安楽寺で得度をしたそうです。
恐る恐る費用を聞いてみたら大先達昇補よりは安いようです。

わしは、遍路が行き着いた末に得度をする人を見てきた。
そして彼らから受けた印象は「自己満足」
ただ僧侶の格好をして得意になっている沙弥じゃんか、
自分は決して得度はすまい、と考えていました。

ところが彼は自然体です。
自分自身のために得度したと言っています。
特に親寺に縛られているわけではない。ひたすら自分のための修行
それならば得度しなくても修行はできるじゃん、
いやいや、僧であるかないかで自分の根っこが違う。
心構えが違う。
彼の話を聞いていてそう感じました。
「得度するならば早いほうがいい」
と言われました。

これって、言われるべくして言われたのでしょうか。
四度加行をして阿闍梨にならなければ真言僧とは言えないのではないか?
そう思い込んできました。

ここにきて心が揺らいでいます。

お大師様の引き合わせでしょうか。
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大窪寺では淡々とお勤めを済ませて
やってきたバスに乗り、「JR志度駅」まで行く。
老遍路も一緒です。
1番に戻り、霊山寺に結願報告をしたのちに高野山に行く予定だそうな。

彼は途中の「志度バスストップ」で降りたかったそうですが、
うまく運転手に伝わらなかったようです。
高速バスのチケットを買っていなかったので、
霊山寺に行くならば「JR志度駅」~「板野駅」~「板東駅」の
コースをお勧めしました。

わしは、「JR志度駅」から大坂に帰る。
翌日の日曜日は仕事なのです。

13巡の残りは60番横峯寺のみ。それはまたのちほど・・・



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6月23日(火)
仕事を終えて勇んでお四国へ行く。
列車を乗り継ぎ「伊予西条駅」で降りる。
駅前の「ホテルオレール西条」に2連泊です。
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6月24日(水)
0747発の「ロープウエイ駅・西之川」行きバスに乗る。
登山者らしき人たちが一緒に乗り込んできますね。

「伊予西条駅前」~「ロープウエイ駅」55分1020円
山道を揺られて、ロープウエイ駅に着きました。
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今日のお目当ては、64番前神寺奥之院と、成就社参詣なのです。
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奥之院は7月からの山開き直前なので納経所も閉まっていて天狗様の御朱印は頂けません。
ま、いいか。
早くも蝉の鳴き声が聞こえてきます。
今日は晴れていて、本当に気持ちがいい。
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成就社境内もほとんど人はいません。
登山者は次々と登山道に向かって歩いていきますが、わしは今日は
登山の予定ではないので、また次回・・・
春か秋に登ってみようかと考えております。

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ひとり山麓まで降りてきて、1時間半後のバスを待っていると
麓の土産物屋のおじさんが話しかけてきました。
当節登山客も激減して閑を持て余しているのでしょう。
いろんな話を聴かせてもらえました。
おかげでバス待ちの時間を退屈せずに過ごすことができましたがな。

「ロープウエイ駅」~「横峯登山口バス停」27分610円
横峯登山バスに乗るが、乗客はわしひとりです。
30分くらい揺られて山上駐車場へ。
いつもならば、20分くらいで戻ってこなければバスは出てしまうのですが
今日は「参拝から戻ってくるまで待っています」
おおっありがたや。
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予定にせかされることもなく、ゆっくりとお勤めができます。
ここは本堂・大師堂・聖天堂でお勤めがあるのです。
これで13巡目結願となりました。

余裕を持って駐車場に帰り、下界まで降ります。
「横峯登山口バス停」~「伊予西条駅前」27分620円
しかし次のバスは1544です。
2時間近くあるなああああ。
歩いて下ってもいいのですが、今日は時間を贅沢に使いましょうかね。
山の中のバス停に座り、本を読むことにしました。
ああ、なんとゆったりした時間でしょうか。

予定に追われて慌しく遍路ばかりしているので、
こういう時間を持つのも大切です。

やがてやって来たバスには朝一緒だった登山者も乗っていました。
無事に山登りができたのでしょうね。

連泊のホテルに転がり込み、速攻で洗濯を済ませて
コンビニ弁当と麦泡般若湯をいただいて寝ました。

6月25日(木)
今日は帰るだけの日です。
「伊予西条駅」は目の前なので、0712の列車に乗って早めに帰ってきました。
土日は仕事です。

これで13巡目のお遍路旅も終了
コロナの影響で予定どおりこなせるのか心配でしたが
それは杞憂に終わり、無事に終わることができました。

さて、14巡目は自分にとっては転機になる時期です。
60歳を契機に今の仕事を辞めて四国に移り、
一層お遍路に深く関わって生きていく予定です。
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お遍路イラストまとめ(その1)

コロナによる自粛の嵐が世界を吹き荒れ
「自粛自警団」が正義を振りかざす昨今です。
四国遍路もその例外ではなく、県をまたいだ移動は自警団の弾劾の対象になります。

と、いうわけで過去の画像から漫画にしたものを纏めてみました。

-宿泊編-

これだけ歩き遍路にのめりこんでいる自分ですが、
いかんせん小遣いの範囲でやっている区切り遍路なのです。
なので、一番かさばる宿代を浮かすために
民宿に加えて野宿や通夜堂を楽しくやっています。
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リュックの重量を7kg以内に納めたいので、
軽くて性能のいい野宿用品を揃えることが肝要であると考えます。

野宿でいちばん危険なのはヘビや動物ではなく「人間」であります。

あとは、お風呂に入れないことかな。

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お遍路さんが野宿する有名なポイントでテントを張るけども
地元の人が巡回している事もあるし、
たまには警官が来ることもあります。

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いちばん便利に使っているのがお寺の通夜堂です。
昔はお寺に泊まることは、気味が悪かったのですが
お遍路始めてからは、案外平気になりました。
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御縁が繋がると、地元の人達が大切にしている地蔵堂などにも
泊まる事ができます。
こういうところは安易に不特定多数には教えることはできません。
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歩きのガイジンサンの間では
「ゼンコンヤド」というワードが独り歩きしていて
いつでもどこでも只で泊めてもらえると勘違いしています。
「どこそこで泊めてもらえる」といったネットの情報が
あっという間に世界を駆け巡る、ということになるので注意です。
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-ガイジンさん編-

お遍路でであったガイジンさんたち。
それぞれの理由で日本の四国に来ていて、
それぞれのポリシーで歩いています。
皆様はどんな出会いがあったでしょうか。
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彼らと意思疎通を図るための共通言語は英語なのですが、
中学英語をきちんとしていれば日常会話には困らないという事がわかりました。
しかし、仏教を説明する事はとても難しい。
テンプルとシュラインの違いしか判らなかった。
ますます勉強せねば。
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彼らはゆっくりと、丁寧に英語を喋ってくれるので聞き取りやすいが
母国語の訛りが入るので時々聞き取れないことがある。
ウィンター⇒ビンター(ドイツ語)
ウエザー⇒ウェザーレン(イタリア語)
その反面、英語が母国語の人の話す英語は早すぎて聞き取れない!
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お花畑な思考かもしれませんが
皆が友達になって語り合って仲良くなれば、
戦争は起きないんじゃあないかと思うこともありました。

志村けんと鉄道員(ぽっぽや)

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コロナに散ったコメディアンの志村けん
彼の著書が本屋にあったので一合二合書棚の前を逡巡した挙句、買った。
彼のイメージは「ドリフターズの新人」というイメージが最後までこびりついていました。
なぜかなあ?
多分全員集合!で荒井注の後釜で登場した時のイメージが強烈だったからか。

それはさておき、
著書の中で映画「鉄道員」に出た時の話、高倉健との共演についての部分を読んだら
はて志村けんが出ていたっけ??
その程度の記憶でした。
早速プライムビデオで観てみました。
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ああ、筑豊から流れてきた炭鉱夫の役で出ていたんですね。
昭和とともに使い捨てられていく男を味わい深く演じていました。
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それはいいんですが、
すっかり「鉄道員」に見入ってしまいました。
ラストで泣きました。
久しぶりに映画を見て泣いたなあ。

3人の雪子ちゃん、いい存在感でした。
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夜を挟んで僅か2日間の出来事だったんですね。
雪子がお父さんを連れて行ってしまったのかなあ?
という感傷が残りました。

霊験について

寺社を訪ねると、そこには

「霊験あらたかな」とか
「○○によく効く」
「御利益がある」
といった評判をよく聞きます。
これは、そのことを信じる、あるいは信じたい
民衆の気持ちが具現化されているのでしょう。

わしの私見ですが
奇跡、喜瑞といったものは、存在すると思います。
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形而上なる精神世界、地球・宇宙の力というものは確かに存在すると思うのですが
形而下では目に見えづらいものなので
人口に膾炙させるためには、
分りやすい表現を使わねばなりません。
仏像がそれにあたります。

お釈迦様は、
苦しみの多いこの世の中をいかに生きるための
哲学を説いたわけです。それが仏教です。
仏像を造って拝みなさいとか、
輪廻転生については説かれていません。

法華経に仏像を作って拝みなさいと書かれてあるのは
釈迦入滅後500年後に編纂されたお経だからです。
方便第二
 若人爲佛故 建立諸形像 刻彫成衆相 皆已成佛道
 或以七寶成 鍮鉐赤白銅 白鑞及鉛錫 鐵木及與泥
 或以膠漆布 嚴飾作佛像 如是諸人等 皆已成佛道

深遠な哲学だけでは
大衆には解りづらいですから、
目に見えるもの、解りやすい現象が必要となってくるのです。

地球は生き物ですから、
地球のエネルギーが噴出している「パワースポット」にいけば、
「気持ちいい」「元気になる」など、
その場のエネルギーの影響を受けます。
そういった場所に神社、寺が建立されていることが多い。
水はパワーの影響を受けやすいそうです。
ですから御霊水や、滝行など水に関連ある事柄が多いのです。
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人によって何も感じない人から、霊的パワーをビシビシ感じる人など
千差万別です。
また、本人の信仰のあるなしで感じる力は倍増したりします。

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わしは霊的なメッセージなどを感じる力はありません。
しかし、力のある人との出会いは結構あります。
家内の親戚にも居ます。
お遍路を続けていくうちに、そのときその場所で
出会うべき人達と出会い、力の顕現を見ます。
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さる札所では、力のある人と一緒に勤行すると、
必ず喜瑞をみることができます。
頭を上に引かれる感覚、鈴の音が聞こえる、灯明が燃えさかる等々・・・
またご本尊さまからのメッセージを媒介してくださる。
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独りでその場所に行っても何も感じないし、起こらない。
今のわしには媒介になる人が必要です。

最近いささか神仏からのメッセージを受け取れるかな?
という境地には至っていますが、まだまだですねええええ。

修行が進むと、より多くの喜瑞を感じられるようになるのでしょうか。

おきらく遍路修行旅13巡目 44番大宝寺~53番圓明寺 令和2年4月3、4日

「新型コロナ感染拡大に伴う・・・」
がテレビでの合言葉となっており、世の中コロナで騒々しい。
自粛自粛と騒がしい。
確かに感染拡大を防ぐためには三密を守り不要不急の外出は避けるべきです。
だが、疫学的基礎知識のない人がテレビの表面的な報道内容を鵜呑みにして
素人がしたり顔でお説教をしてきます。

何が何でもダメ!・・・本当に?

ウイルスと細菌の違いを解っています?
大きさは?マスクでは防護できるのか?
自己を増殖させるシステムの違いについて知っているのかい?
ウイルスの標的細胞については?
PCRって何やるか知っています?

「心配」して郷里から母親が電話してきたので疫学の説明をしたら
「ああ、お前は理屈っぽい・・・」
と言われた。素人にそんな事を言われる筋合いはない。

ちょうど10年前、「トリインフルエンザ」で世間は大騒ぎした。
我々医療従事者は淡々と業務を遂行していたのですが
上官が大騒ぎして詳細な対策案について計画をつくれ、と命令して
社会的隔離の方法、連絡手順、健康管理チェックシート
患者の隔離エリアの設定、配食方法、導線の設定
日本の何処でもそんな計画を立てていないのに、自分の所だけ詳細に作った。

結局空振りに終わり、一安心だったが
その時の経験、知識の蓄積が無駄ではなかった。
今回のコロナ騒動で役立っています。

どうすればいいのか、今の段階で自分に出来ることはなにか?
冷静に判断できるようになりました。

わしが怖いのは集団ヒステリーが起きること
たとえば四国県外の車に嫌がらせしたり、排除しようとしはしないか。

今回の旅も四国の偉い遍路の方々から「四国には来ないで・・」
と後で言われた旅でした。

おっと、こんなことを書くと各方面のお偉いかたがたからの
「ムカツク!」「生意気だ!」「みんな非難しているよ」
炎上の嵐が吹きすさぶ。

剣呑、剣呑

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4月3日(金)
前日松山入りしていたので、
「松山駅前バス停」0650発久万高原行きバスに乗って
「久万中学校前バス停」に行く。
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運行時間が変更になっていて、以前よりも30分遅くなってしまいました。
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44番大宝寺参拝後、門前の「すごうさん」へ行く。
大宝寺の山号は「菅生山」なので、それに由来するのか?
と聞いてみたら、この辺の地名が「菅生」というので、
そこにあるお店で「菅生さん=すごうさん」だそうです。

ここで作っている「やいと饅頭」蓬の葉をたっぷりと皮に使い
程よい甘さの餡を包んで蒸し揚げる名物お菓子で
朝早く行くと、蒸しあがりをいただくことができる。
蓬の香りが鼻をくすぐり、餡の甘さが舌で広がり
「ああ・・・幸せ」なお菓子でした。

「おはようございます~!」
と元気よくお店に入っていくと、まだお目当ての饅頭はない。
「あ、まだできていないっすか?」
「いやあ、もう作るのやめたんですよ」
「ええっ!」

香りと甘さを楽しむ事ができる、
この饅頭、もう楽しむ事ができないのか。

1秒間だけ感傷に浸ったのち、
かねてより約束の絵を渡しました。
わしが描いた四国八十八箇所の絵を、ここの店に置いてくださるというので
A4版に印刷した絵を数枚持ってきたのです。

やいと饅頭の感傷に浸りながら道路を歩いて岩屋寺へ行く。
八丁坂越えは、最初の歩き以来していないなあ。
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道路沿いにある「旧遍路道」の看板に吸い寄せられながら歩む。
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途中の桜の花や、湧き水に心を潤されながら歩む。

朝、30分遅れて出発すると、30分遅れて到着する。
これは当たり前。
しかし歩みを速めると疲労も増して遍路歩きを楽しむ事ができない。
なるようになるさの気持ちでいこう。
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今日も久万高原のお接待所をやっている「カヨちゃん」が迎えにきてくれました。
45番岩屋寺の参拝を済ませて、お迎えの車に乗り込む。
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コロナの影響で、三密を避けるため車の窓は開け放つ。
ちょっと寒いが、それは仕方がない。
久万美術館下の物産館にある喫茶で、親子丼をご馳走になりました。
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食事を終えて並んである土産物を見てみたら、
子供用アンパンマンマスクが売ってありますよ!
早速孫娘たちの分を買いました。
後日送ったら大喜びされたそうで、ジジイカンゲキー。

このあと、「すごうさん」に寄ってしばし世間話
戸を開け放し、2m離れての会話
かよちゃんと女将さんの交わす、
地元の人しか知らない札所の生々しいお話を仕入れることができました。
かなり生々しい・・・・
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かよちゃんのお接待所に移動し、お菓子やらコーヒーをいただく。
寒いが戸は開放されています。
カヨちゃんは長年医療の最前線で活躍されていた方で
医学に関する知識と経験は半端ではない。
コロナについても、そこらへんの半可通よりも的確な知見を持っている。

ここから30分歩いて本日のお宿の「桃李庵」に行く。
今日も久万五郎さんはお元気です。

久万五郎さんはミリタリーマニアで、
わしが来るのを待っていて、いくつか質問を用意していました。

「江田島はいつ行っても見学できるか?」
「ミサイル防空システムで本当に撃ち落す事ができるか?」

などです。
今は見学中止になっていることや、
イージスシステムで管制された短SAMや、更にCIWSなど
自分の知っていることだけ説明しました。

あとはとりとめのないお喋り・・・
コロナによる休業補償の手続きの煩雑さ、
桃李庵開店当初に起きた不思議現象などなど。



4月4日(土)
楽しみにしていた坂本屋の雛祭りも中止になっているので、
三坂峠を降るのはやめて「塩が森バス停」で降りて
そこから浄瑠璃寺まで一気に下ろうと計画していたら
久万五郎さんが浄瑠璃寺まで送ってくださるとか。

おおっ

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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6時30分くらいに46番浄瑠璃寺に着きました。
いつもは先を急いでいたので余裕がなかったんですが
今日は早朝の境内を散策する事ができました。
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春の花の咲く松山の遍路道を気分よく歩く。
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別格文殊院・・・八塚古墳群

が、ふと気になって
今夜お世話になる石手寺通夜堂・・・果して泊まることができるか?
電話してみたが、出ない。
札始大師堂で休憩したときに電話したら、やっと出た。
「あ、あの~、今夜通夜堂を使わせてもらいたいのですが」
「ああ、住職が閉鎖するように、と言ったんですよ」
「ええっ!」

感傷に浸る間はない。
スマホでホテル宿泊検索をしたら、おお、あったあったよ。
結構あったよ。それに安い。
いつもの4割は安いよ。
やはりこの時期、キャンセルが多いからかなあ。

なんとかJR松山駅前にお宿を確保できました。
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足取りも軽くサクサクと進む。
札所は閑散としていると思いきや、結構車がいますよ。
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各札所の桜を楽しみつつ、
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石手寺に来た。

境内に人は居なさそうに見えて、結構居ます。
大師堂横の鬼子母神様のところには安産を祈願する夫婦が
ひきも切らず訪れています。

久万五郎さんに送ってもらえたおかげで
いま正午です。
この勢いで52、53番をやってしまおうぞ。
「石手寺前バス停」から乗って「JR松山駅前バス停」に移動する・・・
はずが、逆方向に乗ってしまい、途中で気がついて乗りなおす。
時間がたっぷりあるんで慌てない、慌てない。

松山駅前から運転免許センター行きに乗って「片廻バス停」で降りて
52番までテクテク歩く。
人通りが多いか少ないか、それはわからない。

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手水はコロナのお陰で使えない。
この時点ではまだ各札所の対応はマチマチです。
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圓明寺まで歩いて、今回の旅はここまで。
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松山のホテルに帰って寝ました。

4月5日(日)
朝早くの列車に乗って岡山経由で新大阪に帰ってきました。
いずれも列車内もホームも人影はありません。
列車内は絶えず喚起しているし、いわゆる「三密」は保たれていました。
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この先、状況は更に悪化の一歩を辿るのですが・・・

しばらくお遍路もおあずけです。
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「仙台四郎」


「福の神」という言葉を聞いたのはいつごろだったかなあ。
商家に障害者がいると、その店は栄えるという。
ただその言葉しか知らなかった。

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「仙台四郎」とは、
江戸末期から明治にかけて、宮城県仙台市に実在した「人神」の名称です。
「人神」とは、没後にその人物を神として祀る信仰形態で、以下の分類があります。

① 祖霊を神格化して発生したもの

 (天照大御神や大国主神など神話の神々)

② 恨みを残して没し、祟りを恐れて鎮めるために祀るもの 

(菅原道真、崇徳天皇、橘逸勢、平将門)

③ 優れた業績を残した者を死後に神として祀り、業績を後世に伝えるもの 

(豊国大明神の豊臣秀吉、東照大権現の徳川家康)

  また、佐倉惣五郎に代表される義民や竹垣三右衛門・岡村十兵衛に代表される
  善政を敷いた代官、
  お遍路関係では、25番津照寺にある一木神社の一木政利などがある。
  さらに仙台四郎に代表される放浪者を生前から福の神として崇める信仰が生じた。

仙台四郎(芳賀四郎)は知的障害があり会話はほとんどできなかったそうですが、
「四郎自身が選んで訪れる店は繁盛する」
との噂が流布し、売上増を企む店が四郎の気を引こうと厚遇したが、
表面だけの店には寄らなかったそうです。

没後の大正期に入ると、仙台市内のある写真館が
「四郎の写真を飾れば商売繁盛のご利益がある」
と謳って写真販売を始めた。

戦後恐慌以降、繰り返し発生する不景気において四郎のブームが度々発生し、
仙台で信仰され、さらには全国的に知られる福の神として定着したそうな。


彼の事を知ったのは、古書店の店先に200円均一で売られていた
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「開運!えんぎ読本」
の招福の人神として紹介されていたのが妙に気になり
彼の事を書いた
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「福の神になった少年」
を捜し求めて仙台四郎について詳しく知った。

四郎のような人間は、智慧という余計なフィルターがないので
人間の本性を敏感に感じ取ることができるのでしょうね。
教養、地位、財産などに起因する見栄や虚勢などは
時として邪魔になったりする。

「しろばか」と呼ばれていた四郎は毎日ニコニコと街を徘徊するのが好きで
ふらりと寄った商家の店先を掃除したそうな。
そんな四郎を邪険にして追い払う店があれば、
「好きにさせておきなさい」とさせ、さらにはお駄賃や食事を食べさせて
あげた店もあった。
こういった店の人に対する姿勢が繁盛に繋がったのでしょうね。

彼は無垢な魂で人の本性を見抜いていたかもしれん。
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今回のコロナ騒動について、
移動規制、外出自粛など我慢が長期間に渡ると
心の余裕をなくした人たちが正論を振りかざし、
更に投稿に対して揚げ足を取ったり非難したり、
尻馬に乗った輩が炎上させていく。
某県では、県外車の排除が行われたりもしている。

まさに、卑しい人間の本性がもろに現われてくる。
そしてそれを無自覚で、自分は正しいんだと開き直る。

四郎がこのありさまを見たらどう言うだろうか。

「ばやん」


ニコニコして一言だけ。

ああ、教えられるなあ。
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おきらく遍路修行の旅 13巡目 12番焼山寺~17番井戸寺、84番屋島寺

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13巡目も大詰めになりましたがな。
しかしこの段階でなぜか12~17番か?というと
12番焼山寺山道の途中にある柳水庵の遍路休息所にスズメバチトラップを
仕掛けに行かねばならんのです。
そしてその時期は女王蜂が越冬から起きる3月でなくてはならんのです。
ですから焼山寺は春先に真面目に歩いて登るのが年中行事になります。

トラップ液は500ml、それだけ余分な荷物になります。
でもまあ、それもよし。


3月19日(木)
夕方に高速バスで徳島入りする。
さすがに車内には乗客も少ない。
今夜のお宿はアパホテル、宿泊客現象の影響で、当日宿泊予約を入れたら
かなりお安い設定となっていますが、わしがネットで予約を入れた時点では
通常料金・・・フロントで少しゴネてやろうかとも思ったが、やめ。



3月20日(金祝)
「徳島駅」から始発に乗って「鴨島駅」まで行くのがいつもの行動予定なんですが
ダイヤ改正か?5時台の列車がないなあ・・・・
結局6時過ぎのに乗って行く。

う~む、30分のロスや。。。

「鴨島駅」からタクシーで藤井寺まで移動して
いま0700
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ご本尊さまとお大師さまに道中の安全を祈願して、いざ。
今日は連休の初日だけあって、ハイカーの姿がちらほら見えます。
準備体操をしている人たちもいる。
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長戸庵までの登り道は楽しい山歩きですねえええ。
気温もそれほど低くもなく、風も吹いていない。
惜しむらくは鳥のさえずりが少ない事です。

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ほどよく身体が温まった頃に長戸庵着
ハイカーの人たちもここで一休み。
定年後のアドベンチャー遍路おじさんの服装は、やはり軽登山風の服装です。
これが2巡、3巡と進めば白衣率が高くなるのですが
彼らは大概一周で終わるのが残念です。

「樋山石鎚山お鎖」なんだろう?
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とてもとても気になるが、今日の予定には組み込まれていないので
またいずれ・・・いつになるやら。

だんだんと気温もあがってきているはずですが、標高が高くなるに従い
冷たい風が吹いてきます。
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特に「馬の背」は景観もいいが風の通り道にもなっています。
うっすら汗ばんだ身にはちょっときつい。
手袋をつけるまでもないが、やはり寒い。

途中、大雉を打たねばならない事態になり、
やむを得ず道から離れ、急な斜面を下りました。
焼山寺山の大蛇神様、ごめんなさい。

6つのへんろころがしとは言っても
そのうち半分は降り道なので、キツいのは3つの登りのみです。
そう考えると、焼山寺登りも気分的に楽です。
むしろ山登りを楽しむことができるよ。

すると、石畳の降り道の先に柳水庵が見えてきました。
おおおお、順調やああああ。
まずは湧き水で喉を潤す。
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お大師様にご挨拶して、
さて遍路休息所の小屋に行き、スズメバチトラップの液を見ると
ゼリー状になっています。
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中にスズメバチはいるか??
ボトルをさかさまにして振ると、中から大きなスズメバチ2匹と
小型のハチ1匹が出てきました。

おおおお、今年も大成功や!
ひとりほくそ笑み、ボトルを洗い、液を詰め替えて軒下に吊るす。
心ならずも殺生に至った女王蜂の供養をしていると、
ハイカー風の御刀自様が小屋のほうに登ってきました。
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「何をしているんですか?」
「ああ、これはスズメバチの巣ができないように仕掛けをしているのです」
「?」
「3年前からここに毎年設置させていただいています」
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彼女はこの麓の集落の方で、ここの遍路小屋や柳水庵、一本杉庵の
保守整備をされている方だそうです。
焼山寺登りは日頃から楽しんでおられます。
70台ですが健脚ですねえ。

一通りスズメバチの生態とトラップの説明をしました。
ここで遍路小屋に関わりのある人と出会い、お話をできたのはお大師様のお導きか!

これから一本杉庵まで行き、そこから引き返すんですって。
無理のない山歩き行程ですね。

「ここから一緒に歩いていいですか?」
「もちろんです!よろしくお願いします」

自分の母親くらいの人と焼山寺道を歩くことができました。
地元の方なので、色々と焼山寺周辺のお話を聞かせていただきました。

なぜ「すだち庵」が閉店のやむなきに至ったか・・・
生々しいお話もあり、とても興味深い。

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お話をしながら歩くと時間のたつのも早い。
あれ、もう杉を背負ったお大師様が見えてきました。
一本杉庵でも地元のお年寄りの方々がお掃除をされています。
軽トラが停まっているので、車でここまで来られるんですね。

へんろころがしの焼山寺登り、
「自分の脚だけでここまで登ってこられた!」
と考えるお遍路さんがほとんどでしょうが、
いやいや、こういった山の上の庵を保守整備してくださる人の事に
思いを馳せなければならない。
道が崩れたり倒木がふさいでいたり、草が茂っていたり
遍路標識だってそうです。

だれかがこの道を、場所を整備してくださっているのです。

1周で終わらず
できれば2周、3周と遍路道を歩んで、このことに気づき、感謝してください。

御刀自様と別れて、登って降って、集落に出てひたすら降る。
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道の脇にはなにやら柑橘類の実がなっている・・・
何の実かなあ。
ひとついただいて齧ってみたら・・・
う~~~ん、柚子かなあ。でも小さい。
スダチの熟れたやつかなあ・・・?

なんにせよ、口の中に唾液が盛大に湧いてきました。
柳水庵で汲んできた水で口を潤します。

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今年は気候の関係でしょうか、梅桃桜の花を同時に楽しむ事ができます。
終わり近い梅の花からは香りが漂い、
盛りの桃の花は鮮やかな桃色、
早咲きのしだれ桜が咲き始めています。

それにそれにソメイヨシノの蕾の香りが強く渡ってきます。
このツンとする蕾の香り、誰に言っても信じてもらえませんでしたが、
先ほどの御刀自様には解っていただきました。始めて解ってもらえました。

最後のへんろころがし6/6
気分は上々で、単なる登り道です。
前回の焼山寺登りの時には大腿筋が攣ってしまって情けなかったんですが
今回はそんなことはなし!

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やがて駐車場の喧騒が聞こえてきましたがな。
おお、着いた着いた。
いま1230
5時間半で着きました。
でも前回よりも30分遅く登り始めたので、ちょうど30分遅れで到着しました。

健脚5時間、普通6時間、遅脚7時間とは言うものの
きちんと登って来られればいいのです。
速さを競うものではないのですよ。
あ~、楽しかった。

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焼山寺境内にはクルマヘンロさんたちがちらほらいます。
駐車場から本堂までの道程をこぼしこぼし歩く人たち。
階段がキツいらしい。
ああ、そうですね。

おなかがすいたので売店でうどんを、と思ったら閉まっているよ。
ああ・・・コロナの影響がこの山寺にも・・・
そういえば宿坊も閉鎖しているとか。

乾パンとカロリーメイトを齧りながら山道を降る。
今日の目的は、神山の「寄井中バス停」1440発のバスに乗って
13番大日寺まで行く。
2時間弱で焼山寺から神山まで一気に歩いて行くのです。

一瞬ヒッチハイクでショートカットしようかと思いましたが
なんとかなるやろう。
間に合わんかったら、そのときはそのとき!

そんな気持ちで山里の道を早足で飛ぶように歩く。
そんなわしを出迎えてくれたのは神山町のシダレザクラ
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おおお~、見事やなああああああ。
いいものを観られて幸せ。

せかされずに何とかなる、という気持ちで歩いていたら
無事バスの時間10分前に到着できました。
神山名物「瓶コーラの販売機」で一服できる余裕もありました。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

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5分遅れで来た徳島行きのバスに乗り込み、しばし揺られる。
「一ノ宮札所前バス停」で降ります。

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あらかじめ大日寺の金住職にはメールで連絡しておいたので
本堂から大師堂でお勤めしていたら本坊から住職が手を振っています。
こちらもお勤めの途中ですが、腕をブンブン振って応えます。

最初の計画ではここの宿坊に泊めていただく予定でしたが
コロナの影響で宿坊は臨時休業、隣の「みょうざい旅館」に泊まります。

本坊へ上げて頂き、本日金住職にお会いするのは、
権中先達から中先達への昇補推薦のお願いと、
秋からここの宿坊のお手伝いをするので、その打ち合わせです。

何をするかというと、食事を作るのです。
わしの作る料理なので大したものは作れないのですが、
少しでも金住職と大日寺のお手伝いをしたいのです。

来年息子さんの弘昴さんもアメリカ留学から帰ってきますし、
色々考えると楽しみです。

1時間ばかりお話をして、隣の民宿に転がり込む。
今夜の宿泊はお遍路さん5人、仕事の人3人
お遍路さんは皆歩きのようです。
わしよりも年配みたいですが、それぞれのペースで歩いているようです。

あまり話は進まないので、食事をしたら引き上げましょう。



3月21日(土)
窓の外が白んできたので、身支度して朝の参拝に行きます。
阿波一ノ宮に行き、祝詞をあげて参拝
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大日寺駐車場向こうにある持正院に行き歓喜天様に3拍手で参拝
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最後に大日寺に行きゆっくりとお勤めします。
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見ると、納札入れの上に錦札が数枚置かれています。
一枚頂き、宿に帰ります。

ちょうど朝食が始まる時間になっていてそのまま食堂に入る。
さて錦札は、一人歩きの御刀自様にあげるのです。
喘息持ちで、時折苦しそうな咳をしています。
わしも喘息持ちなので彼女の苦しさはよく判ります。

「道中の安全に、この錦札を持っていてください」

余計なお世話かもしれませんが、貰ってもらいました。
今日は19番立江寺宿坊に泊まるそうです。
強行軍をする彼女を、同宿のお遍路さんたちが途中電車を使うルートを
勧めていました。


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今日は徳島に住む先達同期のK村さんと13番~17番を歩くのです。
彼とは縁が深くて、思いがけない場所で出会ったり
予定を合わせて遍路したり、何かとお世話になっております。

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13番~17番の5箇所巡りは、昔から手頃な日帰り遍路行程で
余裕を持って遍路道歩きを楽しむ事ができます。
K村さんの地元で、知った顔にも出会ったりして・・・
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独りで歩く遍路も自己を見つめる修行ですが
二人以上で楽しく歩く遍路もまた格別です。
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話のネタは尽きず、時間を忘れて歩くと次の札所が見えてきます。
まだ花の季節には早いのですが渡ってくる風に春を感じます。
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あっという間に17番井戸寺に着きましたがな!
ゆっくり歩いても午前中で満願のコースです。
おきらく歩き遍路ツアーには最適ですね!
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ちょうどお昼なのでお寺の裏にあるトンカツ屋さんに入る。
何か意欲的な創作トンカツがあるよ・・・・
チーズがかかっているんですって。
どんなんか食べてみましょう。
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お腹がいっぱいになりにけり。

お腹もくちくなったところで、「国府駅」まで戻る。
今日のわしは、ここから「屋島駅」まで行くのです。
ほんと、穴埋め遍路ですね。
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K村さんはここから車が置いてある13番まで歩いて戻る。
今日は楽しいお遍路をありがとうございました。
次回の予定を組みますので、またご一緒しましょう。

「国府駅」~「徳島駅」~「屋島駅」と普通、特急を乗り継ぐ。
屋島駅前からは屋島山上行きシャトルバスが出るので
時間まで駅舎にいたら、観光ガイドの方が話しかけてきて
お遍路の話を沢山させて頂きました。
ほとんど、わしが喋っていたのですが・・・・

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シャトルバスに乗り、屋島山上へ。
連休の中日だけあって観光客が多いねえ。
もちろん、お遍路さんもいますよ。
そんなんで、屋島寺は大層賑わっております。

参拝が終われば、あとは高松駅前まで琴電で移動し、
駅前の徳島ラーメンでラーメンライスセットを腹に収めて、おしまい。
ホテルに移動して、寝るのみです。


3月22日(日)
今日は帰るのみです。
朝8時30分の大阪行きのバスで帰るのですが、
その前にうどんでも食べていこうかと思ったら・・・・
「コロナの影響で従業員のため9時からです!」
えっ?
仕方がないなああああああ。
コンビニでお握り買ってバスを待ちながら食べる。

やって来たバスに乗って3時間とちょい、
ガラガラの車内では手足を伸ばす事ができました。
無事に大坂に戻ってきました。

次回は4月に久万高原から松山を歩きます。
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安部文殊院参詣

安部文殊院参詣
令和2年3月17日

先週の五色台遍路をしたとき、
民宿で出会った善通寺学僧のO丸さん。
種智院大学三回生で、善通寺の専修学院での修行の仕上げに歩き遍路をしていた。

わしは若い僧侶の方々と宿を共にするのは有難いことで、
日頃から疑問に思っていたことを色々なことを教えて頂きました。

彼は奈良の安部文殊院の御子息だそうです。
そこは奈良大和四寺巡礼(長谷寺、岡寺、室生寺、文殊院)のひとつで、
図らずも最近、西国四十九薬師巡礼で近くの室生寺に参拝していました。
長谷寺と岡寺には西国巡礼で詣でていました。

「ぜひ文殊院へも来てください!」
「は、はははい!」
「私の兄がいまそこにいます」
「ぜぜぜひ!」

このご縁を大切にしたい。
翌週の火曜日、仕事が休みなので近鉄に乗って奈良へGO!
「桜井駅」で降りて駅前の「文殊院行き」バスは・・・1時間後に来る。

1kmと少しなので歩いて行きましょう。

本日天気晴朗なれど風冷たし。

歩くには気持ちがいいよ。
目的地までは緩やかな坂道になっています。
30分くらい歩いて

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文殊院に到着!
こちらは駐車場の入り口見たいやね。
門柱には安部清明の五芒星の晴明紋が見えます。

安倍文殊院(あべもんじゅいん)は、奈良県桜井市にある華厳宗の寺院で、
本尊は文殊菩薩(国宝)
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開基は大化元年(645)安倍倉梯麻呂とされ、日本三文殊に数えられる。
安倍氏の氏寺として、塔頭寺院二十八坊を従え大和十五大寺の一つとして栄えたが、
永禄六年(1563)松永弾正の兵火を受けほとんどが火災で焼失、
寛文五年(1665)に現在の本堂(文殊堂)が再建された。

遣唐使の阿倍仲麻呂や陰陽師として有名な安部清明も、お祀りされている。
また、安倍首相が石燈籠を寄進しているんですって。
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境内の古墳は阿倍仲麻呂のものだと言われています。

華厳宗なのに弘法大師を祀っているので(?)と思ったが、
空海が東大寺の別当になったことがある為、作法や行事に真言宗的に近いそうな。
また、華厳宗では葬式や法事などの仏事は行わないため、
繋がりのある真言宗の僧侶が行うそうな。
ここは華厳宗であって真言宗の寺院のようです。

ふ~~~ん、な事も多いが、
拝観料を払って本堂へ。
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納経所で、
「あ、あの~、ここにO丸様というお方はおみえでしょうか?」
「はい、いますよ。いま作業中なので呼んできます」
「ありがとうございます!」
「それまで本堂でお参りしていてください」

靴を脱いで本堂に上がれば国宝のご本尊文殊菩薩さまがおられる。
五体投地礼で丁寧に心を込めてお勤めさせていただく。
最近いささかコツを掴んできたので、五体投地の際に膝が痛くないよ。

お勤めを終えたら若い僧侶の方がみえました。
「あの、O丸さまのお兄様ですか?」
「はい?」
「じじ実は先週香川県のお遍路宿で御舎弟さまとご一緒しました」
「・・・?・・・えっ、そうですか!」
「立派な学僧さまで、いろいろ教えていただけました」
「そうなんですか」

善通寺の専修学院の修行は厳しく、何人もいた同級生は皆脱落して
彼だけが残ってやり通したそうです。
なああるほど、さもありなん。
彼の柔道で潰れた耳を見て、強い意志の持ち主だと思っていました。

お兄様もこのようなご縁で、
文殊院を尋ねてきた人(遍路)には初めてだそうで
感慨深いと言われていました。

他の参詣者も本堂内に来られたので、
案内と解説をしていただく事にしました。
文殊院と阿部氏の関係、御本尊様の由緒などを滑舌よく語ってくれます・・・が
なんか高座で語ってくれているような感じです。
オチのない落語を聴いているような・・・・
あとで聞いてみたら落語もされているそうです。

もひとつ気になったこと。
彼のお話を聴いているとき、御本尊さまに灯されている灯明の炎が片方だけ
ゆらゆら燃え始めたこと。
ご本尊さまとのチャンネルが開いたのでしょうか。

この現象については、四国遍路の際に導師様とか眷属様に実際に
この現象が起きていること見させてもらったことがあります。

なにはともあれ、有難いことであります。

このあと、個人的に話を少々させて頂きました。
僧侶と修行、位階について。
「わしはよく僧侶になれ、といわれるのですが正座ができないので、ならないのです」
「私も正座は苦手ですね」
「わしは1時間と持たないのです」
「それは私も同じです。ただ、我慢しようとおもわず、あきらめることです」
「えっ?・・・・・」
「我慢しようと思うと辛いので、あきらめてしまうと、せいせいするのです」
「・・・うう~む・・・放下著ですか」
「まあ、そうですね」

「何事も極端にすぎると辛くなります」
「そうですね」
「ですから、中道がいいんですが、いちばん難しい」
「わしは四国遍路しているときだけは十善戒をまもろうとしています」
「ははは、それでいのです」

「出家僧と在家の間にいるのが中道かもしれません」
「たしかに、先達は僧と遍路の間に立っている存在ですもんね」
「遍路修行をきちんと積まれれば、また道が見えてくるでしょう」
「そうありたいものです。ありがとうございます」
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納経所にはICカードの読み取り機があります。
「こここれは、もしかしてカード決済機ですか?」
「そうです。もともとお寺というのは、最先端でなくてはならないのです」
「なるほど。いつのまにか形骸化してしまっていたのですね」

彼は自分の息子のような年齢ですが、
きちんと修行を積まれた僧侶の方と話すのは勉強になりました。


放下著(ほうげじゃく):臨済宗の教えで、「放下」とは投げ捨てる、の意味で、
煩悩妄想はいうに及ばず、仏や悟りまでも捨て去る、すべての執着をもたず、一切をさっぱりと
棄て去ること。全くの無一物に徹することは至難の業であります。



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このあとお抹茶と落雁をいただきました。

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次に弁天堂があり、そこで「魔除けおさめ札」7枚つづりをいただき、
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「○○がありませんように」と唱えながらお堂の周りを7回廻ります。
自分にとって、(何がありませんように)かな・・・

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少し寒いながらもよいお天気で
気持ちのいい参拝が出来ました。
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帰り道にはわしの好きな古墳で締めくくりましたがな。
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今日のこのご縁は、とても有難いものでありました。
これぞ、お大師様の繋いでくださったご縁でありましょうか。

おきらく遍路修行の旅 13巡目 76番金倉寺~83番根香寺

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13巡目も大詰めを迎えていますが、穴埋め遍路っぽくなっています。
ですからいよいよ結願、という気持ちが起きないかもです。

土日が仕事なので水木と休みです。


3月11日(水)

始発の新幹線で新大阪~岡山~坂出と移動します。
岡山からは、やはり学生の姿はなく、車内はサラリーマン達のみです。

「坂出駅前バス停」で、五色台方面のバスに乗ります。
0840発の玉越方面行きに乗る事だけ考えていましたが、
0820に「玉越行き」と表示されたバスが突然目の前に来ました。
2~3秒躊躇しましたが運転手さんに

「た、高屋に行きますか?」
「行きますよ」

慌ててバスの車内に。
予定どおり「高屋バス停」で降りる。360円ですが、
去年より値上げしているような気がします。
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五色台を望みながらスカイラインを歩く。
朝の空気は寒いが、登り道なので汗ばむ身体に冷たい空気が心地よい。
緩やかな道を登っていくと、眺望絶佳
遥かに瀬戸大橋の橋梁が見えます。
眼下の谷間には溜池を囲んで田園が広がる。
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鶯の声は聞こえないが、名も知らぬ鳥のさえずり
開きかけた桜の蕾、足元には水仙が群がって咲き誇っています。

ああ、この法楽

やがて白峯御陵への参道入口に来ます。
誰もいない。
緩やかな勾配の道を登っていきます。
まだ冬の気配を纏っている参道には草も生えていない。
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国分寺裏から真っ直ぐに登る遍路道の急勾配には泣かされるんですが
こっちの道は疲れない。
むしろ浮き浮きした気持ちになれます。

鼻歌歌いながら登ると、あっというまに白峯御陵に着きました。
ここの玉砂利に足を踏み入れると、いつも烏の鳴き声一声が聞こえます。
毎回毎回そうなので、眷属様のお出迎えなのかしらん。

御陵近くまで行くのは恐れ多いので、階段前で遥拝のみ。

梅雨時に来ると紫陽花が綺麗な参道を進み、
白峯寺へ着きました。

この札所も心地よい気が満ちているような気がします。
散々山を登ってきたのに本堂への階段が苦ではない。

なぜか?
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ご本尊の千手観音様の御利益でしょうか。
わしは子年なので、守り本尊さまなのです。今年は還暦で厄年なんです。
千手観音さんに助けていただいております。
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白峯寺から五色台の上を走る遍路道を根香寺へ歩くんですが
最初はいつもじめじめして滑りやすい。
この道は雰囲気が暗い、と言われる方もいますが
わしは陸上自衛隊演習場を過ぎたあたりからの道は気持ちよくて好きです。
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一瞬演習場からスカイラインへ出てみようかと考えましたが
やはり山道を歩きました。山道の気持ちよさが勝った。

最近雨が降ったのでしょうか、積もった落ち葉がぬかるんで
靴が盛大に汚れてしまいました。
やはりこういった事があるのでハイキングシューズよりも
トレッキングシューズが最適ですね。
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五色台山上の真ん中あたりに茶店があります。
いつもこの辺でお昼時になるので今日も寄っていこうかね。

・・・カツ丼
・・・・・を食べました。

さて、次に進もう。
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坂を下って遍路小屋にあるお接待のハーブティーで喉を潤し、
根香寺の駐車場が見えてきました。
駐車場には大型バスが2台

春はお遍路さんのシーズンやねえ。
ツアー客には本堂への階段はさぞ辛かろうて。
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いま12時半です。
結構早く進んでいる気がします。
ギリギリの予定で行動すると心の余裕がなくなるんで
余裕を持って行動できるようにしているつもりですが、
時々起きるアクシデントにも慌てず対処できるように修行を積みたいです。
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1時間ほど歩いて「一本松」から下界に降ります。
ここの擬似木材で固められた降り道は膝泣かせですねええええ
段差が急すぎるし、歩幅に合っていない。
長いダブルストックが必要ですね。
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道脇のあちこちに石が積み重ねられています。
ケルンのつもりなんでしょうか?
ここはハイキングコースなので、最初に誰かが作ると、後の人も
作るのでしょうか?

ふと後ろから人の気配がする。
脇に寄ったら、クロスカントリー風のランナーが駆け下りてきます。
こんな急な道を走って降りる?
わしにはとてもできん。膝が壊れてしまうよ。
彼は天狗様なんでしょうか。

下界に降りてきたら少し気温が高く、温かく感じます。
国分寺への曲がり道で、賑やかな3人連れ遍路さんがやって来ました。
2人は尼僧さん?深編笠を被っておられます。
ひとりは若い男性で、尼僧さんから盛んに世話を焼かれています。

いま3時過ぎ、これから五色台に登るとすると、どこに泊まるのかな?
禅喝破道場?
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国分寺に到着、ゆったりと参拝できました。
ダンタイサンも二組・・・根香寺にいたバスかな??

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ここのご本尊さまは霊験あらたかな千手観音さまで、
以前地元の方から癌平癒のお話を聞かせて頂きました。

残念ながらわしには何も感じられません。

大師堂も、とても霊気が強いお大師さまがおられるのですが
わしには何も見えないし、感じない。
しかし、結縁の綱があるので握って御宝号を唱えたら、
お大師さまとの御縁をいただけました!

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
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さて今日のお宿は
国分寺門前の「えびす屋」で、ほぼ定宿です。
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新型コロナとやらの影響で宿泊客のキャンセルが相次いでいるのですが
歩き遍路さんにはそういったのはいないと思います。

今日はわしと3名の若いお坊さんだそうです。
ん?
さっきすれ違ったのも3人のお坊さん??
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夕食のときにやって来た彼らに
「あの~、もももしかして、五色台登り口ですれ違いませんでした?」
「ああ、あのときの人ですか」
「えっ?もう降りてきたのですか?」
「サポート車が白峯寺まで来ていて、そこから国分寺まで降りてきたのです」
「ああ~、なるほど」

2人の指導の尼僧様は善通寺の方で、男性は種智院大学3回生で高野山専修学院の学僧さまで
卒業前のお遍路修行に来ているそうです。
どうりで若いわけだああああああ。
それにしても専修学院で1年間の修行をされてきたんですね。すごい。

有難いことに僧侶の方々と食事を共にすることができ、
この機会に疑問に思っていたことを色々教えていただきました。
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尼様は紺の作務衣を着て歩いておられたので、作務衣とお遍路装束について訪ねてみたら
やはり、拘っておられないようです。

「作務衣は作業服なのでお遍路装束ではない!」

と偉い優婆塞(うばそく)が声高に議論していたんですが、
修行を積んだ阿闍梨様は、そんなに拘っておられません。

どの方に聞いても作務衣を着てお遍路することには拘りはありません。
その上に白衣を着ればなおよし、くらいです。

信仰上の疑問点は、きちんと修行を積んだ僧侶の方に聞くのが一番です。
在家の優婆塞や、出家だけした沙弥(しゃみ)の言う事は、あてになりません。

更に興味深かったことは、
本来理趣教は、きちんと修行した者に師僧から伝えられるのですが
現代はネットや訳本の氾濫で修行をしていないものまで理趣教に触れる機会が溢れている。
これもある意味危険なことでしょうね。




優婆塞:男性在家信者、女性は優婆夷(うばい) 
     出家修行者は、在家信者の生活習慣などについて、聞かれれば懇切に教えますが、
     積極的にあれこれ制限・指導することはありません。

沙 弥:僧に属してはいるが、具足戒をまだ授けられず、僧伽の正式な構成員となっていない。
     男性であれば沙弥、女性であれば沙弥尼と呼ばれる。
     また、修行の足りない僧として沙弥、あるいは愚僧と自称する。




若い学僧の耳は潰れていた。
「失礼ながら柔道、レスリング、ラグビーをされていましたか?」
「わかりますか?中高と柔道をやっていました」
彼の耳をみれば、どれだけ一生懸命柔道と向き合っていたかがわかる。
わしは潰れた耳の人を見るのが好きだ。
娘の婿殿もレスリングで潰れた耳をしている。だから婿殿が好きです。

彼は奈良県の有名な寺院の御子息だそうな。
今度訪ねてみよう。



3月12日(木)
6時30分に朝食をいただき、45分にお宿を出発する。
お坊様たちはサポート車が迎えにきて白峯寺から始めるそうです。
道中ご安全に・・・
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「国分駅」~「八十場駅」と移動して天皇寺に行く。
7時を少し回った時間なので境内には誰にもいないよ。
昨日よりも寒い気がする。
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「八十場駅」まで戻って、そこから「金倉寺駅」まで列車移動する。
今日はここから金倉寺~道隆寺~郷照寺まで行く計画です。

金倉寺門前のうどん屋さん・・・は
まだ開いていない。そりゃ~そうやね。

朝早いがダンタイサンが二組境内にやってきました。
納経所はさぞかし混むでしょう・・・でも気にしません。
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ここは天台宗の札所なんですね。
大師堂には弘法大師、智証大師、縁行者さまたちがおられます。

更に更に
訶梨帝母尊堂への参拝は欠かせません。
娘と孫娘たちが大変お世話になっています。
おかるてんさんのお香を身体になすりつけ、
ザクロはないのでザクロジュースをお供えして皆の無事のお礼を言上しました。
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お下がりのザクロジュースを有難くいただいてから納経所に行くと、
まだまだダンタイサンの納経帳がフルヘッヘンドでしたが
個人の受付もしていただきました。

本堂ではダンタイサン達が大きな数珠玉をバチバチバチバチいわせています。
先達さんが
「あまり一人がずっと鳴らしていないように、あとの人が待っていますよ!」
しかして鳴らす御刀自様は何処吹く風、延々と鳴らしています。
やれやれ。
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国道をはさんだ向かい側にあるうどんやさんは・・・
やはりまだ開いていない。

田園地帯、住宅地を足元も軽く歩くと
道隆寺手前の民家の前に来ました。

殊更に錫杖をジャラジャラ鳴らしながらゆっくりゆっくり歩く



玄関には人の気配はない。
あきらめて通り過ぎようとしたら、近所の人がわしを見つけて
「○○さぁ~ん、お遍路さんですよ!」
とわざわざ家の奥に行ってお母さんを呼んでくれました。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

今日もお地蔵さまを頂く事ができました。
歩き遍路しか貰えない手作り地蔵さまです。
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道隆寺門前にも大型バスが・・・・
しかし納経所混雑のピークは過ぎています。やれやれ。
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ここから「多度津駅」まで歩き、列車で「宇多津駅」に移動する。
駅のパン屋さんで甘いパンやらカレーパンを買って
ホームでの待ち時間に昼食を摂る。

「宇多津駅」で降りて郷照寺に歩く途中の有名うどん屋は列が出来ています。
お昼近くなんで仕方がないでしょうね。

郷照寺に着いたら、先達同期のK村さんからメールが来ました。
「いま五色台です!」
彼も今日は休みなんですね。
こっちに来るそうで、郷照寺でお勤めをしていたら、
K村さんがやってきました。ほんと、御縁がよく繋がります。
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わしはここで予定終了、「宇多津駅」から引き上げる予定です。
その前に一緒に昼食でも、というんですが生憎いま正午

どこも一杯やろうなあああああ、と思いきや
例の有名店前の駐車場が一台分空いていますよ!
それに行列が途切れています。
ダッシュで店内に入れば、2人分の座るところがあった!

ぶっかけ天麩羅うどんをいただきました。
麺が太くてシコシコしておいしい。
時節柄、子供連れの人が多いような気がします。
店を出ると、また列ができていました。

パンとうどんで腹が満ちて、さて帰ろうかね。
「宇多津駅」まで送ってもらい、サンポートリレー号とマリンライナーを
乗り継ぎ、ひかり号で新大阪に帰ってきました。
今回も無事終わりました。

次回は翌週に焼山寺登りです。なぜいま?
それは、春になる前に柳水庵東屋にスズメバチトラプを仕掛けるためです。
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おきらく遍路修行の旅 13巡目 65番三角寺~67番大興寺 令和2年3月7・8日

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半年で一周する遍路予定計画は、昨年余分に多く廻った影響で、
2か月ほど前倒しで進んでいます。
ここに至ってはガツガツと廻らず、余裕をもってお遍路をするように心掛けることにします。
しかし、そうはいっても従来どおりガツガツとやってしまうのかなあ。

3月7日(金)
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新大阪始発の新幹線に乗って岡山駅に着くと、
四国方面のホームに夜行列車が居座っていて「遅延」の文字が電光掲示板に見える。

おや?またしても四国行きが遅れているのかなあ?
通勤通学の足である「快速マリンライナー」の発車ホームが変更されている。
いかん、「特急しおかぜ1号」も遅延するのか?
不安を抱えたわしは、とりあえず発車するマリンライナーに乗り込んだ。
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車内はいつもは通勤通学客でごったがえしているのに、座席に座れるよ。
なぜか?
それは学生がいないから。
新型コロナウイルスの影響で軒並み休校になっているせいです。
卒業式も無観客状態で実施されるし、入学式の開催も危ぶまれています。

それはさておき、
このままマリンライナーで「坂出駅」まで行って松山方面行に乗り換えるか悩んでいたら
車内乗り換え案内で、
「松山方面に行きたい人は『児島駅』で特急しおかぜに乗り換えです!」
とアナウンスがあった。
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おおっ遅延はないようだ。
「児島駅」で降りてしばらく待ち、やってきた「特急しおかぜ1号」に乗り
瀬戸内海を渡り、無事に「観音寺駅」に着きました。
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駅前の「観音寺市コミュニティバス停」から0852発の五郷高室線マイクロバスに乗る。
あらかじめ運転手さんにお遍路さんということを告げておくと
「谷上教育センター」手前の遍路道で降ろしてくれます。

ここから雲辺寺ロープウエイ駅まで約4kmの山道を歩いて登る。
のどかな山の集落を歩いていくと、
もう春なのかなあ?鶯の声も聞こえてきます。
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しかし気温が冷たい。手がかじかんでくる。
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寒いながらも登り路だと身体が温まってきて、さらにうっすらと汗ばんできます。
汗で濡れた服のまま雲辺寺山頂にいくと汗が冷えて寒いやろうなあああああ。
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ロープウエイに乗ったら、目の前に座っている女性から声がかかった。
「歩き遍路ですか?」
「あ、はあ」
「もう何周も廻っているんですよね?」
「あ、はあ・・いささか」

輪袈裟の「権中先達」の印を見たら少なくとも6周は廻っているのが分かるはず。。。

皆が分るという訳ではない。

始めたばかりのお遍路さんはよほど勉強していなければ
「先達」の存在とか、何周廻ると資格を得るのか、
そんなことは知ったこっちゃない。

現に昨年弥谷寺で、お遍路ビギナーのおじさんから
「もう般若心経覚えたか?」なんて言われました。

知らぬとは恐ろしいことで
彼らもお遍路の経験を積んだら初心の頃の失礼と思われる発言について気づくでしょうね。

ついでだから、歩き遍路の印である赤バッチについても気づく人はほとんどいない。
ツアー、車遍路さんは当然赤バッチについて知らない。
50周100周廻っても知らないだろう。
「そんなこと知っているけど」
とむきになって言う人もたまにはいるでしょうね。

また、アドベンチャー歩き遍路のおじさんたちは一周廻ってそれでおしまいなので
赤バッチをもらってもそれで四国には来ないし、
更に歩きを何回もする人は少ない。

ですからごくまれに「あ、赤バッチの先達さんですね」といわれると嬉しい。

まあ、歩きでも車でもツアーでも、
どれが偉くて偉くないかを論ずるのはナンセンスです。
大切なのは、いかに真摯にお遍路に向き合うか、です。

顔つき、姿かたちが違って見えます。
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閑話休題


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やはり雲辺寺境内の日陰になる部分は白い。
気温0℃ですって!
おお、寒い寒い。
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本堂の扉も閉まっています。石造りの千手観音様を拝めないのは残念至極であります。

下界に降りてきたら、少しは暖かいですね。
ここから67番大興寺まで約10km、歩いて降ります。
昼食の時間を省略するため、乾パンをポケットに入れて齧りながら歩く。
時々喉が詰まるので水が必要です。
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住宅街の道路をひたすら歩くのはつまらないですねええええええ。
こんな時は携帯ラジオがお供です。
電波の伝搬状況とかで聴くことのできる局は限られますが、
それでも思いがけず興味深い番組で出会えるので楽しい。
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いい加減疲れてきたころに67番大興寺に着く。
駐車場には大型バスが到着し、大きなカバンを抱えた人が小走りに駆けていく。

さてさて、混雑を避けて大師堂からお勤めをしようかね。
本堂のお勤めも済んだころ、もう一組ダンタイサンがやってきました。
その様子を境内のベンチに腰掛けて眺める。
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なぜ眺めていたか?

それは時間が余ってしまったから・・・・
計画ではここから500m離れた「大興寺口バス停」からコミュニテイバスに乗って「豊浜駅」
まで行く予定なんですが、まだ2時間余りある。
時間がないよりもあったほうがいい。

さてどうしようかな?
じゃあ少し歩くか!
先へ先へ、バス停を眺めながら国道を歩くが、コミュニテイバスは住民の多い路線を走るために
時々路線が脇道にそれてしまう。
(あれ?バス停がなくなった・・・)
時々心配になってスマホの地図アプリとにらめっこしながら歩く。

足が疲れてきた。
バス停を国道上に再び発見してひと安心

もうこの辺でバスを待つか・・・あと30分
バス停わきにしゃがんでぼ~っとしていたら、
向かいのお店の人から有難いお接待をいただきました。
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南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

時刻どおりやってきたバスに乗ってJR「豊浜駅」に行き
そこから「伊予三島」まで移動する。

今夜のお宿は伊予三島の民宿「大成」です。
ここは3部屋しかないのですが、女将さんと料理がとてもいいところです。
わしは、なるべくここに泊まれるように予定を組んでいるのです。

今夜の宿泊は、歩きのわしともう一人、素泊まりの車遍路さんです。
しかし、夕食の時間になっても、歩き遍路さんは来ません。
せっかく用意した食事が無駄になってしまいました。
人に迷惑をかけては遍路の意味がありません。
また、社会人としても常識外れの所業であります。
予約をすっぽかす人は満願してもご利益はない、と断言します。

今日は真面目に歩いたので美味しい夕食と僅かの麦泡般若湯を頂いたら
猛烈に眠くなってきて、8時前に寝てしまいました。
途中おしっこに一度起きたのみで翌朝5時まで眠りこけ・・・・



3月8日(土)

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6時半に朝食を頂きました。
車遍路さんは既に出発したようであります。

ここの卵焼きが美味しいんですよ!

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また次回の宿泊を約して、
お宿向かいの「三島口バス停」0747発のバスに乗って
「三角寺口」バス停で降りる。
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ここから山道を歩いて1時間です。
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山里に咲く梅の花の香りを楽しみつつ、
心地よい冷気の中を歩いて登ると汗ばんできます。
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さて帰りのバスは1252なので、3時間ほどある。
三角寺でゆっくりゆっくり過ごそうかね。
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ここの弁天様はとても強い力、と聞きますが
凡人のわしには何も感じられない。悲しきかな、悲しきかな。

日陰だと寒いので、日の当たる大師堂脇の濡れ縁に座り込み、
じっとしていると眠気がやってきてうつらうつら・・・・
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なんとも心地よい時間を過ごすことができました。

あとは予定どおり「寺山口バス停」まで降りて「伊予三島駅」へ行き、
列車に乗って岡山~新大阪と無事に帰ってきました。
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いつもは外国人観光客でごった返す新大阪駅も、土曜日というのに閑散としていました。
この状況はいつまで続くのでしょうか?

次回は五色台、善通寺市内遍路です。
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お気楽遍路修行の旅 13巡目 54番延命寺~64番前神寺 令和2年2月4~6日

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2月4日(火)

今日は新大阪駅始発に乗り、いつものごとく岡山経由でお四国に入国する。

そして

今治駅で降りて、駅前バス停2番乗り場で大三島行き急行バスに乗る。
今回は大三島にある大山祇神社に行くのです。

今治の札所、55番南光坊の由来を辿ると、大山祇神社に行き着く。

それも、南光坊隣にあるのは別宮であって、本宮は大三島にある。
小説「神様の御用人」を読んでいると、大山祇神社関係が登場する頻度が多くなる。
それもそのはず、

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2600年前、神武天皇御東征にさきがけて、大山積大神の子孫小千命が先駆者として
伊予国に渡り、芸予海峡の要衡である大三島を神地と定め鎮祭したことにはじまると伝
えられます。

御祭神は大山積大神で天照大神の兄神に当り、天孫瓊々杵尊御降臨に際し、御子女神木
花開耶姫命を皇妃として国を奉られたわが国建国の大神で、山幸神(山林・鉱山の神)、
和多志神(航海の神)、大水上神(地水、稲作の神)、塩筒神(陸上・海上交通の知識神)、
事勝国勝長狭神(戦勝の神)が祀られ、地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を
守護し給う神なのです。

古代より日本国総鎮守と尊称され、朝廷を初め国民の崇敬は各時代を通して尊崇篤く、
伊予国一の宮に定められました。
明治以降は国幣大社に列せられ四国で唯一の大社として尊崇されております。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

そんなすごい神社が今治の先、大三島にありながら訪れませんでした。
今の心境でいう「縁がなかった」からでしょうか。

平日に3連休を頂いたので、今治遍路の前に大三島に行ってみようぞ。
うん、そうしようそうしよう。
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「今治駅前バス停」から急行バスに乗って約1時間、「大山祇神社バス停」で降りる。
おお、ここか。
平日ながら参拝者、観光客の姿がちらほら見られます。
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境内には樹齢2600年と伝えられる大楠がどっしりと構えています。
神様とのチャンネルを開くことができる人は、もうこのあたりからビンビンと
感じるんでしょうが、およそ凡人のわしには見事に何も感じられません。
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悲しきかな、悲しきかな、悲しきかな・・・・

それでも本殿では祝詞をきちんとあげて六親眷属の平穏無事をお願いします。

本殿の右から出て、今日のお目当てである「東円坊」方面に歩く。
くねくねとした農道を歩んでいくと、足場が組まれた建設現場に出ました。
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どうやら本堂を立て直しているようです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
神仏習合の時代、大山祇神社の別当寺として24坊が建てられ、大山祇神社の本地仏
である大通智勝仏を本尊として祀っておりました。
神々は仏や菩薩が色々な姿で現れた化身「垂迹身」である、とされ大山積神の本地仏が
大通智勝仏でした。

今では、南光坊と東円坊の2坊だけが残ります。

今治にある大山祇神社別宮と南光坊の由来については、お遍路さんたちの人口に膾炙し
ているため割愛します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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東円坊は、南光坊の奥之院として解釈されていますが、ちょっと苦しい解釈かな?
南光坊は別宮の別当寺、東円坊は本宮の別当寺として位置づけられています。
無理に奥之院を設定する必要はない・・・と考えながら歩いていたら

「大山祇神社奥之院」の看板があり、行ってみました。
「生樹の御門」をくぐって、奥之院へ。御本尊は阿弥陀如来です。

さて帰りのバスまでしばし時間がある。
昼食を食べましょうかね。

ここは魚が美味しいということなんですが、神社前の店は行列ができています。
ですので駐車場近くの土産物屋奥のレストランで「漁師丼」をいただきました。
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この間にも観光バスが到着して老人たちがドヤドヤと降りてきます。
レストラン内もダンタイサン用の食事の用意ができていますがな。

バスに乗って「今治駅前バス停」まで帰ってきまして、
今日宿泊の駅前のBHにリュックを預かってもらい、身軽になり3kmくらい歩いて
54番延命寺まで行きました。
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冬の遍路道は静かで、冬の空気が満ち満ちています。
晴れた空を仰ぐが、今日は龍神様のお姿はいない。
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延命寺本堂の板塀には何もおられない。
いつだったか、ここにお不動様の横顔が見えたのですが・・・・
今日は神様のところに行ってきたから、お不動様は出てこられないのかな?

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もと来た道を戻り、55番南光坊に来ました。
おっと、その前に大山祇神社別宮を参拝し・・・

大通智勝仏の御真言は「おんあびらうんけんばざらだどばん」です!

なぜ大日如来の御真言か?
これは大通智勝仏は大日如来の化身であるからです。
関西先達会の時に南光坊住職がそう説明されていました。


閑話休題

高野山別院の案内板に引かれて、ついふらふらと行くと。。。
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今日はここまで。
あたりの気温も急に下がってきました。
お宿にチェックインして夕食に行こう。
ご当地B級グルメを食べに行きたいんですが、駅前からはちょっと遠いなあ。
仕方がない、ファミレスに行くことにします。
温かいご飯が食べたい。
コンビニのレンジで温めたものは味気ないのです。
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2月5日(水)
6時にホテルを出る。
駅前のコンビニで朝食を買い、食べながら歩く。
買ったのは「お赤飯」と「わかめご飯」お握り。
これ、お遍路最初のときに買った食料です。

以来、何を買おうかな~?と迷ったときには必ず買います。
ゲン担ぎというわけではないのですが・・・・
あ、あとおやつにはスニッカーズです。
これも変わらない。

今治駅前から56番泰山寺までは民家の間を通るんですが
あたりは暗いので遍路シールが見えない。

この道は少なくとも10回は歩いているので、
なんとか周囲の雰囲気で道が判るようになってきています。

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夜明けの境内には近所の方が朝のお参りに来ています。
寺社は、こういう素朴な信仰心に支えられているんですね。

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栄枯盛衰世の習い、といえばそうなんですが
お四国は、どんどん過疎化しているような気がして仕方がない。
わしも四国に移住したいと考えているのですが
家内から強行に却下されています。うう~む。

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川は寒風が吹いているのですが、菜の花が咲いています。
いやが上にも春はもうそこまで来ているのでしょうか。

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57番栄福寺境内にも誰もいない。
納経所にもいない。呼び鈴を押してしばらく待つ。
こんな寒い冬の朝に来る酔狂な遍路はいないんでしょうねえええ。

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朝の冬の遍路道を黙々と歩く。
しかし今年は暖冬なので雪の姿はない。
遍路をやっているときに雪が積もっているのを見たのは
内子から久万高原への道だけだったか。
舞い散るのを見たことはあったが・・・

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わしのお気に入りの風景は、これ。
歩き遍路の醍醐味です。

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内海源介の墓も、いつもどおり佇んでいる。
彼が昇天するとき光に包まれたというのは、単に酸欠の際の影響であると、以前に書いた。
目の細胞は酸欠の際に最後まで働きを失わないから・・・・

な~んて理屈をつけながら墓を見た。
これも歩き遍路の醍醐味

わざわざ車を停めて遍路道を下って墓を見に来るクルマヘンロも僅かにいるかも?
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仙遊寺山門をくぐり、石段を登って御加持水で喉を潤していたら、
降りてくる参詣者がわしを見つめている。
「?」
「以前お会いしませんでしたか?」
「え?もしかして地元の写真家の方ですか?」
「そうです。しかし、恰好いいですね~!」

(え?ななな何がかなあ?)

彼から見たら、お遍路装束が格好いいと見えたのですって。
確かに、お遍路始めた頃と比べて、容姿と纏っている空気感は違うと思う。

色々ジャラジャラとつけてはいるし、柿渋塗った傘は破れかけているし。
傷のいった錫杖突いているし・・・・

そういえば最近お接待に会わなくなった。
何故かと尋ねてみたら
「お遍路姿に隙がないからですよ、きっと」
と言われたことがある。

最初の頃と今のわし、さらにこの先のわし、どのくらい変わっていくのでしょう。

今回は後ろ姿の写真を撮っていただきました。
福田恵峰さんオリジナルの白衣です。

仙遊寺境内にあった大師堂横の建物がなくなり、できた広場では、護摩を焚いた跡がありました。
さらにその奥にはバスケットのゴールが鎮座しています。
住職のお孫さんたちが使うのでしょう。

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納経所では、豆まきの時に撒いた福豆をいただきました。
「車の中で食べてください」
「い、いえ。わしは歩きなんで・・・歩きながら食べます」

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ここの山道も好きな道です。
滑りやすいのが悩みですが・・・

下界に降りてきて、おなじみのパン屋さんでお昼のパンを買おうと思いきや、
「本日臨時休業」

ああっ

このまま閉店にならねばいいんですが。
最近あちこちのお気に入りの店などがなくなっているので気になる。
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「伊予桜井駅」から「伊予小松駅」を列車で移動し
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駅前の門前道を62番宝寿寺を目指す。
最近、宝寿寺が四国八十八ヵ所霊場会に復帰したとか。
86番志度寺が買い取ったとか、色々言われているが、わしにとっては
最初から宝寿寺が62番札所です。納経帳にもここの御朱印しか押されていません。

なぜって、この場所には過去幾千幾万の巡礼者の祈りが籠っているのですから。
唯一残念なのは本堂に向かってお勤めしたいということです。
それもそのうち復活してくれないかなあ。

納経所で300円払う。
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道沿いにあるラーメン屋さんで昼食を摂る。

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61番香園寺第2駐車場には閉じられた建物がポツンと佇んでいます。
愚かな人間の性を、十一面観音さまはどう見ておられるのでしょうか。

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本堂にはわしの孫くらいの子供を連れた親子連れがいます。
ここは子安大師さまがおられたんだっけ。
このくらいの子供を見かけると、ついつい目を細めてしまう爺のわしなのです。

やがて誰もいなくなった本堂

大日如来の正面にぬかづき、家内安全の祈りを捧げる。
すると、以前土佐の神峰神社で感じたのと同じような耳鳴りが脳の奥に伝わってきます。
違うのは神社ではシャープな感じ、ここでは温かみを感じる耳鳴りです。

正座をしていたら足腰が痛んできたので
椅子に座らせていただき、しばらく瞑想状態になりました。

ああ、だんだん神仏からのサインを受け止められるようになってきたんかなあ。
神仏からのサインは、受けようと身構えていたらなかなか感じません。
あるとき突然とやってきます。
その突然とは、作為のない作為の状態でしょうか。

「すべてを帰依します」

という心の状態でしょうか。
邪心があったらあかんのやろうね。


今夜のお宿は「ビジネスホテル小松」
肉屋さんの経営しているお宿です。
以前にも泊まったのですが、ここを起点にして60番横峰寺を目指して連泊するといいことがあります。

なぜって?
それはね、最初の日の夕食はしゃぶしゃぶ。
翌日の夕食はすき焼きなんです。
わしまだここには連泊していないのですきやきにはありついていないのですよ。
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今日の宿泊者はわしと、年配の御刀自さま。
聞けばわしの母親と同年代のようです。
明日は横峰寺に歩いて登ると言っていました。

今、横峰登山バスは冬季の休業期間なので歩きで登るのはしかたがないとしても、
80歳を超えてなお歩いてお遍路するのは大したものです。

今夜はいささか疲れていて、お酒を飲む気分ではないので夕食を終えたら部屋に帰って
さっさと寝ました・・・・


2月6日(木)
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お宿を6時半に出て、
63番吉祥寺へ歩きます。まだ空は暗い。
国道沿いにしばらく進むと、やがて着きました。

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手水舎脇の水槽に氷が張っていますよ。
今年一番の寒さかもしれません。

ライターで燈明に火をつけようとするのですが外気温が低いためガスの圧が低く
なかなか点きません。
おまけに手がかじかんでいるのでうまく扱えず、時間がかかってしまいました。

ここから64番前神寺までは国道を離れて山沿いの遍路道を歩んでいくと、
地元の道行く人たちから、しきりに挨拶をされます。
やはり遍路道を歩むお遍路さんは、日常の風景なんでしょうねえええええ。
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今日は一円玉をいささか用意してきました。
シュワッチ、ペタリの成功率は33.3%といったところでしょうか。
めでたし、めでたし。
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鐘楼堂から大師堂上空を望むが、今日は曇り。
残念ながら龍神さまは顕れませんでした。


今回の予定はこれまで!
まだ朝なんで、もうひと頑張りすれば65番三角寺にも行けるのでしょうが
あまりガツガツと先を急ぐのはやめにしました。
心に余裕をもつ、というのが13週目の願いなのです。

そのおかげで、大阪のねぐらに着いたのは午後3時で、
心豊かに旅の余韻に浸ることができましたがな。


今月のお遍路はこれでおしまい!
2月後半は孫とのひな祭りを楽しむことにします。

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おきらく遍路修行の旅 13巡目 18番恩山寺~22番平等寺 令和2年1月31日~2月1日

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自分にとって遍路とは
札所に行くまでが遍路なんだと強く感じます。
遍路道にこそ修行の場が存在している。

色々考えながら、色々思いながら、色々感じながら歩く。
高尚な事は思い浮かばず、つまらない事ばかり心に浮かぶ。
これは自分の本質を知るのにいい機会です。

山を登っているときは登る事しか考えなくなる。
これは一種の禅定状態である。
やがて山頂に至ると視界が広がり、認識も広がる。
やがて浮かんでくる思考も前向きなことになる。

ああ、法楽であります。

お遍路旅を重ねてくると色々な課題が自分に与えられる。
徳島駅前の初めて利用したホテルでは、フロントへの入り口が分りにくかったり
フロントウーマンの対応が素人臭くて一方的だったり
これにいちいちイラつく自分がいる。
心乱れる自分に向き合う必要がある。十善戒を思い出せ!
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真っ暗な遍路道は冷たい風が吹いていて寒い。
目の前がはっきり見えない道を進んでいく。
道しるべを見落としがちになり、
今までの経験をもとに道を辿る。

次第に明るさを増してくる東の空は自分に進む道を
おぼろげながら示してくれます。
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すっかり明るくなったところで札所に着く。
誰もいない早朝の境内は空気が澄み切っていて、しかし神社のようなクールさはない。

気温が低すぎてライターの火がつきにくい。
いちばん短い蝋燭を使っているのでお勤めの間に燃え尽きてくれる。
いまお気に入りの線香は伽羅の香りです。
風向きによっていい香りが漂ってきて、これまた法楽
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山道を歩くと色づいた柑橘の実がなっている。
しかし種類が多すぎて何の実かよくわかりません。
地面に落ちた実を拾って食べようかと思ったら固くて、大きい。
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門前街はまだ開いていない。
気になるお菓子屋さんもまだです。
毎回固定してしまっている遍路計画では、ここを通る時間は朝早い。
いつか少し時間をずらして歩く余裕を持ちたいなあ。
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今回の計画は
 徳島駅始発
  ↓JR
 南小松島駅
  ↓歩き
 18番恩山寺
  ↓歩き
 19番立江寺
 立江駅
  ↓JR
 南小松島駅
  ↓バス
 生名
  ↓歩き
 20番鶴林寺
  ↓歩き
 21番太龍寺
  ↓ロープウエイ
 民宿碧

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鶴林寺へ向かう山を見れば、抜けるような青空
だんだんと気温もあがってきました。
でも寒いですね。
鼻水が垂れてくるので手鼻をかむ。
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山登りをするときは小幅で歩くのが疲れなくていい。
前半の登り道は傾斜が緩やかなので疲れにくく、軽快に登ることができます。
しかし、調子に乗らず淡々と登り、後半の急坂に備える。
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ほとんど意識することもなく石畳の遍路道に出る。
ここまでくれば、もうひといき。

山門をくぐったら賑やかな音楽が聞こえてきました。
工事車両が来ていて、作業員さんたちが昼休みにゲームをしていた音でした。

本堂の右横には大きなお地蔵さまが立っておられ、
じっとこちらを見ています。
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またしてもお地蔵さまの目につかまり、しばらくそこに佇んでいました。
突然強い風が吹き渡り、木々の梢が激しく鳴る。
ああ、この空間・・・・

チョコレートとカロリーメイトをお茶で流し込んでいると
汗が冷えて冷えて寒い。
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早々に太龍寺へ向けて急なくだり坂を歩む。
ここでも丁石地蔵さんが出迎えてくれます。

今日は遍路道では誰にも出会わない。
ガイジン遍路さんもシーズンオフなんでしょうか。

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集落に出て、今日は橋を渡って真っ直ぐ太龍寺を目指します。
迂回してのカモ道もいいんですが、今日は太龍寺を越す予定なのでまっすぐ行く。
この登り道も、前半は緩やかな登り道で、
ほんと上までこの道だったらいいなあ、と思う。
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が、そうはいかない。
後半からは丸太階段の道が延々と続く。
階段の道は自分の歩幅に合わないと辛い。
いつの間にか登ることだけに神経が集中しています。
雑念が次第に消えていき、下衆な想いが散っていく。

そうしたら車道との合流点に出ました。
おお、あとひと息です。
脚の疲労も心地よく感じる。
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リュックを降ろすと汗で濡れた背中が冷えるので背負ったまま
お勤めをします。
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本来、「背負ったもの」を降ろしてお勤めをするのがよいそうです。
でも今日は許してください・・・
手もかじかんでいてうまく動かない。
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よく見たら白く細かいものが舞っています。
おお、雪か。
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今年は暖冬なのですが、
一年のうち一番寒い時期ですもんねええええええ。
もっと雪があってもいいはずなんですが、今年はこれくらいでしょうか。

降りはロープウエイで、下界では今夜お世話になる民宿「碧」の女将さんが
迎えに来てくれています。ありがとうございます。

お宿に着いて温かいお風呂をいただき、
般若湯をいただいたらコロンと寝てしまいました。
山をふたつ登ったので疲れていたんでしょう。
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翌朝はワンちゃんの「あけび」くんと遊んで
平等寺まで送ってもらいました。
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先週晋山式と初会式が華々しく行われた境内は
いつもの平等寺に戻っています。
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かねてから行きたかった裏山の白水山にある
ミニ八十八ヶ所へ行ってみました。
よく整備のされている参道には点々と御本尊様の石仏がおられます。
40番まで来てみたら・・・
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おや?道はどこか?
先週の大嵐のせいか?道がわからなくなっています。
あたりをつけてこの道か?
下ってみたら石仏の姿は一向に見えません。
竹薮の道を下っていくと。墓地に出ました。
ああ~、間違ったんやなあ。
今更後戻りできん。
下界まで降りてみたらお寺から1kmくらい離れたところにでました。

次回来たときは逆打ちしてみましょうかね。

JR「新野駅」まで歩き、そこから「徳島駅」まで戻る。
高速バスチケットを買い、時間までに昼食を・・・
と思ったら、またしても修行になった。

なぜか、自動券売機にお札が通らず、やっと通ってボタンを押したら
「すいません、それ売り切れなんです・・・」
「えっ」

あきらめてハンバーグの美味しい店に行ったら今日に限って
「できるまで20分以上かかります・・・」
「えっ」

あとは、11時開店の店ばかり・・・
ああ、平常心を保つのに苦労しました。

今回の旅は最初と最後に心乱される事象があった。
「平常心を保て!」
というお告げなのでしょうか。
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おきらく遍路修行旅 13巡目 38番金剛福寺~43番明石寺 令和2年1月26・27日

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1月は年末年始の連勤の代わりの休みが多い。
なので、今月2回目のお四国行きです。来週末にも予定しています。
ちょっと飛ばしすぎかなあ~?

どこかで休みを取らないと、気持ちも予算も足りなくなる・・・
その分お四国以外のところに行くか?
いや、孫の相手をしにいくか・・・?

閑話休題


1月25日(土)
この日は午後に仕事明けなのでダッシュで新大阪駅に走る!
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新幹線~特急南風号~特急あしずり号を乗り継いで中村までなだれ込む。
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駅弁食べながら6時間の列車の旅を楽しみましたがな。

日の暮れた小雨降る中村駅前のホテルに転がり込む。
今夜の夕食はコンビニ弁当をモソモソ食べてさっさと寝ます。


1月26日(日)
今日は8時20分の足摺岬行きの路線バスに乗るので
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朝食はホテルで食べる事ができます。
ご飯をお替りして・・・

さて今日のお天気は、曇り
中村駅前で龍神の祝詞をあげてご挨拶をします。
「どうか雨にあいませんように」

路線バスには日曜日なので地元の人達はあまり乗ってきませんね。
なぜか?
それは病院がお休みだから!

車内には若いお遍路姿の若者がいます。
あまり人と関わりになりたくない雰囲気の人のようで、声はかけない。
彼、どこで降りたらいいのかキョロキョロしていますが、余計なお節介はしない。
この先延光寺まで一緒でしたが、彼から接触を避けてきたので
お節介はやめておきました。
バスの揺れが心地よく、眠気が襲ってきてしばしまどろむ。

38番金剛福寺には参詣者はまばらで、
観光客らしき親子連れが二組

今日の気温は春先の暖かさですね~。
本当に節分前の気候やろうかと疑ってしまいます。

ここのご本尊さまはとても力が強いと聞いていますが、
修行の足りないわしにはご本尊さまからのサインが届かない。
わずかに本堂前に立つと軽い耳鳴りがする程度ですがな。
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門前でいつもの鯖漁師漬け定食をいただき、宿毛行きのバスに乗り込む。
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バスに揺られる事2時間と少し、
「寺山口バス停」で降りる。
そこから歩いて39番延光寺に到着
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ほんと、この季節はお遍路閑期ですね。
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ここから宿毛まで2時間かけて歩いて行けばいいんですが、
わしは土佐くろしお鉄道の「平田駅」まで戻り、
1時間時間を潰し、やってきた列車で「宿毛駅」に着く。

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宿毛の駅で何が悲しいかって、
駅舎にあった地場産品のお店がなくなっていたこと。
ここはね、三原のドブロクを各種置いていたんですよおおおおお。
ここで数本かって家に送って飲んでいたんですよ。
家内は「私はドブロクっていまいち!」
とは言いながら、家に帰ったときには空の酒瓶が数本転がっていました・・・

宇和島行きのバスに乗り、「城辺営業所バス停」で降りる。
地元の友達が家に泊めてくれるのです。
温泉に連れて行ってもらい、そのあと居酒屋で一杯飲む。
彼とは同い年なので共通の話題があって話が弾む。
お遍路長いことやっていると、友達が増えてきて旅の楽しさも増すね。


1月27日(月)
今日の予報は何処を見ても降水確率は終日90%
久々の雨遍路です。ポンチョのお世話になるかな?

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朝まだ早い40番観自在寺の境内に咲く梅の香りを楽しむ。
そういえばここの通夜堂は閉鎖になったそうです。
どうしても、という人には宿坊の一角を2000円で提供するんですって。
通夜堂をあてにしていた野宿ガイジン遍路さんたちは困惑するでしょう。

札所前の「平城札所前バス停」から宇和島行きバスに乗る。
今日は平日なので通学の高校生の姿が見えるが朝早いので満席ではない。

テスト期間なのかな?
膝の上にノートを開いているが、いつの間にか眠りこけている。

今日は平日なので仏木寺方面行きのバス便が沢山あります。
「務田バス停」まで行って、そこから歩くんですが・・・
すごい風です。
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幸い雨は霧雨くらいで雨具を着るまでもない。
しかし半端ではない風です。
41番龍光寺までの道は、遮るもののない田園地帯なのでもろに風を受ける。
菅笠は風の影響を受けやすい。
手で押さえていてもミシミシたわんでいて、五徳が剥がれそう!

あたり一面風の音が響き渡る。
何だこの感覚は??
そう、春の嵐やなあああ。
まだ節分前なのに。今年の雪はもう見られないかな?

龍光寺の納経所には久々に奥様がおられました。
「お身体のお加減はいかがですか?」
「脚はいいんですが、あちこちにガタがきて」
「わしも今年還暦なんで、あちこち痛いです」

駐車場のトイレを使って出たら、
いつもは気にしていなかった遍路道案内板が気になった。
墓地の方に上がっていく道です。
いつもは正面の参道を通って鳥居の方まで行くのですが
今日はこっちに行ってみよう!
どんどん山の上に上がっていきます。
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おお、遍路道やねえ。
でも雨で濡れていて足元がすこぶる悪い。
なんどか足をとられて転びそうになります。靴が泥だらけ!
遍路道に浮かれて気分よく歩くと、国道に出ました。

ここから仏木寺までの道は追い風です。
菅笠を風に煽られることもなく、快調快調
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42番仏木寺ではゆっくりゆっくりお勤めをしました。

さてここから歯長峠を越えようか・・・
でも交通案内で「歯長峠は崩落の恐れあるので注意」が見えた。

ああ~、心が折れた。

ちょうどバス便があるので
「仏木寺バス停」~「森ヶ鼻バス停」で降りて800m歩き
JR「務田駅」から「宇和島駅」まで行く!

よく考えたら仏木寺から「務田駅」まで直接歩いてもよかったんですがね。
まあいいや、今後の参考になる。

「務田駅」に着いて、列車を待つ。
・・・・列車到着時間になっても来ない・・・?
う~ん、
おそらくこの強風のなか、倒木の可能性もある。
実際に、駅の先の線路上に竹の木が倒れている。これもいかんなあ。

20分待ったが列車が来ないので諦めて500m先の「務田バス停」に行き、
バスで宇和島まで行くことにします。
ちょうど霧雨になり、バス停には屋根もないので近くの民家の軒下で
雨宿りしながら待つこと15分、バスは予定どおり来ました。
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「宇和島駅」に来たら、風は更に強く吹き荒れていて
いろんなものが飛んできますがな。
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駅舎の自動ドアは手動になっていて、すこぶる不便です。
どうやったら開くのか悪戦苦闘している人がいますよ。

予土線は、倒木の影響で30分の遅延だそうです。
これから行く卯之町までの路線は今のところ大丈夫です。
駅舎のパン屋さんで・・・ありゃ?閉店しているよ。
コンビニでパンを買い、待合室で昼食を食べる。

待合の時間も、ホームには轟音が響き渡り、風が吹きぬける。
その都度色んなものが飛んで来てヘルメットを被った駅職員さんが回収して廻る。
列車の遅延も仕方ないなあ、とすこぶる平常心で嵐を見ていました。

特急宇和海に乗って「卯之町駅」に着きました。
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このころから細かい雨が降り始め、ふれあいの森方向から明石寺を目指す山道
から雨脚が激しくなってきましたが、木が雨を遮ってくれるので
ポンチョを着るほどでもなし、

43番明石寺本堂に着いてお勤めを始めたら雨が切れ、
雲の隙間から日が差してきました。
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ありがたや、ありがたや。

納経後、龍神の祝詞をあげてお礼言上しました。
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今日のお宿は駅前の「まつちや」さん
ここのお宿の廊下には、宿泊のお遍路さん達から寄せられた
書や絵画、彫刻などが飾られています。
前回泊まったときに、わしも「明石寺の絵を持ってきます」
と約束したので、リュックの底に濡れないように包んで持ってきていました。
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女将さんに喜んで頂き、わしも嬉しい。
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今夜は3人の宿泊者
九州からの旅行者の女の子と、連泊の仕事の人と、わし。

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今夜の夕食はボリューム満点で
鍋焼きうどんだけでも充分な量です。
女の子は全部食べきれなかったようです。
見てみると、そっとお握りを作っておかずにかけられていたラップで包んでいました。
明日の食事にするのかな??

彼女は20代でしょうか?
「お遍路って、なんですか?」
うう~む、お遍路宿ながら、お遍路を知らない人がいても仕方ないかな?
わしも20代の頃はお遍路さんのことを知らなかったもんなあ。
ここで「お遍路さん」というワードに触れたことが何かのきっかけになればいいなあ。

部屋に帰る前に踊り場においてあった本をとると
昭和62年講談社発行のお遍路ガイド本です。
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各札所の写真と説明書きが興味深い。
そおおおかああああ、30年以上前の八十八ヶ所の風景はこんなんだったのかあ。
62番宝寿寺の本堂って初めて見た。
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この本、欲しいなあ。
帰ったら古本サイトで検索してみよう。


1月28日(火)
今日は帰るだけの日です。
卯之町バスセンターから、大坂梅田(ハービス大坂)まで
およそ6時間のバスの旅でした。


今回は余裕を持って行動できたので、心にも余裕が出来て
あまり焦らずにお遍路を楽しむ事が出来ました。

さて、今週末は鶴林寺・太龍寺山越え、
その翌週は平日3連休で大山祇神社参拝、今治~西条遍路です。
毎週毎週お遍路なので、この先は少し休もうかなあ。。。。
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プロフィール

おきらく道場主

Author:おきらく道場主
柔道弐段剣道弐段腹参段のあやしい絵描きのおやじです。

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